JP2570099Y2 - 粘着材付きメッシュシート - Google Patents

粘着材付きメッシュシート

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JP2570099Y2
JP2570099Y2 JP1992015772U JP1577292U JP2570099Y2 JP 2570099 Y2 JP2570099 Y2 JP 2570099Y2 JP 1992015772 U JP1992015772 U JP 1992015772U JP 1577292 U JP1577292 U JP 1577292U JP 2570099 Y2 JP2570099 Y2 JP 2570099Y2
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JP
Japan
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mesh
adhesive
sheet
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adhesive layer
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JP1992015772U
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幸雄 伊藤
俊晴 荒木
正雄 中島
公一 西川
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Toppan Inc
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Toppan Inc
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、粗状乃至微細状のメツ
シュ布帛の片面に粘着材を備えた粘着材付きメッシュシ
ートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の粗状乃至微細状のメツシュ布帛の
片面に粘着材を備えた粘着材付きメッシュシートは、例
えば粗状乃至微細状のメツシュ布帛1と、該メッシュ布
帛1片面に接着固定された粘着材層2と、該粘着材層2
面に剥離可能に仮接着された離型シート20とを備えて
おり、離型シート20を粘着材層2面から剥離した後、
該粘着材層2を所定の物品の表面に圧接することによっ
て貼着するものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記粘着材
付きメッシュシートは、貼着に供する以前においては、
粘着材層2を介してそれぞれ材質及び構造の相違するメ
ッシュ布帛1と離型シート20とが重ね合わせ状態で接
着されており、製造条件などの内的変動や、温度や湿度
の外的経時変化などに伴って、メッシュ布帛1と離型シ
ート20の互いの伸縮率の差による弯曲変形(カール)
が発生して、製品の品質を低下させたり、貼着に使用す
る場合に使い難くなるものである。
【0004】本考案は、粘着材付きメッシュシートにお
いて、製造条件などの内的変動や、温度や湿度の外的経
時変化に伴う弯曲変形の発生を防止することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、粗状乃至微細
状のメッシュ布帛1と、該メッシュ布帛1片面に部分的
若しくは全面的に接着固定された粘着材層2と、該粘着
材層2面に剥離可能に仮接着された剥離シート20とを
備え、離型シート20を剥離して所望物体に貼着可能な
粘着材付きメッシュシートにおいて、離型シート20は
連続する刻切線21により部分的に切断されていること
を特徴とする粘着材付きメッシュシートである。
【0006】本考案を、実施例に従って以下に詳細に説
明する。図1は、本考案における粘着材付きメッシュシ
ートの一実施例の側断面図であり、メッシュ布帛1裏面
に部分的に粘着材層2を接着固定し、該粘着材層2を挟
んで、該メッシュ布帛1裏面全面に離型シート20を剥
離可能に仮接着した粘着材付きメッシュシートであり、
離型シート20の一部を刻切線21にて切断したもので
ある。
【0007】前記刻切線21は、図1に示すように、粘
着材層2の接着固定されていない領域相当部の離型シー
ト20に形成するか、若しくは粘着材層2の接着固定さ
れている領域相当部の離型シート20に形成するもので
ある。
【0008】なお、上記離型シート20として、紙を主
体とする素材を使用している場合には、離型シート20
の紙目(紙の紗き目)方向と直交する方向に弯曲変形
(カール)が発生し易いので、刻切線21は、該離型シ
ート20の紙目方向に沿って設けることが望ましい。
【0009】図2は、本考案における他の実施例の側断
面図であり、メッシュ布帛1裏面に全面的に粘着材層2
を接着固定し、該粘着材層2を挟んで、該メッシュ布帛
1裏面全面に離型シート20を剥離可能に仮接着した粘
着材付きメッシュシートであり、離型シート20の一部
を刻切線21にて切断したものである。
【0010】図3は、本考案の上記一実施例における部
分的に粘着材層2を設けた粘着材付きメッシュシートの
斜視図であり、上側にメッシュ布帛1、粘着材層2を挟
んで下側に離型シート20を備え、離型シート20のほ
ぼ中央部分にその両端部を含めて刻切線21を設けて、
該離型シート20を切断したものである。
【0011】図4は、本考案の上記他の実施例における
全面的に粘着材層2を設けた粘着材付きメッシュシート
において、離型シート20を上側にして見た場合の斜視
図であり、離型シート20の中央部分に該離型シート2
0両端部を含めずに、若しくは含めて、直線的に刻切線
21を設けることにより、部分的に離型シート20を切
断するものである。
【0012】図5(a)は、本考案の上記一実施例にお
ける部分的に粘着材層2を設けた粘着材付きメッシュシ
ートの斜視図であり、粘着材層2を四周辺に設け、その
内側の粘着材層2の無い領域相当部22の外周に沿っ
て、コの字型に部分的に刻切線21を設け、部分的に離
型シート20を切断するものである。
【0013】図5(b)は、粘着材層2の無い領域相当
部22の外周に沿って、L字型に部分的に刻切線21を
設け、離型シート20を部分的に切断するものである。
【0014】本考案におけるメッシュ布帛1は、比較的
粗状のメッシュ布帛、微細状のメッシュ布帛のいずれで
もよく、例えば、編み目を備えたニット状メッシュ、縦
横糸による織布状メッシュ、あるいは紙、各種合成樹脂
シートに細かい小孔を穿設したパンチングメッシュ板、
エッチングメッシュ板などであり、メッシュのピッチ幅
は、例えば0.5mm〜1.8mm程度、厚さは例えば
0.15mm〜0.5mm程度など特に限定されるもの
ではない。
【0015】又、天然繊維、合成繊維による縦横糸(例
えば太さ0.03mm〜0.1mm程度)を用いたメッ
シュ1ピッチ幅が0.03mm〜0.2mm程度の微細
な布目の織布でもよい。又、これら上記のメッシュ布帛
いずれかを重ね合わせたものをメッシュ布帛1としても
よい。
【0016】上記メッシュ布帛1の素材としては、板紙
製、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニル−酢酸ビニル共重
合体、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ア
クリル、ポリカーボネート、ポリスチレンなど熱可塑性
樹脂、メラミン、尿素、フッ素、ウレタンなど熱硬化性
樹脂、若しくは合成樹脂製の不織布等の薄いシートに多
数の小孔を穿設したパンチングメッシュシート、あるい
はエッチングメッシュシートや、天然動植物製繊維、紙
製繊維、合成樹脂製繊維を適宜形状パターンに編んだニ
ット(編み目)状のメッシュ布帛、縦横糸を使用したメ
ッシュ織布などが使用される。
【0017】又、メッシュ布帛1の表面には適宜塗装を
施すことも可能であり、例えば、着色塗料を用いた着色
塗装、表面保護のための樹脂塗装、あるいは装飾等のた
めのビーズ塗料を用いた塗装などである。
【0018】なお、これらメッシュ布帛1に粘着材層2
が良好に接着するように、その片面若しくは両面には適
宜アンカー接着用の樹脂を塗布することは可能である。
【0019】粘着材層2は、天然ゴム、スチレンブタジ
エンゴムなどとポリテルペン樹脂などの粘着付与剤を用
いたゴム系感圧接着剤(粘着剤)、又はブチルアクリレ
ートとアクリル酸との共重合体などを用いたアクリル系
感圧接着剤(粘着剤)、あるいは、不織布、天然繊維素
材、合成繊維素材などに、天然ゴム、スチレンブタジエ
ンゴムなどとポリテルペン樹脂などの粘着付与剤を用い
たゴム系感圧接着剤(粘着剤)、又はブチルアクリレー
トとアクリル酸との共重合体などを用いたアクリル系感
圧接着剤(粘着剤)などを含浸させた感圧接着剤を使用
することができる。
【0020】又、メッシュ布帛1裏面に対して、各種感
熱接着剤と各種合成樹脂製の支持シートと感圧接着剤と
の三層構成による粘着材層2を適用することは可能であ
る。
【0021】該粘着材層2の表面に剥離可能に仮接着さ
れる離型シート20(剥離紙)は、紙又は合成樹脂シー
トを基材シートとして、それにシリコーン樹脂、ポリア
ミド樹脂などの離型層を塗布したものである。
【0022】
【作用】本考案の粘着材付きメッシュシートは、離型シ
ート20が刻切線21によって部分的に切断されている
ので、単一な離型シート20に部分的に不連続部分が生
じる。
【0023】伸び縮み方向の変形に対して比較的に順応
し易いメッシュ布帛1と、比較的順応し難い離型シート
20との間の伸縮率の相違などによる弯曲変形(カー
ル)などが生じた場合に、粘着材層2を介してメッシュ
布帛1の裏面に全面的に仮接着されている離型シート2
0の前記不連続部分によって、伸び若しくは縮み方向の
適度な調整ができ、弯曲変形を防止することができる。
【0024】
【考案の効果】本考案の粘着材付きメッシュシートは、
粘着材層2を介してそれぞれ材質及び構造の相違するメ
ッシュ布帛1と離型シート20とが重ね合わせ状態で接
着されていても、製造条件などの内的変動や、温度や湿
度の外的経時変化などに伴なうメッシュ布帛1と離型シ
ート20との間の互いの伸縮率の差による弯曲変形(カ
ール)が防止でき、粘着材付きメッシュ布帛の製品品質
を低下させたり、貼着に使用する場合に使い難い問題が
解決でき、実用的に価値のあるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例における粘着材付きメッシュ
シート布帛の側断面図である。
【図2】本考案の他の実施例における粘着材付きメッシ
ュシートの側断面図である。
【図3】本考案の一実施例における粘着材付きメッシュ
シートの斜視図である。
【図4】本考案の他の実施例における粘着材付きメッシ
ュシートの斜視図である。
【図5】(a)本考案の一実施例における粘着材付きメ
ッシュシートの他の例を説明する斜視図である。 (b)本考案の一実施例における粘着材付きメッシュシ
ートのその他の例を説明する斜視図である。
【符号の説明】
1…メッシュ布帛 1a…布帛部 1b…空隙部 2…
粘着材層 20…離型シート 21…刻切線 22…粘
着材層の無い領域
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−1262(JP,A)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】粗状乃至微細状のメッシュ布帛1と、該メ
    ッシュ布帛1片面に部分的若しくは全面的に接着固定さ
    れた粘着材層2と、該粘着材層2面に剥離可能に仮接着
    された剥離シート20とを備え、離型シート20を剥離
    して所望物体に貼着可能な粘着材付きメッシュシートに
    おいて、離型シート20は連続する刻切線21により部
    分的に切断されていることを特徴とする粘着材付きメッ
    シュシート。
JP1992015772U 1992-03-25 1992-03-25 粘着材付きメッシュシート Expired - Lifetime JP2570099Y2 (ja)

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JPH0576734U JPH0576734U (ja) 1993-10-19
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JPH051262A (ja) * 1991-06-25 1993-01-08 Imae Kogyo Kk 粘着テープ

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