JP2572933B2 - センサ用信号処理器 - Google Patents

センサ用信号処理器

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JP2572933B2
JP2572933B2 JP5141851A JP14185193A JP2572933B2 JP 2572933 B2 JP2572933 B2 JP 2572933B2 JP 5141851 A JP5141851 A JP 5141851A JP 14185193 A JP14185193 A JP 14185193A JP 2572933 B2 JP2572933 B2 JP 2572933B2
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coaxial cable
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貞雄 野田
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R4/00Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
    • H01R4/24Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands
    • H01R4/2404Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands the contact members having teeth, prongs, pins or needles penetrating the insulation
    • H01R4/2412Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands the contact members having teeth, prongs, pins or needles penetrating the insulation actuated by insulated cams or wedges
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R9/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, e.g. terminal strips or terminal blocks; Terminals or binding posts mounted upon a base or in a case; Bases therefor
    • H01R9/03Connectors arranged to contact a plurality of the conductors of a multiconductor cable, e.g. tapping connections
    • H01R9/05Connectors arranged to contact a plurality of the conductors of a multiconductor cable, e.g. tapping connections for coaxial cables
    • H01R9/053Connectors arranged to contact a plurality of the conductors of a multiconductor cable, e.g. tapping connections for coaxial cables using contact members penetrating insulation

Landscapes

  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)
  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ケースの内部にセンサ
用の信号処理回路を備えると共に、センサヘッド部から
導出された同軸ケーブルをこの信号処理回路に接続する
ようにしたセンサ用信号処理器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、光電スイッチや近接スイッチ
等のセンサにおいては、センサヘッド部と信号処理部で
あるアンプとを一体化したアンプ内蔵形と、センサヘッ
ド部とアンプとを分離して両者を同軸ケーブルで接続し
たアンプ分離形とがある。前者のアンプ内蔵形はユニッ
ト化されているために、機器への組み込みが容易ではあ
るが、機器が大形化するという問題がある。一方、後者
のアンプ分離形はセンサヘッド部のみを機器に配置すれ
ば良いから、機器を小形化できるという利点がある。従
って、最近ではアンプ分離形が多く用いられるようにな
っている。
【0003】このようなアンプ分離形のセンサにおいて
は、センサヘッド部から導出された同軸ケーブルをアン
プと接続するようにしているが、その構成としては、実
開平4−102165号公報に示されるものがある。す
なわち、その基本的な考え方は、図14に示すように、
同軸ケーブル1のシールド線2および芯線3をそれぞれ
外被4および内被5から露出させて、これらシールド線
2および芯線3をアンプ本体6の固定孔7,7に挿入
し、ロックレバー8,8を操作することにより、これら
シールド線2および芯線3を、固定孔7,7内にこれの
中心線とほぼ平行に設けられた(固定孔7,7に沿うよ
うに設けられた)図示しない端子に押圧接触させる構成
となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のもの
では、同軸ケーブル1のシールド線2および芯線3の両
方ともそれぞれ外被4および内被5から剥き出す必要が
あり、その作業が面倒である。また、シールド線2およ
び芯線3を固定孔7,7に挿入する場合に、これら各線
2,3が曲がりやすいことから挿入しにくいという問題
もあった。さらにまた、一つの同軸ケーブル1について
シールド線2と芯線3とを別々に挿入しなければなら
ず、これも面倒であった。また、一つの同軸ケーブル1
についてシールド線2用の固定孔7と、芯線3用の固定
孔7との二つを必要とするため、その形成スペースも大
きく必要で、全体が大形化する不具合があった。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、同軸ケーブルの導体剥き出し工数を削
減できると共に、ケース側への導体の挿入も容易とな
り、さらに全体の小形化を図ることができるセンサ用信
号処理器を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のセンサ用信号処
理器は、ケースの内部にセンサ用の信号処理回路を備え
ると共に、センサヘッド部から導出された同軸ケーブル
をこの信号処理回路に接続するようにしたものにおい
て、前記ケースに設けられ前記同軸ケーブルが外被部分
にシールド線を添わせた形態で挿通可能な第1の挿通孔
部を有すると共にこの第1の挿通孔部と軸方向に連続し
同軸ケーブルの内被部分が挿通可能な第2の挿通孔部を
有するケーブルホルダと、前記ケースに設けられ前記ケ
ーブルホルダの第1の挿通孔部部分と直交する向きに位
置する第1の端子と、前記ケースに設けられ第2の挿通
孔部分と直交する向きに位置し先端が前記同軸ケーブル
の内被に食い込み可能な第2の端子と、前記ケースに設
けられた操作子とを備え、前記ケーブルホルダと前記両
端子とのうちのいずれか一方を他方に対して近接する方
向へ移動し得る構成とすると共に、前記操作子によりそ
の一方を移動させ且つその移動後の位置に保持するよう
にしたところに特徴を有する。
【0007】この場合、第1の挿通孔部は、同軸ケーブ
ルの外被部分の径寸法とほぼ同じ径寸法の外被挿通部と
該外被挿通部における第1の端子側の側部に連続してこ
れよりは小さい開口断面積のシールド線挿通部とを有す
る構成としても良い。
【0008】
【作用】同軸ケーブルのシールド線を剥き出してこれを
外被に添わせる形態とすると共に、これより先において
内被を露出させておき(芯線は剥き出さない)、この同
軸ケーブルを、ケーブルホルダの第1の挿通孔部および
第2の挿通孔部に順に挿通する。しかして、外被部分は
第1の挿通孔部に位置し内被部分は第2の挿通孔部に位
置する。また、第1の端子は外被部分と直交するように
位置し、第2の端子は内被部分と直交するように位置す
る。
【0009】この状態から、操作子により、ケーブルホ
ルダあるいは両端子を相手側へ移動させると、相対的
に、第1の端子が外被に圧接するが、この場合外被には
シールド線が添って存在するので、第1の端子はシール
ド線と接触して導通状態となる。同時に上記移動により
第2の端子が内被に圧接して、これに食い込み、内部の
芯線と導通状態となる。
【0010】従って、上記手段においては、芯線は剥き
出す必要はない。また、同軸ケーブルを第1の挿通孔部
および第2の挿通孔部に挿入する際には、芯線やシール
ド線よりは剛性がある内被の方から挿入すれば良いの
で、挿入作業が極めて容易となる。また、芯線およびシ
ールド線を一連の第2の挿入孔部および第1の挿入孔部
に連続して挿入するから、挿入工数が削減できる。さら
に同軸ケーブルの挿通孔としては、一つの同軸ケーブル
について一つ(連続する第1の挿通孔部および第2の挿
通孔部)ですみ、従って、その形成スペースも小さくて
すむ。
【0011】この場合、第1の挿通孔部を、同軸ケーブ
ルの外被部分の径寸法とほぼ同じ径寸法の外被挿通部と
該外被挿通部における第1の端子側の側部に連続してこ
れよりは小さい開口断面積のシールド線挿通部とを有す
る構成とすれば、シールド線を一纏めにして外被に添わ
せて該第1の挿通孔部に挿入することにより、同軸ケー
ブルを、シールド線が第1の端子と対向するように位置
決めすることができ、シールド線と第1の端子との導通
が確実となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を反射形光センサのアンプに適
用してその第1の実施例について図1ないし図8を参照
しながら説明する。まず、図2および図3に示すよう
に、ケース11は、側面を開口したケース本体12と、
この側面開口を閉塞する蓋13とから構成されている。
このケース本体12の内部には図示しないが、センサ用
処理回路例えば増幅回路が組み込まれている。ケース本
体12の図3における右部には若干突出する接続ケース
部14が形成されており、この接続ケース部14には、
それぞれセンサヘッド部の発光素子および受光素子から
導出された同軸ケーブル15,15(図1参照)を接続
するための機構が組み込まれている。この機構について
述べる。
【0013】接続ケース部14の上面には、ケーブル挿
通孔16,16が形成されていると共に、スリット状の
操作子配置用の溝17が形成されている。接続ケース部
14の内部にはクランプブロック18およびケーブルホ
ルダ19,20が配置されると共に、操作子21がこの
接続ケース部14内から前記溝17にかけて配置されて
いる。
【0014】図3においてクランプブロック18の後部
には立上り壁部22が形成されており、これには凸部2
3が形成されていると共に、この凸部23の両側におい
て第1の端子24,25が水平状態でこのクランプブロ
ック18の表側から裏側へ突出するように差し込み固着
されている。この場合、各端子24,25は凸部23に
よりガイドされて差し込まれるものであり、そして、こ
の凸部23は各端子24,25の矢印A1,A2方向へ
の動きを規制している。なお、各端子24,25におけ
るクランプブロック18裏面からの突出部分(図示せ
ず)は図示しない増幅回路と導通されている。また、端
子24の左端および端子25の右端は円弧状に形成され
ている。
【0015】また、この立上り壁部22において凸部2
3の下方部にはほぼ水平に延びるガイド溝部26が形成
されている。さらに、このクランプブロック18の中央
部には、凸部27が形成されており、この凸部27の両
側において第2の端子28,29が水平状態でこのクラ
ンプブロック18の表側から裏側へ突出するように差し
込み固着されている。この場合、各端子28,29は凸
部27によりガイドされて差し込まれるものであり、そ
して、この凸部27は各端子28,29の矢印A1,A
2方向への動きを規制している。なお、各端子28,2
9におけるクランプブロック18裏面からの突出部分
(図示せず)は図示しない増幅回路と導通されている。
この第2の端子28,29はその厚みが薄く形成されて
おり、従って、各先端はややエッジ状をなして同軸ケー
ブル15の内被15cに食い込み得るようになってい
る。なお、これら各端子28,29の下方部には空洞部
30,30が形成されている。また、このクランプブロ
ック18の手前部分には、半円弧面状をなす操作子受け
31が形成されている。
【0016】ケーブルホルダ19,20はそれぞれ左右
対称形をなすもので、いま一方のケーブルホルダ19に
ついて図1も参照して述べる。これには、上下方向に延
びる第1の挿通孔部32が形成されていると共に、この
第1の挿通孔部32の下方にこれと軸方向に連続して第
2の挿通孔部33が形成されている。
【0017】第1の挿通孔部32は、同軸ケーブル15
を、その外被15aにシールド線15bを沿わせた形態
で挿入させるもので、図4に示すように、本実施例では
平面形状が全体としてだるま孔状をなす。詳細には、同
軸ケーブル15の外被15a部分の径寸法とほぼ同じ径
寸法の外被挿通部32aと、該外被挿通部32aの第1
の端子24側の側部に連続してこれよりは小さい開口断
面積の半円形状のシールド線挿通部32bとを有してい
る。第2の挿通孔部33は、同軸ケーブル15の内被1
5cを通し得る径寸法に形成されている。
【0018】さらに、このケーブルホルダ19には、図
3に示すように、後面にガイド凸条34が形成されてお
り、また、上記第1の挿通孔部32と直交する方向に端
子逃げ部35が形成されている。そしてまた、前面には
軸部36が形成されている。なお、他方のケーブルホル
ダ20については、上記ケーブルホルダ19と同一部分
に同一符号を付している。
【0019】次に、操作子21について述べる。操作子
21は円形状の本体部37とこれから延びる摘み部38
とを有して構成されており、本体部37の後面には該本
体部37の中心から変位した部位に中心を有する円弧状
のカム溝部37a,37aが形成されている。
【0020】しかして、上記クランプブロック18のガ
イド溝部26に、左右のケーブルホルダ19,20のガ
イド凸条34が摺動可能に嵌合されることにより、矢印
A1,B1方向および矢印A2,B2方向に移動可能に
配設されている。この場合、第1の端子24,25はそ
れぞれケーブルホルダ19,20の第1の挿通孔部3
2,32と直交する向きに位置し、第2の端子28,2
9は、それぞれケーブルホルダ19,20の下面に沿い
且つ第2の挿通孔部33,33と直交する向きに位置す
る。
【0021】そして、操作子21は、その本体部37が
クランプブロック18の操作子受け31に回動可能に摺
接しており、そして、そのカム溝部37a,37aがケ
ーブルホルダ19,20の軸部36と嵌合している。こ
の場合、操作子21はその摘み部38が水平に延びた状
態にあり、各カム溝部37aにおける軸部36の位置は
図5に示す位置である。なお、この状態での各軸部3
6,36の離間距離をLaで示している。
【0022】次に、本実施例の作用について説明する。
いま、図1に示すように、同軸ケーブル15の外被15
aを剥いてシールド線15bを露出させ、このシールド
線15bを一纏めにし折り返して外被15aに添わせる
形態とする。また内被15cを図のよう露出させてお
く。この場合、シールド線15bが第1の挿通孔部32
のシールド線挿通部32bに対応するようにしておく。
【0023】このような同軸ケーブル15を、ケーブル
挿通孔16を通して第1の挿通孔部32さらに第2の挿
通孔部33へと挿入する。これにて、図6に示すよう
に、内被15cの先端部が第2の挿通孔部33から突出
し、外被15a部分が第1の挿通孔部32の外被挿通部
32aに位置すると共にシールド線15bがシールド線
挿通部32bに位置する。この場合、シールド線15b
がシールド線挿通部32bに位置することで、シールド
線15bが第1の端子24(25)に対向するように位
置決めされる。
【0024】この後、操作子21を図2および図5の矢
印C方向に回動操作する。これにより各ケーブルホルダ
19,20の軸部36,36がカム溝部37aにより図
5の矢印A1,A2方向へ変位されるようになり(軸部
36,36の離間距離は図7の符号Lbで示すように縮
小される)、この結果、各ケーブルホルダ19,20が
矢印A1,A2方向へ、すなわち第1の端子24,25
に近接する方向へ移動し、各同軸ケーブル15,15の
シールド線15b,15bが第1の端子24,25に圧
接してこれらが導通され、同時に、内被15cが第2の
端子28,29に圧接され、相対的この第2の端子2
8,29が内被15cに食い込み、内被15c内の芯線
15dと圧接し、もってこれらが導通される(図8参
照)。
【0025】操作子21は、そのカム溝部37a,37
aと軸部36,36との嵌合により、その回動後の位置
に保持され、もって上記導通状態が保持される。なお、
第2の端子28,29の食い込みによって、内被15c
の先端部分が切断されてもこれは芯線15dに嵌まった
ままで残るから切り屑は通常は発生しない。しかし、過
大な力で同軸ケーブル15を引っ張ったときなどに芯線
15dから切り破られた内被15cが外れ切り屑として
発生する。この場合、この切り屑は空洞部30,30に
落ちてここにとどまる。ただし、この切り屑を外部に排
出させたい場合には空洞部30,30の底部はあらかじ
め開放させた構成としても良い。
【0026】このような本実施例によれば、ケーブルホ
ルダ19(20)に、同軸ケーブル15が外被15a部
分にシールド線15bを添わせた形態で挿通可能な第1
の挿通孔部32と内被15cが挿通可能な第2の挿通孔
部33とを軸方向に連続して形成し、そして、第1の端
子24(25)を第1の挿通孔部32部分と直交する向
きに位置する構成とし、第2の端子28(29)を内被
15cに対して食い込み可能に構成すると共に第2の挿
通孔33部分と直交する向きに位置するように構成し、
操作子21の操作により、ケーブルホルダ19(20)
を第1の端子24(25)および第2の端子28(2
9)側へ移動させる構成としたから、同軸ケーブル15
をシールド線15bのみを剥き出した形態で第1の挿通
孔部32および第2の挿通孔部33に順に挿通して、操
作子21を操作するのみでシールド線15bおよび芯線
15dを第1の端子24(25)および第2の端子28
(29)に導通させることができる。
【0027】従って、同軸ケーブル15において、シー
ルド線15bと芯線15dとの両方を剥き出す必要はな
く、シールド線15bのみで良い。また、同軸ケーブル
15を第1の挿通孔部32および第2の挿通孔部33に
挿入する際には、剛性がある内被15cの方から挿入す
れば良いので、撓みやすい芯線やシールド線を挿入する
場合に比して挿入作業が極めて容易となる。また、同軸
ケーブル15を連続する第1の挿入孔部32および第2
の挿入孔部33に挿入するから、一回の挿入作業です
み、芯線とシールド線とを別々に挿入する場合に比し挿
入工数を削減できる。さらに同軸ケーブル15の挿通孔
としては、一つの同軸ケーブル15について一つ(連続
する第1の挿通孔部32および第2の挿通孔部33)で
すみ、従って、その形成スペースも小さくてすむ。この
結果、全体の小形化を図ることができる。
【0028】特に本実施例によれば、第1の挿通孔部3
2を、同軸ケーブル15の外被15a部分の径寸法とほ
ぼ同じ径寸法の外被挿通部32aと該外被挿通部32a
における第1の端子24(25)側の側部に連続してこ
れよりは小さい開口断面積のシールド線挿通部32bと
を有する構成としたので、シールド線15を一纏めにし
て外被15aに添わせて該第1の挿通孔部32に挿入す
ることにより、同軸ケーブル15を、シールド線15b
が第1の端子24(25)と対向するように位置決めす
ることができ、シールド線15bと第1の端子24(2
5)との導通が確実となる。
【0029】なお、上記実施例では、第1の挿通孔部3
2におけるシールド線挿通部32bを半円形状に形成し
たが、その形状は、本発明の第2の実施例として示す図
9あるいは第3の実施例として示す図10に示すように
しても良い。図9の場合、第1の挿通孔部41における
シールド線挿通部41bは矩形状をなしている。なお、
41aは外被挿通部である。また、図10の場合、第1
の挿通孔部51におけるシールド線挿通部51bはV状
をなしている。なお、51aは外被挿通部である。
【0030】また、第2の端子としては、本発明の第4
の実施例として示す図11(a),(b)のようにして
も良い。すなわち、第2の端子61は、その先端に斜状
部61aおよび食込みエッジ部61bが形成されてお
り、そして、矢印D方向およびその反対方向へ移動可能
であり、常時ばね62により矢印D方向へ付勢されてい
る。しかして、図示しないケーブルホルダに保持された
同軸ケーブル15における内被15cが矢印E方向へ移
動されると、該内被15cが斜状部61aに当接する
が、そこからさらに、内被15cは第2の端子61をば
ね力に抗して押上げつつ矢印E方向へ移動され、この折
り、エッジ部61bが内被15cに食込み内部の芯線1
5dと接触して導通する(図11(b)参照)。これに
よっても第1の実施例と同様の効果を得ることができ
る。
【0031】さらに、第2の端子は本発明の第5の実施
例として示す図12のように構成しても良い。すなわ
ち、第2の端子71は、先端側がテーパー状に開く溝7
2を有する構成であり、その溝72の幅は芯線15dの
径寸法よりやや小さめに設定している。しかして、この
第2の端子71が、同軸ケーブル15に対して相対的に
矢印のように移動されると、テーパー部72a,72a
および溝72縁部が同軸ケーブル15の芯線15cに食
い込み、そして芯線15dと導通する。これによっても
第1の実施例と同様の効果を奏する。
【0032】さらにまた、前述した第1の実施例では、
剥き出したシールド線15bを一纏め状態にしたが、こ
れは、本発明の第6の実施例として示す図13のよう
に、シールド線15bの全体を外被15aに添わせる形
態としても良い。この場合、第1の挿通孔部は単なる円
形に形成しても良い。
【0033】なお、上記した各実施例では、反射形光セ
ンサのアンプを例示した関係で二つの同軸ケーブルを接
続する構成を例示したが、本発明は近接センサのアンプ
等にも適用が可能であり、この場合、一つの同軸ケーブ
ルを接続する構成とすれば良い。
【0034】さらに、上記各実施例ではケーブルホルダ
を第1の端子および第2の端子に対して近接する方向へ
移動可能な構成としたが、逆に、第1の端子および第2
の端子をケーブルホルダに対して近接する方向へ移動可
能な構成としても良い。その他、本発明は上記各実施例
に限定されず、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して
実施できる。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、次の効果を得ることが
できる。請求項1の発明によれば、同軸ケーブルの芯線
を剥き出さずにすむから、同軸ケーブルの導体剥き出し
工数を削減でき、また同軸ケーブルの挿入先端が内被で
あるので、挿入作業が容易で、さらには、連続する第1
の挿通孔部および第2の挿通孔部に同軸ケーブルを差し
込めば良いので、一回の挿入作業ですみ、総じて、同軸
ケーブルと第1の端子および第2の端子との接続をきわ
めて簡単且つ容易に行なうことができ、さらには、同軸
ケーブルの挿通孔としては、一つの同軸ケーブルについ
て一つですみ、従って、その形成スペースも小さくでき
て、全体の小形化を図ることができる。
【0036】請求項2の発明によれば、同軸ケーブル
を、シールド線が第1の端子と対向するように位置決め
することができ、シールド線と第1の端子との導通が確
実となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す要部の縦断側面図
【図2】斜視図
【図3】分解斜視図
【図4】接続ケース部分の平面図
【図5】操作子の部分側面図
【図6】作用説明用の要部の縦断側面図
【図7】図5の状態とは異なる操作子の部分側面図
【図8】図6の状態とは異なる要部の縦断側面図
【図9】本発明の第2の実施例を示す第1の挿通孔部部
分の平面図
【図10】本発明の第3の実施例を示す第1の挿通孔部
部分の平面図
【図11】本発明の第4の実施例を示す第2の端子部分
の横断平面図
【図12】本発明の第5の実施例を示す第2の端子部分
の横断平面図
【図13】本発明の第6の実施例を示す同軸ケーブルの
側面図
【図14】従来例を示す図2相当図
【符号の説明】
11はケース、14は接続ケース部、15は同軸ケーブ
ル、15aは外被、15bはシールド線、15cは内
被、15dは芯線、16はケーブル挿通孔、18はクラ
ンプブロック、19,20はケーブルホルダ、21は操
作子、24,25は第1の端子、26はガイド溝部、2
8,29は第2の端子、31は操作子受け、32は第1
の挿通孔部、33は第2の挿通孔部、32aは外被挿通
部、32bはシールド線挿通部、34はガイド凸条、3
6は軸部、37aはカム溝部、41は第1の挿通孔部、
41bはシールド線挿通部、51は第1の挿通孔部、5
1bはシールド線挿通部、61は第2の端子、71は第
2の端子を示す。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースの内部にセンサ用の信号処理回路
    を備えると共に、センサヘッド部から導出された同軸ケ
    ーブルをこの信号処理回路に接続するようにしたものに
    おいて、 前記ケースに設けられ前記同軸ケーブルが外被部分にシ
    ールド線を添わせた形態で挿通可能な第1の挿通孔部を
    有すると共にこの第1の挿通孔部と軸方向に連続し同軸
    ケーブルの内被部分が挿通可能な第2の挿通孔部を有す
    るケーブルホルダと、 前記ケースに設けられ前記ケーブルホルダの第1の挿通
    孔部部分と直交する向きに位置する第1の端子と、 前記ケースに設けられ第2の挿通孔部分と直交する向き
    に位置し先端が前記同軸ケーブルの内被に食い込み可能
    な第2の端子と、 前記ケースに設けられた操作子とを備え、 前記ケーブルホルダと前記両端子とのうちのいずれか一
    方を他方に対して近接する方向へ移動し得る構成とする
    と共に、前記操作子によりその一方を移動させ且つその
    移動後の位置に保持するようにしたことを特徴とするセ
    ンサ用信号処理器。
  2. 【請求項2】 第1の挿通孔部は、同軸ケーブルの外被
    部分の径寸法とほぼ同じ径寸法の外被挿通部と該外被挿
    通部における第1の端子側の側部に連続してこれよりは
    小さい開口断面積のシールド線挿通部とを有してなるこ
    とを特徴とする請求項1記載のセンサ用信号処理器。
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