JP2559629Y2 - リボンカセット用フィードローラー - Google Patents

リボンカセット用フィードローラー

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JP2559629Y2
JP2559629Y2 JP387891U JP387891U JP2559629Y2 JP 2559629 Y2 JP2559629 Y2 JP 2559629Y2 JP 387891 U JP387891 U JP 387891U JP 387891 U JP387891 U JP 387891U JP 2559629 Y2 JP2559629 Y2 JP 2559629Y2
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JP
Japan
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cylindrical elastic
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end surface
roller shaft
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房子 杉本
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Fujicopian Co Ltd
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Fujicopian Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、インクリンボンに接し
て回転する筒状弾性部材と、前記筒状弾性部材が外嵌装
着されるローラー軸部材と、前記筒状弾性部材の軸芯方
向端面に接当して当該筒状弾性部材の前記ローラー軸部
材からの抜け出しを阻止する鍔とが備えられ、前記鍔が
前記ローラー軸部材に連設されているとともに、前記筒
状弾性部材が、当該筒状弾性部材を周方向に弾性的に伸
長させて、前記鍔の外向端面側から内向端面側に装着さ
れるリボンカセット用フィードローラーに関する。
【0002】
【従来の技術】冒記リボンカセット用フィードローラー
は、ローラー軸部材に外嵌装着した筒状弾性部材にイン
クリボンを巻き掛けてインクリボンとローラーとのスリ
ップを防止するとともに、図9に示すように、筒状弾性
部材(02)を二つの鍔(03),(03)の間に装着し
て、筒状弾性部材(02)の軸芯方向端面と鍔(03)
との接当で当該筒状弾性部材(02)のローラー軸部材
(01)からの抜け出しを阻止するものであるが、従
来、外径一定の円形鍔(03)をローラー軸部材(0
1)の外周面に沿って一連に連設し、この鍔(03)の
外向端面(A)をローラー軸部材(01)の軸芯に対し
て直交する偏平面に形成して、筒状弾性部材(02)を
周方向に弾性的に伸長させながら、鍔(03)の外向端
面(A)側から内向端面(B)側に装着している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】筒状弾性部材(02)
を鍔(03)の外向端面(A)側から内向端面(B)側
に装着するに際して、筒状弾性部材(02)を周方向に
弾性的に伸長させながら鍔(03)の内向端面(B)側
に押し込むから、鍔(03)の外径が筒状弾性部材(0
2)の内径に比べて大径になるほど筒状弾性部材(0
2)を周方向に長く伸長させる必要があり、筒状弾性部
材(02)をローラー軸部材(01)に装着しずらい欠
点がある。本考案は上記実状に鑑みて為されたものであ
って、ローラー軸部材に連設される鍔の形状を工夫する
ことにより、筒状弾性部材をローラー軸部材に対して容
易に装着できるリボンカセット用フィードローラーを提
供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為の
本考案の第1の特徴構成は、冒記リボンカセット用フィ
ードローラーにおいて、 A.前記鍔の外径が異径に形成されていること 上記Aの構成にあり、上記目的を達成する為の本考案の
第2の特徴構成は、冒記リボンカセット用フィードロー
ラーにおいて、 B.前記鍔の外向端面に、前記筒状弾性部材が当該鍔の
外向端面側から内向端面側に押し込まれるに従って当該
筒状弾性部材を拡径方向に弾性変形させるべく滑り案内
する案内面が形成されていること 上記Bの構成にあり、上記目的を達成する為の本考案の
第3の特徴構成は、冒記リボンカセット用フィードロー
ラーにおいて、 C.前記鍔の外径が異径に形成され、前記鍔の外向端面
に、前記筒状弾性部材が当該鍔の外向端面側から内向端
面側に押し込まれるに従って当該筒状弾性部材を拡径方
向に弾性変形させるべく滑り案内する案内面が形成され
ていること上記Cの構成にあり、かかる構成から次の作
用効果を奏する。
【0005】
【作用】前記Aの構成により、外径が一定の円形鍔に比
べて、筒状弾性部材を鍔の外向端面側から内向端面側に
装着するに必要な筒状弾性部材の弾性的な伸長量が短く
なる。前記Bの構成により、筒状弾性部材を鍔の外向端
面側から内向端面側に押し込む押し込み力で、当該筒状
弾性部材を周方向に弾性的に伸長させることができる。
前記Cの構成により、外径が一定の円形鍔に比べて、筒
状弾性部材を鍔の外向端面側から内向端面側に装着する
に必要な筒状弾性部材の弾性的な伸長量が短くなり、し
かも、筒状弾性部材を鍔の外向端面側から内向端面側に
押し込む押し込み力で、当該筒状弾性部材を周方向に弾
性的に伸長させることができる。
【0006】
【考案の効果】請求項1乃至3記載のリボンカセット用
フィードローラーは、いずれも筒状弾性部材をローラー
軸部材に対して容易に装着できる
【0007】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0008】〔第1実施例〕 図5は液状インクを塗布してあるエンドレスインクリボ
ンRを所定姿勢で収容してあるカートリッジを示し、こ
れは、左右一対のリボンガイド用腕部1A,1Bを一体
形成してある合成樹脂製の本体ケース1と、この本体ケ
ース1の上方開口部を閉止する合成樹脂製の蓋板2とを
主要構成として備え、一対の腕部1A,1B間に掛け渡
されたインクリボンRをインパクトドットヘッドHによ
り印打可能に構成してある。前記本体ケース1には、エ
ンドレスインクリボンRの主要部をジグザグ状に折畳み
収納可能な左右に細長い矩形状のリボン収納部3を形成
してある。このリボン収納部3の入口側で、かつ、イン
クリボンRの走行経路の両側脇にプリンターから動力を
受けて駆動される大径の駆動フィードローラー4と小径
の従動フィードローラー5とを対設してインクリボンR
を挟み付け、駆動フィードローラー4の駆動によって、
リボン収納部3の出口から繰り出されたインクリボンR
をリボン走行経路に沿って走行させるとともに、このイ
ンクリボンRを折畳みながらリボン収納部3内に収納す
べく構成してある。前記リボン収納部3の出口側には、
インクリボンRを通過させるリボン通路3aを備えた固
定壁3bを設けるとともに、この固定壁3bよりもリボ
ン走行経路の下流側には、インクリボンRにバックテン
ションを付与する板バネSを設けてある。前記駆動フィ
ードローラー4の軸端側は、本体ケース1側に固設のバ
ックアップ部材9に受け止められ、従動フィードローラ
ー5の軸端側は、前記本体ケース1側に揺動自在に取付
けた支持アーム10に支承されているとともに、支持ア
ーム10と本体ケース1との間には、従動フィードロー
ラー5を駆動フィードローラー4側に弾性的に押圧する
圧縮コイルバネ11が介装されている。図1,図2に示
すように、前記駆動フィードローラー4及び従動フィー
ドローラー5の各々は、インクリンボンRに接して回転
するウレタン製の二個の筒状弾性部材6,6と、筒状弾
性部材6,6が外嵌装着される合成樹脂製のローラー軸
部材7と、筒状弾性部材6,6の軸芯方向端面に接当し
て当該筒状弾性部材6,6のローラー軸部材7からの抜
け出しを阻止する四枚の鍔8a,8bとを備えて構成さ
れ、鍔8a,8bはローラー軸部材7に一体的に連設さ
れている前記四枚の鍔8a,8bのうち、軸端側に配置
してある二枚の鍔8aの外径が扇形の切欠部12を備え
た異径に形成され、その外向端面Aには、筒状弾性部材
6,6が当該鍔8a,8bの外向端面A側から内向端面
B側に押し込まれるに従って当該筒状弾性部材6,6を
拡径方向に弾性変形させるべく滑り案内する滑り案内面
13が形成されている前記滑り案内面13は、鍔8aの
径方向端縁側ほどローラー軸部材7の軸芯方向に直交す
る面に対する勾配が大きくなる曲面状に形成されてい
る。
【0009】そして、図3に示すように、筒状弾性部材
6,6の内周側端縁を滑り案内面13に当て付けて内向
端面B側に押し込むと、その押し込み力で筒状弾性部材
6,6の周方向が小判形に弾性的に伸長して、鍔8aの
全周が筒状弾性部材6,6の内側に入り込み、更に内向
端面B側に押し込むことにより、当該筒状弾性部材6,
6が鍔8aの外向端面A側から内向端面B側に装着され
る。尚、筒状弾性部材6,6内周側端縁の半周分を滑り
案内面13に当て付けて内向端面B側に押し込み、その
押し込み力で筒状弾性部材6,6の周方向を弾性的に伸
長させて、図4に示すように、筒状弾性部材6,6が切
欠部12を通して鍔8aの両端面A,Bに跨がる姿勢
で、その半周分だけ内向端面B側に入り込ませるととも
に、そのあとで残り半周分の筒状弾性部材6,6内周側
端縁を滑り案内面13に当て付けて内向端面B側に押し
込み、その押し込み力で筒状弾性部材6,6の周方向を
弾性的に伸長させて、残り半周分の筒状弾性部材6,6
を内向端面B側に入り込ませる方法で、筒状弾性部材
6,6を鍔8aの外向端面A側から内向端面B側に装着
しても良い。
【0010】〔第2実施例〕 第1実施例における鍔8aの外向端面Aに形成した滑り
案内面13を省略し、図6に示すように、鍔8aの外向
端面Aをローラー軸部材7の軸芯方向に直交する偏平面
に形成して、鍔8aの外径を扇形の切欠部12を備えた
異径にのみ形成して実施しても良い。この場合は、筒状
弾性部材6,6の周方向を手指で弾性的に伸長させるこ
とになる。その他の構成は第1実施例と同様である。
【0011】〔第3実施例〕 第1実施例における鍔8aに形成した扇形の切欠部12
を省略し、図7,図8に示すように、鍔8aを円形に形
成して、鍔8aの外向端面A全周に亘る滑り案内面13
のみを形成して実施しても良い。その他の構成は第1実
施例と同様である。
【0012】〔別実施例〕 ア.鍔の外径を異径に形成する構成としては、円形の鍔
に切欠部を形成する構成に限定されず、鍔の外周縁を楕
円形に形成して実施しても良い。 イ.滑り案内面は、鍔の径方向端縁側ほど鍔の内向端面
側に近づく部分円錐面形状に形成して実施しても良い。 ウ.滑り案内面は、鍔の外向端面のうちの径方向端縁側
にのみ形成されていても良い。 エ.ローラー軸部材に外嵌される筒状弾性部材の数は特
に限定されない。
【0013】尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面と
の対照を便利にするために符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】フィードローラーの平面図
【図2】フィードローラーの要部断面側面図
【図3】筒状弾性部材の装着方法を示す要部断面側面図
【図4】筒状弾性部材の装着方法を示す要部断面側面図
【図5】カートリッジの一部切欠平面図
【図6】フィードローラーの別実施例を示す要部断面側
面図
【図7】フィードローラーの別実施例を示す平面図
【図8】フィードローラーの別実施例を示す要部断面側
面図
【図9】フィードローラーの従来例を示す要部断面側面
【符号の説明】
6 筒状弾性部材 7 ローラー軸部材 8a 鍔 13 案内面 A 外向端面 B 内向端面 R インクリボン

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクリンボン(R)に接して回転する
    筒状弾性部材(6)と、前記筒状弾性部材(6)が外嵌
    装着されるローラー軸部材(7)と、前記筒状弾性部材
    (6)の軸芯方向端面に接当して当該筒状弾性部材
    (6)の前記ローラー軸部材(7)からの抜け出しを阻
    止する鍔(8a)とが備えられ、前記鍔(8a)が前記
    ローラー軸部材(7)に連設されているとともに、前記
    筒状弾性部材(6)が、当該筒状弾性部材(6)を周方
    向に弾性的に伸長させて、前記鍔(8a)の外向端面
    (A)側から内向端面(B)側に装着されるリボンカセ
    ット用フィードローラーにおいて、前記鍔(8a)の外
    径が異径に形成されていることを特徴とするリボンカセ
    ット用フィードローラー。
  2. 【請求項2】 インクリンボン(R)に接して回転する
    筒状弾性部材(6)と、前記筒状弾性部材(6)が外嵌
    装着されるローラー軸部材(7)と、前記筒状弾性部材
    (6)の軸芯方向端面に接当して当該筒状弾性部材
    (6)の前記ローラー軸部材(7)からの抜け出しを阻
    止する鍔(8a)とが備えられ、前記鍔(8a)が前記
    ローラー軸部材(7)に連設されているとともに、前記
    筒状弾性部材(6)が、当該筒状弾性部材(6)を周方
    向に弾性的に伸長させて、前記鍔(8a)の外向端面
    (A)側から内向端面(B)側に装着されるリボンカセ
    ット用フィードローラーにおいて、前記鍔(8a)の外
    向端面(A)に、前記筒状弾性部材(6)が当該鍔(8
    a)の外向端面(A)側から内向端面(B)側に押し込
    まれるに従って当該筒状弾性部材(6)を拡径方向に弾
    性変形させるべく滑り案内する案内面(13)が形成さ
    れていることを特徴とするリボンカセット用フィードロ
    ーラー。
  3. 【請求項3】 インクリンボン(R)に接して回転する
    筒状弾性部材(6)と、前記筒状弾性部材(6)が外嵌
    装着されるローラー軸部材(7)と、前記筒状弾性部材
    (6)の軸芯方向端面に接当して当該筒状弾性部材
    (6)の前記ローラー軸部材(7)からの抜け出しを阻
    止する鍔(8a)とが備えられ、前記鍔(8a)が前記
    ローラー軸部材(7)に連設されているとともに、前記
    筒状弾性部材(6)が、当該筒状弾性部材(6)を周方
    向に弾性的に伸長させて、前記鍔(8a)の外向端面
    (A)側から内向端面(B)側に装着されるリボンカセ
    ット用フィードローラーにおいて、前記鍔(8a)の外
    径が異径に形成され、前記鍔(8a)の外向端面(A)
    に、前記筒状弾性部材(6)が当該鍔(8a)の外向端
    面(A)側から内向端面(B)側に押し込まれるに従っ
    て当該筒状弾性部材(6)を拡径方向に弾性変形させる
    べく滑り案内する案内面(13)が形成されていること
    を特徴とするリボンカセット用フィードローラー。
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JPH0620059U JPH0620059U (ja) 1994-03-15
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