JP2559554B2 - 電子地図作成装置 - Google Patents

電子地図作成装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、読み取った地図から住
居表示基礎番号を表示する地図を作成する電子地図作成
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、地図上に住居表示基礎番号等を表
示した見易い地図が提案されている(実公平3−486
12号公報)。しかし、街区毎に住居表示基礎番号を付
与するため、作成が容易ではない。そこで、電話番号か
ら地図上の位置を検索するシステムとして、電話番号−
地図データ処理システムが提案されている(特開昭64
−10383号公報)。このシステムでは、電話番号か
ら地図上の位置を検索するために、住居表示基礎番号を
街区の各角にキーボードから入力するようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のシステムでは、文字が一律の大きさで作成されてい
るために、詳細で複雑な地図になってくると、地図を読
み取るのが困難になっていた。
【0004】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、複雑な地図の場合でも、容易に読み取ることのでき
る電子地図作成装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、イメージスキャナと、このイメージスキ
ャナで読み取られた地図を表示する表示手段と、表示さ
れた上記地図上の街区を指定する街区指定手段と、指定
された上記街区の座標を取り込む座標取込手段と、取り
込まれた上記街区を囲む頂点の座標に基づいてその街区
の基礎番号を作成する基礎番号作成手段と、作成した上
記基礎番号を上記表示手段に表示する表示制御手段と、
表示する上記基礎番号の大きさを上記街区の大きさに応
じて変更する表示変更手段とを備えた構成である。
【0006】
【作用】本発明によれば、地図が読み取られて表示さ
れ、その地図上の街区が指定されるとその座標が取り込
まれる。そして、取り込まれた街区を囲む頂点の座標に
基づいてその街区の基礎番号が作成されて表示される。
このとき、街区の面積が小さいときは、基礎番号の数字
は小さく変更して表示される。
【0007】
【実施例】図1は本発明に係る電子地図作成装置の構成
を示すブロック図である。図13は同電子地図作成装置
を示す外観図である。電子地図作成装置は、制御装置
1,イメージスキャナ2,モニタ6,入力装置7等から
構成されている。制御装置1は、ROM3,RAM4,
CPU5,記憶部8等を備えている。
【0008】イメージスキャナ2は、2500分の1の
地図等を例えば所定の地区単位で読み込むもので、光−
電気信号変換された画像データをCPU5に送信するも
のである。
【0009】ROM3は、電子地図作成装置の制御プロ
グラムを記憶するもので、RAM4は、データ等を一時
的に保管するものである。モニタ6は、取り込んだ画像
データの地図や、作成した電子地図等を表示するもので
ある。入力装置7は、文字、数字等を入力するキーボー
ド71及びモニタ6に表示された地図の座標指定、ある
いは動作の選択、実行等を行うマウス72から構成され
ている。プロッタ9は、作成された地図を用紙に出力す
るもので、入力装置7からの出力範囲や地区の指示にし
たがって出力するようになされている。また、プロッタ
9は、後述する記憶部8のレイヤ毎にペンを指定するこ
とにより、各レイヤ毎に色を変えて出力することができ
る。
【0010】記憶部8は、例えば固定ディスクで構成さ
れ、読み込んだデータや作成した地図データ等を区分し
てレイヤ毎に階層的に記憶するものである。
【0011】レイヤには、○○町○○丁目や建物の名称
等を記憶する文字列レイヤ81、○○番等を記憶する街
区番号レイヤ82、○○号等の住居表示基礎番号を記憶
する基礎番号レイヤ83、街区を記憶する街区レイヤ8
4、高速道路を記憶する高速道路レイヤ85等がある。
【0012】さらに、不図示の一般道路レイヤ、歩道レ
イヤ、境界線レイヤ、鉄道レイヤ、駅レイヤ、橋及び建
造物レイヤ、河川レイヤ、道路標識等の道路建造物レイ
ヤ、高圧線レイヤ、歩道橋及び階段レイヤ、公園や下水
処理施設等の領域を記憶するBOXレイヤ、その他レイ
ヤ等を有している。
【0013】その他レイヤには、公共建物、タバコ店等
の生活関連で目印となるものが含まれ、その他レイヤの
下層レイヤの形式で記憶されている。
【0014】CPU5は、電子地図作成装置の動作を制
御するもので、ROM3に記憶された制御プログラムに
基づき、入力装置7からの入力に従って、地図を作成し
てモニタ6に表示するものである。また、CPU5は、
住所録等のデータベースと関連させて、作成した地図上
の位置等を検索して表示する機能も有している。
【0015】次に、上記のように構成された電子地図作
成装置における地図作成手順について、図2〜図11を
用いて説明する。最初に、基本フローについて図2のフ
ローチャートを用いて説明すると、まず2500分の1
の原本の地図をイメージスキャナで読み込む(ステップ
S1)。この読み込んだ情報は全てイメージデータとな
っており、そのままではデータ量が多くなってメモリの
使用効率が低下するので、これをベクトルデータに変換
するとともに、データの内容によって区分して階層的に
記憶する(ステップS2)。そして、番地情報を付与し
て終了する(ステップS3)。
【0016】次に、上記ステップS2の階層化、ベクト
ル化のサブルーチンについて図3のフローチャートを用
いて説明する。まず、読み込んだ地図が表示されている
モニタ6の画面において、マウス72で座標を指定して
いき(ステップS11)、指定を終了すると、基準座標
からのベクトルデータとして記憶部8の該当するレイヤ
に保存する(ステップS12)。そして、指定が終了し
ていなければ(ステップS13でNO)、ステップS1
1に戻って以上の動作を繰り返す。
【0017】例えば、モニタ6の画面において、マウス
72で1つの街区を構成する頂点座標を指定すると、そ
の頂点座標が基準座標からのベクトルデータとして記憶
部8の街区レイヤ84に保存される。以上の動作は、全
ての街区の指定が終了するまで繰り返される(ステップ
S11〜ステップS13)。
【0018】また、高速道路の座標をマウス72で適当
な間隔あるいは直線とみなせる範囲毎に順次指定してい
き、その道路の指定を終了すると、この高速道路の座標
が基準座標からのベクトルデータとして高速道路レイヤ
85に保存される。以上の動作は、全ての高速道路の指
定が終了するまで繰り返される(ステップS11〜ステ
ップS13)。
【0019】上記のような手順により、読み込んだ地図
の全ての画像データを記憶部8の各レイヤ毎に記憶させ
る。
【0020】このように座標データをベクトルデータと
して記憶することにより、必要な記憶容量を削減するこ
とができる。また、座標データを階層的に記憶すること
により、所望のデータのみを表示したり、後述する位置
検索等、データの活用を図ることが容易にできる。
【0021】なお、上記基準座標は、予め設定された座
標で、地図を読み込んだときに基準として使用されるも
のである。この基準座標には、地球上の緯度、経度を対
応付けて記憶させてもよい。この場合、ベクトルデータ
として記憶されている各座標データの緯度、経度が、地
図の縮尺率等を基に、CPU5によって容易に求められ
る。
【0022】また、上記基準座標以外の座標データで緯
度、経度を記憶させてもよい。この場合には、この緯
度、経度が記憶された座標データを基準座標からのベク
トルデータとして記憶させればよい。
【0023】なお、記憶部8に緯度経度レイヤを設け、
上記緯度、経度のデータをこの緯度経度レイヤに記憶さ
せるようにしてもよい。
【0024】次に、上記図2のステップS3の番地情報
付与のサブルーチンの基本フローについて図4のフロー
チャートを用いて説明すると、まず、街区レイヤ84に
保存された街区の町名及び街区番号を作成し(ステップ
S21)、続いて、住居表示基礎番号を作成する(ステ
ップS22)。
【0025】次に、上記ステップS21の街区番号作成
のサブルーチンについて図5のフローチャートを用いて
説明する。まず、街区をマウス72で指定し(ステップ
S31)、キーボード71によりその街区の街区番号を
入力して(ステップS32)、入力したデータを記憶部
8の街区番号レイヤ82に記憶させ(ステップS3
3)、全街区番号を入力するまで、以上の動作を繰り返
す(ステップS34)。なお、入力された街区番号は、
街区の重心等、その街区内適所に表示される。
【0026】次に、同一町名の複数の街区をマウス72
で指定し(ステップS35)、キーボード71により地
図上の適当な位置に、指定した街区の町名、すなわち○
○町○○丁目を入力する(ステップS36)。そして、
入力したデータを記憶部8の文字列レイヤ81に記憶さ
せ(ステップS37)、町名作成が終了するまで、以上
の動作を繰り返す(ステップS38)。
【0027】次に、上記図4のステップS22の住居表
示基礎番号作成のサブルーチンについて図6のフローチ
ャートを用いて説明する。なお、住居表示基礎番号は、
フロンテージと原本の地図の縮尺とから自動作成可能に
なされている。まず、基礎番号を作成する範囲を指定し
(ステップS51)、パラメータを変更するかどうかを
選択し(ステップS52)、変更がなければ、ステップ
S57に進み、一方、パラメータの変更があれば、基礎
番号付与を開始する頂点を指定し(ステップS53)、
次に、付与する基礎番号のフロンテージを指定する(ス
テップS54)。続いて、基礎番号を付与していく回転
方向を指定し(ステップS55)、さらに、上記フロン
テージを線分毎に計算するか累加距離で計算するかを指
定する(ステップS56)。
【0028】なお、各パラメータに変更がなければ、基
礎番号付与を開始する頂点は「右下」、基礎番号のフロ
ンテージは10m、基礎番号を付与していく回転方向は
「右回り」、フロンテージの計算方法は「線分毎」が設
定されている。
【0029】以上の設定されたパラメータに従って、基
礎番号の自動作成を行い(ステップS57)、モニタ6
に表示する(ステップS58)。
【0030】次に、作成した基礎番号に対して修正すべ
き街区があるかどうかを選択し(ステップS59)、な
ければ、ステップS64に進み、あれば、修正する街区
を指定し(ステップS60)、番号の開始点を指定して
(ステップS61)、基礎番号を作成するとともに、記
憶部8の基礎番号レイヤ83に更新記憶させ(ステップ
S62)、確認のためモニタ6に表示する(ステップS
63)。
【0031】そして、基礎番号の作成が終了するまで、
上記動作を繰り返し(ステップS64)、終了する。
【0032】次に、上記ステップS57の基礎番号自動
作成のサブルーチンについて図7のフローチャート及び
図8を用いて説明する。図8(a)(b)(c)は開始
点が街区の「右下」で、基礎番号が「右回り」で付与さ
れるときの手順を示す街区の模式図である。
【0033】まず、上記ステップS51で指定された範
囲内において、基礎番号がまだ作成されていない連続線
で囲まれた図形、すなわち街区を検索し、無ければ(ス
テップS71でNO)、終了し、あれば、その検索され
た街区を構成する各頂点の座標から、図8(a)に示す
ように重心Pの座標を算出する(ステップS72)。
【0034】次に、図8(b)に示すように、重心Pを
原点として、第2象限内に存在する頂点(3),(4)
の、Y軸からの角度θ1,θ2を求め(ステップS7
3)、このY軸からの角度が最大である頂点(4)が、
求める「右下」の頂点、すなわち開始点になる(ステッ
プS74)。
【0035】次に、基礎番号を付与する回転方向に従っ
て、開始点から順に座標列を並び替える(ステップS7
5)。例えば、上記図2のステップS2で入力した街区
の頂点座標の順番が、図8(a)のようになっていると
すると、上記手順により開始点は(4)になるので、図
8(c)に示すように、記憶されている座標列の順番を
並び替える。
【0036】そして、並び替えられた座標に基づいて、
隣接する頂点間の距離を算出し、設定されたフロンテー
ジに従って基礎番号を作成するとともに、記憶部8の基
礎番号レイヤ83に記憶し(ステップS76)、その街
区の番号作成が終了すると、ステップS71に戻る。
【0037】なお、開始点が街区の「右上」に設定され
ているときは、ステップS73〜ステップS74におい
て、重心Pを原点として、第1象限内に存在する頂点
で、Y軸からの角度が最小である頂点が、求める開始点
になる。
【0038】また、開始点が街区の「左下」に設定され
ているときは、ステップS73〜ステップS74におい
て、重心Pを原点として、第3象限内に存在する頂点
で、Y軸からの角度が最小である頂点が、求める開始点
になる。
【0039】また、開始点が街区の「左上」に設定され
ているときは、ステップS73〜ステップS74におい
て、重心Pを原点として、第4象限内に存在する頂点
で、Y軸からの角度が最大である頂点が、求める開始点
になる。
【0040】このように、街区毎に住居表示基礎番号を
自動的に作成することができる。また、番号の開始点、
フロンテージ、番号付与の回転方向等の設定を実際の設
定状態に合うように適宜変更することにより、正確な地
図を自動的に作成することができる。
【0041】次に、上記図6のステップS58,S63
の基礎番号表示のサブルーチンについて図9のフローチ
ャートを用いて説明する。まず、基礎番号を作成しよう
としている街区の面積をその街区を囲む頂点座標から算
出し、算出した面積Sと予め設定された値S0とを比較
し(ステップS81)、S≧S0ならば、ステップS8
3に進み、S≧S0でなければ、表示する数字を縮小し
て(ステップS82)、街区の各角の内側に基礎番号
(角番)を表示して(ステップS83)、終了する。
【0042】このように、街区の面積が小さいときは表
示する基礎番号の数字の大きさを縮小することにより、
見易い地図を作成することができる。
【0043】なお、本実施例では、表示する数字の大き
さは、基準面積S0と比較して2段階に切り換えるよう
にしたが、これに限られず、例えば、算出した面積に応
じて数字の大きさを無段階に変更できるようにしてもよ
い。
【0044】また、街区の面積が所定値以下のときは、
一部の角のみに基礎番号を表示するようにしてもよい。
これによって、より見易い地図を作成することができる
こととなる。
【0045】また、本実施例では、街区の各角に表示す
るようにしたが、これに限られず、所定の番号間隔で基
礎番号が表示できるようにしてもよい。
【0046】また、緯度、経度のデータが記憶されてい
るときは、地図の縮尺率等に基づいて、緯度線、経度線
が書き入れられた地図を作成することもできる。
【0047】以上、説明した手順により、見易く、種々
の用途に容易に活用が図れる、詳細かつ正確な地図を作
成することができる。
【0048】図10は上記手順にしたがって作成した地
図をプロッタ9で出力したものの一部拡大図である。同
図に示すように、「南港南二丁目」は街区番号「1番」
〜「12番」を、「南港南三丁目」は街区番号「1番」
〜「13番」を有している。「南港南三丁目」の「1
番」〜「5番」等は、それらの街区面積が小さいので、
他の街区に比して小さい数字で基礎番号が出力されてい
る。
【0049】また、「南港南二丁目」の「7番」〜「1
1番」等は、それらの街区面積が更に小さいので、全部
の角ではなく、一部の角の基礎番号のみが出力されてい
る。
【0050】次に、地図を作成した結果、記憶部8に階
層的に記憶されているデータについて説明する。図11
は、記憶部8に記憶されているデータを示す概念図で、
上記図10に示した地図の例である。
【0051】図11に示すように、文字列レイヤ81の
「南港南二丁目」に対応して、街区番号レイヤ82に
「1番」〜「12番」が記憶されている。さらに、街区
番号レイヤ82のそれぞれの街区番号に対応して、基礎
番号レイヤ83に基礎番号が記憶されている。例えば、
街区番号「1番」に対応して基礎番号「1〜64号」
が、街区番号「2番」に対応して基礎番号「1〜115
号」が、それぞれ記憶されている。
【0052】このように、記憶部8内では階層的にデー
タが記憶されているので、モニタ6に表示するときや、
プロッタ9で出力するときに、町名等の文字データを表
示せずに白地図にすることも、所望のレイヤのデータの
みを表示した地図にすることもできる。
【0053】この場合、白地図上に、後述する手順によ
り検索した地点及び目印となる建物の名称等のみを表示
すれば、目的地までの道順を容易に理解できる地図を提
供することができる。
【0054】また、各階層間の関連するデータが対応づ
けて記憶されているので、地図上の地点を容易に検索す
ることができる。例えば、電話番号から、住所コードを
介して、地図上の所望の地点を検索することができる。
また、電話番号から検索できないときは、住所から直接
検索できる。この検索動作について、図12のフローチ
ャートを用いて説明する。
【0055】検索動作が開始され、例えば、「大阪市港
区南港南三丁目6番54号」という検索したい住所が入
力されると(ステップS91)、まず、「大阪市港区」
が住所コードに変換されて検索され(ステップS9
2)、次に、文字列レイヤ81で「南港南三丁目」が検
索され、その近辺の地図がモニタ6に表示される(ステ
ップS93)。そして、「南港南三丁目」に対応する街
区番号レイヤ82の「1番」〜「13番」の中から、
「6番」が検索され(ステップS94)、続いて、街区
番号「6番」に対応する基礎番号レイヤ83の「1〜7
7号」の中から、「54号」が検索され(ステップS9
5)、上記図10に示すように、例えば「54」を点滅
表示することにより、この地点が報知される(ステップ
S96)。
【0056】また、道路等の名称を入力することによ
り、同様の手順で道路を検索して表示することもでき
る。
【0057】さらに、道路標識や、交差点の名称を入力
することにより、現在地の確認を行うこともできる。
【0058】なお、検索された地点は、上記のように番
号表示に限られず、単にマーカ表示としてもよい。
【0059】このように、各階層間の関連するデータが
対応づけて記憶されているので、例えば住所録のデータ
ベースとリンクすることにより、氏名を入力装置7から
入力するだけで、地図上の地点を検索し、モニタ6上に
その地点周辺の地図を表示するとともに、点滅表示する
等の方法でその地点を報知することが、容易に可能とな
る。
【0060】
【発明の効果】以上、本発明は、イメージスキャナと、
このイメージスキャナで読み取られた地図を表示する表
示手段と、表示された上記地図上の街区を指定する街区
指定手段と、指定された上記街区の座標を取り込む座標
取込手段と、取り込まれた上記街区を囲む頂点の座標に
基づいてその街区の基礎番号を作成する基礎番号作成手
段と、作成した上記基礎番号を上記表示手段に表示する
表示制御手段と、表示する上記基礎番号の大きさを上記
街区の大きさに応じて変更する表示変更手段とを備えた
ので、詳細で複雑な地図の場合でも、読み取り易い住居
表示基礎番号を表示する地図を作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子地図作成装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】同電子地図作成装置の基本フローを示すフロー
チャートである。
【図3】階層化、ベクトル化のサブルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【図4】番地情報付与の基本フローを示すフローチャー
トである。
【図5】街区番号作成のサブルーチンを示すフローチャ
ートである。
【図6】住居表示基礎番号作成のサブルーチンを示すフ
ローチャートである。
【図7】基礎番号自動作成のサブルーチンを示すフロー
チャートである。
【図8】(a)(b)(c)は開始点が街区の「右下」
で、基礎番号が「右回り」で付与されるときの手順を示
す街区の模式図である。
【図9】基礎番号表示のサブルーチンを示すフローチャ
ートである。
【図10】作成した地図をプロッタで出力したものの一
部拡大図である。
【図11】記憶部に記憶されているデータを示す概念図
である。
【図12】検索動作を示すフローチャートである。
【図13】本発明に係る電子地図作成装置を示す外観図
である。
【符号の説明】
1 制御装置 2 イメージスキャナ 3 ROM 4 RAM 5 CPU 6 モニタ 7 入力装置 8 記憶部 9 プロッタ 71 キーボード 72 マウス 81 文字列レイヤ 82 街区番号レイヤ 83 基礎番号レイヤ 84 街区レイヤ 85 高速道路レイヤ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イメージスキャナと、このイメージスキ
    ャナで読み取られた地図を表示する表示手段と、表示さ
    れた上記地図上の街区を指定する街区指定手段と、指定
    された上記街区の座標を取り込む座標取込手段と、取り
    込まれた上記街区を囲む頂点の座標に基づいてその街区
    の基礎番号を作成する基礎番号作成手段と、作成した上
    記基礎番号を上記表示手段に表示する表示制御手段と、
    表示する上記基礎番号の大きさを上記街区の大きさに応
    じて変更する表示変更手段とを備えたことを特徴とする
    電子地図作成装置。
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