JP2567682Y2 - フレグランス噴霧装置 - Google Patents

フレグランス噴霧装置

Info

Publication number
JP2567682Y2
JP2567682Y2 JP1992024175U JP2417592U JP2567682Y2 JP 2567682 Y2 JP2567682 Y2 JP 2567682Y2 JP 1992024175 U JP1992024175 U JP 1992024175U JP 2417592 U JP2417592 U JP 2417592U JP 2567682 Y2 JP2567682 Y2 JP 2567682Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fragrance
bottle
vibrator
ultrasonic
lead
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1992024175U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0664760U (ja
Inventor
正浩 松宮
光昭 勝股
章夫 細見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alpine Electronics Inc
Original Assignee
Alpine Electronics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alpine Electronics Inc filed Critical Alpine Electronics Inc
Priority to JP1992024175U priority Critical patent/JP2567682Y2/ja
Publication of JPH0664760U publication Critical patent/JPH0664760U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2567682Y2 publication Critical patent/JP2567682Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Special Spraying Apparatus (AREA)
  • Spray Control Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、車内あるいは室内にお
いて、フレグランス(香水)を複数種類のうちから選択
し、自動的に噴霧する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車内、あるいは室内において、目的に応
じて雰囲気を演出したり、場合によっては悪臭を消した
りするためにフレグランスを噴霧する装置がある。図5
はその一例で、ケース1にはそれぞれ異種のフレグラン
スを収容したボトル2、3があり、平常は自然拡散によ
って芳香を拡散し、ケース1の上部に設けたボタン4を
押すことによってボトル3のフレグランスを、同じくボ
タン5を押すことによってボトル2のフレグランスを、
モータ6の回転に伴うファン7の回転により強制的に芳
香を拡散する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記した従来技術によ
れば、 (1)異種のフレグランスのボトルが常に開いているた
めに香りが混ざってしまう (2)ボトル内のフレグランスの残量がわからない といった課題を伴うものであり、本考案はこれらの課題
を解決しようとするもので、コンパクトな装置で、より
多種類のフレグランスがそれぞれ単独の香りを提供で
き、かつフレグランスの残量を検出可能としてフレグラ
ンスの補充を容易に行えるようにするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案によるフレグラン
ス噴霧装置は、収納されたフレグランスを導出させる導
出部を各々有する複数のボトルと、前記導出部に振動を
与える振動子を備え、この振動子の振動によってボトル
内のフレグランスを噴霧させる超音波振動装置とからな
り、この超音波振動装置の振動子またはボトルの一方は
駆動源によって移動するテーブル上に設けられると共
に、前記振動子またはボトルの他方は前記テーブルの周
辺に設けられ、制御回路による所定のボトルの選択に伴
ってテーブルが移動させられて前記振動子と導出部とが
対向したときにボトル内のフレグランスを噴霧すること
を特徴とし、また、超音波振動装置の振動子に隣接させ
てフォトセンサを設け、このフォトセンサによってボト
ル内のフレグランスの残量を検出することを特徴とする
ものである。
【0005】
【作用】フレグランスを収容したボトルの口から外へ突
き出させて超音波振動装置の振動子に接触した毛細管先
端から導出されるフレグランスは噴霧状になって芳香を
拡散し、またターンテーブルを回動制御することによっ
て、複数のフレグランスからの選択を容易とし、さら
に、超音波振動装置の振動子の上方に接近させて設けた
フォトセンサは、ボトル内のフレグランス残量を検出し
て、必要に応じてフレグランスの補充を警告する。
【0006】
【実施例】本考案の一実施例を図1乃至図3を用いて以
下説明する。図1は本考案のフレグランス噴霧装置の全
体構成を示し、ハウジング22内にはターンテーブル1
2が設けられ、その周囲にはそれぞれ異種の香りを持つ
フレグランスを収納したボトル8、19、20及び21
が配置されている。それらのボトル8、19、20及び
21はほぼ同様なものからなるのでボトル8を図2を用
いて説明する。ボトル8はガラス等の透明材で形成さ
れ、二等辺三角形の頂部を潰した台形状をしている。そ
の頂部には小孔を持った栓がはめ込まれ、この小孔には
後述する超音波振動装置の振動子が与える振動によって
フレグランスを噴霧状に導出するための導出部となる毛
細管10が挿入されている。毛細管10はその一端10
bをボトル8内のフレグランス9に浸漬し、突出端10
aをボトル8の外へ突出させている。そして、ボトル
8、19、20及び21は着脱可能な支持装置(図示省
略)によって固定されている。
【0007】前記ターンテーブル12上の円周近くには
超音波振動装置11が載置され、ターンテーブル12の
回転に伴い、超音波振動装置11の振動子11aの描く
軌跡上に前記4個のボトルの口から突出させた毛細管1
0の突出端10aが90°の角度間隔で配置される。タ
ーンテーブル12はモータ13によって回動され、前記
モータ13は制御回路14によって回転の始動、停止を
コントロールされ、前記制御回路14は前記超音波振動
装置11のための振動子ドライバー(図示省略)の駆動
も制御する。15は送風用の、前記13とは別のモータ
であって、ファン16を回転させ、このモータ15も前
記制御回路14によって回転数、始動および停止を制御
される。23は装置全体のための電源、バッテリーであ
る。
【0008】装置全体の電源がオンであるとすれば、ま
ず、図示省略の押し釦等によって、フレグランスの種類
が選択され、制御回路14によってモータ13が回転
し、ターンテーブル12を回動させ、指定のフレグラン
スのボトルが仮に8であるとすれば、図1の位置、すな
わち、ボトル8の毛細管10の突出端10aが超音波振
動装置11の振動子11aの上に位置したところで、制
御回路14はモータ13の回転を停止してターンテーブ
ル12を止める。つづいて、制御回路14は振動子ドラ
イバーを駆動して振動子11aを振動させ、接触してい
る毛細管の突出端10aから導出されるフレグランス9
を噴霧状にする。次に制御回路14はモータ15を回転
させ、ファン16によって霧状のフレグランスを送風拡
散させる。
【0009】フレグランスの選択変更は、前記図示省略
の押し釦等によって、異種のフレグランスを選択すれば
よい。制御回路14が指定のフレグランスのボトルをタ
ーンテーブルの回動と停止によって選択する。
【0010】前記制御回路14はフレグランスが室内あ
るいは車室内に拡散して作り出す状態をコントロールす
ることができる。フレグランスの噴出量の変化すなわち
噴出時間の変化を超音波振動装置の駆動時間の変更によ
って、そして、送風状態の変化をファン16の回転数す
なわちモータ15の回転数を変更することによって、さ
らに、その両者を組み合わせることによって、フレグラ
ンスが室内あるいは車室内に拡散して作り出す状態をマ
イルドな感覚、あるいはナチュラルな感覚等をあらかじ
め設定しておき、状況に応じた状態を容易に得ることが
できる。
【0011】図3はボトル内のフレグランスの残量の検
出のための装置であって、図1の装置に組み込まれる。
ボトル(例えば8のボトル)の口から突出している毛細
管の突出端10aが接触する超音波振動装置11の振動
子11aのすぐ上部に、発光部と受光部とよりなるフォ
トセンサ17が設けられている。前述の機器作動のため
の操作にともない、制御回路14の指令で振動子11a
が振動して接触している毛細管の突出端10aから導出
されるフレグランス9を噴霧状にするから、フォトセン
サ17は光路を遮断されて検出信号を発し、図示省略の
表示手段(例えばランプ)によって残量ありとし、フォ
トセンサ17の光路が遮断されなければ残量なしとして
表示し、フレグランスの補充を警告する。なお、上記の
検出工程は、制御回路14がモータ15へ始動指令を発
する前、すなわち、ファン16が回転して送風が始まる
前に実施される。
【0012】図4は、上記の考案をさらに発展させたも
のであって、実施例は1種類から7種類のフレグランス
を、例えば、7種類のメロディにのせて、曜日ごとに変
化して目覚し時計として動作する装置である。7種類の
フエエグランスのソフトをそれぞれ収容した7個のボト
ルからなるボトル群24は、その先端のフレグランス導
出部を前記振動子11aに相当する噴射アクチェータ2
7に対して順次選択できるように、移動可能に配置さ
れ、その移動と、超音波振動装置の振動子の振動の制御
はコントロールドライバー24がアクチェータモータ2
6等をコントロールすることによって行われる。前記コ
ントロールドライバー25は、時計(タイマー)、フレ
グランス選択手段、7種類のメロディを用意したオーデ
ィオ装置、ディスプレイ駆動部等を備え、ディスプレイ
29、スピーカ28が接続され、全体は電源30によっ
て電源を供給される。
【0013】コントロールドライバー25のタイマーと
フレグランス選択手段とをセットすることによって、曜
日ごとに、7種類の香りと、7種類のメロディとから、
組み合わせ選択しておけば、タイマーセットした時刻
に、曜日ごとにセットされた香り、メロディが流れるも
のである。なお、フレグランスを1種類、メロディ7種
類とすれば、アクチェータモータ26は不要となり、簡
易型となる。
【0014】なお、上記実施例においては、超音波振動
子を移動させる構成としたが、超音波振動子を移動させ
ると、その結線処理が大変なので超音波振動子を固定さ
せてフレグランスが入ったボトルをターンテーブルに乗
せて回動させるようにしてもよい。
【0015】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、複数のボ
トルにフレグランスを収納して所定の選択されたボトル
の導出部に振動を与えることによってフレグランスが噴
霧されるので、各ボトルに異種のフレグランスが収納さ
れていても、フレグランスの余分な香りの拡散がなく、
香りが混ざってしまうことを極力抑えることができる。
また、テーブルに振動子またはボトルの一方を設けるこ
とによりそれぞれが一対一で設けられる必要がなく装置
を小型化することができる。さらに、フォトセンサによ
ってボトル内のフレグランスの残量を検出することがで
き、フレグランスの補充が容易に行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の構成のブロック図である。
【図2】本考案の実施例のボトルの外観図である。
【図3】本考案の実施例のフォトセンサの動作説明図で
ある。
【図4】本考案の別の実施例の構成のブロック図であ
る。
【図5】従来例の構成の説明図である。
【符号の説明】
8 ボトル 9 フレグランス 10 毛細管 11 超音波振動装置 11a 超音波振動子 12 ターンテーブル 13 モータ 14 制御回路 15 モータ 16 ファン 17 フォトセンサ 19 ボトル 20 ボトル 21 ボトル

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】収納されたフレグランスを導出させる導出
    部を各々有する複数のボトルと、前記導出部に振動を与
    える振動子を備え、この振動子の振動によってボトル内
    のフレグランスを噴霧させる超音波振動装置とからな
    り、この超音波振動装置の振動子またはボトルの一方は
    駆動源によって移動するテーブル上に設けられると共
    に、前記振動子またはボトルの他方は前記テーブルの周
    辺に設けられ、制御回路による所定のボトルの選択に伴
    ってテーブルが移動させられて前記振動子と導出部とが
    対向したときにボトル内のフレグランスを噴霧すること
    を特徴とするフレグランス噴霧装置。
  2. 【請求項2】超音波振動装置の振動子に隣接させてフォ
    トセンサを設け、このフォトセンサによってボトル内の
    フレグランスの残量を検出することを特徴とする請求項
    1記載のフレグランス噴霧装置。
JP1992024175U 1992-03-23 1992-03-23 フレグランス噴霧装置 Expired - Lifetime JP2567682Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992024175U JP2567682Y2 (ja) 1992-03-23 1992-03-23 フレグランス噴霧装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992024175U JP2567682Y2 (ja) 1992-03-23 1992-03-23 フレグランス噴霧装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0664760U JPH0664760U (ja) 1994-09-13
JP2567682Y2 true JP2567682Y2 (ja) 1998-04-02

Family

ID=12131019

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992024175U Expired - Lifetime JP2567682Y2 (ja) 1992-03-23 1992-03-23 フレグランス噴霧装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2567682Y2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005056063A1 (es) * 2003-12-12 2005-06-23 Zobele España, S.A. Metodo y dispositivo para la evaporacion por membrana de sustancias volatiles
JP4774040B2 (ja) * 2005-03-11 2011-09-14 明 伴野 霧発生装置、および、霧放出演出装置
US8955765B2 (en) * 2008-08-20 2015-02-17 S.C. Johnson & Son, Inc. Diffusion device with odor sensor
CN110103678B (zh) * 2019-03-29 2019-11-19 金华东阳展堂生物科技有限公司 一种车载香水盒
CN112957508A (zh) * 2021-02-08 2021-06-15 深圳市本原生活科技有限公司 香薰机的控制方法、香薰机以及存储介质

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61191048U (ja) * 1985-05-23 1986-11-28

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0664760U (ja) 1994-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2483684C (en) Coordinated emission of fragrance, light, and sound
US5029729A (en) Method of dispensing vapor to the air in a room and an apparatus for carrying out the method
US4658985A (en) Method of dispensing vapor to the air in a room and an apparatus for carrying out the method
JP5553845B2 (ja) 芳香剤供給器
US5724256A (en) Computer controlled olfactory mixer and dispenser for use in multimedia computer applications
US5772074A (en) Device and method for indicating the dispensing of a predetermined amount of a material
AU2003291510B2 (en) Dispensing of multiple volatile substances
JP5411707B2 (ja) 拡散装置
US20050205916A1 (en) Diffusion device and method of diffusing
JP2006521835A (ja) 揮発性組成物を放出するためのシステム及び装置
JP2006521834A (ja) 揮発性組成物を放出するための方法
US5012961A (en) Method of dispensing vapor to the air in a room and an apparatus for carrying out the method
BRPI0709992A2 (pt) dispositivo aerossol eletrÈnico
JP2567682Y2 (ja) フレグランス噴霧装置
JPH05146499A (ja) 芳香装置
JP2003123036A (ja) カード装置及び電子機器
KR100301621B1 (ko) 향기분사방법 및 향기분사장치
JPH04128750U (ja) 香り発生装置
US6093374A (en) Potpourri stirrer and refresher device
JPH0947499A (ja) 芳香消臭器及びこれを用いた芳香消臭方法
US20240083223A1 (en) Control method and control apparatus for odor adjustment system
JPH09276480A (ja) 遊戯装置用芳香発生装置
JP7178197B2 (ja) シャボン玉生成装置
JPH08336578A (ja) 芳香発生装置
GB2581817A (en) Fragrance dispenser

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19971125