JP2567906B2 - 原稿情報検出方法 - Google Patents

原稿情報検出方法

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JP2567906B2 JP63094664A JP9466488A JP2567906B2 JP 2567906 B2 JP2567906 B2 JP 2567906B2 JP 63094664 A JP63094664 A JP 63094664A JP 9466488 A JP9466488 A JP 9466488A JP 2567906 B2 JP2567906 B2 JP 2567906B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、自動原稿濃度制御機能,自動給紙選択機
能,自動変倍率設定機能等を有する複写機に適用し得る
原稿情報検出方法に関するものである。
〔従来技術〕
従来の原稿情報検出方法では、例えば、特開昭56−22
423号公報に示されるように、原稿サイズ検出用に半導
体カラーセンサが複数個(一般的な複写機で要求される
定形サイズの原稿サイズ種類を、この方法ですべて検出
するためには少なくとも5組の半導体カラーセンサが必
要である)必要であり、またセンサ1個に対して2組の
アンプ回路が必要であるため、単独のセンサを同数使う
方法に対して数倍以上のコストとなる。さらに原稿濃度
検出のためには、別のセンサが必要である。
〔目的〕
本発明は、上記従来技術が有する課題を解決し、最小
限の光センサ個数で、原稿色,原稿サイズ,原稿濃度等
の原稿情報を正確に検出でき、且つコストダウンが図れ
る原稿情報検出方法を提供することを目的とする。
〔構成〕
本発明は、上記の目的を達成させるため、原稿濃度制
御と原稿サイズ検出のために複数の光センサとを使用す
る原稿情報検出方法において、感光体の分光波長域の最
大感度付近で分光反射率が最大となり、且つ分光波長域
の不感域で分光反射率が最小となる色に着色された圧板
反射シートを備え、この圧板反射シートの分光反射率が
最小となる波長域に感度を有する光センサと、感光体の
分光波長域と略同等の分光波長特性を有する光センサと
の出力値の比により原稿色情報,原稿サイズ情報を検出
すると共に、前記感光体の分光波長域と略同等の分光波
長特性を有する光センサにより原稿濃度情報を検出する
ように構成することを特徴としたものである。
以下、本発明の一実施例に基づいて具体的に説明す
る。
第1図は本実施例の要部を示す正面一部断面図、第2
図は光センサと原稿の位置関係を示す平面図、第3図は
光センサと検出回路との関係を示す説明図、第4図は各
部材の分光波長特性を示す特性図、第5図(a),
(b)は光センサの出力波形図、第6図はサイズ判定を
説明するための図、第7図は原稿サイズ検出作動のフロ
ーチヤートを示す。
第1図において、1は圧板、2は圧板1のスポンジ状
発泡部材、3は圧板反射シート、4はコンタクトガラ
ス、5は照明光学スキヤナ、6は露光ランプ、7は反射
板、8はランプカバー、9は第1ミラー、10は原稿、12
は原稿長さ検出用の光センサLを内蔵した光コネクタ、
13は原稿幅検出用の光センサWを内蔵した光コネクタ、
1は原稿濃度検出用の光センサODを内蔵した光コネク
タ、15は嵌合用プラグ、16−12,16−13,16−14は光フア
イバ、20は増幅器基板である。
同図において、原稿10はコンタクトガラス4上に載置
され、図中の矢印方向F,Rに移動自在なスキヤナ5によ
り光が照射される。そして原稿10を照射した後の反射ビ
ームは、光コネクタ12,13,14に内蔵されたフオトダイオ
ードなどからなる光センサL,W,ODに光をガイドする光フ
アイバ16−12,16−13,16−14に入射する。この光フアイ
バ16−12,16−13,16−14の先端は各々嵌合用プラグ15を
介して前記光コネクタ12,13,14に連結されている。
ところで圧板反射シート3は、一般の複写機ではコピ
ー画像余白部を白く抜くため白色を用いているのが普通
であるが、原稿サイズを検出するためには原稿地肌と反
射シート部との反射出力差が殆ど無いために不向きであ
る。このため、本実施例では、公知である感光体の分光
波長の最大感度付近で最大の分光反射率を示す、例えば
黄色の圧板反射シート3を使用し、感光体から見れば黄
色と白色とが同じと見做せるようにしている。
第4図に各部材の分光波長特性を示した。同図におい
て、符号は各部材の分光波長特性を指しており、41は感
光体、42は原稿サイズ長さ用の光センサLと原稿サイズ
幅用の光センサW、43は原稿濃度検出用の光センサOD、
44は圧板反射シート3の各分光特性であり、また45は白
色紙の分光反射特性を示している。そして同図から、前
記圧板反射シート3の分光反射特性44は、450〜500nmの
間で急激にその反射率が変化し、原稿サイズ用の光セン
サL,Wの分光波長特性42から見ると、白色原稿と黄色の
圧板反射シート3との反射出力(分光波長特性45と44)
は明確に区別出来ることが分かる。
また本実施例では、第2図に示すように、コンタクト
ガラス4上に載置された原稿10(図中、サイズの違いに
よつて10−1,10−2,……10−5として示してある)は、
左端をホームポジシヨンP0とし、原稿中央11によつてサ
イズ検出がなされる。そして光フアイバ16−12,16−13,
16−14の受光先端は前記スキヤナ5に搭載され、原稿中
央11上に原稿長さ検出用の光フアイバ16−12が、またこ
の長さ検出用の光フアイバ16−12に隣接して原稿濃度検
出用の光フアイバ16−14が、さらに、コンンタクトガラ
ス4上から見てA−4版横原稿10−3で隠れA−4版縦
原稿10−2で見える位置に、原稿幅検出用の光フアイバ
16−13が各々位置している。
そして、第3図に示すように、スキヤナ5のランプカ
バー8から延出した光フアイバ16−12,16−13,16−14
は、各光センサL,W,ODと光学的に連結する。これらの各
光センサL,W,ODは増幅器基板20に設けられた2組のオペ
アンプ回路31〜36に各々電気的に接続され、受光量によ
つて出力Lvout,Wvout,ODvoutを出す。第3図において、
Rは抵抗、Rvは可変抵抗、Cはコンデンサを示す。
前記光センサLからの出力Lvoutと光センサWからの
出力Wvoutの出力波形を第5図(a),(b)に示し
た。同図において、原稿10と圧板反射シート3との反射
率の差が大きいため、出力が原稿10のときV1,圧板反射
シート3のときV2として現れ、この間にスレツシユホー
ルドレベルLSを設定すれば、原稿10の有無が識別出来る
ことが分かる。原稿サイズ検出用の光センサL,Wは、フ
イルタなどで上述した第4図の分光波長特性42になるよ
うに補正されている。
そして、露光工程に入る前に空でスキヤナ5を第1図
の矢印F方向に移動(プレスキヤン)させ、R方向に反
転する瞬間から図示しないスキャナ駆動に連動したエン
コーダによるパルスをカウントするか、またタイマーを
スタートさせ、前記センサ出力Lvout,Wvoutが設定され
たスレツシユホールドレベルLSを越える瞬間のエンコー
ダパルス数、またはタイマー時間を読み取る。そして全
長のパルス数からカウントしたパルス数を算出して、既
知の1パルス当たりの長さにより演算するか、単位時間
当たりのスキヤナ5の移動速度からホールポジシヨンP0
からの各原稿長さll〜l4が演算,算出される。
このときの原稿幅検出用の光センサWがオンかオフか
により、原稿サイズが第6図に示すように判定される。
しかし、フイルタを含む光センサL,Wの感度のバラツ
キ、照明系の劣化,レンズやミラーの汚れ,光フアイバ
の透過率の変動等で、第5図に示した原稿10と圧板反射
シート3との反射率の比が小さくなつたり、また圧板反
射シート3の色に似た色の原稿10では正しく判定出来な
い不具合が発生する。
ところで各々分光感度が異なる2個の光センサにより
カラー情報が得られることは、特開昭56−22423号公報
に開示されているように公知であるが、本実施例では、
原稿サイズ検出用の光センサL,Wと原稿濃度検出用の光
センサODとが、第4図に示したような異なる分光波長特
性を有する2種の光センサであるので、この2種の光セ
ンサでカラーセンサに似た構成とし、さらに、これらを
スキヤナ5に搭載してセンサをスキヤンさせることによ
り、最小個数で広範な原稿サイズと原稿濃度の原稿情報
が検出出来るようにしてある。
前記原稿サイズ検出用のセンサL,Wからの出力LVvout,
Wvoutは、第4図に示したように、白色原稿による反射
率45は高いので、それによる出力Lvoutは大きく、また
圧板反射シート3による出力Lvoutは小さくなる。原稿
濃度検出用のセンサODの出力は、第4図から白色原稿と
圧板反射シート3の各反射率45,44に基づく出力Lvoutは
殆ど変わらないことが分かる。原稿サイズ検出用のセン
サL,Wと原稿濃度検出用のセンサODとの比が1つの波
長、即ち色に対して入射光強度の変化に関係なく一定と
なり、色情報として得られるので系の変動に対しても正
しく識別出来ることになる。尚、前記両センサが原稿色
により一定になる性質から原稿色情報も得られるが、本
実施例では色そのものを検出して制御を行つていない。
次に第7図に示したフローチヤートに基づいて原稿情
報検出の作動を説明する。プリントキーがオンされると
(7−1)、露光ランプ6が定められた電圧で点灯し
(7−2)、スキヤナ5が前記F方向に移動する(7−
3)。このときは原稿10内の画像部面積の大きい部分で
誤検出するのを防ぐため、センサL,W,ODからのデータ読
み取らない。スキヤナ5がリターンポジシヨンから反転
するとき、エンコーダパルスのカウントを開始して(7
−4)、スキヤナ5が復動する(7−5)。このとき、
原稿濃度用のセンサODの出力(ADS)と原稿長さ検出用
のセンサLの出力〔APS(L)〕を監視していて(7−
6)、ADS/APS(L)≦K1が成立したとき(7−7)、
原稿“有”を検出する。しかし圧板1を開放して原稿10
を置いた状態では、原稿の“無”領域でも上式が成立し
てしまい誤検出となるので、APS(L)≧K2(V)が成
立した時点を原稿“有”と判断して(7−8)、エンコ
ーダパルスを記憶する(7−9)。
スキヤナ5がホームポジシヨンHPに到達しているのに
拘らず前記両式が成立しないときは(7−10)、サイズ
検出不能として(7−11)、警告表示する(7−12)。
上述した原稿長さが検出された時と同時に、原稿幅検
出用のセンサWの出力APS(W)が読み取られるが(7
−13)、ADS/APS(W)≦K1と、APS(W)≧K2(V)と
の2式にて(7−14),(7−15)、原稿幅検出用のセ
ンサWがオンしているか、オフしているかを判定する
(7−16)。このとき、スキヤナ5はホームポジシヨン
HPに戻す(7−17)。
そして(記憶しているエンコーダパルス数)×(1パ
ルス当たりの長さ)から原稿長さを演算する(7−1
8)。定形サイズ紙は予め寸法がCPUメモリテーブルに書
き込まれており、幅情報も含めてサイズ及び方向を判別
して(7−19)、適合した複写紙があれば(7−20)、
複写紙の給紙選択をする(7−21)。
尚、前記K1,K2は光センサL,W,OD、あるいはオペアン
プ回路31〜36の特性により変化する。
以上のように構成したため、本実施例では、光フアイ
バ16−12,16−13,16−14の透過率の変動、露光ランプ6
の光量変動、光学系の汚れ等に係るセンサ出力に変動が
あつても正確に原稿サイズを識別出来る。
また本実施例では、原稿は反射光を受光して光センサ
L,W,ODに至る間を光フアイバ16−12,16−13,16−14でガ
イドしているが、これは特に光センサ類が耐熱性に劣
り、スキヤナ部に直接搭載させるためには、冷却,アン
プ回路,給電線等で設計上難点があるためであり、受光
部,アンプ回路を熱的に問題ない位置に難して設置し、
この間を光フアイバで光学的に連結しているのである。
勿論、本発明は、光フアイバによる光ガイドに限定され
ることなく、スキヤナ5上に光センサL,W,ODを設置して
も良い。
〔効果〕
以上説明したように、本発明は、上記特性の光センサ
を使用することにより、少ない光センサで正確に原稿情
報を検出でき、コストダウンが図れる原稿情報検出方法
を提供出来る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を説明するためのものであり、
第1図は本実施例の要部を示す正面一部断面図、第2図
は光センサと原稿の位置関係を示す平面図、第3図は光
センサと検知回路との関係を示す説明図、第4図は各部
材の分光波長特性を示す特性図、第5図(a),(b)
は光センサの出力波形図、第6図はサイズ判定を説明す
るための図、第7図は原稿サイズ検出作動のフローチヤ
ートである。 3……圧板反射シート、41……感光体の分光波長特性、
42……原稿サイズ用の光センサの分光波長特性、43……
原稿濃度検出用の光センサの分光波長特性、44……圧板
反射シートの分光反射特性、L……原稿長さ検出用の光
センサ、W……原稿幅検出用の光センサ、OD……原稿濃
度検出用の光センサ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿濃度制御と原稿サイズ検出のために複
    数の光センサとを使用する原稿情報検出方法において、
    感光体の分光波長域の最大感度付近で分光反射率が最大
    となり、且つ分光波長域の不感域で分光反射率が最小と
    なる色に着色された圧板反射シートを備え、この圧板反
    射シートの分光反射率が最小となる波長域に感度を有す
    る光センサと、感光体の分光波長域と略同等の分光波長
    特性を有する光センサとの出力値の比により原稿色情
    報,原稿サイズ情報を検出すると共に、前記感光体の分
    光波長域と略同等の分光波長特性を有する光センサによ
    り原稿濃度情報を検出するように構成したことを特徴と
    する原稿情報検出方法。
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