JP2560706Y2 - 薬剤の定量供給装置 - Google Patents

薬剤の定量供給装置

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JP2560706Y2
JP2560706Y2 JP3394493U JP3394493U JP2560706Y2 JP 2560706 Y2 JP2560706 Y2 JP 2560706Y2 JP 3394493 U JP3394493 U JP 3394493U JP 3394493 U JP3394493 U JP 3394493U JP 2560706 Y2 JP2560706 Y2 JP 2560706Y2
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JP
Japan
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rotor
medicine
bottom plate
pockets
pocket
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JP3394493U
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JPH074302U (ja
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正二 湯山
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正二 湯山
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、錠剤やカプセル等の
錠剤を1つずつ連続的に排出させる薬剤の定量供給装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、薬剤分包装置においては、薬剤
の定量供給装置から1つずつ連続して排出される薬剤を
分包機に供給し、その分包機において薬剤を分包してい
る。
【0003】上記薬剤定量供給装置として、薬剤収納容
器内にロータを設け、そのロータの外周に複数のポケッ
トを等間隔に形成し、そのポケット内に侵入する薬剤を
ロータの回転により周方向に搬送して薬剤収納容器の底
板に形成した供給口から排出させるようにしたものが従
来から知られている(実公昭4−47041号公報参
照)。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、従来から知
られている薬剤の定量供給装置においては、薬剤収納容
器内に充填された薬剤をポケット内に直接すべり落下さ
せる構成であり、そのポケットに落下する薬剤の向きは
不揃いであるため、空のポケットの薬剤を確実に侵入さ
せることができず、薬剤供給の信頼性に問題がある。
【0005】この考案は、上記の点に鑑み、ロータのポ
ケットに対して薬剤を確実に侵入させることができるよ
うにして薬剤供給の信頼性を向上させることを技術的課
題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この考案においては、薬剤収納容器の底板の上面
を中央に向けて下り勾配をもって傾斜するテーパ面と
し、上記底板上に設けられた円錐形ロータの上面をロー
タ外周に向けて下り勾配をもって傾斜するテーパとし、
そのロータの外周下部に複数のポケットを周方向に等間
隔に形成し、上記ロータを一方向に回転し、ポケット内
に侵入する薬剤を前記底板に設けた供給口から排出させ
るようにした薬剤の定量供給装置において、前記ロータ
の外周上部に上記底板のテーパ面との間でポケットの深
さに相当する溝幅の環状の整列溝を形成するテーパ状案
内面を形成した構成を採用したのである。
【0007】
【作用】上記のように構成すれば、ポケット内に薬剤が
侵入する手前において、ロータの外周上部と薬剤収納容
器の底板間に形成された整列溝において薬剤を整列させ
ることができるため、空のポケットに対して薬剤を確実
に侵入させることができる。
【0008】
【実施例】以下、この考案の実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0009】図1に示すように、開閉自在の上蓋1を有
する薬剤収納容器2の底板3の上面は中央に向けて下り
勾配をもって傾斜するテーパ面4とされている。
【0010】薬剤収納容器2の底板3上には円錐形のロ
ータ5が設けられている。
【0011】ロータ5は下部に設けた軸6が底板3に設
けた筒部7に挿入されて回転自在に支持されている。こ
のロータ5は、薬剤収納容器2の下方に設けたモータ8
によって一方向に回転駆動される。
【0012】ロータ5の上面は、ロータ外周に向けて下
り勾配をもって傾斜するテーパ面9とされ、ロータ5上
の薬剤をロータ外周部に向けて移動させるようになって
いる。
【0013】ロータ5の外周面には周方向の溝10が設
けられ、その溝10を挟む上下の外周に上下で対向する
一対のポケット11a、11bが周方向に等間隔に形成
されている。
【0014】ここで、ポケット11a、11bは薬剤収
納容器2内に充填される薬剤Aの形状に応じて適切な形
状をとるようにし、図示のような丸錠の場合、ポケット
11a、11bの幅寸法を丸錠の直径に略等しくすると
共に、ポケット11a、11bの深さは丸錠の最大厚み
に略等しくしてポケット11a、11b内に2つ以上の
丸錠が侵入しないようにする。
【0015】また、ロータ5の外周上部には下部に向け
て径が次第に小さくなるテーパ状案内面12が形成さ
れ、そのテーパ状案内面12と薬剤収納容器2の底板3
間に環状の整列溝13が形成されている。整列溝13の
溝幅は、ポケット11a、11bの深さに略等しくなっ
ている。
【0016】前記薬剤収納容器2の底板3には、下段側
ポケット11bの形成位置に対向して1つの供給口14
が形成されている。この供給口14は下段側ポケット1
1bの大きさに略等しくされている。
【0017】上記供給口14の上部は底板3に取付けら
れた舌片15によって覆われ、その舌片15はロータ5
に設けた溝10内に侵入している。この舌片15は、供
給口14と対向する下段側ポケット11bに上段側ポケ
ット11a内の薬剤が落下するのを防止する。
【0018】実施例で示す薬剤の定量供給装置は上記の
構造から成り、薬剤の供給に際しては、薬剤収納容器2
内に薬剤Aが充填されている状態においてロータ5を一
方向に回転させる。
【0019】いま、ロータ5を回転させると、薬剤収納
容器2内の薬剤Aは整列溝13内に侵入する。このと
き、整列溝13の溝幅はポケット11a、11bの深さ
に略等しいため、整列溝13内に侵入した薬剤Aは整列
溝13内において整列して向きが揃えられる。整列溝1
3内の薬剤は、その下方を上段側ポケット11aが通過
するとき、ポケット11a内に侵入し、さらに下降して
下段側ポケット11b内に侵入する。
【0020】薬剤Aが侵入した下段側のポケット11b
が供給口14と対向すると、ポケット11b内の薬剤は
供給口14から排出される。
【0021】実施例においては、ロータ5の外周に上下
2段にポケット11a、11bを形成したが、上段側の
ポケット11aを省略してもよい。この場合、下段側ポ
ケット11bの直上に環状の整列溝13を設けるように
する。
【0022】
【考案の効果】以上のように、この考案に係る定量供給
装置においては、周方向に等間隔に設けられたポケット
上に環状の整列溝を形成し、その整列溝内において薬剤
を整列させるようにしたので、ロータのポケット内に薬
剤を確実に侵入させることができ、薬剤供給の信頼性の
向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る薬剤供給装置の一実施例を示す
縦断正面図
【図2】図1のII−II線に沿った断面図
【図3】同上のロータの斜視図
【図4】同上のロータの一部分を示す展開図
【符号の説明】
2 薬剤収納容器 3 底板 4 テーパ面 5 ロータ 9 テーパ面 11b ポケット 12 テーパ状案内面 13 整列溝 14 供給口

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薬剤収納容器の底板の上面を中央に向け
    て下り勾配をもって傾斜するテーパ面とし、上記底板上
    に設けられた円錐形ロータの上面をロータ外周に向けて
    下り勾配をもって傾斜するテーパとし、そのロータの外
    周下部に複数のポケットを周方向に等間隔に形成し、上
    記ロータを一方向に回転し、ポケット内に侵入する薬剤
    を前記底板に設けた供給口から排出させるようにした薬
    剤の定量供給装置において、前記ロータの外周上部に上
    記底板のテーパ面との間でポケットの深さに相当する溝
    幅の環状の整列溝を形成するテーパ状案内面を形成した
    ことを特徴とする薬剤の定量供給装置。
JP3394493U 1993-06-23 1993-06-23 薬剤の定量供給装置 Expired - Lifetime JP2560706Y2 (ja)

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JPH074302U JPH074302U (ja) 1995-01-24
JP2560706Y2 true JP2560706Y2 (ja) 1998-01-26

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ID=12400625

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