JP2566777Y2 - 汎用ディスプレイ装置 - Google Patents

汎用ディスプレイ装置

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JP2566777Y2
JP2566777Y2 JP1993021361U JP2136193U JP2566777Y2 JP 2566777 Y2 JP2566777 Y2 JP 2566777Y2 JP 1993021361 U JP1993021361 U JP 1993021361U JP 2136193 U JP2136193 U JP 2136193U JP 2566777 Y2 JP2566777 Y2 JP 2566777Y2
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勝信 島崎
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株式会社エムコ
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は汎用ディスプレイ装置に
係り、さらに詳しくは、顧客等に対し意外性のある視覚
的変化を与えて強く印象づけることができる汎用ディス
プレイ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディスプレイ装置は、注意を惹き付ける
顧客吸引媒体として各種店舗等で利用されており、その
構造も簡単なものから複雑なものまで、各種のものが提
案されている。
【0003】このようなディスプレイ装置のなかには、
筺体の側に固着したモータスタンドを介してモータを固
定し、このモータの回転軸にスモークタイプの偏光板を
取り付けるとともに、この偏光板の前方には散光板と偏
光板と透視部付きの遮光板とが順次配列して形成されて
いるものもあり、この場合、スモークタイプの偏光板の
回転により遮光板の透視部により形成されるキャラクタ
ー表示面に変化を与え、顧客等の注意を喚起することが
できるようにしたものもある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、回転偏光板
を利用した上記ディスプレイ装置によっても、相応する
顧客吸引力を発揮させることはできる。
【0005】しかし、上記従来装置におけるモータは、
筺体の側にモータスタンドを介して固定されているた
め、どうしても装置自体の厚さが厚くなってしまい、大
型で重量も重くなってしまうことから、輸送コストや製
品コストなどが高くなってしまう不都合があった。ま
た、キャラクター表示面で展開される変化もあまり鮮明
とはいえない明暗パターンをせいぜい繰り返す程度にと
どまることから、意外性に劣り、すぐに見飽きられ、た
ちまちのうちに注目度が低下してしまうといった不具合
もあった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は従来装置にみら
れた上記課題に鑑みてなされたものであり、その構成上
の特徴は、光源と、この光源の前方に配置されて光源か
らの光を拡散する散光板と、この散光板を介して配設さ
れるモータと、このモータの回転軸を介して回転を自在
に散光板の前方にてその面内に納まるように対面させて
配設されるスモーク偏光板と、このスモーク偏光板の
方にて少なくともスモーク偏光板と対面合致する表面積
を備えて光の干渉縞を形成させるべく配置される透明板
と、この透明板の前方に少なくとも透明板と対面合致す
る表面積を備えて配置される第1有色偏光板と、この第
1有色偏光板とは色彩と方向性とを異ならせてその前方
にて対面合致させて配置される第2有色偏向板と、こ
の第2有色偏板の前方にて対面させて配置される透視
部付きの遮光板とで形成したことにある。
【0007】
【作用】このため、本考案によれば、光源からの光は、
散光板を介して散光させながらこれを透過させモータの
回転軸に取着されて回転自在となっているスモーク偏光
板へと到達するに至る。
【0008】該スモーク偏光板は、回転自在であること
から、回転角度に応じてその方向性に変化を与えること
ができ、このように方向性が変化するなかでその前方
配置されている光の干渉縞を形成し得る透明板へと光を
到達させ、この透明板を経た後の光は、その前方に配置
されている第1有色偏光板へと至り、この第1有色偏光
板を透過した後、さらに第2有色偏光板を経て遮光板へ
と到達するに至る。
【0009】したがって、光源からの光は、その回転が
自在となって配設されてスモーク偏光板と、方向性を異
ならせて配置されている第1有色偏光板と第2有色偏光
板とを経ることで、スモーク偏光板の回転速度に応じて
第1有色偏光板自体の色彩と、第2有色偏光板自体の色
彩とが交互に変化することになるが、回転自在であるス
モーク偏光板の前方に配置されている光の干渉縞を形成
し得る透明板の作用により上記2色の色彩が交互に変化
する過程で2色の中間に当たる色合いが得られる様を遮
光板の透視部を介して目視することができることにな
る。
【0010】
【実施例】以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明
する。図1は本考案の一実施例を示す説明図であり、そ
の全体は、光源11と、散光板12と、この散光板12
を介して配設されるモータ14と、このモータ14の回
転軸15を介してその回転を自在に配設されるスモーク
偏光板22と、透明板23と、第1有色偏光板24と、
第2有色偏光板25と、透視部27付きの遮光板26と
を備え、これらを適宜の筺体(図示せず)内に配設する
ことで形成されている。
【0011】このうち、光源11は、蛍光灯などの適宜
の照明器具を筺体内に設置することで形成される。
【0012】また、散光板12は、光源11の前方に配
置されるものであり、例えば乳白色樹脂板や曇りガラス
板などのように光を散光させながらその透過を許す板材
を用いて形成されている。
【0013】さらに、モータ14は、光源11側に位置
する散光板12の中央部にねじ材等の止着部材を介して
取着されており、その回転軸15は、散光板12に穿設
されている通孔13を経てその反対(前面)側へと導出
されている。
【0014】一方、スモーク偏光板22は、例えば円形
等、散光板12と対面する配置関係のもとでその面内に
納まり、かつ、筺体内での回転が自在な適宜の形状を呈
して形成されており、散光板12から導出された前記回
転軸15に対しその回転時に従動するように固定させて
取着されている。
【0015】また、スモーク偏光板22の前方に光の干
渉縞を形成すべく配置される透明板23は、少なくとも
スモーク偏光板と対面合致する表面積、より好ましくは
スモーク偏光板22の表面積を上回る表面積を備えたア
クリル系の樹脂材を用いて形成されている。
【0016】さらに、該透明板23の前方に配置される
第1有色偏光板24と、その前方に配置される第2有色
板25とは、そのいずれもが少なくとも透明板23
と対面合致する表面積を備えており、例えば第1有色偏
光板24の側の方向性を垂直方向とし、第2有色偏
25の側の方向性を水平方向とするなど、その方向性を
異ならせて相互に配置され、この場合における色彩につ
いては、第1有色偏光板24の側を緑色とし、第2有色
板25の側を赤色とするなど、その色彩を異ならせ
て配置されている。
【0017】また、第2有色偏板25の前方には、自
動車のほか、花卉類の花びらや、メガネをかけた顔面に
おけるレンズ部分や、顔面の唇部分など、適宜の形状を
模してなる透視部27を有する遮光板26が第2有色偏
光板25と対面させた配置関係のもとで設置されてい
る。
【0018】この場合における透視部27付きの遮光板
26は、例えばアクリル系の樹脂材や板状ガラス材を用
いるなどして形成されており、透視部27を除く全面
は、不透光性塗料を塗布するなどして遮光面28とし、
不透光性塗料を塗布しないで透光面を形成している透視
部27を介することで第2有色偏板25の側を透視す
ることができるようになっている。
【0019】図2は、散光板12と、この散光板12を
介して配設されるモータ14と、このモータ14の回転
軸15を介してその回転を自在に配設されるスモーク偏
光板22と、その前面に配置される透明板23との配置
関係についての他例を示す説明図である。
【0020】同図によれば、散光板12には、その光源
11側に位置する面の一隅部にモータ14が配設されて
おり、このモータ14の回転軸15は、隔置された透明
板23の側に軸受部29を設けて配設されており、この
回転軸15には、円盤状を呈して形成されているスモー
ク偏光板22の周端面30に当接してこれを強制的に回
転させるための駆動用ローラ31が固着されている。
【0021】また、隔置された散光板12と透明板23
との間にあって、例えば前記一隅部を除く残りの三隅部
に対応する部位には、回転するスモーク偏光板22を支
持しながらこれを案内すべく、スモーク偏光板22の周
端面30に当接してこれを案内する案内用ローラ32が
それぞれ支軸35を介して配設されている。
【0022】なお、この場合におけるスモーク偏光板2
2は、ある程度の厚みを有するアクリル樹脂材やガラス
材などからなるディスク基材33に対しスモーク偏光薄
片34を貼着することで形成されているのを用いるのが
望ましい。
【0023】本考案はこのようにして構成されているの
で、光源11からの光は、散光板12を介して散光され
ながらこれを透過し、モータ14の回転軸15に取着さ
れて回転軸15の回転に従動するスモーク偏光板22
面内全域へと到達するに至る。
【0024】該スモーク偏光板22は、回転自在である
ことから、回転角度に応じてその方向性に変化を与える
ことができ、このように方向性が変化するなかでその前
面に配置されている透明板23の面内全域へと光を到達
させ、この透明板23を経た後の光は、その前方に配置
されている第1有色偏光板24の面内へと至り、この第
1有色偏光板24を透過した後、さらに第2有色偏光板
25の面内を経て遮光板26へと到達するに至る。
【0025】したがって、光源11からの光は、その回
転が自在となって配設されてスモーク偏光板22と、方
向性を異ならせて配置されている第1有色偏光板24と
第2有色偏光板25とが相互に合致する面内を経ること
で、スモーク偏光板22の回転速度に応じて例えば第1
有色偏光板24自体の色彩が緑色で、第2有色偏光板2
5自体の色彩が赤色であるならば、遮光板26の透視部
27を介して交互に色彩の変化する様を目視することが
できる。また、スモーク偏光板22と第1有色偏光板2
4との間には、光の干渉縞を形成し得るアクリル系の樹
脂材からなる透明板23を介在させてあるので、上記二
種類の色の中間になる色合いをも含めて交互に色彩の変
化する様を目視することができることになる。
【0026】このため、自動車や花卉類やメガネをかけ
た顔面などを遮光板26に描き込んでおき、例えば自動
車のヘッドライト部分や花卉類の花びら部分やメガネの
レンズ部分や顔の唇部分などを透視部27としてある場
合には、この透視部27のみを色変化させることで、遮
光板26に面として描かれている図形の全体に対し訴求
力に富む特異なディスプレイ効果を発揮させることがで
きる。
【0027】なお、散光板12と、この散光板12を介
して配設されるモータ14と、このモータ14の回転軸
15を介してその回転を自在に配設されるスモーク偏光
板22と、その前面に配置される透明板23とを図2に
示すようにして形成してある場合には、モータ14の存
在に邪魔されることなく光源11からの光を遮光板26
の側に到達させることができ、より好ましいディスプレ
イ効果を発揮させることができる。
【0028】
【考案の効果】以上述べたように本考案によれば、光源
からの光をスモーク偏光板と第1有色偏光板と第2有色
偏光板とを面として対面させた組合せのもとで二種類の
色に交互に変化させ、かつ、光の干渉縞を形成し得る透
明板を介在させたことにより二種類の色の中間になる色
合いをも得ることができるので、二種類の色とその中間
の色とが違和感なく自然に変化する様を遮光板の透視部
を介して目視することができる。
【0029】しかも、光が透過するスモーク偏光板と透
明板と第1有色偏光板と第2有色偏光板とは、それぞれ
が面として対面するように隔置されているので、面とし
ての可変領域を広く確保することができる。
【0030】また、モータを散光板に直付けしたことに
より、筺体自体の厚さも薄くすることができ、さらに
は、散光板を経た光が偏光板を透過することになるの
で、透視部を介して目視される色模様等の変化も鮮明な
ものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を分解して示す説明図であ
る。
【図2】本考案の他の実施例につき要部斜視図を(イ)
として、要部側面図を(ロ)としてそれぞれ示す。
【符号の説明】
11 光源 12 散光板 13 通孔 14 モータ 15 回転軸 22 スモーク偏光板 23 透明板 24 第1有色偏光板 25 第2有色偏光板 26 遮光板 27 透視部 28 遮光面 29 軸受部 30 周端面 31 駆動用ローラ 32 案内用ローラ 33 ディスク基材 34 スモーク偏光薄片 35 支軸 36 止着材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、この光源の前方に配置されて光
    源からの光を拡散する散光板と、この散光板を介して配
    設されるモータと、このモータの回転軸を介して回転を
    自在に散光板の前方にてその面内に納まるように対面さ
    せて配設されるスモーク偏光板と、このスモーク偏光板
    前方にて少なくともスモーク偏光板と対面合致する表
    面積を備えて光の干渉縞を形成させるべく配置される透
    明板と、この透明板の前方に少なくとも透明板と対面合
    致する表面積を備えて配置される第1有色偏光板と、こ
    の第1有色偏光板とは色彩と方向性とを異ならせてその
    前方にて対面合致させて配置される第2有色偏向板
    と、この第2有色偏板の前方にて対面させて配置され
    る透視部付きの遮光板とで形成したことを特徴とする汎
    用ディスプレイ装置。
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JPH0676986U JPH0676986U (ja) 1994-10-28
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JPS5781216A (en) * 1980-11-11 1982-05-21 Citizen Watch Co Ltd Polarizing film having color stripe

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JPH0676986U (ja) 1994-10-28
CA2117101A1 (en) 1994-10-01

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