JP2556735B2 - コールドボックス法およびその混練砂吹込み装置 - Google Patents

コールドボックス法およびその混練砂吹込み装置

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JP2556735B2 JP63226068A JP22606888A JP2556735B2 JP 2556735 B2 JP2556735 B2 JP 2556735B2 JP 63226068 A JP63226068 A JP 63226068A JP 22606888 A JP22606888 A JP 22606888A JP 2556735 B2 JP2556735 B2 JP 2556735B2
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organic solvent
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英次 成瀬
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  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
  • Casting Devices For Molds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、型のキャビティ内に吹き込まれたレジン含
有の混練砂に、トリエチルアミンガスを通過させること
により鋳型を造型するようにしたコールドボックス法の
改良およびその混練砂吹込み装置に関する。
(従来技術と課題) 一般に、コールドボックス法においては、ブローヘッ
ド内に装入されているレジン含有の混練砂は、何回に分
けて圧縮空気により型のキャビティに吹き込まれるよう
になっており、そのため、噴出されずにブローヘッド内
に残留した混練砂のレジンに含まれている有機溶剤の一
部が、混練砂の吹込みのたびにブローヘッドから混練砂
と一緒に噴出され、その結果、ブローヘッド内に残留し
た混練砂は、レジンの有機溶剤含有量が漸減して造型砂
として使用できる時間が短かくなったり、造型された時
所定の鋳型強度が得られなくなるなどの問題があった。
本発明は上記の問題を解決するためになされたもの
で、その目的は、ブローヘッド内に残留する混練砂のレ
ジンの有機溶剤含有量をほぼ所定値に維持できる方法お
よびその混練砂吹込み装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明におけるコールドボ
ックス法は、混練砂の型への吹込みに使用する圧縮空気
に、所定量のレジン用有機溶剤を混入せしめるようにし
たものである。
(実施例) 実施例について図面を参照して説明すると、図中
(1)は図示しないコイルばねを介して下降可能に支持
された筒状のブローヘッドで、該ブローヘッド(1)の
下端開口部は、ブローノズル(2)(2)を取り付けた
ブロープレート(3)により閉鎖されている。また、ブ
ローヘッド(1)の上端開口部は、シリンダ(4)を介
して昇降可能にに設けた給排気手段(5)により開閉さ
れるように構成されている。そして、該給排気手段
(5)は、第2図に図示するように、上下に貫通する通
気孔(6)(6)およびその上面とその外側面とを連通
するL字状の排気孔(7)(7)を透設した弁座(8)
と、前記通気孔(6)(6)および排気孔(7)(7)
の各上端を開閉するダイヤフラム弁(9)と、該ダイヤ
フラム弁(9)の周縁部を弁座(8)とで挾持しかつダ
イヤフラム弁(9)へのパイロット圧縮空気を通すパイ
ロット孔(10)および前記排気孔(7)(7)を外部に
連通させる連通孔(11)を透設した弁蓋(12)と、環状
のシール(13)とで構成されている。また、第1図に示
すようにブローヘッド(1)の上部は、有機溶剤混入機
構(14)、パイロット式開閉弁(15)および圧縮空気貯
蔵タンク(16)を介して圧縮空気源(図示せず)に連通
接続されており、該有機溶剤混入機構(14)は、ベンチ
ュリー管(17)と、該ベンチュリー管(17)の小径部
に、チェック弁(18)、流量調整弁(19)および導管
(20)を順次介して連通接続された密閉箱状の溶剤貯蔵
タンク(21)と、ベンチュリー管(17)の出口側に設け
られたフィルタ手段(22)とで構成されている。そし
て、ベンチュリー管(17)の入口側は、減圧弁(23)お
よび導管(24)を介して溶剤貯蔵タンク(21)に連通接
続されている。また、フィルタ手段(22)は導管(25)
および開閉弁(26)を介して溶剤貯蔵タンク(21)に連
通されている。さらに、前記給排気手段(5)のパイロ
ット孔(10)は、配管(27)および三方口方向切換弁
(28)を介して圧縮空気源(図示せず)に連通接続さ
れ、さらに、配管(27)には分岐管(29)を介して前記
パイロット式開閉弁(15)のパイロット部が連通接続さ
れている。なお、(30)は水平割金型装置、(31)はサ
イレンサーである。
次にこのように構成された装置の作用について説明す
る。
あらかじめ、有機溶剤混入機構(14)の流量調整弁
(19)および減圧弁(23)を調整して、1回の混練砂の
噴出により混練砂と一緒にブローノズル(2)(2)か
ら余分に噴出される有機溶剤に相当する量の有機溶剤
が、ベンチュリー管(17)内に供給されるようにしてお
く。この状態の下に、図示しないホッパからブローヘッ
ド(1)内に、コールドボックス法用の混練砂を所定量
装入後、当該ブローヘッド(1)を金型装置(30)の直
上方位置に移動させ、続いて、シリンダ(4)の伸長作
動により給排気手段(5)を介してブローヘッド(1)
を下降させブローノズル(2)(2)を金型装置(30)
の吹込口に挿入させるとともに、ブローヘッド(1)の
上端開口部を給排気手段(5)により閉鎖する(第1図
参照)。次いで、三方口方向切換弁(28)を切り換えて
配管(27)に圧縮空気を誘導すると、圧縮空気が給排気
手段(5)のダイヤフラム弁(9)の上面側に供給され
てダイヤフラム弁(9)を下方に押圧し、ダイヤフラム
弁(9)が通気孔(6)(6)および排気孔(7)
(7)の各上端を閉鎖し、かくして、ブローヘッド
(1)の上端開口部は密閉状態にされる。これと同時に
圧縮空気が開閉弁(15)のパイロット部に導入されて開
閉弁(15)が開かれ、これにより、貯蔵タンク(16)内
の圧縮空気が有機溶剤混入機構(14)のベンチュリー管
(17)内を通ってブローヘッド(1)内に入り、ブロー
ヘッド(1)内の混練砂をブローノズル(2)(2)か
ら金型装置(30)内に噴出せしめる。この場合、有機溶
剤混入機構(14)の溶剤貯蔵タンク(21)内の有機溶剤
が、ベンチュリー管(17)内の圧縮空気中に混入されて
霧状態にされた後、ブローヘッド(1)内に導入されて
ブローヘッド(1)内の残留混練砂中に浸透せしめられ
る。かくして、ブローヘッド(1)内の残留混練砂中に
は、前の混練砂噴出工程により混練砂と一緒に噴出され
た余分な有機溶剤の量とほぼ同量の有機溶剤が補給され
ることとなる。混練砂の金型装置(30)への吹込み完了
後、三方口方向切換弁(28)を切換えて給排気手段
(5)および開閉弁(15)の作動用圧縮空気を排出させ
る。すると、通気孔(6)(6)および排気孔(7)
(7)の各上端の閉鎖状態が解除されて、ブローヘッド
(1)内の圧縮空気は給排気手段(5)の排気孔(7)
(7)および連通孔(11)を通って排出され、これと同
時に開閉弁(15)が閉じられてブローヘッド(1)内へ
の圧縮空気の供給が停止される。その後、所定の造型工
程を行うことにより所望の鋳型が得られる。なお、開閉
弁(26)を適宜開閉することにより、フィルタ手段(2
2)内に貯蔵した有機溶剤を溶剤貯蔵タンク(21)内に
回収することができる。
前記実施例では、溶剤貯蔵タンク(21)内の有機溶剤
をベンチュリー管(17)をもって混練砂吹込み用圧縮空
気内に定量的に混入させるようにしてあるが、他の手
段、例えば、ピストンポンプやベローズポンプ等の定量
ポンプにより行うようにしてもよい。
(発明の効果) 以上の説明からも明らかなように本発明によれば、混
練砂吹込み用圧縮空気に有機溶剤を所定量づつ混入せし
めるようにしたから、混練砂を型へ吹き込むたびに有機
溶剤を除去される残留混練砂に対して有機溶剤を補給で
きるため、従来のコールドボックス法のように、残留混
練砂の可使時間が短かくなったり、造型された鋳型が強
度不足であったりすることがなくなるなどの優れた効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は一部縦断正面
図、第2図は第1図のA部拡大縦断面図である。 (1):ブローヘッド、(14):有機溶剤混入機構 (15):開閉弁

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レジン含有の混練砂を圧縮空気により型の
    キャビティに充填した後、該混練砂にトチエチルアミン
    ガスを通過させ該混練砂を硬化させて鋳型を造型するよ
    うにしたコールドボックス法において、前記吹込み用圧
    縮空気に、所定量のレジン用有機溶剤を混入せしめるこ
    とを特徴とするコールドボックス法。
  2. 【請求項2】レジン含有の混練砂を圧縮空気により型の
    キャビティに充填した後、該混練砂にトチエチルアミン
    ガスを通過させ該混練砂を硬化させて鋳型を造型するよ
    うにしたコールドボックス法における混練砂吹込み装置
    において、前記混練砂を圧縮空気により噴出するブロー
    ヘッド(1)を、有機溶剤混入機構(14)および開閉弁
    (15)を介して圧縮空気源に連通接続したことを特徴と
    するコールドボックス法における混練砂吹込み装置
JP63226068A 1988-09-09 1988-09-09 コールドボックス法およびその混練砂吹込み装置 Expired - Lifetime JP2556735B2 (ja)

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JPH0275441A JPH0275441A (ja) 1990-03-15
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