JP2564638Y2 - 目標模擬装置 - Google Patents

目標模擬装置

Info

Publication number
JP2564638Y2
JP2564638Y2 JP1992004165U JP416592U JP2564638Y2 JP 2564638 Y2 JP2564638 Y2 JP 2564638Y2 JP 1992004165 U JP1992004165 U JP 1992004165U JP 416592 U JP416592 U JP 416592U JP 2564638 Y2 JP2564638 Y2 JP 2564638Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
target
signal
transmitting
circulator
variable attenuator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1992004165U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0559369U (ja
Inventor
正博 中村
慶記 日高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Precision Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Precision Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Precision Co Ltd filed Critical Mitsubishi Precision Co Ltd
Priority to JP1992004165U priority Critical patent/JP2564638Y2/ja
Publication of JPH0559369U publication Critical patent/JPH0559369U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2564638Y2 publication Critical patent/JP2564638Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は電波近接信管の目標検
出特性を評価するための目標模擬装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来装置の構成を示した図であ
り、模擬装置21の他に近接信管22を接続するケーブ
ル23により構成されている。近接信管22の送信信号
は、ケーブル23を用いて模擬装置21に接続される。
この信号を模擬装置21において、目標との相対速度を
模擬したドプラシフト、目標の大きさを模擬した電力及
び目標との会合時間を模擬したスイッチングにより目標
模擬信号に変換した後、近接信管22の受信信号として
ケーブル23を介して接続する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来技術による目標模
擬装置は、近接信管22と模擬装置21との間に送信信
号及び受信信号伝送用のケーブル23が接続されてお
り、近接信管22と模擬装置21との間の方向及び距離
を自由に変えることができないため、アンテナパターン
特性や目標までの距離をパラメータとした検知特性の評
価が実施できないという問題点があった。
【0004】この考案は、かかる問題点を解決するため
になされたもので、近接信管の送信電波をアンテナで受
信し、また目標からの反射信号の模擬信号をアンテナか
ら送信することを小形軽量で持ち運びが容易な装置で実
現することにより、近接信管の検知特性の評価及び性能
確認が現実に近い状況で簡単にかつどこでも実施できる
ようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案に係る目標模擬
装置は、近接信管の目標検出特性評価用のものであっ
て、送受信アンテナと、前記送受信アンテナからの受信
信号と前記送受信アンテナから送信する模擬信号とを分
離するサーキュレータと、前記サーキュレータからの
信信号にドプラシフト周波数を混合するSSBミキサ
と、前記SSBミキサの出力レベルを設定する可変減衰
器と、前記可変減衰器出力を目標との会合時間に相等し
短時間だけ前記サーキュレータに送出して前記送受信
アンテナ出力とするマイクロ波スイッチとを有する。
【0006】
【作用】この考案においては、アンテナを用いて近接信
管との接続を空間で行ない、近接信管の送信信号に目標
との相対速度によるドプラシフトをSSBミキサを用い
て混合し、目標の大きさによる受信電力レベルを可変減
衰器で設定し、目標との相対速度及び大きさによる会合
時間をマイクロ波スイッチで設定し反射信号として再び
近接信管に送り返すもので、近接信管から見ると目標と
すれ違う瞬間の目標からの反射信号を受信することと等
価と見なせるようにしたものである。
【0007】
【実施例】図1はこの考案の一実施例を示す図である。
目標模擬装置は、送受信アンテナ1と、送受信機2と、
制御器3と、電池4により構成されている。このうち、
送受信機2は、送受信信号を分離するサーキュレータ5
と、受信信号を増幅するアンプ6と、受信信号にドプラ
シフト周波数を混合するSSBミキサ7と、前記SSB
ミキサ7の出力レベルを設定する可変減衰器8と、前記
可変減衰器8の出力を短い時間だけ送出するマイクロ波
スイッチ9により構成されている。また、制御器3は送
受信機2を制御するものであり、SSBミキサ7にドプ
ラ周波数を与えるドプラシフト周波数発生器10と、可
変減衰器8の減衰量を設定する可変減衰器制御器11
と、マイクロ波スイッチ9の開閉を制御するマイクロ波
スイッチ制御器12により構成されている。一方、近接
信管13には送信アンテナ14、受信アンテナ15及び
目標検出器16を備える。
【0008】この実施例の動作について説明する。図1
において、近接信管13からの送信信号を送受信アンテ
ナ1で受信し、該受信信号を送受信機2のサーキュレー
タ5に出力する。該サーキュレータ5は該受信信号と送
受信アンテナ1を介して送信する模擬信号とを分離する
ものである。サーキュレータ5により分離された受信信
号は、アンプ6により大きな目標からの反射信号に対応
した模擬信号になるように増幅される。次に、該アンプ
6の出力にSSB(SINGLE SIDE BAND)ミキサ7で近接
信管13と目標との相対速度により発生するドプラシフ
ト周波数分を混合する。ドプラシフト周波数の信号は制
御器3のドプラシフト周波数発生器10により発生され
る。該ドプラシフト周波数発生器10は、予めドプラ周
波数の4倍のクロックを図示しない内部の発振器で発生
し、このクロックを1/4に分周する過程で正弦波と余
弦波に相当する2種のクロックを作り、図示しない内部
の狭帯域のフィルタを通過させ基本波以外のスプリアス
をカットした後、SSBミキサ7のドライブレベルまで
増幅することにより信号を発生する。
【0009】SSBミキサ7によりドプラ周波数を混合
された信号は、可変減衰器8によりさまざまな目標から
の反射信号に対応した受信電力レベルになるように設定
される。レベルの設定は制御器3の可変減衰器制御器1
1で行なう。該可変減衰器制御器11は可変減衰器8の
減衰特性に合わせて減衰量を電圧あるいは電流制御する
ものである。可変減衰器8の出力は、マイクロ波スイッ
チ9に入力され、近接信管13と目標との会合時間に相
等した時間だけ該マイクロ波スイッチ9をONにするこ
とにより、会合時間を模擬するようにしたものである。
マイクロ波スイッチ9からの出力はサーキュレータ5を
介して送受信アンテナ1から送信される。電池4は送受
信機2と制御器3に必要となる直流電源を供給する。
【0010】
【考案の効果】以上説明したように、この考案によれ
ば、目標からの反射信号の模擬信号を小形軽量で持ち運
びが容易な装置で実現できるため、また空間の電波をそ
のまま受信し送信するため、目標の方向及び距離を自由
に変えて近接信管のアンテナパターン特性や目標までの
距離をパラメータとした検知特性の評価及び性能確認が
現実に近い形で簡単にかつどこででも出来るという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例によるブロック図である。
【図2】従来装置のブロック図である。
【符号の説明】
1 送受信アンテナ 2 送受信機 3 制御器 7 SSBミキサ 8 可変減衰器 9 マイクロ波スイッチ 10 ドプラ周波数発生器 11 可変減衰器制御器 12 マイクロ波スイッチ制御器 13 近接信管

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 近接信管の目標検出特性評価用の目標模
    擬装置であって、送受信アンテナと、前記送受信アンテ
    ナからの受信信号と前記送受信アンテナから送信する模
    擬信号とを分離するサーキュレータと、前記サーキュレ
    ータからの受信信号にドプラシフト周波数を混合するS
    SBミキサと、前記SSBミキサの出力レベルを設定す
    る可変減衰器と、前記可変減衰器出力を目標との会合時
    間に相等した短時間だけ前記サーキュレータに送出して
    前記送受信アンテナ出力とするマイクロ波スイッチとを
    有することを特徴とする目標模擬装置。
JP1992004165U 1992-01-10 1992-01-10 目標模擬装置 Expired - Fee Related JP2564638Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992004165U JP2564638Y2 (ja) 1992-01-10 1992-01-10 目標模擬装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992004165U JP2564638Y2 (ja) 1992-01-10 1992-01-10 目標模擬装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0559369U JPH0559369U (ja) 1993-08-06
JP2564638Y2 true JP2564638Y2 (ja) 1998-03-09

Family

ID=11577136

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992004165U Expired - Fee Related JP2564638Y2 (ja) 1992-01-10 1992-01-10 目標模擬装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2564638Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4625378B2 (ja) * 2005-06-23 2011-02-02 島田理化工業株式会社 検査用シミュレーション信号生成装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02223879A (ja) * 1989-02-27 1990-09-06 Mitsubishi Precision Co Ltd Pn変調式レーダの試験装置
JPH041477U (ja) * 1990-04-19 1992-01-08

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0559369U (ja) 1993-08-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4014021A (en) Radar for short range measurements
US4347515A (en) Radar radiometer and its use
JP2564638Y2 (ja) 目標模擬装置
US4908628A (en) Radar apparatus
CA1205531A (en) Pulse compression circuit
JP2985104B2 (ja) レーダ評価用試験装置
JPH0561700U (ja) クラッタ模擬装置
US5061933A (en) Short-range radar system
JPS5692480A (en) Radio wave transmitter
JPH02131679U (ja)
JPS5828548B2 (ja) マイクロハソウチ
JPH045031Y2 (ja)
JPS638684U (ja)
JPH0531945B2 (ja)
JPS62123577U (ja)
JPH01123999A (ja) 電子戦評価装置
JPS6011084U (ja) 擬似目標信号発生装置
JPS62123578U (ja)
JPH0349396B2 (ja)
JPS59109970U (ja) パルスレ−ダ装置
JPH0263482U (ja)
JPH049477B2 (ja)
JPH04157387A (ja) 電力モニタ方式
JPS63153179U (ja)
JPH0434678U (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees