JP2561614B2 - 腰部運動補助機 - Google Patents

腰部運動補助機

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JP2561614B2
JP2561614B2 JP5243766A JP24376693A JP2561614B2 JP 2561614 B2 JP2561614 B2 JP 2561614B2 JP 5243766 A JP5243766 A JP 5243766A JP 24376693 A JP24376693 A JP 24376693A JP 2561614 B2 JP2561614 B2 JP 2561614B2
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saddle
muscles
exercise
assisting machine
movement assisting
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晃 西川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、腰部を主体とした筋肉
類の運動不足による痛みや疲労感を緩和させるととも
に、それらの予防にも好適に使用される腰部運動補助機
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】人間の身体には多数の筋肉があり、中に
は日常生活ではあまり使用しないものも多い。このた
め、これら日常あまり使用しない筋肉、特に腰部の筋肉
が運動不足となり、痛みや疲労感を覚えることが多い。
【0003】従来、運動不足となりやすい特定の筋肉に
緊張と緩和と繰り返し付与することにより、その運動不
足を解消するようにした補助具がないわけではないが、
これらの補助具はいずれも使用者が自分の身体を動かし
て筋肉に運動を与えるもので、誰でもが楽に使用できる
ものではなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、本
人が直接身体を動かさなくても座った状態で楽に腰部を
主体とする広範囲な筋肉に緊張と緩和を繰り返し与える
ことができる運動補助機を提供することを課題としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次のような構成を採用した。すなわち、本
発明にかかる腰部運動補助機は、人間が跨いで座ること
のできる鞍と、該鞍よりも前方に設けられたハンドルと
を備え、前記鞍は、水平軸に沿って前後に移動自在に設
けられているとともに、該鞍を着座位置からそれよりも
前方の前進位置までの間で反復移動させることのできる
移動手段が設けられていることを特徴としている。
【0006】
【作用】初期位置に位置する鞍上に使用者が両足を左右
に大きく広げて跨がり、ハンドルを両手で握る。このと
き、使用者の頭と、肛門と、踵が一直線上にあるように
着座するのが望ましい。この状態から、そのまま鞍を所
定距離だけ前進させ、再度初期の着座位置に復帰させ
る。この動作を繰り返すことにより、腰部を主体とする
筋肉、例えば下肢帯筋、大腿筋、大腿三頭筋、背筋等の
筋肉の運動不足を解消することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例について具体的に説明
する。図1および図2はこの腰部運動補助機の一例を表
すもので、この運動補助機1は、箱型の基枠2の上部に
鞍3が設けられ、その前方にハンドル4が設けられてい
る。鞍3は、乗馬用の鞍と同様なもので、基枠2の上部
に平行に設けた2本の支持軸5,5にスライドベアリン
グ6,…を介して前後に摺動自在に取り付けられてお
り、その前後に押圧バネ7,8が介装されている。ま
た、鞍3の下部には下向きに垂下するレバ−10が固着
されており、該レバ−の下端部に設けた横向きの軸にコ
ロ11が取り付けられている。
【0008】ハンドル4は、基枠2の前端部に立設され
た支柱13の上端部に左右に突出させて設けられてい
る。このハンドルの高さは、鞍3上に着座した人間の臍
の位置より若干低い位置となっている。
【0009】基枠2の中間部には回転軸15が支承され
ており、これに半径方向に突出するロッド16,16が
設けられた回転体17が取り付けられている。また、基
枠2の底部には減速機付きのモ−タ19が設置され、そ
の出力プ−リ20と前記回転体17のプ−リ21がベル
ト22で連結されている。なお、基枠2の左右の下部に
は、足を乗せる上下位置調節可能なアブミ23,23が
取り付けられている。このアブミは、着座した人間の肛
門の直下部に設けておくのが好ましい。
【0010】この運動補助機1の使用に際して、使用者
は図3、4に示すように両足を左右に広げて鞍3上に跨
がり、両手を伸ばしてハンドルを握る。この時、頭と、
肛門と、左右のかかとが、側面視で一直線上にあり、か
つ、頭と手の握り部とかかとを結ぶ三角形の上下中心よ
りもやや下側に腰の位置があるようにする。
【0011】この状態でモ−タを起動すると、その回転
が回転体17に伝えられ、該回転体がロッド16,16
と共に、矢印方向に回転する。このため、ロッド16が
鞍3を間欠的に前向きに押し、該鞍を所定距離だけ前進
させる。この時、鞍は前側のバネ7を圧縮すると共に、
後ろ側のバネを引き伸ばしながら前進する。回転が進行
してロッド16がレバ−10から外れると、バネ7,7
の働きにより鞍3が元の位置に押し戻され、引き続きこ
の動作が繰り返される。なお、鞍3の前進時にもかかと
は肛門の直下部に位置させておく。
【0012】このように、頭と、肛門と、かかとを一直
線上に位置させて鞍3に跨がることにより、下肢帯筋、
大腰筋、小腰筋、大殿筋等の腰の筋肉を、また、かかと
を地面から少し立てた状態で(前述のアブミが着座部の
直下部に設けられている場合は、その上にかかとを載せ
て少し立てた状態で)鞍をはさみ込むことにより、前腹
筋、側腹筋、後腹筋等の腹筋や、大腿筋及び大腿三頭
筋、内転筋群(恥骨筋、薄筋、長内転筋、短内転筋、大
内転筋、外閉鎖筋)を、更に、鞍の前方のハンドルを握
ることにより、脊柱の運動と関係する肩甲挙筋、腸助
筋、最長筋、半棘筋や、上腕を動かす広背筋、頭を動か
す僧帽筋、最長筋、頂筋等を緊張させたり緩和させたり
することができるのである。しかも、第四、第五腰椎を
前後させることにより、特に腹筋の中の前腹筋と後腹筋
を強化させ、運動不足による腰の痛みの緩和と、腰痛の
予防を図ることができる。そのほか、恥骨結合、仙骨、
骨盤等の矯正に使用することも可能である。
【0013】なお、上記実施例では、鞍を前進、後退さ
せる手段として、ロッド16付の回転体17とバネを用
いたが、この他に、例えば、カムや回転ねじ棒とナット
の組合せ等を用いて前後移動を行う装置等、他の適当な
手段を採用することができる。図示例では、鞍の後退を
バネで行うので、後退時の速度が早くなる傾向がある
が、他の手段を使用すれば、前進と後退の速度を同程度
にすることができる。さらに、鞍の移動距離を任意に調
節することのできる移動距離調節手段を設けたり、移動
速度を調節することのできる速度調節手段や、運動時間
を自在に設定することのできるタイマ−等を設けておけ
ば一層便利なものとなる。
【0014】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明にかかる
腰部運動補助機は、人間が鞍に跨がって着座し、ハンド
ルを握って機械力により前後移動させるだけで、腰部を
主体とする各種筋肉に緊張と緩和を与えることができる
ので、誰でも手軽に運動不足を解消し、疲労感や痛みを
緩和することが可能となるとともに、これらを効果的に
予防することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を表す側面図である。
【図2】その正面図である。
【図3】使用時の側面姿勢の説明図である。
【図4】使用時の正面姿勢の説明図である。
【符号の説明】
1 運動補助機 2 基枠 3 鞍 4 ハンドル 7 バネ 16 ロッド 17 回転体

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人間が跨いで座ることのできる鞍と、該
    鞍よりも前方に設けられたハンドルとを備え、前記鞍
    は、水平軸に沿って前後に移動自在に設けられていると
    ともに、該鞍を着座位置からそれよりも前方の前進位置
    までの間で反復移動させることのできる移動手段が設け
    られていることを特徴とする腰部運動補助機。
JP5243766A 1993-09-03 1993-09-03 腰部運動補助機 Expired - Lifetime JP2561614B2 (ja)

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JP5243766A JP2561614B2 (ja) 1993-09-03 1993-09-03 腰部運動補助機

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JP5243766A JP2561614B2 (ja) 1993-09-03 1993-09-03 腰部運動補助機

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JPH0767924A JPH0767924A (ja) 1995-03-14
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3570208B2 (ja) * 1997-09-25 2004-09-29 松下電工株式会社 運動分析装置および運動補助装置
JP3606033B2 (ja) * 1998-03-13 2005-01-05 松下電工株式会社 腰痛予防訓練装置
KR100929157B1 (ko) * 2009-03-13 2009-12-01 임정수 로윙머신 운동 보조장치
KR101762639B1 (ko) 2015-06-24 2017-08-04 건국대학교 글로컬산학협력단 무동력 승마운동기구

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JPH0767924A (ja) 1995-03-14

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