JP2569356B2 - グラシン紙の製造方法 - Google Patents
グラシン紙の製造方法Info
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- JP2569356B2 JP2569356B2 JP63226789A JP22678988A JP2569356B2 JP 2569356 B2 JP2569356 B2 JP 2569356B2 JP 63226789 A JP63226789 A JP 63226789A JP 22678988 A JP22678988 A JP 22678988A JP 2569356 B2 JP2569356 B2 JP 2569356B2
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- paper
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Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、グラシン紙の製造方法に関するものであ
る。
る。
「従来の技術」 従来、グラシン紙は化学パルプを高度に叩解した紙料
を抄紙し、その後適度な水分を付与し高温・高圧条件下
でスーパーカレンダー掛け処理し製造されるのが一般的
である。そして使用される化学パルプは、針葉樹を原料
とする場合が殆どである。
を抄紙し、その後適度な水分を付与し高温・高圧条件下
でスーパーカレンダー掛け処理し製造されるのが一般的
である。そして使用される化学パルプは、針葉樹を原料
とする場合が殆どである。
一般的に、グラシン紙の品質は紙料の叩解方法や抄紙
方法等によっても左右されるが、主に紙料として使用さ
れる繊維原料の特性によって決定されると言っても過言
ではない。即ち、繊維長、繊維径、繊維内腔径、繊維壁
厚等はグラシン紙の品質を決定する重要な因子となるも
のである。これらのうち繊維内腔径をl、繊維径をDと
したとき、その比l/Dは、繊維壁の厚みを表す指標(l/D
が小さくなるに従って厚壁となり、l/Dが大きくなるに
従って薄壁となる。)であるが、やはりグラシン紙の品
質を決定する重要な因子である。ところが従来よりグラ
シン紙を製造する場合に使用されている針葉樹パルプ
は、l/Dの大きい春材繊維とl/Dの小さい夏材繊維が混ざ
った状態であり、このl/Dは概ね60〜75の範囲である。
従ってグラシン紙に要求される透明度を出す為には、高
度に叩解を行わなければならない。ところが高度に叩解
を行うためには多大の電力を消費することになる。又、
高度に叩解をした原料を抄紙する場合、抄紙機のワイヤ
ー上での水切れが非常に悪く抄紙速度が極端に小さくな
る難点がある。
方法等によっても左右されるが、主に紙料として使用さ
れる繊維原料の特性によって決定されると言っても過言
ではない。即ち、繊維長、繊維径、繊維内腔径、繊維壁
厚等はグラシン紙の品質を決定する重要な因子となるも
のである。これらのうち繊維内腔径をl、繊維径をDと
したとき、その比l/Dは、繊維壁の厚みを表す指標(l/D
が小さくなるに従って厚壁となり、l/Dが大きくなるに
従って薄壁となる。)であるが、やはりグラシン紙の品
質を決定する重要な因子である。ところが従来よりグラ
シン紙を製造する場合に使用されている針葉樹パルプ
は、l/Dの大きい春材繊維とl/Dの小さい夏材繊維が混ざ
った状態であり、このl/Dは概ね60〜75の範囲である。
従ってグラシン紙に要求される透明度を出す為には、高
度に叩解を行わなければならない。ところが高度に叩解
を行うためには多大の電力を消費することになる。又、
高度に叩解をした原料を抄紙する場合、抄紙機のワイヤ
ー上での水切れが非常に悪く抄紙速度が極端に小さくな
る難点がある。
「発明が解決しようとする課題」 本発明は、グラシン紙を製造する場合、パルプを高度
に叩解しなければなら透明度の優れたグラシン紙を得る
ことができないという従来技術の難点を解決し、しかも
抄紙速度をも高めることが出来、又品質的にはピンホー
ルが少なく然も透明度に優れたグラシン紙を得るための
製造方法を提供するものである。
に叩解しなければなら透明度の優れたグラシン紙を得る
ことができないという従来技術の難点を解決し、しかも
抄紙速度をも高めることが出来、又品質的にはピンホー
ルが少なく然も透明度に優れたグラシン紙を得るための
製造方法を提供するものである。
「課題を解決する為の手段」 本発明は、叩解したパルプを抄紙し、高温・高圧条件
下でスーパーカレンダー掛け処理するグラシン紙の製造
方法において、繊維径を100とした時、その繊維内腔径
が90以上である植物体を原料とする化学パルプを、グラ
シン紙を構成する全パルプに対し10〜80重量%の範囲内
で配合することを特徴とするグラシン紙の製造方法であ
る。
下でスーパーカレンダー掛け処理するグラシン紙の製造
方法において、繊維径を100とした時、その繊維内腔径
が90以上である植物体を原料とする化学パルプを、グラ
シン紙を構成する全パルプに対し10〜80重量%の範囲内
で配合することを特徴とするグラシン紙の製造方法であ
る。
「作用」 本発明の構成において、l/D:90以上の植物体を原料と
する化学パルプというのは、壁膜が非常に薄壁の繊維で
ある。このような繊維から得られる化学パルプは、未叩
解状態においてもカナディアン・スタンダード・フリー
ネス値(叩解度の指標であり、値が小さい程高度に叩解
されている以下「CSF」という)が小さく、又僅かな機
械力(例えばパルパー或はチェストに於ける撹はん力
等)によりCSFを下げることが出来、更にこのパルプは
不透明度の極めて低い紙を構成し得、然るにこの様な特
性を有するl/D:90以上の化学パルプを未叩解または軽く
叩解し、これを針葉樹化学パルプと特定の範囲で併用す
ることにより、品質的に優れたグラシン紙が得られるこ
とを確認したのである。
する化学パルプというのは、壁膜が非常に薄壁の繊維で
ある。このような繊維から得られる化学パルプは、未叩
解状態においてもカナディアン・スタンダード・フリー
ネス値(叩解度の指標であり、値が小さい程高度に叩解
されている以下「CSF」という)が小さく、又僅かな機
械力(例えばパルパー或はチェストに於ける撹はん力
等)によりCSFを下げることが出来、更にこのパルプは
不透明度の極めて低い紙を構成し得、然るにこの様な特
性を有するl/D:90以上の化学パルプを未叩解または軽く
叩解し、これを針葉樹化学パルプと特定の範囲で併用す
ることにより、品質的に優れたグラシン紙が得られるこ
とを確認したのである。
しかして、繊維径及び繊維内腔径は材の木口面より容
易に測定することができる。本発明者等は種々繊維の木
口面を電子顕微鏡写真で倍率500倍にて繊維を約500本に
ついて撮影し、その写真より繊維の接線方向及び放射方
向の繊維径及び繊維内腔径を測定した。その結果、繊維
径を100とした時、その繊維内腔径が90(以下、単にl/
D:90と表現する)以上である繊維としては、非木材繊維
であるケナフの木質部(l/D:95)がこの条件に該当する
ことを確認した。(因みにケナフはオーストラリア、東
南アジア等で栽培されているアオイ科・ハイビスカス属
の一年生草本でl/Dは90〜95の範囲内にある)。
易に測定することができる。本発明者等は種々繊維の木
口面を電子顕微鏡写真で倍率500倍にて繊維を約500本に
ついて撮影し、その写真より繊維の接線方向及び放射方
向の繊維径及び繊維内腔径を測定した。その結果、繊維
径を100とした時、その繊維内腔径が90(以下、単にl/
D:90と表現する)以上である繊維としては、非木材繊維
であるケナフの木質部(l/D:95)がこの条件に該当する
ことを確認した。(因みにケナフはオーストラリア、東
南アジア等で栽培されているアオイ科・ハイビスカス属
の一年生草本でl/Dは90〜95の範囲内にある)。
このケナフを含みl/D:90以上の化学パルプの特徴とし
ては一般的に繊維長が短い。従ってこのようなパルプ10
0%で構成するグラシン紙は紙力の面で十分ではない。
従って紙力をも満足したグラシン紙を得る場合には針葉
樹化学パルプとの併用が必要となる。針葉樹化学パルプ
に配合する場合、配合割合は、グラシン紙を構成する全
パルプの10〜80重量%、好ましくは20〜80重量%の範囲
で配合することが好ましい。因みに10重量%以下の配合
では、このパルプを使用する効果(透明度の向上、ピン
ホールの減少効果)が乏しく、又80重量%以上配合した
のでは紙力に劣るグラシン紙となる。
ては一般的に繊維長が短い。従ってこのようなパルプ10
0%で構成するグラシン紙は紙力の面で十分ではない。
従って紙力をも満足したグラシン紙を得る場合には針葉
樹化学パルプとの併用が必要となる。針葉樹化学パルプ
に配合する場合、配合割合は、グラシン紙を構成する全
パルプの10〜80重量%、好ましくは20〜80重量%の範囲
で配合することが好ましい。因みに10重量%以下の配合
では、このパルプを使用する効果(透明度の向上、ピン
ホールの減少効果)が乏しく、又80重量%以上配合した
のでは紙力に劣るグラシン紙となる。
更に本発明の方法によりグラシン紙を製造する場合、
消費される叩解電力は、針葉樹化学パルプを高度に叩解
した紙料だけの場合に比較して極めて少なくてすみ、濾
水性も向上する。しかもスーパーカレンダー掛け処理の
条件も緩和される。
消費される叩解電力は、針葉樹化学パルプを高度に叩解
した紙料だけの場合に比較して極めて少なくてすみ、濾
水性も向上する。しかもスーパーカレンダー掛け処理の
条件も緩和される。
かかる効果の得られる原因については、必ずしも明確
ではないが、l/D:90以上の化学パルプは、未叩解または
軽い叩解状態でも針葉樹化学パルプを高度に叩解したパ
ルプと同様にかなり膨潤しており、高い水和力を有して
いるからと考えられる。
ではないが、l/D:90以上の化学パルプは、未叩解または
軽い叩解状態でも針葉樹化学パルプを高度に叩解したパ
ルプと同様にかなり膨潤しており、高い水和力を有して
いるからと考えられる。
「実施例」 以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に説明する
が、勿論、かかる例に限定されるものではない。なお実
施例中の%はすべて重量%を示している。
が、勿論、かかる例に限定されるものではない。なお実
施例中の%はすべて重量%を示している。
実施例1 オーストラリア産ケナフより木質部(l/D:95)を採取
し、この木質部を試験用オートクレーブを使用してクラ
フトパルプ蒸解を行い、未晒パルプを得た。この未晒パ
ルプを振動式フラットスクリーンで処理し、未蒸解物を
除去する。未蒸解物が除去されたパルプを、塩素、水酸
化ナトリウム、次亜塩素酸ナトリウム、二酸化塩素で順
次処理をし晒パルプを得た。得られたパルプのCSFは340
mlであった。このパルプをそのまま調成用未叩解紙料と
した。また、市販の針葉樹晒クラフトパルプ(以下、
「NBKP」と略す)をシングルディスクリファイナーにて
パルプ濃度4%で、CSF200mlまで叩解し調成用叩解紙料
とした。ケナフ紙料10%とNBKP紙料90%の割合で配合
し、この配合された紙料にロジン0.25%(対パルプ重量
比、以下同様)、硫酸バンド3%を順次添加した後、標
準手すき装置を使用して抄紙し、坪量40g/m2のシートを
得た。更にシート中の水分率が15%になるようにシリン
ダードラライヤーを使用して乾燥を行った。乾燥後直ち
に、金属ロールと弾性ロールとで構成される熱カレンダ
ーを通しグラシン紙を作成した。叩解電力及び濾水性、
又得られたグラシン紙の品質特性は表に記載の如くであ
った。
し、この木質部を試験用オートクレーブを使用してクラ
フトパルプ蒸解を行い、未晒パルプを得た。この未晒パ
ルプを振動式フラットスクリーンで処理し、未蒸解物を
除去する。未蒸解物が除去されたパルプを、塩素、水酸
化ナトリウム、次亜塩素酸ナトリウム、二酸化塩素で順
次処理をし晒パルプを得た。得られたパルプのCSFは340
mlであった。このパルプをそのまま調成用未叩解紙料と
した。また、市販の針葉樹晒クラフトパルプ(以下、
「NBKP」と略す)をシングルディスクリファイナーにて
パルプ濃度4%で、CSF200mlまで叩解し調成用叩解紙料
とした。ケナフ紙料10%とNBKP紙料90%の割合で配合
し、この配合された紙料にロジン0.25%(対パルプ重量
比、以下同様)、硫酸バンド3%を順次添加した後、標
準手すき装置を使用して抄紙し、坪量40g/m2のシートを
得た。更にシート中の水分率が15%になるようにシリン
ダードラライヤーを使用して乾燥を行った。乾燥後直ち
に、金属ロールと弾性ロールとで構成される熱カレンダ
ーを通しグラシン紙を作成した。叩解電力及び濾水性、
又得られたグラシン紙の品質特性は表に記載の如くであ
った。
実施例2 実施例1で得られたケナフ紙料20%とNBKP紙料80%の
割合で配合した以外は、実施例1と同様にしてグラシン
紙を作成した。叩解電力及び濾水性、又得られたグラシ
ン紙の品質特性は表に記載の如くであった。
割合で配合した以外は、実施例1と同様にしてグラシン
紙を作成した。叩解電力及び濾水性、又得られたグラシ
ン紙の品質特性は表に記載の如くであった。
実施例3 実施例1で得られたケナフ紙料30%とNBKP紙料70%の
割合で配合した以外は、実施例1と同様にしてグラシン
紙を作成した。叩解電力及び濾水性、又得られたグラシ
ン紙の品質特性は表に記載の如くであった。
割合で配合した以外は、実施例1と同様にしてグラシン
紙を作成した。叩解電力及び濾水性、又得られたグラシ
ン紙の品質特性は表に記載の如くであった。
実施例4 実施例1で得られたケナフ紙料80%とNBKP紙料20%の
割合で配合した以外は、実施例1と同様にしてグラシン
紙を作成した。叩解電力及び濾水性、又得られたグラシ
ン紙の品質特性は表に記載の如くであった。
割合で配合した以外は、実施例1と同様にしてグラシン
紙を作成した。叩解電力及び濾水性、又得られたグラシ
ン紙の品質特性は表に記載の如くであった。
比較例1 実施例1で得られたケナフ紙料8%とNBKP紙料92%の
割合で配合した以外は、実施例1と同様にしてグラシン
紙を作成した。叩解電力及び濾水性、又得られたグラシ
ン紙の品質特性は表に記載の如くであった。
割合で配合した以外は、実施例1と同様にしてグラシン
紙を作成した。叩解電力及び濾水性、又得られたグラシ
ン紙の品質特性は表に記載の如くであった。
比較例2 実施例1で得られたケナフ紙料5%とNBKP紙料95%の
割合で配合した以外は、実施例1と同様にしてグラシン
紙を作成した。叩解電力及び濾水性、又得られたグラシ
ン紙の品質特性は表に記載の如くであった。
割合で配合した以外は、実施例1と同様にしてグラシン
紙を作成した。叩解電力及び濾水性、又得られたグラシ
ン紙の品質特性は表に記載の如くであった。
比較例3 実施例1で得られたケナフ紙料82%とNBKP紙料18%の
割合で配合した以外は、実施例1と同様にしてグラシン
紙を作成した。叩解電力及び濾水性、又得られたグラシ
ン紙の品質特性は表に記載の如くであった。
割合で配合した以外は、実施例1と同様にしてグラシン
紙を作成した。叩解電力及び濾水性、又得られたグラシ
ン紙の品質特性は表に記載の如くであった。
比較例4 実施例1で得られたケナフ紙料90%とNBKP紙料10%の
割合で配合した以外は、実施例1と同様にしてグラシン
を作成した。叩解電力及び滷水性、又得られたグラシン
紙の品質特性は表に記載の如くであった。
割合で配合した以外は、実施例1と同様にしてグラシン
を作成した。叩解電力及び滷水性、又得られたグラシン
紙の品質特性は表に記載の如くであった。
比較例5 実施例1で得られたNBKP紙料100%を用いて、実施例
1の手順と同様にしてグラシン紙を作成した。叩解電力
及び滷水性を、又得られたグラシン紙の品質特性は表に
記載の如くであった。
1の手順と同様にしてグラシン紙を作成した。叩解電力
及び滷水性を、又得られたグラシン紙の品質特性は表に
記載の如くであった。
「効果」 上記の表からも明らかな様に、本発明の製造方法で得
られたグラシン紙は、比較例に示すグラシン紙と比較
し、パルプを叩解する際に要する消費電力は少なくてす
み、抄紙する際のワイヤー上での濾水性が向上し、又グ
ラシン紙に要求される透明度、ピンホールについても向
上したものが得られる。
られたグラシン紙は、比較例に示すグラシン紙と比較
し、パルプを叩解する際に要する消費電力は少なくてす
み、抄紙する際のワイヤー上での濾水性が向上し、又グ
ラシン紙に要求される透明度、ピンホールについても向
上したものが得られる。
Claims (2)
- 【請求項1】叩解したパルプを抄紙し、高温・高圧条件
下でスーパーカレンダー掛け処理するグラシン紙の製造
方法において、繊維径を100とした時その繊維内腔径が9
0以上である植物体を原料とする化学パルプを、グラシ
ン紙を構成する全パルプに対して10〜80重量%の範囲内
で配合することを特徴とするグラシン紙の製造方法。 - 【請求項2】繊維径を100とした時その繊維内腔径が90
以上である化学パルプがケナフを原料としたものである
ことを特徴とする請求項1記載のグラシン紙の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63226789A JP2569356B2 (ja) | 1988-09-08 | 1988-09-08 | グラシン紙の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63226789A JP2569356B2 (ja) | 1988-09-08 | 1988-09-08 | グラシン紙の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0274699A JPH0274699A (ja) | 1990-03-14 |
JP2569356B2 true JP2569356B2 (ja) | 1997-01-08 |
Family
ID=16850642
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63226789A Expired - Fee Related JP2569356B2 (ja) | 1988-09-08 | 1988-09-08 | グラシン紙の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2569356B2 (ja) |
-
1988
- 1988-09-08 JP JP63226789A patent/JP2569356B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0274699A (ja) | 1990-03-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |