JP2569255Y2 - スプリングコーム - Google Patents

スプリングコーム

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JP2569255Y2
JP2569255Y2 JP1993043061U JP4306193U JP2569255Y2 JP 2569255 Y2 JP2569255 Y2 JP 2569255Y2 JP 1993043061 U JP1993043061 U JP 1993043061U JP 4306193 U JP4306193 U JP 4306193U JP 2569255 Y2 JP2569255 Y2 JP 2569255Y2
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JP
Japan
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comb
bent
spring
bent portion
arms
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Application number
JP1993043061U
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English (en)
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JPH0712007U (ja
Inventor
稔 兼松
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Kaijirushi Hamono Center KK
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Kaijirushi Hamono Center KK
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は一本の線材を折曲して
くし歯状にしたスプリングコームにおいて、くし歯の形
状の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、スプリングコームの各くし歯に
おいては、その先端部にある折曲部から2本の腕部が基
端側へ延設され、互いに隣接する両くし歯の腕部が基端
折曲部を介して連続している(例えば実公昭62−43
452号公報参照)。
【0003】従来からある何れのスプリングコームにお
いても、図7に示すように各くし歯2の両腕部4が基端
折曲部5から先端折曲部3間で直線状に延設されてい
る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、各くし歯2
の延設方向と並設方向とを含む平面Pに対し直交する方
向Cに沿うくし歯2の厚みTが小さいため、このような
形状のスプリングコームを各くし歯2の延設方向に沿っ
て髪に挿入した場合に、髪に対する各くし歯2の引っ掛
かり部分が少なくなり、挿入方向とは逆の方向へスプリ
ングコームが髪から抜け落ち易くなる欠点があった。
【0005】本考案は髪から抜け落ちにくいスプリング
コームを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】後記する実施例の図面に
示すように、本考案に係るスプリングコ−ム1は一本の
線材を折曲してくし歯状にしたものであり、このくし歯
2においてはその先端部にある折曲部3から2本の腕部
4が基端側へ延設され、互いに隣接する両くし歯2の腕
部4が基端折曲部5を介して連続している。
【0007】特に、各くし歯2のうち全部又は一部のも
のについて、基端折曲部5側の直線状に延びる腕部4の
延設方向Aに対し、先端折曲部3側の腕部4が、前記延
設方向Aを含む面Pと直交する方向Cへ所定の角度θだ
け傾斜するように屈曲している。
【0008】
【作用】このようなスプリングコ−ム1を髪Hに挿入し
た場合、屈曲する先端折曲部3側の腕部4が髪Hに引っ
掛かり易くなる。従って、基端折曲部5側の腕部4の延
設方向Aに沿ってスプリングコ−ム1を抜く力が働いて
も、先端折曲部3側の腕部4が髪Hに引っ掛かってその
力に対する抵抗力となる。
【0009】
【第1実施例】まず、本考案の第1実施例にかかるスプ
リングコームを図1から図4を参照して説明する。
【0010】図1に示すスプリングコーム1は1本の金
属線材を折曲してくし歯状にしたものである。各くし歯
2はその先端部にある折曲部3から2本の腕部4を基端
側へ延設したものであって、互いに隣接する両くし歯2
の腕部4が基端折曲部5を介して連続している。各くし
歯2における基端折曲部5側の両腕部4の延設方向A
と、各くし歯2の並設方向Bとを含む平面Pは図2に示
すようにア−チ状をなし、同平面Pに対し直交する厚さ
方向Cへ撓んでア−チ状を変形させる弾性や、各くし歯
2をその並設方向Bへ拡開させる弾性を有している。
【0011】各くし歯2の腕部4においては先端側から
基端側に渡り挿入部6と挾持部7と接続部8とが順次形
成され、各くし歯2において両挾持部7の間隔は両挿入
部6の間隔や両接続部8の間隔よりも大きくなってい
る。逆に、互いに隣接する両くし歯2の腕部4間の髪挿
入切込み9では、両挾持部7の間隔が極めて狭くなって
いる。
【0012】特に、本実施例に係る各くし歯2の腕部4
においてその延設方向Aは接続部8及び挾持部7と挿入
部6とで若干異なっている。即ち、図3に示すように、
接続部8及び挾持部7は延設方向Aへ直線状に延びてい
るが、挿入部6はこの延設方向Aに対し角度θだけ前記
厚さ方向C上でア−チ形状の内側へ屈曲されている。従
って、この延設方向Aと平行でかつ先端折曲部3を通る
直線を想定した場合、この直線と基端折曲部5との間の
厚みTが大きくなる。
【0013】このような形状のスプリングコ−ム1を図
4に示すように髪Hに挿入した場合、各くし歯2の腕部
4の挿入部6がより多くの髪Hに引っ掛かり易くなる。
従って、各くし歯2の延設方向Aに沿う方向の力がスプ
リングコ−ム1に働いても、各挿入部6と髪Hとの間の
抵抗によりスプリングコ−ム1が抜け落ちにくくなる。
【0014】
【他の実施例】図5に示す第2実施例のスプリングコ−
ム1においては、互いに隣接する両くし歯2の両腕部4
のうち一方の両腕部4の挿入部6が第1実施例の場合と
同様に屈曲しているが、他方の両腕部4の挿入部6がそ
の接続部8及び挾持部7と同様に延設方向Aへ直線状に
延びている。
【0015】図6に示す第3実施例のスプリングコ−ム
1においては、互いに隣接する両くし歯2の両腕部4の
うち一方の両腕部4の挿入部6が厚さ方向C上でア−チ
形状の内側へ屈曲し、他方のものが同じく外側へ屈曲し
ている。
【0016】
【0017】何れの実施例においても、厚みTを大きく
しただけ、髪Hにくし歯2が引っ掛かり易くなるので、
スプリングコ−ム1の抜け落ちを防止することができ
る。
【0018】
【考案の効果】本考案に係るスプリングコーム1によれ
ば、基端折曲部5側の直線状に延びる腕部4の延設方向
Aに対し先端折曲部3側の腕部4を前記延設方向Aを含
む面Pと直交する方向Cへ所定の角度θだけ傾斜するよ
うに屈曲させたので、その先端折曲部3側の腕部4が抜
け方向へ働く力に対する抵抗となり、髪Hから抜け落ち
にくくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係るスプリングコームを示す平面
図である。
【図2】同じく正面図である。
【図3】図1のX−X線拡大断面図である。
【図4】同スプリングコームの使用状態図である。
【図5】第2実施例に係るスプリングコームにおいて前
記図3に相当する拡大断面図である。
【図6】第3実施例に係るスプリングコームにおいて前
記図3に相当する拡大断面図である。
【図7】従来のスプリングコームを示す拡大断面図であ
【符号の説明】
1…スプリングコーム、2…くし歯、3…先端折曲部、
4…腕部、5…基端折曲部、A…延設方向、C…面Pと
直交する方向、H…髪、P…延設方向Aを含む面、T…
厚み、θ…所定角度。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一本の線材を折曲してくし歯状にしたス
    プリングコームにおいて、各くし歯(2)はその先端部
    にある折曲部(3)から2本の腕部(4)を基端側へ延
    設したものであり、互いに隣接する両くし歯(2)の腕
    部(4)を基端折曲部(5)を介して連続させ、各くし
    歯(2)のうち全部又は一部のものについてこの基端折
    曲部(5)側の直線状に延びる腕部(4)の延設方向
    (A)に対し先端折曲部(3)側の腕部(4)を前記延
    設方向(A)を含む面(P)と直交する方向(C)へ所
    定の角度(θ)だけ傾斜するように屈曲させたことを特
    徴とするスプリングコーム。
JP1993043061U 1993-08-05 1993-08-05 スプリングコーム Expired - Lifetime JP2569255Y2 (ja)

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JP1993043061U JP2569255Y2 (ja) 1993-08-05 1993-08-05 スプリングコーム

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JPH0712007U JPH0712007U (ja) 1995-02-28
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ID=12653356

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5669202U (ja) * 1979-10-24 1981-06-08
JPS58125509U (ja) * 1982-02-18 1983-08-26 株式会社ラツキ−コ−ポレ−シヨン スプリングコ−ム

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JPH0712007U (ja) 1995-02-28

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