JP2561783Y2 - テーブル・椅子セット - Google Patents

テーブル・椅子セット

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JP2561783Y2
JP2561783Y2 JP1992061620U JP6162092U JP2561783Y2 JP 2561783 Y2 JP2561783 Y2 JP 2561783Y2 JP 1992061620 U JP1992061620 U JP 1992061620U JP 6162092 U JP6162092 U JP 6162092U JP 2561783 Y2 JP2561783 Y2 JP 2561783Y2
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良隆 鈴木
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小泉産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、テーブルと、該テーブ
ルの左右のテーブル支柱間を通して天板の裏面側に横方
向から入り込み自在な椅子とを備え、かつ、前記両テー
ブル支柱の相対向面の各々に、天板の裏面側に入り込み
操作された椅子の座板をそれの座面が上方に向く姿勢で
脱着自在に吊下げ支持する受け部を形成してあるテーブ
ル・椅子セットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のテーブル・椅子セットでは、前記
受け部に吊下げ支持された椅子の座面と天板の裏面との
対向面間に、前記椅子の座板を受け部の載置支持面に沿
って脱着操作するための指掛け用空間が形成されている
とともに、前記椅子の座板が受け部に吊下げ支持された
状態においては、該椅子の下部が、テーブルと非接触状
態に構成されている(例えば、実公昭14‐4476号
公報参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来のテーブル・椅子
セットによる場合では、前記テーブルの裏面側の空間を
利用して椅子を格納することができるばかりでなく、こ
の格納状態では、前記椅子が床面から浮上した吊下げ状
態にあるから、テーブルの移動時に格納した椅子を引き
ずることがなく、この引きずりに起因する床面の損傷等
を抑制することができる。しかも、例えば、実開昭53
‐61303号公報に示すように、複数のテーブル支柱
の下部間に亘って架設された収納台上に、天板の裏面側
に入り込み操作された椅子をそれの座面が上方に向く姿
勢で脱着自在に載置収納する場合のように、椅子に着座
した人の足元が収納台によって制限されることもなく、
テーブルの裏面側に椅子を格納しない通常タイプのテー
ブルと同様な着座姿勢の自由性を確保することができ
る。 しかし、前記椅子の座板は受け部の載置支持面に載
置されているだけであるため、格納された椅子の座面を
小物類の載置面として利用すべく、格納された椅子の座
面と天板の裏面との対向間隔を大きくすると、天板の裏
面側に格納された椅子に人の足が当たるなどして横方向
の外力が作用したとき、前記椅子が受け部の載置支持面
との接触箇所を支点として揺動し易く、また、テーブル
の移動時にも、格納された椅子が揺れ動き易くなり、そ
の結果、椅子の座面に載置した小物類が脱落する不都合
があった。 また、前記受け部に吊下げ支持された椅子の
座面と天板の裏面との対向間隔を、椅子の脱着を容易に
行うことができる範囲で極力小さくして、格納された椅
子の揺動を、天板の裏面との接当によって規制すること
が考えられるが、この場合 は、椅子の座面を小物類の載
置面として実質的に使用することができなくなる不都合
がある。本考案は上記実情に鑑みてなされたものであっ
て、天板の裏面側に格納された椅子の座面を物品載置面
として有効に活用しながらも、人の足が当たるなどして
横方向の外力が作用しても、この外力に起因する格納状
態での椅子の揺れ動きが少なく、椅子の座面に載置され
た小物類の脱落を抑制することができ、それでいて、椅
子の脱着作業も容易に行うことができるテーブル・椅子
セットを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為の
本考案の特徴構成は、冒記テーブル・椅子セットにおい
て、前記受け部に吊下げ支持された椅子の座面と天板の
裏面との対向面間に物品を載置可能な空間を形成すると
ともに、前記椅子の下部には、前記受け部に吊下げ支持
された状態でテーブルの係止部に対して上方から脱着自
在に係合する被係止部を形成した点にあり、かかる構成
から次の作用効果を奏する。
【0005】
【作用】前記天板の裏面側に格納された椅子の座面と天
板の裏面との対向面間に物品載置用空間を形成して、椅
子の座面を棚板として活用しながらも、前記椅子の座板
をテーブルの受け部に吊下げ支持させた状態では、該椅
子の下部に形成した被係止部がテーブルの係止部に上方
から係合しているから、テーブルの天板の裏面に格納さ
れた椅子に人の足が当たるなどして、椅子に横方向の外
力が作用したときでも、この外力を前記係合部において
受け止めることができる。 それでいて、格納された椅子
を使用する場合には、この椅子を、それの下部に形成さ
れた被係止部がテーブルの係止部から離脱する位置にま
で少し持ち上げたのち、テーブルの受け部に沿って横方
向に移動させるだけで、椅子を簡単に取り外すことがで
きる。
【0006】
【考案の効果】従って、天板の裏面側に格納された椅子
の座面を物品載置面として有効に活用しながらも、人の
足が当たるなどして横方向の外力が作用しても、この外
力に起因する格納状態での椅子の揺れ動きが少なく、椅
子の座面に載置された小物類の脱落を抑制することがで
きる。それでいて、椅子の脱着作業も容易に行うことが
できる。 また、前記請求項2で記載したように、前記椅
子の座板に、前記受け部に対して上方から脱着自在に係
合する切欠溝が形成されている場合には、格納された椅
子に人の足が当たるなどして横方向の外力が作用して
も、この外力を上下の両係合部において受け止めること
ができるから、外力に起因する格納状態での椅子の揺れ
動きを更に良好に抑制することができる。しかも、両係
合部での係合方向が同一であるから、椅子の脱着作業も
容易に行うことができる。 更に、前記請求項3で記載し
たように、前記テーブルの係止部が、前記両テーブル支
柱の下側部間に亘って設けられた横桟の基部であり、か
つ、前記被係止部が、前記横桟の基部に対して上方から
係合する凹入溝である場合には、テーブルの構成部材
で、かつ、両テーブル支柱に架設される強度の大きな横
桟を利用するから、椅子の下部に凹入溝を形成するだけ
で済み、しかも、格納された椅子に作用する横方向の外
力を強度の大きな横桟にて受け止めることができる。
れ故に、部品点数の削減による構造の簡素化と強度の向
上とを図ることができる。
【0007】
【実施例】図2は単一のテーブル1と複数個の椅子2,
3とが一組に備えられているテーブル・椅子セットを示
し、これら複数個の椅子2,3は、二人掛け用の一個の
スツール式椅子2と、背当てを備えた一人掛け用の四個
の椅子3とから構成されている。前記テーブル1は、天
板4の裏面に左右一対の幅広のテーブル支柱5を互いに
平行に対向させて固定するとともに、これらのテーブル
支柱5の下端部の各々に、接地部材6が設けられている
横長の脚部材7を固定し、脚部材7どうしを横桟8で連
結して構成されている。前記スツール式椅子2は、テー
ブル支柱5どうしの対向間隔よりも若干短い長さ、換言
すれば、左右のテーブル支柱5間を通して天板4の裏面
側に横方向から入り込み自在な長さの横長の座板9と、
座板9の裏面の左右両端部近くの部位において互いに平
行に対向させて固定される幅広の椅子支柱10と、椅子
支柱10下端に固定されている板状接地部材11とから
構成されている。前記両テーブル支柱5の相対向面の各
々に、天板4の裏面側に入り込み操作された椅子2の座
板9をそれの座面12が上方に向く姿勢で脱着自在に吊
下げ支持する受け部13を形成し、前記両受け部13に
吊下げ支持された椅子2の座面12と天板4の裏面との
対向面間に物品17を載置可能な空間Sを形成するとと
もに、前記椅子2の下部には、前記受け部13に吊下げ
支持された状態でテーブル1の係止部15に対して上方
から脱着自在に係合する被係止部16を形成してある
前記両受け部13の各々は、テーブル支柱5に突出固定
された前後一対のダボから構成されているとともに、前
記座板9の裏面の左右両端部の各々には、前記ダボ13
に対して上方から脱着自在に係合する下向き開口の切欠
溝14を形成してある。 前記係止部15が、前記両テー
ブル支柱5の下側部間に亘って設けられた横桟8の基部
から構成され、更に、前記椅子2の被係止部16が、前
記横桟8の基部15に対して上方から係合するべく、前
記板状接地部材11の下面の前後中央位置に形成した凹
入溝から構成されている。そして、テーブル使用人数が
少なく、二人分以上の椅子2,3が使用されずに余って
いるとき、図1,図3,図4に示すように、スツール式
椅子2を、座板9に形成した左右の切欠溝14にテーブ
ル支柱5に固定したダボ13が入り込み、かつ、板状接
地部材11に形成した凹入溝16に横桟8の基部15が
嵌まり込む状態でテーブル1の天板4裏側に格納する
と、この格納したスツール式椅子2の座板2と天板4と
の間に空間Sが形成され、座板9を棚板代わりにしてそ
の座面12に小物類等の物品17を載置することができ
る。従って、格納したスツール式椅子2の座面12に物
品17を仮置きしている場合、座面12に物品17が仮
置きされていることを知らずに、或いは忘れて、その格
納されているスツール式椅子2を動かそうとしても、こ
のスツール式椅子2はテーブル1に対して相対的に位置
固定されているので動きにくく、仮置きした物品17が
座面から落下しにくい。
【0008】〔その他の実施例〕 本考案は、テーブルの天板裏側に格納可能に設けら
れる椅子が複数個備えられているテーブル・椅子セット
であっても良い。 本考案は、学習机や事務机等のように、天板の裏面
側に引出しや棚板等の物品収納部が設けられているテー
ブルが備えられているテーブル・椅子セットであっても
良い。 実施例に示したダボ13に代え、桟等を横向きに固
定して実施しても良い。
【0009】尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面と
の対照を便利にするために符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】使用状態を説明する全体斜視図
【図2】使用状態を説明する全体斜視図
【図3】要部の一部断面正面図
【図4】要部の一部断面側面図
【符号の説明】
1 テーブル 2 椅 天板 テーブル支柱 横桟 座板 12 座面13 受け部 14 切欠溝 15 係止部(横桟8の基部) 16 被係止部(凹入溝) 17 物品 S 空間

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テーブル(1)と、該テーブル(1)の
    左右のテーブル支柱(5)間を通して天板(4)の裏面
    側に横方向から入り込み自在な椅子(2)とを備え、か
    つ、前記両テーブル支柱(5)の相対向面の各々に、天
    板(4)の裏面側に入り込み操作された椅子(2)の座
    板(9)をそれの座面(12)が上方に向く姿勢で脱着
    自在に吊下げ支持する受け部(13)を形成してある
    ーブル・椅子セットにおいて、前記受け部(13)に吊下げ支持された椅子(2)の座
    面(12)と天板(4)の裏面との対向面間に物品(1
    7)を載置可能な空間(S)を形成するとともに、前記
    椅子(2)の下部には、前記受け部(13)に吊下げ支
    持された状態でテーブル(1)の係止部(15)に対し
    て上方から脱着自在に係合する被係止部(16)を形成
    してある テーブル・椅子セット。
  2. 【請求項2】 前記椅子(2)の座板(9)には、前記
    受け部(13)に対して上方から脱着自在に係合する切
    欠溝(14)が形成されている請求項1記載のテーブル
    ・椅子セット。
  3. 【請求項3】 前記テーブル(1)の係止部(15)
    が、前記両テーブル支柱(5)の下側部間に亘って設け
    られた横桟(8)の基部であり、かつ、前記椅子(2)
    の被係止部(16)が、前記横桟(8)の基部(15)
    に対して上方から係合する凹入溝である請求項1記載の
    テーブル・椅子セット。
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