JP2560814Y2 - ショーケースのミラー装置 - Google Patents

ショーケースのミラー装置

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JP2560814Y2
JP2560814Y2 JP3254192U JP3254192U JP2560814Y2 JP 2560814 Y2 JP2560814 Y2 JP 2560814Y2 JP 3254192 U JP3254192 U JP 3254192U JP 3254192 U JP3254192 U JP 3254192U JP 2560814 Y2 JP2560814 Y2 JP 2560814Y2
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mirror
showcase
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文男 深沢
清 美濃輪
宏 大出
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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ショーケースにおいて
商品を前方から見易くするためにショーケース内に設け
たミラー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のミラー装置として、実開昭61
−98964号公報によって開示されたものがある。図
2はその従来のオープンショーケースの断面図である。
【0003】同図において、1はショーケース本体、2
及び3はショーケースの内壁をなしている背面パネルと
天井パネル、4は棚柱、5は棚柱4に取付けられた棚板
である。
【0004】6は最上位置の棚板5上の商品を前方から
見易くするために設けたミラー装置で、背面パネル2と
天井パネル3とのコーナー部に前方斜め下に向けてミラ
ー7を取付けてなり、商品がミラー7に映って前方から
容易に見えるようにしている。8はそのミラー7の下端
を枢支しているミラー下部支えで、背面パネル2にねじ
止めして固定されている。9はミラー7の上端を係止し
ているミラー上部支えで、ミラー7の上端側を傾斜面で
係止している傾斜係止板10と、該傾斜係止板10から
内壁のコーナー部に向けて曲折している天井パネル3に
沿って延設された取付け板11とよりなり、該取付け板
11は前後方向に延びる長穴12を有して、該長穴12
にローレット付き頭のねじ13を挿通して天井パネル3
に固定されている。このねじ13をゆるめるとミラー上
部支え9は前後に移動可能となり、この移動位置を調節
してねじ13を締付けることにより、ミラー7が適宜の
傾斜を有して固定される。棚板5は商品の移動等に応じ
て形状の異なるものを用いたりその段数を変えたりする
ことがあるが、棚板5のこれら変更があったときはミラ
ー7の傾斜を変えて、通常の目視位置から商品が見易い
ように調節される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記のミ
ラー装置においては、ミラーの傾斜を調節するためには
ねじをゆるめる作業と締付ける作業を伴い、そのねじが
ショーケースの奥まった位置にあるので調節作業が困難
であった。
【0006】本考案の目的は、ミラーの傾斜を調節する
作業が容易で安全なショーケースのミラー装置を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は前記問題点を解
決するために、ショーケースの内壁の背面と天井面との
コーナーの近傍に前方斜め下に向けてミラーを取付けて
いるショーケースのミラー装置において、前記背面に装
着されミラーの下端を枢支しているミラー下部支え部材
と、ミラー面に沿った傾斜面によってミラーの上端側を
係止している傾斜係止板と該傾斜係止板からコーナー部
に向けて曲折して天井面に沿って延設された取付け板と
該取付け板に固定され天井面に吸着可能にした磁石とを
有してなるミラー上部支え部材とを設け、前記取付け板
は前後方向に延びる複数の長穴を有し、前記取付け板を
天井面への吸着から離脱した位置に係止可能にした円筒
部長さを有してなる段付きねじを、前記各長穴の互いに
同等の対応位置に挿通して天井面に螺着した。
【0008】
【作用】本考案によれば、ミラー下部支え部材をショー
ケースの背面に装着し、ミラー上部支え部材の長穴に段
付きねじの円筒部を挿通して天井面に螺着し、ミラーの
下端をミラー下部支え部材に枢支させ、上端側をミラー
上部支え部材の傾斜係止板に係止させて磁石を天井面に
吸着させると、ミラーが前方斜め下に向けて取付けられ
る。そして磁石を天井面から離脱させてミラー上部支え
部材を前後方向に移動させると、ミラーは傾斜係止板に
係止されながらその枢支点を中心に回動して、傾斜角が
調節される。所望の移動位置で磁石を天井面に吸着させ
ると、該調節位置に設定される。
【0009】
【実施例】図1は本考案の一実施例を示すショーケース
のミラー装置断面図、図3は図1のミラー装置の分解斜
視図である。各図において図2と同等の部分には同一の
符号を付して示し、以下に異なる部分について説明す
る。
【0010】8A,8Bはミラー下部支えで、フック部
14が棚柱4の取付け穴4Aに挿入されて掛止され、そ
の枢支部15にミラー7の下端を枢支している。
【0011】16はミラー上部支えで、ミラー面に沿っ
た傾斜面によってミラー7の上端側を係止している傾斜
係止板17と、傾斜係止板17からコーナー部18に向
けて曲折して天井パネル3に沿って延設された取付け板
19と、取付け板19に固定された磁石20とよりな
る。
【0012】磁石20は吸着面を取付け板19の上面よ
りわずかに突き出させて取り付けられている。そして取
付け板19には、前後方向に延びる複数の長穴21を設
け、該各長穴21にフランジ付き頭段付きねじ22の円
筒部22Aを挿通し各長穴21との位置関係を互いに同
一にして天井パネル3に螺着されている。該段付きねじ
22は、そのねじ頭22Bに取付け板19が係止された
状態で磁石20が天井パネル3から十分に離れるように
円筒部22Aの長さが設定されている。そしてこの状態
でミラー上部支え部材16は長穴21中の円筒部22A
に案内されて前後方向に移動可能にしている。天井パネ
ル3は磁性体よりなり、磁石20がこれに吸着されてミ
ラー上部支え16が天井パネル3に取付けられるように
している。23は天井パネル3に設けた目印で、ミラー
上部支え16の両側部に沿ってエンボス加工されてい
て、その内壁に現われた凹部(図示せず)によってミラ
ー上部支え16の調節位置が目視できるようにしてい
る。
【0013】以上の構成において、ミラー装置をショー
ケースに取付けるに当っては、ミラー下部支え8A,8
Bを棚柱4の適宜の位置に装着し、ミラー上部支え部材
16の長穴21に段付きねじ22を挿通して天井パネル
3に螺着する。そしてミラー下部支え8A,8Bの枢支
部15にミラー7の下端を枢支させ、上端側をミラー上
部支え部材16の傾斜係止板17に係止させて磁石20
を天井パネル3に吸着させると、ミラー7が前方斜め下
に向けて取付けられる。
【0014】必要に応じて、ミラー上部支え16を下方
に引張って磁石20を天井パネル3から離脱させると、
ミラー上部支え16は、段付きねじ22のねじ頭22B
に係止され且つ前後方向に移動可能になる。ミラー上部
支え部材16を前後方向に移動させると、ミラー7は傾
斜係止板17に係止されながらその枢支点を中心に回動
して、傾斜角が調節される。所望の移動位置で磁石20
を天井パネル3に吸着させると、ミラー7が当該傾斜を
有して設置される。
【0015】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、ミ
ラー下部支え部材をショーケースの背面に装着してこれ
にミラーの下端を枢支させ、ミラー上部支え部材の取付
け板に、天井面に着脱可能な磁石と前後方向に延びる長
穴を備え、該長穴に段付きねじを挿通してミラー下部支
え部材を天井面に係止し、ミラー下部支え部材の傾斜係
止板にミラー上端のミラー面側を係止させたので、天井
面との吸着を引離してミラー上部支え部材を前後方向に
移動させ、所望の位置で吸着させることにより、ミラー
が所望の傾斜に調節されて設置される。この調節作業は
磁石を手で引離してミラー上部支え部材を前後に移動さ
せればよいので、工具を必要とせず容易に調節できる。
そして調節中或いは万が一磁石による吸着が外れた場合
にもミラー上部支え部材は段付きねじのねじ頭に係止さ
れるので、安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すショーケースのミラー
装置断面図
【図2】従来のオープンショーケースの断面図
【図3】図1のミラー装置の分解斜視図
【符号の説明】
2…背面パネル、3…天井パネル、7…ミラー、8A,
8B…ミラー下部支え、16…ミラー上部支え、17…
傾斜係止板、18…コーナー部、19…取付け板、20
…磁石、21…長穴、22…フランジ付き頭段付きね
じ、22A…円筒部、22B…ねじ頭。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ショーケースの内壁の背面と天井面との
    コーナーの近傍に前方斜め下に向けてミラーを取付けて
    いるショーケースのミラー装置において、 前記背面に装着されミラーの下端を枢支しているミラー
    下部支え部材と、 ミラー面に沿った傾斜面によってミラーの上端側を係止
    している傾斜係止板と該傾斜係止板からコーナー部に向
    けて曲折して天井面に沿って延設された取付け板と該取
    付け板に固定され天井面に吸着可能にした磁石とを有し
    てなるミラー上部支え部材とを設け、 前記取付け板は前後方向に延びる複数の長穴を有し、 前記取付け板を天井面への吸着から離脱した位置に係止
    可能にした円筒部長さを有してなる段付きねじが、前記
    各長穴の互いに同等の対応位置に挿通されて天井面に螺
    着された、 ことを特徴とするショーケースのミラー装置。
JP3254192U 1992-05-18 1992-05-18 ショーケースのミラー装置 Expired - Fee Related JP2560814Y2 (ja)

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JPH0593317U JPH0593317U (ja) 1993-12-21
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