JP2565953Y2 - 太陽集熱器 - Google Patents
太陽集熱器Info
- Publication number
- JP2565953Y2 JP2565953Y2 JP1992030149U JP3014992U JP2565953Y2 JP 2565953 Y2 JP2565953 Y2 JP 2565953Y2 JP 1992030149 U JP1992030149 U JP 1992030149U JP 3014992 U JP3014992 U JP 3014992U JP 2565953 Y2 JP2565953 Y2 JP 2565953Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat receiving
- receiving box
- transmission member
- heat
- box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/40—Solar thermal energy, e.g. solar towers
Landscapes
- Photovoltaic Devices (AREA)
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は太陽集熱器の改良に係
り、特に外部透過部材と受熱板との間に設置する内部透
過部材を容易に固定できるようにした太陽集熱器に関す
る。
り、特に外部透過部材と受熱板との間に設置する内部透
過部材を容易に固定できるようにした太陽集熱器に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】この種の太陽集熱器は、図４及び図５に
示すように、凹状の受熱箱１０１の内部に、太陽光を受
け、熱に変換してこの熱を集熱媒体に与える受熱板１０
３を備えている。この受熱板１０３の上には、支え金具
１０５、内部透過部材である透明フィルム１０７、外部
透過部材であるカバーガラス１０９がパッキン１１１を
介して順次設けてあり、かつ透明フィルム１０７、カバ
ーガラス１０９が固定金具１１３で受熱箱１０１に固定
されている。
示すように、凹状の受熱箱１０１の内部に、太陽光を受
け、熱に変換してこの熱を集熱媒体に与える受熱板１０
３を備えている。この受熱板１０３の上には、支え金具
１０５、内部透過部材である透明フィルム１０７、外部
透過部材であるカバーガラス１０９がパッキン１１１を
介して順次設けてあり、かつ透明フィルム１０７、カバ
ーガラス１０９が固定金具１１３で受熱箱１０１に固定
されている。
【０００３】このような太陽集熱器において、透明フィ
ルム１０７は、剛性がないため、支え金具１０５等を使
用して垂れ下がりを防止している。また、透明フィルム
１０７の外周部は、カバーガラス１０９とともに、ガラ
ス固定金具１１３、パッキン１１１を使用して固定して
いる。
ルム１０７は、剛性がないため、支え金具１０５等を使
用して垂れ下がりを防止している。また、透明フィルム
１０７の外周部は、カバーガラス１０９とともに、ガラ
ス固定金具１１３、パッキン１１１を使用して固定して
いる。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の透明フィルム１０７の固定手段では、透明フィルム
１０７が熱等の影響により変形した場合、受熱箱１０１
内に脱落し、太陽集熱器の性能を維持できないことがあ
った。
来の透明フィルム１０７の固定手段では、透明フィルム
１０７が熱等の影響により変形した場合、受熱箱１０１
内に脱落し、太陽集熱器の性能を維持できないことがあ
った。
【０００５】また、太陽集熱器の受熱箱１０１の端部
は、カバーガラス１０９とともに透明フィルム１０７を
挟みこむよう固定しているため、雨水等が侵入する恐れ
があり、この雨水の侵入を防止するためパッキン１１１
を二重にしたり、シール剤を塗布したりする作業が加わ
り、固定作業を複雑にしていた。
は、カバーガラス１０９とともに透明フィルム１０７を
挟みこむよう固定しているため、雨水等が侵入する恐れ
があり、この雨水の侵入を防止するためパッキン１１１
を二重にしたり、シール剤を塗布したりする作業が加わ
り、固定作業を複雑にしていた。
【０００６】本考案の目的は、上述した点に鑑み、内部
透過部材の固定を容易にした太陽集熱器を提供すること
にある。
透過部材の固定を容易にした太陽集熱器を提供すること
にある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本考案の太陽集熱器は、太陽熱の受熱箱１に、ガラス
等の外部透過部材９と、剛性のないフィルム等の内部透
過部材７と、受熱板３とを、それぞれ一定の間隔を設け
て上方から順次配設してなる太陽熱集熱器において、伸
縮可能な線状の支え金具５が、前記受熱箱の内部に両端
を固定され、且つ、前記受熱箱の内部周縁近傍に沿っ
て、該受熱箱から独立して張り渡され、この内部周縁部
に沿って張り渡した線状の支え金具の上に、前記内部透
過部材の外周縁部がほぼ全周に渡って載置され、かつ、
前記内部透過部材の外周縁部と、前記受熱箱の内部周縁
近傍に沿って張り渡した線状の支え金具とのみを、前記
外部透過部材の固定部や前記受熱箱から独立して、クリ
ップ１５により固定した構造であることを特徴とするも
のである。
に本考案の太陽集熱器は、太陽熱の受熱箱１に、ガラス
等の外部透過部材９と、剛性のないフィルム等の内部透
過部材７と、受熱板３とを、それぞれ一定の間隔を設け
て上方から順次配設してなる太陽熱集熱器において、伸
縮可能な線状の支え金具５が、前記受熱箱の内部に両端
を固定され、且つ、前記受熱箱の内部周縁近傍に沿っ
て、該受熱箱から独立して張り渡され、この内部周縁部
に沿って張り渡した線状の支え金具の上に、前記内部透
過部材の外周縁部がほぼ全周に渡って載置され、かつ、
前記内部透過部材の外周縁部と、前記受熱箱の内部周縁
近傍に沿って張り渡した線状の支え金具とのみを、前記
外部透過部材の固定部や前記受熱箱から独立して、クリ
ップ１５により固定した構造であることを特徴とするも
のである。
【０００８】
【作用】上記構成によれば、受熱箱に受熱板を配設した
後、透明フィルムなどの内部透過部材の垂れ下がり防止
用の、線状の支え金具を受熱箱に縦横に交差して設け、
また、受熱箱の内部周縁近傍の四周に、同様の線状支え
金具を設け、ついで、内部透過部材を上記各線状の支え
金具の上に載置し、かつ内部透過部材の外周を全周に渡
って、受熱箱の内部周縁近傍の四周に設けている線状の
支え金具に載置して、楔状クリップで固定できる。その
後、内部透過部材の固定とは独立して、受熱箱の周縁上
部にパッキンを置き、その上にカバーガラスなどの外部
透過部材を載置して、固定金具で外部固定部材を受熱箱
に固定することが可能である。
後、透明フィルムなどの内部透過部材の垂れ下がり防止
用の、線状の支え金具を受熱箱に縦横に交差して設け、
また、受熱箱の内部周縁近傍の四周に、同様の線状支え
金具を設け、ついで、内部透過部材を上記各線状の支え
金具の上に載置し、かつ内部透過部材の外周を全周に渡
って、受熱箱の内部周縁近傍の四周に設けている線状の
支え金具に載置して、楔状クリップで固定できる。その
後、内部透過部材の固定とは独立して、受熱箱の周縁上
部にパッキンを置き、その上にカバーガラスなどの外部
透過部材を載置して、固定金具で外部固定部材を受熱箱
に固定することが可能である。
【０００９】そのため、内部透過部材の外周が全周に渡
って線状の支え金具に載置されるので、周縁部のたるみ
がなく、常に水平状態を維持できる。また、その外周を
固定する線状の支え金具を、両端を受熱箱の内部に固定
することにより、受熱箱の内部周縁近傍に沿って、受熱
箱から独立して取り付けることができるので、受熱箱の
雨仕舞が向上し、また、内部透過部材の固定作業が容易
になる。さらに、線状の支え金具の伸縮によって、一般
に熱による膨張や収縮の激しい内部透過部材の変形によ
る脱落がなくなるため、太陽集熱器の性能を維持するこ
とができる。
って線状の支え金具に載置されるので、周縁部のたるみ
がなく、常に水平状態を維持できる。また、その外周を
固定する線状の支え金具を、両端を受熱箱の内部に固定
することにより、受熱箱の内部周縁近傍に沿って、受熱
箱から独立して取り付けることができるので、受熱箱の
雨仕舞が向上し、また、内部透過部材の固定作業が容易
になる。さらに、線状の支え金具の伸縮によって、一般
に熱による膨張や収縮の激しい内部透過部材の変形によ
る脱落がなくなるため、太陽集熱器の性能を維持するこ
とができる。
【００１０】
【実施例】以下、本考案について図示の実施例を参照し
て説明する。図１は本考案の太陽集熱器の一実施例を示
す断面図であり、図２は同実施例の平面図、図３は同実
施例で使用するクリップの斜視図である。
て説明する。図１は本考案の太陽集熱器の一実施例を示
す断面図であり、図２は同実施例の平面図、図３は同実
施例で使用するクリップの斜視図である。
【００１１】これらの図において、受熱箱１は凹状の箱
体であり、図示しないが内部に断熱材が設けられてい
る。この受熱箱１の断熱材の上には、受熱板３が設けら
れている。この受熱板３は、太陽光を受けて熱に変換し
た後、その熱を集熱媒体に与えることができる。また、
受熱板３の上には、線状の支え金具５と、内部透過部材
である透明フィルム７と、外部透過部材であるカバーガ
ラス９とが、それぞれ一定の間隔をもって順次配置され
ている。
体であり、図示しないが内部に断熱材が設けられてい
る。この受熱箱１の断熱材の上には、受熱板３が設けら
れている。この受熱板３は、太陽光を受けて熱に変換し
た後、その熱を集熱媒体に与えることができる。また、
受熱板３の上には、線状の支え金具５と、内部透過部材
である透明フィルム７と、外部透過部材であるカバーガ
ラス９とが、それぞれ一定の間隔をもって順次配置され
ている。
【００１２】また、支え金具５は、受熱箱１の縦横に数
本交差して張り渡されるとともに、受熱箱１の内部周縁
に沿って四面に張り渡されている。そして透明フィルム
７は、その外周部を受熱箱１の内部周縁に沿って四面に
張り渡されている支え金具５に、図３に示すような外形
が楔状のクリップ１５により固定されている。カバーガ
ラス９は、パッキン１１を介して受熱箱１の周縁に載置
され、かつガラス固定金具１３で受熱箱１に固定されて
いる。
本交差して張り渡されるとともに、受熱箱１の内部周縁
に沿って四面に張り渡されている。そして透明フィルム
７は、その外周部を受熱箱１の内部周縁に沿って四面に
張り渡されている支え金具５に、図３に示すような外形
が楔状のクリップ１５により固定されている。カバーガ
ラス９は、パッキン１１を介して受熱箱１の周縁に載置
され、かつガラス固定金具１３で受熱箱１に固定されて
いる。
【００１３】このような実施例によれば、受熱箱１に受
熱板３を配設した後、垂れ下がり防止用の支え金具５を
受熱箱１の縦横に数本交差して張り渡し、また、受熱箱
１の内部周縁近傍の四隅に支え金具５を張り渡す。つい
で、透明フィルム７を上記支え金具５の上に載置し、か
つ透明フィルム７の外周を、受熱箱１の内部周縁近傍の
四隅に張り渡されている支え金具５にクリップ１５で固
定する。ついで、受熱箱１の周縁上部にパッキン１１を
置き、その上にカバーガラス９を載置して、ガラス固定
金具１３でカバーガラス９を受熱箱１に固定することが
できる。
熱板３を配設した後、垂れ下がり防止用の支え金具５を
受熱箱１の縦横に数本交差して張り渡し、また、受熱箱
１の内部周縁近傍の四隅に支え金具５を張り渡す。つい
で、透明フィルム７を上記支え金具５の上に載置し、か
つ透明フィルム７の外周を、受熱箱１の内部周縁近傍の
四隅に張り渡されている支え金具５にクリップ１５で固
定する。ついで、受熱箱１の周縁上部にパッキン１１を
置き、その上にカバーガラス９を載置して、ガラス固定
金具１３でカバーガラス９を受熱箱１に固定することが
できる。
【００１４】そのため、支え金具５を、両端を受熱箱１
の内部に固定し、受熱箱１の内部周縁に沿って、受熱箱
１から独立して固定することができ、受熱箱１の雨仕舞
を向上させることができる。また、透明フィルム７の固
定作業が容易となり、さらにその変形による脱落がなく
なるため、太陽集熱器の性能を長期間維持することがで
きる。
の内部に固定し、受熱箱１の内部周縁に沿って、受熱箱
１から独立して固定することができ、受熱箱１の雨仕舞
を向上させることができる。また、透明フィルム７の固
定作業が容易となり、さらにその変形による脱落がなく
なるため、太陽集熱器の性能を長期間維持することがで
きる。
【００１５】なお、図示しないクリップ押出具に装着さ
れているときには、クリップ１５はＵ字状にされてお
り、このクリップ押出具から押し出すとクリップ１５は
三角形状になって透明フィルム７を支え金具５に固定で
きることになる。
れているときには、クリップ１５はＵ字状にされてお
り、このクリップ押出具から押し出すとクリップ１５は
三角形状になって透明フィルム７を支え金具５に固定で
きることになる。
【００１６】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、内
部透過部材が支え金具上に、受熱箱から独立して固定さ
れているため、雨水の侵入がない。また、本考案によれ
ば、内部透過部材がカバーガラスやパッキンなどの他の
部材から独立して固定されているため、内部透過部材の
固定作業が容易になる。さらに、本考案によれば、支え
金具の伸縮によって、内部透過部材の変形による脱落が
なくなるため、太陽集熱器の性能を維持できる。
部透過部材が支え金具上に、受熱箱から独立して固定さ
れているため、雨水の侵入がない。また、本考案によれ
ば、内部透過部材がカバーガラスやパッキンなどの他の
部材から独立して固定されているため、内部透過部材の
固定作業が容易になる。さらに、本考案によれば、支え
金具の伸縮によって、内部透過部材の変形による脱落が
なくなるため、太陽集熱器の性能を維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の太陽集熱器の一実施例の要部を示す断
面図である。
面図である。
【図２】図１に示す実施例の平面図である。
【図３】図１に示す実施例で使用するクリップを示す斜
視図である。
視図である。
【図４】従来の太陽集熱器の要部断面図である。
【図５】従来の太陽集熱器の一部切欠き平面図である。
１ 受熱箱 ３ 受熱板 ５ 支え金具 ７ 透明フィルム（内部透過部材） ９ カバーガラス（外部透過部材） １１ パッキン １３ ガラス固定金具 １５ クリップ
Claims (1)
- 【請求項１】 太陽熱の受熱箱１に、ガラス等の外部透
過部材９と、剛性のないフィルム等の内部透過部材７
と、受熱板３とを、それぞれ一定の間隔を設けて上方か
ら順次配設してなる太陽熱集熱器において、伸縮可能な
線状の支え金具５が、前記受熱箱の内部に両端を固定さ
れ、且つ、前記受熱箱の内部周縁近傍に沿って、該受熱
箱から独立して張り渡され、この内部周縁部に沿って張
り渡した線状の支え金具の上に、前記内部透過部材の外
周縁部がほぼ全周に渡って載置され、かつ、前記内部透
過部材の外周縁部と、前記受熱箱の内部周縁近傍に沿っ
て張り渡した線状の支え金具とのみを、前記外部透過部
材の固定部や前記受熱箱から独立して、クリップ１５に
より固定した構造であることを特徴とする太陽集熱器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992030149U JP2565953Y2 (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | 太陽集熱器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992030149U JP2565953Y2 (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | 太陽集熱器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0590265U JPH0590265U (ja) | 1993-12-10 |
| JP2565953Y2 true JP2565953Y2 (ja) | 1998-03-25 |
Family
ID=12295713
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992030149U Expired - Fee Related JP2565953Y2 (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | 太陽集熱器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2565953Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5530726A (en) * | 1978-08-23 | 1980-03-04 | Fujitsu Ltd | Cash batch processing system |
| JPS5566553A (en) * | 1978-11-13 | 1980-05-20 | Sumitomo Chem Co Ltd | N-benzyl-haloacetamide derivative, its preparation and weed killer containing it as effective component |
-
1992
- 1992-05-08 JP JP1992030149U patent/JP2565953Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0590265U (ja) | 1993-12-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |