JP2562118B2 - 伸縮自在型スティック - Google Patents

伸縮自在型スティック

Info

Publication number
JP2562118B2
JP2562118B2 JP6101580A JP10158094A JP2562118B2 JP 2562118 B2 JP2562118 B2 JP 2562118B2 JP 6101580 A JP6101580 A JP 6101580A JP 10158094 A JP10158094 A JP 10158094A JP 2562118 B2 JP2562118 B2 JP 2562118B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lock
stick
fixed
piece
fixing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP6101580A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07284547A (ja
Inventor
勝己 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TANAKA IND
Original Assignee
TANAKA IND
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TANAKA IND filed Critical TANAKA IND
Priority to JP6101580A priority Critical patent/JP2562118B2/ja
Publication of JPH07284547A publication Critical patent/JPH07284547A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2562118B2 publication Critical patent/JP2562118B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、伸縮自在型スティッ
クに関するものである。
【0002】
【従来の技術】伸縮自在にその長さを調整できる伸縮自
在型スティックとして、例えば、ゲートボールスティッ
クがあり、その長さを調整する伸縮・ロック機構とし
て、次のようなものが知られている(実開昭63−19
7566参照)。すなわち、図4、図5に示すように、
シャフト1と同形状で大径の固定筒11(図6参照)を
グリップ2の内部に設けて、案内筒14(図7参照)を
固定筒11の先端に嵌着し、ロック部材本体18(図8
参照)を固定筒11の外周に固着し、案内筒14および
固定筒11にシャフト1(図9参照)を挿入し、押圧片
20(図10参照)を、固定筒11に形成された切欠孔
12、案内筒14に形成された切欠溝13及びロック部
材本体18に形成された切欠孔19を介して、シャフト
1の凹溝4に嵌合状態で摺接し、押圧片20の上面22
を押圧すべく、偏心カム23を有するレバー24(図1
1参照)をロック部材本体18の上部に軸着25してあ
るものである。
【0003】なお、図4において、15は案内筒14に
形成された弧状隆起条、16は固定筒11に形成された
凹溝、17はシャフト1の後部に嵌着されたストッパ
ー、26はロック部材本体18に形成された凸条であ
る。
【0004】シャフト1の長さの調整は、まず、レバー
24を解放状態にして、シャフト1をスライドさせて、
位置を定める。その後、レバー24を回転させて、偏心
カム23の作用によって押圧片20をシャフト1に押圧
すると、シャフト1はロック部材本体18にロックされ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来技術において
は、固定筒11、案内筒14及びロック部材本体18と
構成部品が多いので、その製作も容易ではなく、また、
組立も複雑である。また、レバー24によって押圧片2
0を介してシャフト1を押圧しているので、ロック力が
十分ではない。さらに、ロック部材本体18は、固定筒
11の外周に固着されているので、ロック部材本体18
の上部が破損すると、その交換は容易ではない。
【0006】この発明は、このような従来技術の課題を
解決する目的でなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段を、実施例に対応する図1を用いて以下、説明す
る。この発明は、固定スティック31の先端に固定部材
50を固定し、固定部材50に掘設された収納部50A
に、ロック本体41と、ロック本体41に係止されるロ
ック片42と、ロック本体41に揺動自在に支持され、
かつ、ロック片42に当接するロックレバー43と、ピ
ン44と、及び止め具45とからなるロック部材40を
収納し、固定スティック31にその後端から調整スティ
ック32を挿入してロック本体41を通し、ロックレバ
ー43の操作によって調整スティック32を調整、固定
するものである。
【0008】
【作用】このように構成されたものにおいては、固定部
材50及びロック部材40と、構成部品が少ない。ま
た、調整スティック32は、ロック本体41とロック片
42とにより全周に亘ってロックされる。ロックレバー
43の操作により、ロック部材40を取り出すことがで
きる。
【0009】
【実施例】図1は、この発明の一実施例を示す図であ
る。図1において、30はスティック、40はロック部
材、50は固定部材である。
【0010】スティック30は、金属製パイプで構成さ
れ、固定スティック31と、固定スティック31の内部
に挿入されてその長さが調整される調整スティック32
とから形成されている。固定スティック31の先端には
固定用のおねじ部31Aが形成されている。固定スティ
ック31の内周面31Bには、回り止め用の凹溝31C
が複数、掘設されている。調整スティック32の後端に
は、凹溝31Cと嵌合する凸条32Aが複数、突設され
ている。
【0011】ロック部材40は、ロック本体41、ロッ
ク片42、ロックレバー43、ピン44及び止め具45
から構成されている(図2参照)。ロック部材40の材
料は、金属またはプラスチックである。
【0012】ロック本体41は、略U字状をし、横断面
形状弓形の対向片41A、41Bと、対向片41A、4
1Bが一定間隔をもって立設している、横断面形状円形
の連結片41Cとから構成されている。ロック本体41
には、調整スティック32と直接接触する接触部41D
が設けられている。接触部41Dは、対向片41A、4
1Bの対向面下部及び連結片41Cの上面を弓形に切り
欠いて形成されている。対向片41A、41Bの対向面
中間部には係止片41Eが一定間隔をもって突設されて
いる。対向片41A、41Bの上部には透孔41Fが穿
設されている。ロック本体41の下部には、後述する固
定部材50に挿入しやすいよう、テーパ部41Gが形成
されている。
【0013】ロック片42は、縦断面形状略逆凸状で、
その上部の幅は対向片41A、41Bの一定間隔と略等
しい。ロック片42の上面には、凹溝42Aがその幅方
向(短辺方向に)に掘設され、下面には、調整スティッ
ク32と接触する弓形の接触部42Bがその長手方向に
掘設されている。ロック片42の前面及び後面は、円弧
状に形成されている。
【0014】ロックレバー43は、偏心カム部43Aと
摘み部43Bとから構成されている。偏心カム部43A
には、透孔43Cが穿設されている。ロックレバー43
の幅は、対向片41A、41Bの一定間隔と略等しい。
【0015】ロック部材40は、ロック本体41にロッ
ク片42を挿入して、ロック本体41の係止片41Eの
上面でロック片42の中間面42Cを支持し、ロックレ
バー43をロック片42の凹溝42Aに当接し、ピン4
4を透孔41F及び透孔43Cを通し、ピン44の先端
に止め具45を固定することによって、形成される。
【0016】固定部材50は、金属製またはプラスチッ
ク製のパイプで構成され、その外径は固定スティック3
1より大きく、その内径は調整スティック32より大き
い。その中間部には、ロック部材40を収納するための
円形の収納部50Aが掘設され、その底部50Bは中空
部50Cより深く、水平になっている。収納部50Aの
直径は、ロック本体41の直径と略等しい。固定部材5
0の後端には、固定スティック31を固定するためのめ
ねじ部50Dが掘設されている(図3参照)。
【0017】スティック30、ロック部材40、固定部
材50の結合、固定は次のようにして行う。まず、固定
スティック31の先端に、おねじ部31A、めねじ部5
0Dを介して固定部材50を固定する。次に固定部材5
0の収納部50Aに、ピン44が固定部材50の長手方
向と直角になるように、ロック部材40を挿入する。次
に、固定スティック31の後端から、調整スティック3
2を挿入すると、調整スティック32の一部は、ロック
本体41の接触部41Dを通って固定スティック31か
ら露呈する。この段階で、ロック部材40は固定部材5
0に固定される。次に、凹溝31Cに凸条32Aを嵌合
して、調整スティック32を進行させていくと、凸条3
2Aの先端が固定部材50のねじ部50Dの底面に突き
当たり、それ以上は進行しない。次に、調整スティック
32を調整した後に、ロックレバー43を操作すると、
すなわち、摘み部43Bをもって約180°回転させる
と、偏心カム部43Aの回転によってロック片42は移
動し、接触部42Bが調整スティック32に圧接する。
調整スティック32は、ロック片42及びロック本体4
1の接触部41Dに圧接されて、ロック部材40に固定
される。なお、固定スティック31の後端には、調整ス
ティック32の挿入後、キャップ31Bが装着されてい
る。
【0018】この発明においては、調整スティック32
の長さを調整するのに、ロック部材40及び固定部材5
0で足り、構成部品が少ない。したがって、その製作も
容易で、また、組立も簡単である。また、調整スティッ
ク32は、ロック本体41とロック片42とにより全周
に亘って、直接ロックされる。したがって、そのロック
力も大きい。さらに、ロックレバー43の操作により、
ロック部材40を取り出すことができる。したがって、
その部品の交換も容易である。
【0019】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明は、
固定スティックの先端に固定部材を固定し、該固定部材
に掘設された収納部に、ロック本体と、該ロック本体に
係止されるロック片と、前記ロック本体に揺動自在に支
持され、かつ、前記ロック片に当接するロックレバー
と、ピンと、及び止め具とからなるロック部材を収納
し、前記固定スティックにその後端から調整スティック
を挿入して前記ロック本体を通し、前記ロックレバーの
操作によって前記調整スティックを調整、固定するもの
である。それゆえ、固定部材及びロック部材と、構成部
品が少ない。また、調整スティックは、ロック本体とロ
ック片とにより全周に亘ってロックされる。ロックレバ
ーの操作により、ロック部材を取り出すことができる。
したがって、この発明によれば、その製作も容易で、ま
た、組立も簡単である。ロック力も大きく、部品の交換
も容易であるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】この発明を構成するロック部材の分解斜視図で
ある。
【図3】この発明を構成する固定部材の断面図である。
【図4】従来技術を示す図で、(A)は縦断面図、
(B)は横断面図である。
【図5】従来技術を示す斜視図である。
【図6】従来技術を構成する固定筒の斜視図である。
【図7】従来技術を構成する案内筒の斜視図である。
【図8】従来技術を構成するロック部材本体の斜視図で
ある。
【図9】従来技術を構成するシャフトの後端の斜視図で
ある。
【図10】従来技術を構成する押圧片の斜視図である。
【図11】従来技術を構成するレバーの斜視図である。
【符号の説明】
31 固定スティック 32 調整スティック 40 ロック部材 50 固定部材

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定スティックの先端に固定部材を固定
    し、該固定部材に掘設された収納部に、ロック本体と、
    該ロック本体に係止されるロック片と、前記ロック本体
    に揺動自在に支持され、かつ、前記ロック片に当接する
    ロックレバーと、ピンと、及び止め具とからなるロック
    部材を収納し、前記固定スティックにその後端から調整
    スティックを挿入して前記ロック本体を通し、前記ロッ
    クレバーの操作によって前記調整スティックを調整、固
    定する伸縮自在型スティック
JP6101580A 1994-04-15 1994-04-15 伸縮自在型スティック Expired - Lifetime JP2562118B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6101580A JP2562118B2 (ja) 1994-04-15 1994-04-15 伸縮自在型スティック

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6101580A JP2562118B2 (ja) 1994-04-15 1994-04-15 伸縮自在型スティック

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07284547A JPH07284547A (ja) 1995-10-31
JP2562118B2 true JP2562118B2 (ja) 1996-12-11

Family

ID=14304337

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6101580A Expired - Lifetime JP2562118B2 (ja) 1994-04-15 1994-04-15 伸縮自在型スティック

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2562118B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07284547A (ja) 1995-10-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6508344B1 (en) Handle structure for turning and adjusting direction
US4711145A (en) Ratchet handle
US4620523A (en) Adjustable grip and trigger bow string release
EP1177818A1 (en) A combined sports shoe and roller skate
US7621595B1 (en) Bicycle seat having position and angle adjustment functions
US7694387B1 (en) Retractable handle assembly
US5359983A (en) Bow string release
GB2073081A (en) Device for driving screw pin rivet or the like
US5850675A (en) Device for detachably fixing a watchband to a watch case
US5307788A (en) Twin jaw bow string release
JP2003529385A (ja) スキー杖、ハイキング杖等のような杖
US20030015071A1 (en) Rotatable tool handle having a solid locking structure
US7013766B2 (en) Extension structure for tool
US4456285A (en) Longitudinally adjustable ski pole
JP2562118B2 (ja) 伸縮自在型スティック
US4802299A (en) Reel mounting device on fishing rods
US5039146A (en) Tubular latch housing
US5628691A (en) Adjustable length pool cue
JP3323547B2 (ja) 銃におけるエジェクタの切り替え機構
KR830000069Y1 (ko) 도어정의 조립장치
US11703300B1 (en) Adjustable stock of a crossbow
JPS5811063Y2 (ja) 押釦形プリセツトチユ−ナ
KR850003081Y1 (ko) 악력기를 겸비한 줄넘기용 손잡이
JPH03110296U (ja)
KR940007011Y1 (ko) 모니터용 회전 및 기울기 조절장치