JP2560945B2 - ディジタル処理回路 - Google Patents

ディジタル処理回路

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JP2560945B2
JP2560945B2 JP4064690A JP6469092A JP2560945B2 JP 2560945 B2 JP2560945 B2 JP 2560945B2 JP 4064690 A JP4064690 A JP 4064690A JP 6469092 A JP6469092 A JP 6469092A JP 2560945 B2 JP2560945 B2 JP 2560945B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、柔軟なディジタル通信
処理を実現するための機能をプログラムすることが可能
なディジタル処理回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】機能をプログラムすることが可能なディ
ジタル回路としては、従来より、FPGA(Field P
rogrammable Gate Array)、またはPLD(Progra
mmableLogic Device)と呼ばれる装置が実用化されて
いる。これらの装置は、主としてLSI開発の際のテス
ト用として用いられ、また雑ゲ−ト(ランダムロジッ
ク)の吸収用として用いられていた。すなわち、これら
の装置は、特別の用途に絞って用いるものではなく、専
用装置としての最適化は行われておらず、動作速度やデ
バイスの使用効率よりも機能の汎用性に重点が置かれて
いた。その結果、これらのデバイスを用いてディジタル
通信システムを構成した場合には、低速なディジタル通
信システムでは回路規模が実用化のための問題となり、
高速なディジタル通信システムでは動作速度が実用化へ
の問題となっていた。従って、ディジタル通信用のプロ
グラム可能なディジタル回路として、上述のFPGAや
PLDは用いられていないのが現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
プログラム可能な論理デバイスであるFPGAは、論理
回路ブロックとラッチを組み合わせたもので、論理回路
ブロックの機能とその間の配線をプログラムするもので
あり、またPLDは、ランダムロジックの実現を主目的
とし、単純なゲ−トを基本素子として、その組み合わせ
をプログラムすることにより機能回路を実現するもので
ある。これらは、いずれも動作速度やデバイスの使用効
率よりも装置の汎用性を目的としていた。一方、ディジ
タル通信システムに必要となる処理機能は、一般の論理
回路とは以下の点で異なっており、FPGAやPLDで
実現できるものではない。 (a)リアルタイム動作を重視する同期回路で構成され
ること、(b)処理されるディジタルデ−タの時系列
は、あるデ−タ単位で意味を持っており、そのデ−タ単
位の幅が比較的広いこと、(c)処理回路内でデ−タの
流れ(デ−タストリ−ム)が存在し、処理はその流れに
沿ってパイプライン的に行われること、(d)処理され
るディジタルデ−タの時系列は、その時間的位置に大き
な意味を持っていること、以上の(a)〜(d)の事項
は、高速と低速のディジタル通信システムの両方に見ら
れる特徴である。特に、高速ディジタル通信システムで
必要となる処理機能を、従来のプログラム可能な論理デ
バイスで実現しようとした場合には、高速なデ−タ伝送
処理や処理機能の高密度な実装を実現することができな
いため、実用できないという問題がある。
【0004】(e)あるビット幅のデ−タを高速に伝搬
できる配線専用領域を持たないこと、(f)ランダムロ
ジック指向で設計されているため、論理回路ブロックの
入力デ−タ幅が狭いこと、(g)ランダムロジック指向
で設計されているため、論理回路ブロックと配線領域が
混在する配置となっており、デ−タストリ−ムとパイプ
ライン的な処理の流れがとり難いこと、(h)外部入出
力ブロックがデバイス周辺のどの位置にもとれるように
設計されているものが多く、デバイス内で実現されてい
る回路と、デバイス外への入出力ブロックとの配線が複
雑で、遅延を招く構成となっていること、本発明の目的
は、これら従来の課題を解決し、高速から低速までの全
てのディジタルデ−タ伝送の基本機能を効率よく実現
し、柔軟なディジタル通信処理を行うことが可能なディ
ジタル処理回路を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のディジタル処理回路は、時列ディジタル
データを入力する入力セレクタバッファおよび時系列デ
ィジタルデータを出力する出力セレクタバッファと、数
ビット幅の順序回路を構成するための複数個の同期レジ
スタと、任意のビット幅を持つデータのビット間論理演
算を行う複数個のプログラム可能な論理演算ブロック
と、該時系列ディジタルデータを該同期レジスタおよび
該論理演算ブロックの一部ないし全部に伝搬するための
信号線の集合から成るバス型配線領域と、該バス型配線
領域の信号線より一部ないし全部の信号線を選択するこ
とにより、該同期レジスタ、該論理演算ブロック、該入
力セレクタバッファおよび該出力セレクタバッファ個々
が有する全てのデータ入出力端子とを接続するためのプ
ログラム可能なバス線選択回路と、該バス型配線領域の
一部ないし全部の信号線をある位置で終端するためのプ
ログラム可能な1ないし複数個のバス線終端子とを有
し、時系列ディジタルデータの空間列への変換、任意の
ビット間のパターン検出、同期レジスタと論理演算ブロ
ックの回路単位をパイプライン的に接続した処理、およ
びデータに付加されたタグ情報に基づいた逐次的なデー
タ処理を行うことを特徴としている。
【0006】
【作用】本発明においては、ディジタル通信処理の本質
を追及して、基本処理回路の構成と処理の相互関係を把
握して、それらを簡単に効率よく実現できる回路のア−
キテクチャを提供する。そのため、(イ)ディジタルデ
−タ時系列(処理対象デ−タ)を回路内で空間列に変換
し、あるデ−タ単位を切り出すことを可能とする複数の
同期レジスタと、実際に論理演算を行うための論理演算
ブロックとを用い、(ロ)あるビット幅を持つデ−タを
高速に伝播させ、デ−タストリ−ムを構成するためのバ
ス型配線領域を持ち、(ハ)バス型配線領域と同期レジ
スタ間のデ−タの抽出/挿入を行うためのバス線選択回
路とバス型配線領域を有効利用するためのバス線終端回
路を有し、(ニ)デ−タストリ−ム内の任意の場所から
外部への入出力を簡単に取り出せるようにし、これらの
機能をプログラム可能にする。また、複数のデバイスに
またがってデ−タストリ−ムを形成し、パイプライン的
な処理の流れをとれるように、均質な回路構成とする。
これにより、回路規模の大小によらずに、論理演算ブロ
ックとその結合関係をプログラムすることができるの
で、ディジタル通信処理における殆んど全ての処理回路
を実現することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面により詳細に
説明する。図1は、本発明の第1の実施例を示すディジ
タル処理回路の構成図である。図1において、1はデ−
タ入力端子、2はデ−タ入力セレクタバッファ、3はデ
−タ出力端子、4はデ−タ出力セレクタバッファ、5は
バス型配線領域、6はバス線終端子、7−1〜7−12
は数ビット幅の同期レジスタ、8−1〜8−12はある
ビット幅を持つデ−タを処理するためのプログラム可能
な論理演算ブロック、9はバス型配線領域5内のバス線
と同期レジスタ7あるいは論理演算ブロック8の入力信
号線および出力信号線を結ぶためのプログラム可能なバ
ス線選択回路、10は論理演算ブロック8の機能および
バス線選択回路9の選択バス線、バス線終端子のON/
OFFをプログラムするためのコントロ−ラである。本
実施例のディジタル処理回路は、ディジタル通信処理の
処理対象となる2進数表現によるデ−タをある単位(バ
イトないしワ−ド)で捉え、時系列であるディジタルデ
−タを空間列に変換して処理を行えるようにレジスタ7
を複数用意し、論理関数演算素子8とレジスタ7の組み
合わせという最も基本的な回路単位をパイプライン的に
接続した処理の流れを構成する。また、ディジタルデ−
タ通信において、大きな意味を持つデ−タの時間的な位
置をデ−タにタグ(修飾デ−タ)をつけることにより具
体的に表わし、タグ情報に基づいて逐次的にデ−タ処理
を行うことにより、処理のパイプライン化を図れるよう
に幅の広いデ−タストリ−ムを構成できるようにした。
【0008】図1に示すように、本実施例では、次のよ
うな具体的手段を具備する。 (a)ディジタルデ−タ通信処理に必要な要素である数
ビット幅のレジスタ7、および数ビット入力の論理関数
(演算)ブロック8、外部回路との信号のやりとりを行
う数ビット幅の入力ブロック2、および出力ブロック4
を具備する。 (b)数ビット幅のバス型配線領域5を具備することに
より、あるビット幅を持つデ−タ単位を高速に伝搬させ
ることができ、バス型であるためにデ−タストリ−ムの
構成を容易にする。 (c)レジスタ7、論理関数(演算)ブロック8、入力
ブロック2および出力ブロック4の全てのデ−タ入出力
端子とバス型配線領域5の一部ないし全部の信号線を接
続させるためのバス線選択回路9と、バス型配線領域5
の一部ないし全部の信号線をある場所で終端させるため
のプログラム可能な終端子を1つないし複数個具備する
ことにより、レジスタ7、論理関数(演算)ブロック
8、入力ブロック2、出力ブロック4間の自由な配線を
可能としている。 (d)数ビット幅のレジスタ7および数ビット入力の論
理関数(演算)ブロック8、外部回路との信号のやりと
りを行う数ビット幅の入出力ブロック各々のブロックへ
の入出力信号線をバス型配線領域5と結合可能にするこ
とにより、バス状に形成されたデ−タストリ−ムの任意
の位置への全体回路外部からの入力信号の挿入、任意の
位置から全体回路外部への信号の取り出しを可能にす
る。
【0009】さらに、本実施例では、従来のプログラム
可能な論理デバイスの応用を制限していた高速ディジタ
ル通信処理への適用を可能とし、低速システムでは回路
の利用効率を上げるための手段として、次のようなもの
を具備する。 (e)高速な処理を要求する回路においては、システム
クロックに同期して確実に入力デ−タ時系列を逐次的に
伝搬させ、レジスタ7から他のレジスタ7へデ−タが伝
搬する間に処理が完了していることを保証するため、デ
−タ処理のための論理回路をレジスタ間に挟み込む形と
する。 (f)比較的低速なシステムクロックでの動作が要求さ
れる回路では、処理の基本的特徴は同じであるが、その
組み合わせが複雑となる場合が多く、1つのデバイスで
は処理できない場合も想定される。そこで、このような
場合には、デバイスを縦列に接続して機能を拡張できる
ように、レジスタ7と論理関数ブロック8を1つのブロ
ックとして、このユニットを均一に配列した構造とす
る。 (g)バス型配線領域5上に任意のバス線を選択できる
ようなプログラム可能なバス線選択回路9を、レジスタ
・論理回路ブロックのユニット毎に用意し、任意論理関
数ブロック8間のレジスタ7を介さない直接接続や、処
理デ−タをデ−タストリ−ムと逆方向に伝搬するフィ−
ドバックを可能にする。さらに、複数論理関数ブロック
へのデ−タの同報も可能にする。このような自由な配線
を可能にすることにより、回路の利用効率を高めること
ができる。また、高速な処理が要求される回路では、処
理対象デ−タのシリアル/パラレル展開の際に多点に展
開して、要求システムクロックを落して処理する必要が
ある。本実施例では、このバス型配線5とバス線選択回
路9の配置によりパラレル展開され、数個のデバイスに
割り当てられた複数のデ−タストリ−ムを各デバイスの
入出力ブロックから取り込み、実際にデ−タ処理を行う
論理関数ブロックに任意の位置で統合することを可能に
する。
【0010】(入出力セレクタバッファ)図2は、図1
における入力セレクタバッファの内部詳細図であり、図
3は、同じく出力セレクタバッファの内部詳細図であ
る。図2,図3において、11は外部デ−タ入力端子1
をバス型配線領域5内のバス線に選択的に結合するため
のバス線選択回路、12はバス型配線領域5内のバス線
を外部デ−タ出力端子3に選択的に結合するためのバス
線選択回路、13は入力側についてはバス線選択回路1
1とバス型配線領域5内の各バス線間に存在し、また出
力側については、バス線選択回路12と外部デ−タ出力
端子3の間に存在し、信号劣化防止と信号波形整形用の
バッファである。なお、バス線選択回路11,12内の
機能については後述する。 (同期レジスタ)図4は、図1における同期レジスタの
内部詳細図である。図4(b)に示すように、14は1
ビット入力1ビット出力のデ−タラッチであって、クロ
ックに同期して動作する。同期レジスタ7は、図4
(a)に示すように、この1ビット入力1ビット出力の
デ−タラッチ14を1つないし複数個配列した構成をと
り、それらの入出力信号線はまとめてバス選択回路9に
接続される。また、これらを駆動するためのクロック信
号線15も、バス線選択回路9に接続される。また、図
4(a)に示すように、同期レジスタ7を構成する1ビ
ット入力1ビット出力のデ−タラッチ14は、その入力
クロック信号を有効/無効にするための信号(クロック
イネ−ブルEC)と、内部の記憶をリセットするための
信号(RST)を備えたものでもよく、これらの信号線
もバス線選択回路9に接続される。
【0011】(論理演算ブロック)図5、図6および図
7は、図1における論理演算ブロックの内部構成図であ
る。以下、説明の都合上、論理演算ブロック8の入力数
をnf、出力数をmfとする。図5において、16はm
f×2のnf乗ビットの容量を持つメモリ、17は論理
演算ブロック8のnfビット入力をそのままアドレスと
して解釈し、メモリ16に記憶されている対応したデ−
タを読み出して、論理演算ブロック8の出力mfとして
与えるメモリ管理ユニット(MM)である。メモリ管理
ユニット17は、論理演算ブロック機能プログラムコン
トロ−ルユニット10からのプログラム信号線18がア
クティブになった場合には、論理演算ブロック8内のメ
モリ16の内容をプログラムするために使用される。本
実施例では、メモリ16を利用することにより論理演算
ブロック8において、nf入力mf出力の任意の論理関
数を実現できる。なお、メモリ16の内容を書き換える
場合には、メモリ管理ユニット17を書き込みモ−ドに
することにより書き換えができる。これによって、プロ
グラム可能な論理ブロックが実現できる。図5では、n
f入力mf出力の任意の論理関数がプログラム可能であ
るが、実際には、nf入力mf出力の全ての論理関数の
集合のサブセットが実現できればそれで十分の場合もあ
る。図6は、論理演算ブロックの第2の実施例を示す図
であって、上述のような論理関数の集合サブセットを実
現した場合のブロック図である。ここでは、アドレスデ
コ−ダ19を用いることにより、論理関数ブロックのn
fビット入力をkfビット(kf<nf)に縮退させる
ことにより対応することができる。デコ−ダ19のデコ
−ド規則もプログラム可能にすれば、論理関数集合のサ
ブセットを選択できることになる。なお、図5、図6に
示した実施例は、ルックアップテ−ブル方式である。
【0012】図7は、論理演算ブロックの第3の実施例
を示す図であって、論理関数の実現をメモリ読み出しに
よるルックアップテ−ブル方式によらずに、メモリの記
憶内容を論理ゲ−トのパラメ−タとして用いる方式であ
る。図7において、20は機能を固定した論理関数を実
現するブロック(FixedLogic Cell)、21は固定論
理関数ブロック20へのパラメ−タ入力を記憶するため
のメモリ、22はそのメモリを制御するためのコントロ
−ラである。この論理演算ブロック8が実現するnf入
力mf出力論理関数gを次式(1)で示す。 (y0,y1,・・ym-1)=g(x0,x1,・・・xnf-1,q0,q1,・・・qhf-1) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(1) ここで、(x0,x1,・・・xnf-1)は入力ビット列、
(y0,y1,・・ym-1)は出力ビット列、(q0,q1
・・・qhf-1)は論理演算ブロック8内のメモリ21に
記憶されている内容である。論理関数gは固定である
が、gの入力となっているビット列(q0,q1,・・・q
hf-1)の内容をプログラムすることにより、結果的に
論理関数gの機能をプログラムすることになる。この方
法では、nf入力mf出力の任意の論理関数のうち、あ
るサブセットを実現することができる。なお、この他に
プログラム可能な論理演算ブロック8の実現方法として
は、既存のゲ−トアレイのようなフュ−ズ/アンチフュ
−ズを用いた構成のものがある。
【0013】(バス線選択回路)図8は、図1における
バス線選択回路の構成図である。図8において、破線で
囲まれた部分がバス線選択回路9である。23はバス型
配線領域5のバス線、24は論理演算ブロック8と同期
レジスタ7からの出力信号線と入力信号線に接続される
信号線、25はバス線23と信号線24とをショ−トす
るための素子であり、ショ−トのON/OFFをプログ
ラムすることが可能である。この素子25は、ゲ−トで
構成してもよく、またバストランジスタを用いてもよ
い。図8の構成を用いた場合には、信号線をショ−トさ
せる素子25のON/OFFをSRAM等でコントロ−
ルすることにより、論理演算ブロック8と同期レジスタ
7からの入出力信号線の延長である信号線24の各線
を、バス型配線領域5内の信号線23のうちの任意の信
号線を1本ないし複数本選択して結合することができ
る。その結果、論理演算ブロック8と同期レジスタ7間
のバス型配線領域5を用いた任意の結合関係を、プログ
ラムによりコントロ−ルすることができる。図8では、
選択できるバス線23は、バス型配線領域5内の全ての
バス線23に渡っているが、実際にはそのサブセットで
もよい。
【0014】(バス線終端子)図9、図10は、図1に
おけるバス線終端子の構成図である。図9において、6
はバス線終端子であって、その詳細図を図10に示す。
同期レジスタ7の入出力信号と論理演算ブロック8の入
出力信号をバス型配線領域5を介して接続する際に、バ
ス線選択回路9を用いて配線をプログラムした例を示し
ている。バス線の殆んどは配線に用いられた場合、バス
衝突により新たな配線用バス線が確保できないときに
は、バス線終端子6を用いてバス線を複数のセグメント
に分割することができる。これにより、バス線を有効利
用することができる。バス線終端子6の内部構成は、図
10に示すように、記憶要素26とバッファ27を組み
合わせた構成となっている。図9の構成では、選択でき
るバス線は、バス型配線領域5内の全てのバス線に渡っ
て終端可能な例を示しているが、実際にはそのサブセッ
トでもよく、バス型配線領域5内のいくつかのバス線を
終端するものでもよい。
【0015】(プログラム可能な機能をプログラムする
ためのコントロ−ラ)図11は、図1におけるプログラ
ムコントロ−ラの構成図である。図11において、10
はプログラムコントロ−ラ、6はバス線終端子、8は論
理演算ブロック、9はバス線選択回路である。また、2
8はプログラムのための各記憶要素にプログラム制御信
号を伝搬するためのプログラム制御信号線であって、論
理演算ブロック8、バス線選択回路9、バス線終端子6
内のプログラムを記憶するための記憶要素を制御する。
30は各記憶要素に対して、あるデ−タを記憶すべき位
置を指し示すためのアドレスバスであり、31はプログ
ラムすべきデ−タをあるデ−タ単位で伝搬するためのデ
−タバスであり、32はプログラムコントロ−ラ10を
制御する信号を入力セレクタバッファ2から得るための
信号線である。例えば、記憶要素をSRAMで構成した
場合には、上述のアドレスバス、デ−タバス、プログラ
ム制御信号線を用いて一般のSRAMをプログラムする
場合と同じような方法でプログラムすることが可能であ
る。つはり、プログラムコントロ−ラ10は、一般のS
RAMをプログラムするための回路でよい。さらに、ア
ドレスバス30およびデ−タバス31は、バス型配線領
域5内に設置すればよい。
【0016】(基本回路の構成)図12、図13は、論
理演算ブロックの構成図であって、図12は無記憶型論
理演算機能ブロック、図13は記憶型論理演算機能ブロ
ックを示している。ディジタル通信処理回路は、同期回
路で構成され、適当な規模を持つ論理演算機能ブロック
の複合体であると考えることができる。それらの論理演
算機能ブロックは、(a)無記憶型と(b)記憶型の2
種類に分類できる。無記憶型論理演算とは、演算の結果
が現在の入力デ−タのみに依存するものであり、実際に
ディジタル回路を構成すると、その内部には記憶素子は
存在しないことになる。一方、記憶型論理演算とは、演
算の結果が過去の入力および演算結果にも依存するもの
であって、実際のディジタル回路の構成ではその内部に
記憶素子を必要とする。同期式のディジタル回路の場合
には、図13に示すように記憶素子としてDラッチを用
いればよい。図12において、無記憶型論理演算ブロッ
クは、nビット入力mビット出力の論理関数を実現する
ための回路で構成される。本実施例では、論理演算ブロ
ック8に相当する。また、図13において、記憶型論理
演算ブロックは、nビット入力mビット出力の論理関数
を実現するための回路と、出力mビット中kビットをフ
ィ−ドバックする形で、Dラッチ群を通した形で構成さ
れる。本実施例では、論理演算ブロック8と同期レジス
タ7の組み合わせにより実現されている。図14は、記
憶型論理演算ブロックの構成例を示す図である。図14
において、8−a,8−bは論理演算ブロック、7−
a,7−bは同期レジスタである。論理演算ブロック8
−aの出力の一部をバス線選択回路9−a、9−bのプ
ログラムにより同期レジスタ7−aの入力に結合し、対
応する出力を再び論理演算ブロック8−aの入力に結合
する。本実施例では、8−aが7−aの同期レジスタの
一部を用いてフィ−ドバックル−プを構成し、記憶型論
理演算ブロックを形成している。このように、バス型配
線領域5およびバス線選択回路9を用いて論理演算ブロ
ックと同期レジスタの結合関数をプログラムすることに
より、無記憶型論理演算機能ブロック、記憶型論理演算
ブロックともに構成が可能である。
【0017】(基本回路の組み合わせ・低速〜一般のデ
ィジタル通信処理回路の場合)図15は本発明のディジ
タル同期回路の基本形を示す図であり、図16は同じく
ディジタル処理回路の構成のうち、直列的接続および並
列的接続と同報的接続の図であり、図17は同じくワイ
ヤ−ドAND接続構成を示す図である。一般に、無限ビ
ット幅の入力デ−タを受け取り、演算結果として無限ビ
ット幅の出力デ−タを出力できる無限ビット幅の状態記
憶を持つ記憶型論域演算ブロックが構成できるならば、
その論理演算機能をプログラムすることにより任意の同
期式ディジタル通信処理回路が実現できる。しかし、実
際には、無限のビット幅を持つ処理回路は実現不可能で
ある。そこで、対象となる同期式ディジタル通信処理回
路を実現するために、有限のビット幅のデ−タを処理で
きる無記憶型/記憶型の論理演算ブロックを組み合わせ
て用いることになる。図15に示すように、対象とする
ディジタル通信処理回路をNビット幅入力、Mビット幅
出力の論理演算、Kビット幅状態記憶を用いて設計する
場合を考える。この対象回路を、nビット幅入力、mビ
ット幅出力の論理演算回路とkビット幅状態記憶回路を
持つ論理演算ブロック複数個を組み合わせて実現する。
このときの各論理演算ブロック間の接続形状は、図16
の(1)に示すように、一部ないし全部の入出力信号を
直列に接続するか、または、その一形状としてフィ−ド
バック接続を許す接続と、図16の(2)に示すよう
に、一部ないし全部の入力信号を並列に接続するか、ま
たは、ある論理演算ブロックからの出力より、同報的に
複数の論理演算ブロックへ信号を伝搬することを許す接
続と、図17に示すように、複数の論理演算ブロックの
出力信号を結合して、Wired-Andの実現を許す接続の
3種類を実現できれば望ましい。
【0018】図18は、本発明における論理演算ブロッ
クと同期レジスタの結合実施例の図である。本発明にお
いては、図16,図17に示す全ての論理演算ブロック
ないし同期レジスタ間の結合関係を、バス型配線領域5
とバス線選択回路9を用いて構成することができる。図
18において、8−a〜8−dは論理演算ブロック、7
−a〜7−dは同期レジスタ、9−a〜9−hは各々バ
ス線選択回路の領域であり、実線の配線はバス線選択回
路のプログラム内容を示している。同期レジスタ7−a
の出力信号は、バス線選択回路9−a,9−bを用いて
論理演算ブロック8−aの入力と結合される。さらに、
論理演算ブロック8−aの出力は、9−bと9−cを用
いて同期レジスタ7−bの入力と結合される。このよう
な過程を繰り返すことにより、同期レジスタと論理演算
ブロックの直列接続が実現できる。また、同期レジスタ
7−aの出力は、バス線選択回路9−bおよび9−dの
プログラム内容による配線により、論理演算ブロック8
−aおよび8−bに分配される。このように、バス型配
線領域5の特徴を生かして同期レジスタと論理演算ブロ
ックの並列接続が実現される。さらに、論理演算ブロッ
ク8−cの出力信号と、論理算ブロック8−dの出力信
号は、各々バス線選択回路9−fと9−hを用いて同一
のバス線に載せられる。バス線上では2つの出力信号が
衝突する形になるが、この接続によりWired-ANDが
実現されて、その結果をバス線選択回路9−gの設定に
より同期レジスタ7−dに入力することで、Wired-A
NDの結果を取り出せたことになる。このように、本発
明では、バス型配線領域5とバス線選択回路9による同
期レジスタおよび論理演算ブロック間の結合を実現する
ので、ディジタル通信処理を実現するための全ての論理
回路を効率的に構成することが可能である。
【0019】(高速ディジタル通信処理回路の場合)図
19は、本発明におけるパイプライン処理構成例を示す
図である。本発明の回路を用いて、高速ディジタル通信
処理回路を実現する場合、論理演算ブロック8を多段に
結合すると、演算遅延時間が多くなって、高速な処理に
対応することができなくなる。そこで、対象となる処理
回路の適当な位置に同期レジスタ7を挿入することによ
り、回路のスル−プットを改善する。本発明では、論理
演算ブロック8、同期レジスタ7、論理演算ブロック
8、同期レジスタ7、・・・・・という順序で、パイプ
ライン構成を簡単かつ効率的に実現できるので、同期レ
ジスタ7間に行われる処理の遅延を保証し、高速ディジ
タル通信処理回路を実現することができる。図14にお
いて、1はデ−タ入力端子、2はデ−タ入力セレクタバ
ッファ、7−1,7−2は同期レジスタ、8−1,8−
2は論理演算ブロックである。また、5はバス型配線領
域、9−1〜9−4はバス線選択回路である。デ−タ入
力端子1から入力されたデ−タは、デ−タ入力セレクタ
バッファ2のバス線選択回路9−1の設定によって、同
期レジスタ7−1の入力に結合される。対応する同期レ
ジスタ7−1の出力は、バス線選択回路9−1および9
−2の設定によりバス型配線領域5を介して論理演算ブ
ロック8−1の入力に結合される。論理演算ブロック8
−1の出力は、バス線選択回路9−2および9−3の設
定により、バス型配線領域5を介して同期レジスタ7−
2の入力に結合される。同期レジスタ7−2の出力は、
バス線選択回路9−3および9−4の設定により論理演
算ブロック8−2の入力に、バス型配線領域5を介して
結合される。このような過程を繰り返すことにより、同
期レジスタ7、論理演算ブロック8、同期レジスタ7、
論理演算ブロック8の順序の繰り返しで、パイプライン
処理の構成が簡単に実現できる。
【0020】(処理信号の流れと、ディジタル通信処理
回路への具体例)図20は、図1の実施例を用いて、実
際にディジタル通信処理回路を実現した場合の構成図で
ある。図20において、デ−タ入力端子1からxビット
並列で入力されたデ−タは、入力セレクタバッファ2を
介してバス型配線領域5内に包含されるx本のバス線に
載せられる。これらの信号線と同期レジスタ7−1の各
レジスタの入力端子のうち、xビットをバス線選択回路
9−1を用いて結合することにより、xビット並列入力
デ−タは同期レジスタ7−1内のx個のDラッチに入力
される。このとき、同期レジスタ7−1の総入力数をn
Rとすると、残りのnR−x個のDラッチはバス線選択回
路9−1を用いて他のバス線と結合することにより、対
象となるシステムの他の場所で利用することができる。
同期レジスタ7−1によりラッチされたxビットのデ−
タは、同期レジスタ7−1から出力されて、バス線選択
回路9−1に入力される。バス線選択回路9の選択をプ
ログラムすることにより、同期レジスタ7を通過したx
ビットのデ−タをバス型配線領域5内のバス線に載せ換
えることができる。また、この選択されたxビットのバ
ス線からバス線選択回路9−2を用いて、論理演算ブロ
ック8−1の入力信号線と結合することにより、xビッ
トのデ−タが論理演算ブロック8に入力されて演算が実
施される。このとき、論理演算ブロック8−1の総入力
数をnF(nF>x)とすれば、残りのnF−x入力は、
バス線選択回路9をプログラムすることにより、他のバ
ス線と結合されて他の同期レジスタおよび論理演算ブロ
ックの出力を論理演算ブロック8−1の入力として用い
ることができる。
【0021】ここで、論理演算ブロック8−1の論理演
算機能はプログラム可能であるため、xビット幅の入力
デ−タに対して任意の処理を施すことができる。論理演
算ブロック8の出力をバス線選択回路9を用いてバス型
配線領域5内のあるバス線に載せることにより、これを
順次繰り返していけば、同期レジスタ7、論理演算ブロ
ック8、同期レジスタ7、・・・・の順序でパイプライ
ン的な結合形態が容易に実現できる。また、前述の(基
本回路の組み合わせ)の欄において述べたように、バス
線選択回路9のプログラムによりバス型配線領域5を介
して、論理演算ブロック8のフィ−ドバックを含む直列
的接続、並列的接続、同報的接続、Wired−And接続が
いずれも可能であるため、デ−タ入力セレクタバッファ
2からデ−タ出力セレクタバッファ4の間の一連の処理
を、論理演算ブロック8と同期レジスタ7を適当に組み
合わせてディジタル通信処理に必要な種々の回路を実現
することができる。さらに、入力セレクタバッファ2お
よび出力セレクタバッファ4においても、バス型配線領
域5から選択的にバス線を選択することができる。その
結果、論理演算ブロック8、同期レジスタ7の組み合わ
せにより構成されるディジタル通信処理回路内におい
て、論理演算ブロック8および同期レジスタ7の入出力
端子とバス線選択回路9を用いて結合可能であるため、
対象となる通信処理回路の任意の位置に外部からデ−タ
を入力し、または外部へデ−タを取り出すことができ
る。
【0022】(具体的な通信処理回路の構成)図21
は、本発明の一実施例を示すもので、ディジタル処理回
路上にディジタル通信処理回路の1つであるフレ−ム同
期回路を実現した回路図である。ここでは、入力デ−タ
は8ビットパラレル信号を1単位(1バイト)とし、1
フレ−ム16バイト以下とする。フレ−ム同期パタ−ン
は、フレ−ム先頭4バイトとし、処理回路は内部にカウ
ンタを持ち、同期パタ−ン検出時の時刻を確認して、フ
レ−ム同期外れが発生していないか否かを確認する。図
21において、1はデ−タ入力端子、2はデ−タ入力セ
レクタバッファ、5はバス型配線領域、つまりバス線の
集合である。9はバス線選択回路であって、各配線通り
にプログラムする。7−1〜7−5はそれぞれ数ビット
幅(8ビット以上)の同期レジスタ、8−1〜8−7は
それぞれ数ビットの入出力を持つ機能をプログラムする
ことが可能な論理演算ブロックである。ここでは、8ビ
ット入力8ビット出力の任意の論理関数を実現できるも
のとする。以下、この回路の動作を説明する。 (a)プログラム 図21の回路をフレ−ム同期回路として使用するために
は、各論理演算ブロック8の機能、バス線選択回路9内
でのバス線と同期レジスタ7および論理演算ブロック8
の入出力信号を接続するための機能をプログラムする必
要がある。論理演算ブロック8−1は、カウンタの機能
をプログラムする。ここでは、カウンタ回路に必要なレ
ジスタとして、同期レジスタ7−1内部の4ビット分の
同期レジスタを使用する。また、8−2はカウンタの出
力を受けて、ある時刻に信号を出力するための回路とし
てプログラムする。また、論理演算ブロック8−3〜8
−6は、それぞれフレ−ム同期パタ−ン4バイトのうち
1バイト分のパタ−ン検出を行い、入力デ−タとの一致
が確認されると、信号を発生する機能をプログラムす
る。論理演算ブロック8−7は、入力される全ての1ビ
ット信号が真の時に真を出力する機能をプログラムする
(5ビットのAND)。バス線選択回路9によるバス型
配線領域5内の設定は、次の(b)動作により述べる。
【0023】(b)動作 デ−タ入力端子1から入力された8ビットの並列デ−タ
は、デ−タ入力セレクタバッファ2内のバス線選択回路
11の設定により、バス型配線領域5内のバス線8ビッ
ト分に載せられる。なお、デ−タ入力セレクタバッファ
2のバス線選択機能も、バス線選択回路9と同じ方法で
プログラムできる。このデ−タバスは、バス線選択回路
9−3の設定により同期レジスタ7−2の入力信号に接
続され、同期レジスタ7−2によりラッチされる。同期
レジスタ7−2の出力は、再びバス線選択回路9−3の
設定により別のバス線に載せられる。このバス線は、バ
ス線選択回路9−5により同期レジスタ7−3の入力信
号に接続され、同期レジスタ7−3によりラッチされ
る。同期レジスタ7−3の出力は、バス線選択回路9−
5の設定により憩のバス線に載せられる。このバス線
は、バス線選択回路9−7の設定により同期レジスタ7
−4の入力信号に接続され、同期レジスタ7−4により
ラッチされる。同期レジスタ7−4の出力は、バス線選
択回路9−7の設定により別のバス線に載せられる。こ
のバス線は、バス線選択回路9−9の設定により、同期
レジスタ7−5の入力信号に接続され、同期レジスタ7
−5によりラッチされる。同期レジスタ7−5の出力
は、バス線選択回路9−9の設定により別のバス線に載
せられる。各同期レジスタ7は、入力デ−タが供給され
るクロックと同期しているため、デ−タ入力端子1に入
力される8ビット並列デ−タの時系列の連続する4バイ
トは同期レジスタ7−2〜7−5に展開されることにな
る。
【0024】また、同期レジスタ7−2〜7−5の出力
は、それぞれバス線選択回路9−6、9−8、9−1
0、9−12の設定により論理演算ブロック8−3〜8
−6の入力にも分配される。論理演算ブロック8−3〜
8−6は、8ビット(1バイト)のデ−タを入力とし、
そのデ−タがあるパタ−ンに一致した場合に、出力8ビ
ットのうちの1ビットを真として出力するようにプログ
ラムされているため、論理演算ブロック8−3〜8−6
の各出力で4バイト分のフレ−ム同期パタ−ンの検出が
行える。これらの出力(1ビット分)は、それぞれバス
線選択回路9−6、9−8、9−10、9−12の設定
により別々のバス線に載せられる。これらのバス線は、
バス線選択回路9−13の設定により論理演算ブロック
8−7の入力として分岐される。一方、論理演算ブロッ
ク8−1の4ビット分の出力は、バス線選択回路9−2
の設定によりバス線に載せられ、再びバス線選択回路9
−1の設定により同期レジスタ7−1の入力に接続され
る。このデ−タ4ビットは、同期レジスタ7−1内でラ
ッチされ、その4ビットの出力はバス線選択回路9−1
の設定によりバス線に載せられ、そのバス線はバス線選
択回路9−2の設定により論理演算ブロック8−1の入
力に接続される。この設定により、同期レジスタ7−1
と論理演算ブロック8−1とはル−プ接続されることに
なる。論理演算ブロック8−1は、同期レジスタ7−1
とル−プ接続されることにより4ビットバイナリカウン
タを構成するように機能をプログラムされているため、
この接続により4ビットバイナリカウンタが構成され
る。
【0025】その出力は同期レジスタ7−1の出力に一
致しており、バス線上に載せられているその信号は、バ
ス線選択回路9−4の設定により論理演算ブロック8−
2の入力4ビット分に接続される。論理演算ブロック8
−2は、入力の4ビット(時刻に相当)があるパタ−ン
に一致した場合に、出力として8ビットのうちの1ビッ
トを真にするようにプログラムされている。その出力1
ビットは、バス線選択回路9−4の設定により再び別の
バス線に載せられる。そのバス線は、バス線選択回路9
−13の設定により論理演算ブロック8−7の入力に接
続される。論理演算ブロック8−7は、入力5ビットが
全て真であるとき、出力1ビットを真とするようにプロ
グラムされている。この出力をバス線選択回路9−13
の設定により再びバス線に載せれば、バス型配線領域5
内のバス線にフレ−ム先頭のバイトデ−タ8ビットが、
論理演算ブロック8−7からのフレ−ム同期パタ−ン一
致検出信号1ビットと同時に現われる。これは、タグ情
報付きデ−タと考えることができる。結局、図21に示
す回路により、フレ−ム同期回路が実現できたことにな
る。また、結果のデ−タは、バス型配線領域5内のバス
線に載っているため、本実施例の回路では、他の論理演
算ブロックおよび同期レジスタを用いて論理演算ブロッ
クの機能とバス線の選択をプログラムすることにより、
実現できる回路の入力として使用できる。例えば、タグ
付きデ−タの逐次処理の入力となる。
【0026】(基本構成−その2)図22は、本発明の
第2の実施例を示すディジタル処理回路の構成図であ
る。高速ディジタル通信処理回路では、論理演算ブロッ
クを多段に結合して論理演算の遅延時間を大きくするこ
とができない。そのために、対象とする処理回路の適当
な位置に同期レジスタを挿入することにより、回路のス
ル−プットの向上を図る。このような方法を用いて高速
なシステムクロックを持つ回路を構成すれば、入力デ−
タを受けてから出力を得るまでの遅延は大きくなるが、
スル−プットとしてのシステムクロックは低下しない。
これは、マイクロプロセッサにおけるパイプライン処理
の手法と同じである。第2の実施例では第1の実施例に
比べて、特に同期レジスタ、論理演算ブロック、同期レ
ジスタ、論理演算ブロック、・・・・・・・の順序のパ
イプライン構成を強化した配置を持っものである。図2
2において、33はデ−タ入力端子、34はデ−タ入力
セレクタバッファ、35はデ−タ出力端子、36はデ−
タ出力セレクタバッファ、37はバス型配線領域、38
−1〜38−5はそれぞれ数ビット幅の同期レジスタ、
39−1〜39−4はそれぞれ数ビット入力−数ビット
出力の論理演算ブロック、40−1〜40−5それぞれ
バス線選択回路、41−1〜41−3はそれぞれバス線
終端子である。また、43は論理演算ブロック39をプ
ログラムするためのコントロ−ラ、44はおよびバス線
選択回路40の選択機能とバス線終端子41のバス線終
端のON/OFFをプログラムするためのコントロ−ラ
である。
【0027】図22では、同期レジスタ38の出力端子
と論理演算ブロック39の入力端子とを直結して1つの
ユニットとし、論理演算ブロック39の出力と次の同期
レジスタ38の入力を直接結合して、同期レジスタ、論
理演算ブロック、同期レジスタ、論理演算ブロック、・
・・・というパイプラインを構造上用意する。また、同
期レジスタ38と論理演算ブロック39間の直接結合に
より、パイプライン処理のデ−タストリ−ム上で高速に
デ−タが伝搬できることを保証している。同期レジスタ
38と論理演算ブロック39とを合わせたユニット間か
らバス型配線領域37に、バス選択回路40を経由して
信号を伝搬するための分岐配線42を用意している。各
部の構成は、第1の実施例と殆んど同じであって、第1
の実施例との差は、同期レジスタ38と論理演算ブロッ
ク39とを直接結合し、それらを直列に結合したパイプ
ライン処理用のデ−タストリ−ムが構造上用意されてい
ることである。以下、第2の実施例の動作を説明する。
【0028】(a)プログラム 第2の実施例を用いてディジタル通信処理回路を実現す
る場合には、論理演算ブロック39の論理演算の機能
と、バス線選択回路40のバス線選択の機能と、バス線
終端子41のバス線終端のON/OFFを、それぞれプ
ログラムする必要がある。これらをプログラムするため
のデ−タは、デ−タ入力端子33から与えられることに
より、デ−タセレクタバッファ34を経由して、論理演
算ブロックをプログラムするためのコントロ−ラ43、
およびバス線選択回路40とバス線終端子41をプログ
ラムするためのコントロ−ラ44に送られる。この信号
を受けて、コントロ−ラ43および44は、論理演算ブ
ロック39、バス線選択回路40、バス線終端子41の
機能を決定する記憶要素に対してプログラムを行う。図
23、図24は、図22におけるプログラム系の動作説
明図である。論理演算ブロック39は、数ビット幅の入
力デ−タをアドレスとしてそれを適当な幅にデコ−ドす
るデコ−ダ45、デコ−ドされたデ−タをアドレスとし
て記憶された数ビット幅のデ−タを出力するメモリ4
6、そのメモリの内容をプログラムするためのコントロ
−ラ47を具備することにより、数ビット入力/出力の
プログラム可能な論理演算を行うことができる。バス線
選択回路40は、図24(a)に示すように、入力信号
線48と出力信号線49とバス型配線領域37内のバス
線とを結合するためのスイッチ50と、そのスイッチ5
0のON/OFFをコントロ−ルするための記憶素子5
1から構成される。この場合に、スイッチ50は、論理
回路で構成してもよく、またパストランジスタ等の素子
で構成してもよい。バス線終端子41は、図24(b)
に示すように、バス型配線領域37内のバス線の接続を
接続/切断するためのスイッチ53と、スイッチ53を
コントロ−ルするための記憶素子52から構成される。
この場合に、スイッチ53は、双方向のトライステ−ト
バッファの組合わせ53を用いて構成することができ
る。このような構成を用いれば、論理演算ブロック39
の機能を決定するための記憶要素46、バス線選択回路
40の機能を決定するための記憶要素51、バス線終端
子41の機能を決定するための記憶要素52を、コント
ロ−ラ43、44を用いてプログラムすることにより、
本発明の回路自体の機能が決定されることになる。
【0029】(b)動作 図22の回路の動作を述べる。論理演算ブロック39−
1〜39−4をプログラムすることにより、同期レジス
タ38−1→論理演算ブロック39−1→同期レジスタ
38−2→論理演算ブロック39−2→・・・・同期レ
ジスタ38−5の順序のパイプライン処理のための回路
構成ができる。このパイプラインは、デ−タ入力端子3
3から入力されたデ−タが、デ−タ入力セレクタバッフ
ァ34を経由して同期レジスタ38−1に入力されて、
パイプライン処理が施され、同期レジスタ38−5から
処理結果がデ−タ出力セレクタバッファ36を経由して
デ−タ出力端子35から出力される。バス線選択回路4
0は、このパイプライン処理の適当なステ−ジからデ−
タをバス型配線領域37に抜き出して、バス線上を伝搬
させることにより、パイプライン処理の適当なステ−ジ
に挿入することができる。バス線選択回路40の機能を
プログラムすることにより、パイプライン処理における
各ステ−ジの出力が他のステ−ジ(自分のステ−ジも含
む)の入力として次のクロックで参照できる。また、バ
ス型配線領域37内のバス線は、デ−タ入力セレクタバ
ッファ34、デ−タ出力セレクタバッファ36の双方に
接続されているため、パイプライン処理の任意のステ−
ジの処理に外部からの入力を挿入したり、任意のステ−
ジの出力を外部に取り出したりすることができる。さら
に、バス線終端子41は、バス線を分割することにより
バス線の有効利用を図ることができる。第2の実施例を
用いて回路を構成する場合には、このパイプライン処理
が基本動作となる。
【0030】このように、本発明の各実施例において
は、ディジタル通信処理のデ−タ処理アルゴリズムを容
易に効率よく実現できるア−キテクチャと、その配置形
態を具備しており、さらに、論理演算ブロックの機能、
バス線選択回路の選択機能、バス線を有効に利用するた
めのバス終端子のON/OFFをSRAM,EPRO
M,FUSE,ANTI−FUSE等の手段でユ−ザが
プログラム可能にすることにより、ディジタル通信処理
に必要な殆んど全ての回路を実現することができる。 (イ)完全な同期回路としては、ある処理単位(1〜n
ビット)並列の処理対象デ−タ時系列がシステムクロッ
クに同期して逐次的に入出力ブロックから取り込まれ、
そのデ−タが入出力ブロックに直結するバス型配線領域
に載せられる。このデ−タを同期レジスタおよび論理演
算ブロック毎に用意されているバス線選択回路により、
同期レジスタの入力に分岐されて、同期レジスタにラッ
チされた後、論理演算ブロックに入力されて処理を受
け、その結果を次の同期レジスタ入力にバス型配線領域
ないし直接接続要素により伝搬させる。これを逐次的に
繰り返すことにより、システムクロックに同期したパイ
プライン処理を行うデ−タストリ−ムを容易に形成する
ことができる。 (ロ)入出力ブロックとしては、入出力ブロックがバス
型配線領域に直結しており、各同期レジスタと論理演算
ブロック毎に用意されているバス線選択回路で分岐させ
ることにより、バス型配線領域に載せて、任意の組の同
期レジスタないし論理演算ブロックの入力に直接外部か
らの信号を入力することができ、また任意の組の同期レ
ジスタないし論理演算ブロックの出力から直接デバイス
外部に信号を取り出すことができる。 (ハ)高速性が要求されるディジタル通信処理において
は、同期レジスタと論理演算ブロックの組を連接したパ
イプライン構成により、同期回路として最小遅延で用い
ることが望ましいが、高速性よりも論理の複雑さを要求
する処理、例えば低速性の通信/伝送処理では、論理演
算ブロックどうしをバス線選択回路とバス型配線領域に
より直接結合することにより、論理の深さを増して対応
することも可能である。また、同じく、同期レジスタど
うしをバス線選択回路とバス型配線領域を用いて直接結
合することにより、簡単なメモリが構成されるので、こ
れもディジタル通信処理に必要なバッファ、FIFOと
して利用できる。 (ニ)バス終端子としては、同期レジスタと論理演算ブ
ロック間、同期レジスタ相互間、論理演算ブロック相互
間、および各々と入出力ブロック間の結合は、直接結合
要素ないしバス線選択回路を介してのバス型配線領域を
用いて実現される。その場合に、バス型配線領域を有効
利用するために1本のバス線を複数に分割して使用する
ものとして、適当な位置にバス線終端子を設置する。 (ホ)論理演算ブロックの論理演算機能と、バス線選択
回路の選択設定と、バス線分割のためのバス線終端子の
ON/OFFとを、それぞれプログラム可能とすること
により、従来のプログラム可能論理素子と同じ柔軟性を
持ち、ディジタル通信処理に用いた場合に高速かつ効率
の高い回路を実現できる。 (ヘ)内部の同期レジスタと論理演算ブロックの組を均
一に繰り返し配置するため、デバイス間に渡ってパイプ
ライン処理のデ−タストリ−ムを簡単に拡張することが
できる。さらに、同期レジスタと論理演算ブロックの組
毎に用意されているバス線選択回路を用いて、デバイス
への外部からの入力信号を任意の組に渡せるので、デバ
イス間に分割された複数のデ−タストリ−ムを統合、再
分散することができる。これは、超高速動作を要求する
システムで、ディジタル通信処理のための入力デ−タ時
系列を高並列に展開して、要求されたシステムクロック
を落して処理を行う場合に、デバイスを並列に配置する
ときに有効となる。このように、本実施例では、強力な
デ−タストリ−ムを構成し、パイプライン処理の実現を
容易にしているので、従来のFPGAやPLDでは実現
できなかった高速な通信処理回路を実現することができ
る。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ディジタル通信処理の特質をア−キテクチャに反映した
回路構成を用いるため、ディジタル通信の高速から低速
までのあらゆる処理回路を容易に実現することができ
る。また、基本構成要素として論理演算ブロックと同期
レジスタを結合するための配線をバス型としているた
め、回路内に強力なデ−タの流れを複数本構成すること
ができ、デ−タの入口から出口まで均一構造の繰り返し
となるので、複数のデバイスを結合して用いた場合で
も、このデ−タストリ−ム構成は保持される。その結
果、回路規模の大小にかかわらず、論理演算ブロックと
その結合関係をプログラムすることにより、ディジタル
通信処理の殆んど全ての処理回路を実現することができ
る。
【0032】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すディジタル処理回
路の基本構成図である。
【図2】図1におけるデ−タ入力セレクタバッファの内
部構成図である。
【図3】図1におけるデ−タ出力セレクタバッファの内
部構成図である。
【図4】図1における同期レジスタの内部構成図であ
る。
【図5】図1における論理演算ブロックの第1の構成例
を示すブロック図である。
【図6】図1における論理演算ブロックの第2の構成例
を示すブロック図である。
【図7】図1における論理演算ブロックの第3の構成例
を示すブロック図である。
【図8】図1におけるバス線選択回路の内部構成例図で
ある。
【図9】図1におけるバス線終端子の応用例を示す図で
ある。
【図10】図1におけるバス線終端子の内部構成例を示
す図である。
【図11】図1におけるプログラムコントロ−ラの構成
例を示す図である。
【図12】図1における無記憶型論理演算ブロックの構
成例を示す図である。
【図13】図1における記憶型論理演算ブロックの構成
例を示す概略図である。
【図14】図1における記憶型論理演算ブロックの構成
例を示す詳細図である。
【図15】一般のディジタル同期回路の基本形を示す図
である。
【図16】一般のディジタル処理回路の直列接続と並列
接続の構成を示す図である。
【図17】一般のディジタル処理回路のWired AND
接続の構成を示す図である。
【図18】図1における論理演算ブロックと同期レジス
タ間の結合例を示す図である。
【図19】図1におけるディジタル処理回路を用いたパ
イプライン処理の構成を示す図である。
【図20】図1におけるディジタル処理回路を用いたデ
ィジタル通信処理の構成を示す図である。
【図21】図1におけるディジタル処理回路を用いてフ
レ−ム同期回路を実現した例を示す図である。
【図22】本発明の第2の実施例を示すディジタル処理
回路の基本構成図である。
【図23】図22におけるディジタル処理回路のプログ
ラム系の解析図である。
【図24】同じく、図22におけるプログラム系の動作
説明図である。
【符号の説明】
1,33 デ−タ入力端子 2,34 デ−タ入力セレクタバッファ 3,35 デ−タ出力端子 4,36 デ−タ出力セレクタバッファ 5,37 バス型配線領域 6,41 バス線終端子 7,38 同期レジスタ 8,39 機能をプログラム可能な論理演算ブロック 9,40 バス線選択回路 10 プログラムコントロ−ラ 11 デ−タ入力セレクタバッファ内バス線選択回路 12 デ−タ出力セレクタバッファ内バス線選択回路 13 バッファ 14 1ビット入力1ビット出力デ−タラッチ 15 クロック信号線 16,46 メモリ 17 メモリ管理ユニット 18 プログラム信号線 19 アドレスデコ−ダ 20 機能固定型論理演算ブロック 21 パラメ−タ入力記憶用メモリ 22 メモリコントロ−ラ 23 バス型配線領域内バス線 24 セル−バス間信号線 25 信号線短絡用素子 27 バス線終端子内バッファ 28 プログラム制御信号線 29 プログラム用アドレスバス 30 プログラム記憶素子 31 プログラムデ−タバス 32 プログラム入力用信号線 42 分岐配線 43 論理演算ブロックプログラム用コントロ−ラ 44 バス線選択回路/終端子プログラム用コントロ−
ラ 45 デコ−ダ回路 47 プログラムコントロ−ラ 48 入力信号線 49 出力信号線 50 バス線選択回路配線接続スイッチ 51 バス線選択回路内スイッチコントロ−ル用記憶素
子 52 バス線終端子内スイッチコントロ−ル用記憶素子 53 双方向トラステ−トバッファ対
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 直久 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−308624(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】時系列ディジタルデータを入力する入力セ
    レクタバッファおよび時系列ディジタルデータを出力す
    る出力セレクタバッファと、 数ビット幅の順序回路を構成するための複数個の同期レ
    ジスタと、 任意のビット幅を持つデータのビット間論理演算を行
    複数個のプログラム可能な論理演算ブロックと、 該時系列ディジタルデータを該同期レジスタおよび該論
    理演算ブロックの一部ないし全部に伝搬するための信号
    線の集合から成るバス型配線領域と、 該バス型配線領域の信号線より一部ないし全部の信号線
    を選択することにより、該同期レジスタ、該論理演算ブ
    ロック、該入力セレクタバッファおよび該出力セレクタ
    バッファ個々が有する全てのデータ入出力端子とを接続
    するためのプログラム可能なバス線選択回路と、 該バス型配線領域の一部ないし全部の信号線をある位置
    で終端するためのプログラム可能な1ないし複数個のバ
    ス線終端子とを有し、 時系列ディジタルデータの空間列への変換、任意のビッ
    ト間のパターン検出、同期レジスタと論理演算ブロック
    の回路単位をパイプライン的に接続した処理、およびデ
    ータに付加されたタグ情報に基づいた逐次的なデータ処
    理を行うことを特徴とするディジタル処理回路。
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