JP2568211Y2 - 赤外線センサ装置 - Google Patents

赤外線センサ装置

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JP2568211Y2
JP2568211Y2 JP9092792U JP9092792U JP2568211Y2 JP 2568211 Y2 JP2568211 Y2 JP 2568211Y2 JP 9092792 U JP9092792 U JP 9092792U JP 9092792 U JP9092792 U JP 9092792U JP 2568211 Y2 JP2568211 Y2 JP 2568211Y2
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infrared sensor
infrared
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transmitter
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智康 加々美
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智康 加々美
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  • Radiation Pyrometers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】この考案は赤外線センサ装置
に関し、特にゲームや狩猟等において、一定の距離を置
いた場所に人や野生生物その他の体温のある動物が存在
することを検出することができるようにした赤外線セン
サ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の赤外線センサ装置として
は、図5のように赤外線発信機と、これと併設した少な
くとも一対の検知部11,11’とを備えた赤外線セン
サと、この赤外線センサで検知されたデータを比較演算
する手段12と、上記比較演算された値に応じて赤外線
センサによる測定結果を表示するディスプレイ13とを
備えたものが公知である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら前者の赤
外線センサ装置においては、一対の検知部11,11’
が種々雑多のノイズを拾ってしまい、肝心の被測定物が
判別しにくくなってしまうという欠点を有している。
【0004】これを解決するために、赤外線のノイズを
カットするためのフィルタを使用することが考えられる
が、赤外線センサと被測定物との間に通常のフィルタを
セットしただけでは、逆に赤外線を検知する能力が大幅
に低下して、赤外線センサ装置自体が使用に適さなくな
ってしまう。
【0005】この考案は上記の欠点を解消することを目
的とするもので、赤外線センサが種々雑多のノイズを拾
うことを防ぐとともに、肝心の被測定物を確実に判別す
ることができるようにしたもので、かつまた赤外線を検
知する能力が大幅に低下することがないようにした赤外
線センサ装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわちこの考案の赤外
線センサ装置は、赤外線発信機と一対の検知部とが併設
され、赤外線発信機から発信され、被測定物を経て反射
された赤外線を受信するようにした赤外線センサと、こ
の赤外線センサで検知されたデータを比較演算する手段
と、上記比較演算された値に応じて赤外線センサによる
測定結果を表示するディスプレイとを備えた赤外線セン
サ装置において、前記赤外線センサと被測定物との間
に、一部を開口し、かつ赤外線をカットする偏光レンズ
を前後に一対配置するとともに、前記一対の偏光レンズ
の開口を前記赤外線発信機から発信される赤外線が通過
するように配置したことを特徴としている。
【0007】また、赤外線をカットする偏光レンズがプ
ラスチック製であることも特徴としている。
【0008】このように構成されたこの考案の赤外線セ
ンサ装置においては、赤外線センサが種々雑多のノイズ
を拾うことを防ぐとともに、肝心の被測定物を確実に判
別することができるようになった。
【0009】また一部を開口した発信方向に前後一対の
赤外線をカットする偏光レンズを使用することにより、
赤外線を検知する能力の大幅な低下を回避することがで
き、検知能力とノイズの選別能力とを兼備した赤外線セ
ンサ装置を提供することができるようになった。
【0010】
【考案の実施の形態】以下図面に基づきこの考案の赤外
線センサ装置の一実施例について説明する。
【0011】図1ないし図3において、1,1’はハン
ディで携帯可能なハウジング内に、所定の間隔で設置し
た一対の検知部である。一対の検知部1,1’はハウジ
ング内において、図では発信機の両側に併設され、赤外
線センサを構成している。このように構成した赤外線セ
ンサは、発信機から被測定物2を経て反射された赤外線
を検知部1,1’で受信するようになっている。
【0012】この赤外線センサの検知部1,1’で検知
された被測定物2の温度に関するデータは、記憶装置に
記憶された処理手順によって所定の演算回路を用いて比
較演算する温度比較手段3により処理される。もちろ
ん、この温度比較手段3としては上記比較演算のための
演算回路のみならず、他の機器類を使用することもでき
る。
【0013】4は上記温度比較手段3によって比較演算
された値に応じ、赤外線センサの検知部1,1’による
測定結果を表示するディスプレイである。このディスプ
レイ4には、比較演算された値に応じてバーグラフ5が
表示され、その数や消長の速さ等で一定の距離を置いた
場所に人や野生生物その他の体温のある動物が存在する
ことを確認することができる。
【0014】6,6’はハウジング前面の赤外線照射口
に着脱可能にセットされ、一部を開口した赤外線をカッ
トする偏光レンズである。この偏光レンズ6,6’は、
上記発信方向に前後に一対設けられ、赤外線センサ内の
検知部1,1’と被測定物2との間において、赤外線を
選択的に遮断して被測定物2の検知に障害となるノイズ
を遮断する。7は上記偏光レンズ6,6’のほぼ中央に
設けた開口で、そのサイズによってカットするノイズの
量を調節することができる。また上記偏光レンズ6,
6’は縞状に赤外線を通すところと通さないところがあ
り、図3のように偏光レンズ6,6’のいずれかを回転
してもやはりカットするノイズの量を調節することがで
きる。
【0015】8は所定の電圧を有する電池からなる電
源、9はスイッチである。
【0016】また10はシャッタで、図4のようにその
絞りによって赤外線センサの射程距離と検知しようとす
る被測定物2の幅(矢印)を制御することができる。
【0017】この考案の赤外線センサ装置の使用に際し
ては、スイッチ9をONして装置を作動可能状態とし、
ハウジング前面の照射口を被測定物2方向に向け、一定
の角度で走査する。そうすると被測定物2の位置におい
て、赤外線センサ1,1’が反射された赤外線を検知
し、温度比較手段3が周辺との温度差のデータを比較演
算し、ディスプレイ4に比較演算された値に応じてバー
グラフ5からなる所定の表示を行なう。その際、微少な
温度変化は偏光レンズ6,6’がカットし、被測定物4
の存在を明確に検知することができる。
【0018】
【考案の効果】このように構成されたこの考案の赤外線
センサ装置においては、赤外線センサが種々雑多のノイ
ズを拾うことを防ぐとともに、肝心の被測定物を確実に
判別することができるようになった。
【0019】また一部を開口した赤外線をカットする偏
光レンズを使用することにより、赤外線を検知する能力
の大幅な低下を回避することができ、検知能力とノイズ
の選別能力とを兼備した赤外線センサ装置を提供するこ
とができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の赤外線センサ装置の一実施例を示す
概略図である。
【図2】偏光レンズを装着する状態の斜視図である。
【図3】偏光レンズを装着する状態の別の角度から見た
斜視図である。
【図4】シャッタの機能を説明するための概略図であ
る。
【図5】従来の赤外線センサ装置の例を示す概略図であ
る。
【符号の説明】
1,1’ 赤外線センサ 2 被測定物 3 温度比較手段 4 ディスプレイ 5 バーグラフ 6,6’ 偏光レンズ 7 開口 8 電源 9 スイッチ 10 シャッタ

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 赤外線発信機と一対の検知部とが併設さ
    れ、赤外線発信機から発信され、被測定物を経て反射さ
    れた赤外線を受信するようにした赤外線センサと、この
    赤外線センサで検知されたデータを比較演算する手段
    と、上記比較演算された値に応じて赤外線センサによる
    測定結果を表示するディスプレイとを備えた赤外線セン
    サ装置において、 前記赤外線センサと被測定物との間に、一部を開口し、
    かつ赤外線をカットする偏光レンズを前後に一対配置す
    るとともに、 前記一対の偏光レンズの開口を前記赤外線発信機から発
    信される赤外線が通過するように配置したことを特徴と
    する赤外線センサ装置。
  2. 【請求項2】 赤外線をカットする偏光レンズがプラス
    チック製である請求項1記載の赤外線センサ装置。
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