JP2566120B2 - 足温器 - Google Patents

足温器

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JP2566120B2
JP2566120B2 JP6246048A JP24604894A JP2566120B2 JP 2566120 B2 JP2566120 B2 JP 2566120B2 JP 6246048 A JP6246048 A JP 6246048A JP 24604894 A JP24604894 A JP 24604894A JP 2566120 B2 JP2566120 B2 JP 2566120B2
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Japan
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foot
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JP6246048A
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JPH08107918A (ja
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雅俊 阪井
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EBAA YANGU KK
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  • Finger-Pressure Massage (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、足先を温める足温器に
関し、詳しくは、足を温めるとともに足の裏のつぼを良
好に刺激し、このような温熱刺激とつぼの刺激との相乗
で、良好な施療を簡便におこなおい、特に、温水を使う
ことで、より一層効果的な施療をおこない、この場合の
温水の温度低下を良好に回避しようとする技術に係るも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、足温器として、電気ヒータを内蔵
したスリッパ型のものや、ブーツ型のものが提案されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
構成のものにおいては、電気ヒータによる温熱を図るも
のであるから、電気ヒータに近接する部分は充分に加熱
作用を受けるが、電気ヒータから離れる箇所において
は、温熱効果を受け難く、脛から下の部分の全体を略等
しい温度で温熱することができ難く、そして、電気ヒー
タだから、温度ヒューズが損傷されている場合には、異
常に昇温し、やけどをすることがあり、安全面において
問題があり、しかも、電気加熱だから、足が乾燥し過ぎ
るという問題があり、特に、つぼを刺激することができ
ないという問題があった。
【0004】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、足を温めるとと
もに足の裏のつぼを良好に刺激し、このような温熱刺激
とつぼの刺激との相乗で、良好な施療を簡便におこなお
い、特に、温水を使うことで、足の裏、足先、脛、ふく
ら脛などを含めて全体を万偏なく略等しい温度で加温す
ることができ、そして、足の裏のつぼの刺激を併せてお
こなえ、温熱刺激とつぼの刺激との相乗の刺激にて良好
な施療がおこなえ、そして、温水を使用するのに、温水
の温度の低下を良好に阻止し、温水を使用しながら比較
的長時間にわたって施療をおこなうことができる足温器
を提供しようとするにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1においては、温
水を入れる桶状の本体1と、本体1の内部で上下中間部
に挿入される中蓋2とを備え、本体1の底部には左右の
足先を挿入させる左右の足先挿入部4,4が形成され、
足先挿入部4の底面に足の裏のつぼに対応するつぼ押圧
部6が形成され、中蓋2には足先挿入部4に挿入された
足の脛部を挿入する切欠き部7が形成されて成ることを
特徴とするものである。
【0006】請求項2においては、本体1の上部開口を
閉塞する蓋3が備えられ、蓋3が前半部分3aと後半部
分3bとに前後に分割され、前半部分3aの後縁部には
足先挿入部4に挿入された足の脛部を挿入する切欠き部
分7aが形成されて成ることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】請求項1においては、桶状の本体1に溜められ
た適温の温水の中に足先及び脛を入れる。足の裏を足先
挿入部4のつぼ押圧部6を含めた底面に押圧する。中蓋
2を本体1の上下中間部に至らせ、切欠き部7に脛を挿
入して湯面を閉塞し、温度の低下を阻止する。適温の温
水により万偏なく加温をおこなう。足の裏のつぼをつぼ
押圧部6にて押圧して刺激する。このような温熱とつぼ
の刺激との相乗により、良好な施療を長時間にわたって
おこなう。
【0008】請求項2においては、非使用状態において
蓋3にて本体1の上部開口を閉塞して、温水温度の低下
阻止を図る。そして、空にした本体1内に足拭きなどを
入れた場合に、蓋3をして外観を高める。ごみなどの侵
入を回避する。衛生面においても問題が生じるのを回避
する。更に、中蓋2を使用しないで蓋3の前半部分3a
を使用するのに、前半部分3aの下面域にまで温水を張
り、樋状の本体1に略満水に温水を張って施療をおこな
う。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述す
る。本発明の足温器Aは、図1に示すように、温水を入
れる桶状の本体1と、本体1の内部で上下中間部に挿入
される中蓋2と、本体1の上部開口を閉塞する蓋3とか
ら構成され、蓋3は前半部分3aと後半部分3bとに分
割されている。これら本体1、中蓋2及び蓋3は発泡ス
チロール製で、充分な断熱性及び封水性を備えている。
【0010】桶状の本体1の底部には左右の足の裏を本
体1の底面に面接させて挿入させる左右の足先挿入部
4,4が比較的低い仕切り8にて仕切られて一対の足先
挿入部4,4が左右に形成されている。本体1を平面か
ら見た外形形状は、左右方向の中央部が狭くなり、両側
が前後に膨出した形状になっている。本体1の左右方向
の上端部には把手部9が突出して形成され、両方の把手
部9,9を持って持ち運ぶことできるようにしてある。
足先挿入部4の底面に足の裏のつぼに対応するつぼ押圧
部6が形成されされている。つぼ押圧部6は半円柱状に
隆起して形成され、足の裏の土踏まずを押圧すること
で、青竹踏みによるようなつぼ押圧刺激を得ることがで
きるようにしてある。
【0011】本体1の内壁面は、下方程狭くなるような
テーパー面に形成され、そして、中蓋2の外周面も下方
程狭くなるテーパー面に形成され、中蓋2を本体1の内
面に摺接させて下方に移行させ、中蓋2と本体1とのテ
ーパー面が合致する位置において中蓋2の下方への移行
が止められ、しかして、中蓋2を本体1の上下中間部に
おいて位置決めすることができるようにしてある。この
ように中蓋2が位置決めされる箇所よりもやや下方に水
量ラインを形成しておき、足を本体1内に挿入したとき
に、上昇する湯面が中蓋2に達するようにおくとよい。
そして、中蓋2の後縁部には足先挿入部4に挿入された
足の脛部を挿入する切欠き部7が一対形成されている。
中蓋2の前縁部には、係合凹部10が形成され、この係
合凹部10が本体1の内面に形成された前後の係合凸部
11,11の一方に係合して、本体1に中蓋2を上から
容易に入れることができるようにしてある。
【0012】しかして、桶状の本体1には、約42℃〜
44℃程度の温度に加温された温水を水量ラインの位置
にまで張り、例えば、椅子に座った姿勢で、適温の温水
の中に足先及び脛を入れ、足の裏を足先挿入部4のつぼ
押圧部6を含めた底面に押圧し、そして、中蓋2の係合
凹部10を本体1の係合凸部11に係合して、中蓋2を
本体1の上下中間部に至らせ、中蓋2の切欠き部7,7
に両脛を挿入するのである。このようにして、中蓋2に
て湯面を閉塞し、温度の低下を阻止しながら、適温の温
水により万偏なく加温をおこない、かつ、足の裏のつぼ
をつぼ押圧部6にて押圧して刺激するのである。この場
合、椅子から立ち上がって、足踏みをおこなって、一
層、足の裏のつぼの刺激をおこなうようにしてもよい。
このような温熱とつぼの刺激との相乗により、血行を促
進し、良好な施療を電気ヒータのような複雑な加熱手段
を使用することなく、簡単な構成で、温水を使用しなが
ら比較的長時間にわたっておこなうことができるのであ
る。
【0013】本体1の上部開口を閉塞する蓋3は、上述
のように、前半部分3aと後半部分3bとに分割され、
前半部分3aと後半部分3bの外周部には載置フランジ
12が形成され、内方部には挿合部13が下方に突出さ
れている。しかして、蓋3の前半部分3aと後半部分3
bの挿合部13,13を本体1の上部開口の内周面に摺
接するように挿合し、載置フランジ12を本体1の外周
面に載置し、このようにして、本体1の上部開口を前半
部分3aと後半部分3bとで閉塞することができるよう
にしてある。
【0014】この場合、前半部分3aの後端面よりも後
方に突出片14が延出され、この突出片14に切欠き部
分7aが形成されている。後半部分3bには突出片14
を挿入する凹部15が形成されている。しかして、中蓋
2を使用しないで、蓋3の前半部分3aのみを使用し、
前半部分3aの下面域にまで温水を張り、温水に入れた
足の脛を切欠き部分7aに挿合して使用することができ
るようにしてある。この場合、本体1には略満水状態に
温水を張り、脛の上方部にまで加温域を広げられてよ
い。
【0015】ところで、本体1、中蓋2、蓋3及びつぼ
押圧部6の形状は、図3乃至図9に示すように、種々設
計変更可能である。特に、つぼ押圧部6は、図3(c)
(d)及び図7(a)(b)(c)に示すように、径が
異なる半球状の膨出部16を盛り上がり部分18から更
に膨出して多数形成し、これらの組み合わせにてつぼの
刺激効果を高めるようにしてもよいものである。この場
合、つぼ押圧部6を半球状にして中空にするのに、つぼ
押圧部6を別に成形しておいて、本体1に接着してもよ
い。勿論、一体成形してもよい。また、図9に示すよう
に、本体1の底部前方部に凹所17を形成して、例えば
本体1を反転して乾燥する場合などで、凹所17を手掛
かりとして持ち運ぶようにしてもよい。
【0016】ところで、足の裏の土踏まずにはつぼ及び
反射点が集中し、また、足の裏の他の箇所にも多くが存
在し、そして、足の甲、踵、ふくら脛及び脛部分にも多
くのつぼ、反射点及び経絡が存在し、これらを比較的高
温の温熱施療をおこなうことで、血行がより一層促進さ
れ、指圧施療や灸施療のような効果が得られることが知
られている。
【0017】
【発明の効果】請求項1においては、温水を入れる桶状
の本体と、本体の内部で上下中間部に挿入される中蓋と
を備え、本体の底部には左右の足先を挿入させる左右の
足先挿入部が形成され、足先挿入部の底面に足の裏のつ
ぼに対応するつぼ押圧部が形成され、中蓋には足先挿入
部に挿入された足の脛部を挿入する切欠き部が形成され
ているから、桶状の本体に溜められた適温の温水の中に
足先及び脛を入れ、足の裏を足先挿入部のつぼ押圧部を
含めた底面に押圧し、中蓋を本体の上下中間部に至ら
せ、その切欠き部に脛を挿入することで、湯面を閉塞
し、温度の低下を阻止しながら、適温の温水により略等
しい温度で万偏なく加温をおこない、足の裏のつぼをつ
ぼ押圧部にて押圧して刺激し、このような温熱とつぼの
刺激との相乗により、温水による良好な施療を、電気ヒ
ータのような複雑な構成の加熱手段を使用することな
く、簡単な構成において、比較的長時間にわたっておこ
なうことができるという利点がある。
【0018】請求項2においては、本体の上部開口を閉
塞する蓋が備えられているから、非使用状態において蓋
にて本体の上部開口を閉塞しておくことで、温水温度の
低下の阻止を図ることができ、また、非使用状態で空に
した本体内に足拭きなどを入れておくのに、蓋をしてお
くことで、外観を高め、そして、ごみなどの侵入を回避
することができ、衛生面においても問題が生じるのを回
避することができるという利点がある。しかも、蓋が前
半部分と後半部分とに前後に分割され、前半部分の後縁
部には足先挿入部に挿入された足の脛部を挿入する切欠
き部分が形成されているから、中蓋を使用しないで蓋の
前半部分を使用することで、この前半部分の下面域にま
で温水を張り、樋状の本体に略満水に温水を張って使用
することができ、このような満水状態において施療をお
こなうことができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、(a)は本体の斜視
図、(b)は中蓋の斜視図、(c)は蓋の分解斜視図で
ある。
【図2】(a)は本体に中蓋を入れた斜視図、(b)は
本体に蓋をした斜視図である。
【図3】同上の他の実施例を示し、(a)は本体の平面
図、(b)は本体の断面図、(c)はつぼ押圧部の拡大
平面図、(d)はつぼ押圧部の断面図である。
【図4】(a)(b)(c)は同上の中蓋の平面図、正
面図、側断面図である。
【図5】(a)(b)は同上の蓋の分解平面図、断面図
である。
【図6】同上の更に他の実施例を示し、(a)(b)は
本体の平面図、側面図である。
【図7】(a)(b)(c)は同上の本体の断面図、つ
ぼ押圧部の平面図、断面図である。
【図8】(a)(b)(c)は同上の中蓋の平面図、正
面図、側面図である。
【図9】(a)(b)(c)は同上の蓋の分解平面図、
側面図、正面図である。
【図10】(a)(b)(c)は同上の概略正面図、概
略側面図及び蓋の概略平面図である。
【符号の説明】
1 本体 2 中蓋 3 蓋 4 足先挿入部 6 つぼ押圧部 7 切欠き部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温水を入れる桶状の本体と、本体の内部
    で上下中間部に挿入される中蓋とを備え、本体の底部に
    は左右の足先を挿入させる左右の足先挿入部が形成さ
    れ、足先挿入部の底面に足の裏のつぼに対応するつぼ押
    圧部が形成され、中蓋には足先挿入部に挿入された足の
    脛部を挿入する切欠き部が形成されて成ることを特徴と
    する足温器。
  2. 【請求項2】 本体の上部開口を閉塞する蓋が備えら
    れ、蓋が前半部分と後半部分とに前後に分割され、前半
    部分の後縁部には足先挿入部に挿入された足の脛部を挿
    入する切欠き部分が形成されて成ることを特徴とする請
    求項1記載の足温器。
JP6246048A 1994-10-12 1994-10-12 足温器 Expired - Lifetime JP2566120B2 (ja)

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JPH08107918A JPH08107918A (ja) 1996-04-30
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