JP2572995Y2 - 座椅子 - Google Patents

座椅子

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JP2572995Y2
JP2572995Y2 JP1992091016U JP9101692U JP2572995Y2 JP 2572995 Y2 JP2572995 Y2 JP 2572995Y2 JP 1992091016 U JP1992091016 U JP 1992091016U JP 9101692 U JP9101692 U JP 9101692U JP 2572995 Y2 JP2572995 Y2 JP 2572995Y2
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Inventor
晴也 片田
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株式会社喜久丸商会
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、座面の両脇に肘掛けを
兼用する収納箱を設けた座椅子に関し、特にこの収納箱
の天板の高さを調整可能とするとともに、この天板を水
平方向に回動できるようにした座椅子に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の座椅子は、図4に従来例を示す
ように座台22に回転自在に支持された座部21と、背
もたれ23と、座部21の両側に設けられた肘掛けを兼
用する収納箱24とを備えている。この収納箱24の天
板25は、小テーブルとしても使用することができる。
【0003】また、天板25は図中仮想線で示すように
外側に開くことで、収納箱24の内部に小物などを入れ
ることができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】従来の座椅子では、収
納箱24の天板25は小物を出し入れできるように開閉
可能となっているが、天板25の高さは予め小テーブル
として使用できる程度の高さに固定されており、多少天
板25を高くして使用したい場合などに利便性に欠ける
という問題があった。
【0005】また、天板25を多少回した位置で小テー
ブルとして使いたいことがあっても、天板25は座面2
1aとの位置が固定されているため、回転することがで
きず、使い勝手の自由度に欠けるという問題があった。
【0006】本考案は、このような従来の技術が有する
課題を解決するために提案されたものであり、座部の両
脇に設けられた収納箱の天板をアームレスト用のほか
に、高さ及び向きを変えることにより小テーブルとして
も使用でき、かつ天板を小テーブルとして使用する際に
は、ノブの操作により天板がばねによって自動的に上昇
させられて、容易に小テーブルとすることのできる座椅
子を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本考案の座椅子は、座部の側部に設けた上部開口の箱
体よりなる収納箱本体の内底に外筒を立設し、上端に天
板を有する内筒を前記外筒内へ上下摺動可能に、しかも
管軸線を中心として水平回転可能に挿入し、内筒へ上昇
力を与える押上げばねを内筒内に設け、かつ、外端にノ
ブを有する止めねじを収納箱本体の側板および外筒の側
部の各孔へ貫通、螺入せしめて、同止めねじの先端で内
筒の側部を押止した構成のものとしてある
【0008】
【実施例】以下、本考案の具体的な実施例を図面に基づ
き詳細に説明する。図1の外観斜視図に、本考案による
座椅子の一実施例を示す。この図で、この座椅子は、着
地部を円形とした座台2に回転自在に支持された座部1
と、座部1の背後にリクライニング自在に配された背も
たれ3と、座面1aの両脇に設けられた肘掛けを兼ねる
収納箱4とを有し、この収納箱4の、アームレストとし
ての天板5は高さが調整可能であるとともに、水平方向
に自由に回動できるようになっている。天板5は木板な
どにより構成され、小テーブルとして使用できる。
【0009】収納箱4の本体6は、前後方向に細長とし
た上部開口の矩形状の箱体をなし、座部1の枠体に固着
された取付け金具に収納箱本体6の下面部が固定される
ことで、左右の収納箱本体6が座部1の両脇に取り付け
られる。なお、左右の収納箱4は左右対称形をなしてい
る。
【0010】収納箱本体6内の底部には、前端部中央に
天板5の上下動および回動を案内し、天板5を所望の位
置に支持するための外筒7が起立固定されている。この
外筒7の高さは、収納箱本体6の高さよりもやや低く設
定されている。
【0011】一方、天板5の底面部には、本体6側の外
筒7に対向した位置に取付け板8を介して内筒9がビス
10により固定されている。天板5の下方に垂設された
内筒9は、圧縮コイルスプリングよりなる押上げばね
1を介して本体6側の外筒7の内周に上下動および回転
自在に嵌め込まれる。内筒9を外筒7内にいっぱいに押
し込んだ状態では、天板5によって収納箱本体6の開口
部6aが閉ざされる。
【0012】外筒7の上端部には、収納箱本体6の外側
面6b側に、外端にノブ12を有する止めねじ13が螺
合するナット14が溶接などにより堅固に取り付けられ
ており、ナット14のねじ孔に対向する外筒7の側壁に
止めねじ13の挿通孔15が穿設されている。
【0013】収納箱本体6の外側面6bには、ナット1
4と対向する位置に止めねじの挿通孔16が穿設されて
おり、この挿通孔16に差し込まれたノブ付き止めねじ
13がナット14に螺合される。この止めねじ13のノ
ブ12を締付け方向に回すと、外筒7の挿通孔15を抜
けた止めねじの先端が内筒9を押し付け、内筒9を所望
の位置に固定できる。
【0014】ここで、外筒7、内筒9、押上げばね
1、ナット14およびノブ付き止めねじ13は、天板5
の高さ位置調整機構および水平方向回転機構を構成して
いる。
【0015】
【考案の作用、効果】 このように構成される座椅子で
は、ノブ12をまわして止めねじ13の先端の内筒9に
対する押し付け固定力を解除すると、押上げばね11に
より内筒9とともに天板5が自動的に押し上げられ、ま
た、天板を水平回転させることができる。 したがって、
座部1に座って飲食や読書あるいは書き物を行う際に、
ノブ12の操作により止めねじ13を緩めて、押上げば
ねによる上昇力を必要に応じては腕で押さえながら天板
5の高さを調節し、また水平回転させて天板の高さ、向
きを設定でき、設定したところでノブの操作により止め
ねじを内筒に押し付けて、天板を所要の高さ、向きに固
定でき、天板をアームレストのほかに食事用や読書用あ
るいは物書き用のテーブルとしても使用できるという実
用上の利点がある。
【0016】なお、収納箱本体6は小物入れとしても使
用でき、小物の出し入れは、止めねじ13を緩めて天板
5を水平方向に回動させるか、天板5を上昇させて収納
箱本体6の上部開口部6aを開けることで行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による座椅子の一実施例を示す斜視図。
【図2】この座椅子の座面両脇に設けられる収納箱の分
解斜視図。
【図3】図1のA−A線断面図。
【図4】従来の座椅子の斜視図。
【符号の説明】
1 座部 2 座台 3 背もたれ 4 収納箱 5 天板 6 収納箱本体 6a 上部開口部 7 外筒 8 取付け板 9 内筒 10 ビス 11 押上げばね 12 締付けノブ 13 止めねじ 14 ナット 15、16 止めねじの挿通孔

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】座部(1)の側部に設けた上部開口の箱体
    よりなる収納箱本体(6)の内底に外筒(7)を立設
    し、上端に天板(5)を有する内筒(9)を前記外筒
    (7)内へ上下摺動可能に、しかも管軸線を中心として
    水平回転可能に挿入し、内筒(9)へ上昇力を与える押
    上げばね(11)を内筒(9)内に設け、かつ、外端に
    ノブ(12)を有する止めねじ(13)を収納箱本体
    (6)の側板(6b)および外筒(7)の側部の各孔
    (16)、(15)へ貫通、螺入せしめて、同止めねじ
    (13)の先端で内筒(9)の側部を押止してなる座椅
    子。
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