JP2556640C - - Google Patents
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、自動演奏装置に関し、特に自動演奏の早送りの制御に関する。
【0002】
【従来技術】
従来、自動演奏装置は、大体次のような構成となっている。すなわち、楽音情
報と時間情報との組み合せを複数組シーケンスメモリに記憶しておき、この楽音
情報と時間情報との組み合せを読み出す。一方、時間の進行を刻むタイムカウン
タを設け、このタイムカウンタに一定周波数のクロック信号を送る。そして、こ
のタイムカウンタのタイムカウント値と、上記読み出された楽音情報と時間情報
との組み合せの時間情報とを比較し、タイムカウント値が時間情報により大きく
なれば、楽音情報と時間情報との組み合せの楽音情報に基づいた処理、例えば発
音/消音の処理を行う。さらに、この処理の後、次の楽音情報と時間情報との組
み合せを読み出して、上述の処理を繰り返す。
【0003】
ここで、このような自動演奏の早送りを行う装置には、従来、以下のような2
つのものがある。まず、図9に示すように、通常の低い周波数のクロック信号を
発振出力する低速クロックジェネレータ91と、高い周波数のクロック信号を発
振出力する高速クロックジェネレータ92とを設ける。そして、これら低周波ク
ロック信号と、高周波クロック信号とを、切換回路93を介して、バスラインを
通じ、上記タイムカウンタ94に送り込む。切換回路93では、早送りの指示が
あったとき高周波クロック信号が選択され、早送りの指示がないとき低周波クロ
ック信号が選択される。これにより、早送りの指示があれば、タイムカウンタ9
4が高速でインクリメントされ、この結果自動演奏の進行が速くなる。
【0004】
また、図10に示すように、クロックジェネレータ95より発振出力されたク
ロック信号を分周器96に入力して、通常の低周波クロック信号と高周波クロッ
ク信号に変換する。そして、これら低周波クロック信号と、高周波クロック信号
とを、切換回路97を介して、バスラインを通じ、上記タイムカウンタ94に送
り込む。切換回路97では、早送りの指示があったとき高周波クロック信号が選
択され、早送りの指示がないとき低周波クロック信号が選択される。これにより
、同様に早送りの指示があれば、タイムカウンタ94が高速でインクリメントさ
れ、この結果自動演奏の進行が速くなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の2つの装置では、通常の低周波クロック信号のほか、高
調波クロック信号も出力しなければならず、複数のクロックジェネレータ91、
92または分周器96が必要であり、回路構成が複雑となり、コストアップの原
因となっていた。
【0006】
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、高周波クロッ
ク信号を発生する回路が不要であり、回路構成を複雑にすることなく、自動演奏
の早送りを行うことができる自動演奏装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、時間の進行を示す進行時間データをよ
り大きな変換時間データ値に変換し、このデータに応じて自動演奏を行うように
したものである。上記変換は、例えば、進行時間データに対応させて上記変換時
間データを記憶しておいて、これを読み出したり、上記進行時間データの変化の
レートをより大きくなる演算を行ったり、通常の演奏時の方で進行時間データを
より小さな値に変換したり、自動演奏情報の中の時間情報の方を小さい値に変換
したりすることである。すなわち、本発明は、自動演奏情報内の時間情報に対し
て、進行時間データの変化レートを相対的に大きくしたものである。
【0008】
【作用】
これにより、進行時間データまたは自動演奏情報の時間情報を変換するだけで
済み、高周波クロック信号を発生する回路が不要となり、従って回路構成をシン
プルにすることができる。
【0009】
【実施例】
1.全体回路
図1は、自動演奏ピアノの自動演奏装置の全体回路を示す。パネルスイッチ群
1では、後述する自動演奏の制御指示等が行われる。このパネルスイッチ群1の
各キーの操作内容を示すキーデータは、入出力インターフェイス2に一時記憶さ
れ、バスライン3を介して、CPU5に与えられ、操作キーに応じた処理が実行
される。上記キーデータは、例えばパネルスイッチ群1のキー数と同じビット数
を有し、操作キーに応じたビットが“1”となる。このパネルスイッチ群1は、
オンキーを通じて電圧源からハイレベル信号が出力されるものでも、サンプリン
グ信号によってキースキャンを行うものでもよい。上記バスライン3を介して、
データ、情報、アドレスデータ等が送られる。
【0010】
ディスプレイ4には、CPU5等からバスライン3、入出力インターフェイス
2を介して送られてきた表示データが入力されて、表示が行われる。この表示デ
ータは、上記パネルスイッチ群1の操作内容やCPU5の処理内容、演奏時間等
を示す。フロッピーディスク8には、自動演奏情報APIが記憶されており、こ
の自動演奏情報APIは、各曲ごとまたは全曲、フロッピーディスクドライバ9
を介して、入出力インターフェイス2、バスライン3を通じて、RAM6にロー
ドされ、自動演奏が行われる。また、逆にRAM6内の自動演奏情報APIがフ
ロッピーディスク8にセーブされることもある。フロッピーディスク8は、RA
M/ROMカード、磁気テープ、磁気ディスク、光ディスク等で代用できる。
【0011】
RAM6には、この自動演奏情報APIのほか、CPU5の処理した各種デー
タも記憶される。このRAM6内には、タイムカウンタ10も形成されている。
このタイムカウンタ10は、クロックジェネレータ11から発生されるクロック
信号φに応じてインクリメントされ、進行時間データPTのカウントが行われる
。すなわち、クロック信号φは、CPU5に与えられ、クロック信号φがハイレ
ベルになるごとに、後述するインタラプト処理が実行され、この処理でタイムカ
ウンタ10が+1される。
【0012】
このタイムカウンタ10は、クロックジェネレータ11に連結させて、直接ク
ロック信号φに応じてインクリメントされるようにしてもよい。このクロックジ
ェネレータ11からのクロック信号φの周波数は一定である。しかし、パネルス
イッチ群1においてセットされたテンポデータに応じたものとすることも可能で
ある。これに応じて、通常の自動演奏の速さ及び自動演奏の早送りの速さも設定
テンポに応じて変化する。
【0013】
ROM7には、後述するフローチャートに対応し、かつCPU5が実行するプ
ログラム、その他の処理に応じたプログラムが記憶されている。このROM7内
には、拡大変換時間テーブル12a、通常変換時間テーブル12bも形成されて
いる。拡大変換時間テーブル12aには、上記タイムカウンタ10の進行時間デ
ータPTをより大きな値に変換した拡大変換時間データECTが多数記憶されて
いる。通常の自動演奏は、タイムカウンタ10の進行時間データPTを通常変換
時間テーブル12bで変換した通常変換時間データNCTに基づいて実行される
が、自動演奏の早送りは、この進行時間データPTを拡大変換時間テーブル12
aで変換した拡大変換時間データECTに基づいて実行される。
【0014】
ソレノイド14は、自動演奏ピアノの各鍵、各ペダルの下に設けられており、
このソレノイド14…が起動すると、ピアノの鍵、ペダルがオンされ、同ソレノ
イド14…が停止すると、該鍵、ペダルがオフされる。上記RAM6内の自動演
奏情報APIは、CPU5によって読み出され、ソレノイドドライバ13に送ら
れ、上記ソレノイド14の駆動/停止が行われる。これにより、ピアノの自動演
奏が行われる。
【0015】
上記パネルスイッチ群1には、リワインドキー21、プレイキー22、フォワ
ードキー23、レコードキー24及びストップキー25が設けられている。リワ
インドキー21は、自動演奏の早戻しを指示するキーである。プレイキー22は
、通常の自動演奏を指示するキーである。フォワードキー23は、自動演奏の早
送りを指示するキーである。レコードキー24は自動演奏情報APIの記録を指
示するキーである。ストップキー25は、自動演奏の停止を指示するキーである
。
【0016】
このパネルスイッチ群1には、他に図示しないがロードキー、セーブキー、パ
ワーキー等も設けられている。ロードキーは、フロッピーディスク8の自動演奏
情報APIをRAM6へのロードを指示するキーであり、セーブキーは、RAM
6の自動演奏情報APIをフロッピーディスク8へのセーブを指示するキーであ
る。このほか、パネルスイッチ群1には、テンポ設定のためのキー群、選曲のた
めのキー群等も設けられている。
【0017】
2.自動演奏情報API
図2は、上記フロッピーディスク8またはRAM6に記憶されている自動演奏
情報APIを示している。自動演奏情報APIはヘッダーHD、楽音情報MI及
び時間情報TIの組合せ複数分よりなっている。楽音情報MIは、さらにキーナ
ンバデータKNとタッチデータTCよりなっている。ヘッダーHDは、1組分の
楽音情報MI及び時間情報TIの識別データである。
【0018】
キーナンバデータKNは、自動演奏ピアノの鍵盤の各鍵を示すナンバデータで
あり、音高を示している。このキーナンバデータKNは、キーオン(“1”)、
キーオフ(“0”)を示すデータも含んでいる。このキーナンバデータKNの代
りに、各ペダルのオン/オフを示すデータが記憶されることもある。タッチデー
タTCは、ベロシティデータとも呼ばれ、上記鍵のオン/オフの強さまたは速さ
を示すデータである。時間情報TIは、上記楽音情報MIを実行するタイミング
を示す情報である。これら楽音情報MI及び時間情報TIは演奏順にフロッピー
ディスク8に記憶されている。
【0019】
また、自動演奏情報API内には、基準時間情報STもいくつか記憶されてい
る。基準時間情報STは、図8下方に示すように、上記時間情報TIの基準“0
”ポイントであり、時間情報TIはこのポイントからの経過時間を示している。
すなわち、時間情報TIは相対時間ではなく絶対時間を示す。基準時間情報ST
は、バーマークデータで置き換えることもできる。バーマークデータは、小節の
区切りを示す。
【0020】
上記基準時間情報STは、所定時間間隔ごと、例えばタイムカウンタ10のカ
ウント値“100”ごとであって、500ミリ秒間隔ごとに読み出され実行され
る。このとき、タイムカウンタ10は“0”にクリアされ、演奏時間データが+
0.5される。この基準時間情報STは、ヘッダーHDと3つのダミーデータと
からなっている。このヘッダーHDが基準時間情報STであることを示している
。基準時間情報STのヘッダーHDのデータ形式は、上記楽音情報MIのヘッダ
ーHDのデータ形式と異なる。この自動演奏情報APIには、他に曲名データ、
曲番データ、テンポデータ、ビットデータ、エフェクトデータ等を含めることも
できる。
【0021】
3.RAM6
図3は、RAM6内の各種レジスタを示す。すなわち、RAM6内には、モー
ドフラグレジスタ31、シーケンスバッファレジスタ32、変換時間レジスタ3
3、アドレスポイントレジスタ34、上述のタイムカウンタ10が形成されてい
る。モードフラグレジスタ31には、上記リワインドキー21、プレイキー22
、フォワードキー23、レコードキー24、ストップキー25の各オンを示すフ
ラグデータが記憶される。このフラグデータは、各キー21〜25に対応したビ
ットにセットされる“1”である。
【0022】
シーケンスバッファレジスタ32には、自動演奏情報APIの中の順次読み出
される1組の楽音情報MI及び時間情報TIが一時記憶される。変換時間レジス
タ33には、後述する拡大変換時間データECTまたは通常変換時間データNC
Tが記憶される。アドレスポイントレジスタ34には、RAM6内の自動演奏情
報APIのアクセス番地を示すアドレスデータADが記憶される。
【0023】
4.拡大変換時間テーブル12a
図4は、上記ROM7の拡大変換時間テーブル12aを示す。拡大変換時間テ
ーブル12aの“0000”、“0001”、“0002”、“0003”…“
0010”番地に、“09”、“19”、“29”、“39”…“100”の拡
大変換時間データECTが記憶されている。この“0000”、“0001”、
“0002”…“0010”のアドレスデータは、上記進行時間データPTに対
応しており、進行時間データPTはこの拡大変換時間テーブル12aで、より大
きな値、すなわち(10倍+9)の値である、“09”、“19”、“29”…
“100”の拡大変換時間データECTに変換される。
【0024】
自動演奏の早送り時には、自動演奏情報APIの時間情報TIが拡大変換時間
データECTと比較されて自動演奏が行われ、通常の自動演奏時には、時間情報
TIが後述する通常変換時間データNCTと比較されて自動演奏が行われる。な
お、拡大変換時間テーブル12aの拡大変換時間データECTは、上述のものに
限られず、例えば、“08”、“16”、“24”、“32”…や、“10”、
“18”、“26”、“34”、“42”…等でもよい。また、拡大変換時間デ
ータECTは、“00”〜“100”の値をとるが、基準時間情報STが“10
0”以外の間隔で記憶されれば、この範囲以外の値をとることもできる。さらに
、12個以上、10個以下のの拡大変換時間データECTを自動演奏情報API
に記憶してもよい。
【0025】
5.通常変換時間テーブル12b
図5は、ROM7の通常変換時間テーブル12bを示す。通常変換時間テーブ
ル12bの“0000”、“0001”、“0002”、“0003”…“01
00”番地に、“00”、“01”、“02”、“03”…“100”の通常変
換時間データNCTが記憶されている。この“0000”、“0001”、“0
002”…“0100”のアドレスデータは、上記進行時間データPTに対応し
ており、この進行時間データPTは、この通常変換時間テーブル12bで、通常
変換時間データNCTに変換される。
【0026】
図5の例では、通常変換時間データNCTは進行時間データPTと等しく、通
常変換時間テーブル12bを使わず、進行時間データPTをそのまま通常変換時
間データNCTとして使うことができる。しかし、図5に示す通常変換時間デー
タNCTを、進行時間データPTに対して、値を変化させる場合には、通常変換
時間テーブル12bは必要である。例えば、“01”、“02”、“03”、“
04”、“05”、“06”…“10”、“11”…の進行時間データPTに対
して、例えば、“00”、“00”、“01”、“01”、“02”、“02”
…“05”、“05”…の通常変換時間データNCT、“02”、“04”、“
06”、“08”、“10”、“12”…“20”、“22”…の通常変換時間
データNCTに変換する場合等である。
【0027】
なお、通常変換時間データNCTの方を、進行時間データPTからより小さな
値に変換したものとし、拡大変換時間データECTの方を、進行時間データPT
をそのまま用いるか、または進行時間データPTに近い値に変換したものとして
もよい。この場合、上記クロック信号φの周波数をアップすれば、同様に、通常
の自動演奏と自動演奏の早送りとを切り換えることができる。
【0028】
6.インタラプト処理
図6は、CPU5によって実行されるインタラプト処理のフローチャートを示
す。この処理では、タイムカウンタ10の進行時間データPTが順次インクリメ
ントされ(ステップ12)、自動演奏の早送り中ならば、進行時間データPTが
拡大変換時間データECTに変換され(ステップ15)、通常の自動演奏中なら
ば進行時間データPTが通常変換時間データNCTに変換される(ステップ19
)。この処理は、クロックジェネレータ11からCPU5に与えられる、クロッ
ク信号φがハイレベルになるごとに実行される。
【0029】
この処理では、まず自動演奏中か否かが判別される(ステップ11)。この判
別は、モードフラグレジスタ31内のプレイキー22またはフォワードキー23
の対応ビットが“1”か否かに基づいて行われる。次いで、タイムカウンタ10
が+1され(ステップ12)、フォワードキー23がオンされたか否かが判別さ
れる(ステップ13)。この判別は、モードフラグレジスタ31内のフォワード
キー23の対応ビットが“1”か否かに基づいて行われる。
【0030】
フォワードキー23がオンされていれば、タイムカウンタ10の進行時間デー
タPTが読み出され(ステップ14)、拡大変換時間テーブル12aで拡大変換
時間データECTに変換され(ステップ15)、変換時間レジスタ33にセット
される(ステップ16)。これにより、タイムカウンタ10の進行時間データP
Tがインタラプト処理ごとに+1され、進行時間データPTが(10倍+9)の
大きさに拡大される。
【0031】
また、上記ステップ13で、プレイキー22がオンされていれば、タイムカウ
ンタ10の進行時間データPTが読み出され(ステップ18)、通常変換時間テ
ーブル12bで通常変換時間データNCTに変換されて(ステップ19)、変換
時間レジスタ33にセットされ(ステップ16)、その他の処理が実行されて(
ステップ20)、元の処理にリターンされる。これにより、タイムカウンタ10
の進行時間データPTがインタラプト処理ごとに+1され、進行時間データPT
は拡大されず、そのままの値で処理される。
【0032】
ここで、ステップ13のモードフラグレジスタ31のリワインドキー21のフ
ラグデータの判別処理は、拡大変換時間テーブル12aを選択するか通常変換時
間テーブル12bを選択するか、すなわち拡大変換時間データECTと通常変換
時間データNCTとを切換選択する役目を果している。
【0033】
なお、上記ステップ19で、進行時間データPTを通常変換時間テーブル12
bで通常変換時間データNCTに変換せず、進行時間データPTをそのまま変換
時間レジスタ33にセットしてもよい。
【0034】
また、上記ステップ15では、進行時間データPTを拡大変換時間テーブル1
2aで変換するのではなく、進行時間データPTに“1”以上の値、例えば“9
”を乗算してもよいし、クロック信号φがハイレベルになるごとに進行時間デー
タPTを+9してもよい。そうすれば、拡大変換時間テーブル12aは不要とな
る。
【0035】
さらに、通常変換時間テーブル12bに記憶される通常変換時間データNCT
は、進行時間データPTをより小さくする値、例えば進行時間データPTを“1
/9”にしたものとしてもよいし、ステップ19で、進行時間データPTに“1
”以下の値、例えば“1/9”を乗算してもよいし、クロック信号φがハイレベ
ルになるごとに進行時間データPTに“1/9”を加算してもよい。このような
進行時間データPTに対して演算するにあたり、後述するステップ01でタイム
カウンタ10をクリアしないようにしてもよい。
【0036】
7.自動演奏処理
図7は、CPU5によって実行される自動演奏処理のフローチャートを示す。
この処理では、自動演奏情報APIが読み出され(ステップ06、02)、基準
時間情報STが読み出されれば待機し(ステップ03、04)、楽音情報MIと
時間情報TIとが読み出されれば、時間情報TIに応じたタイミングでイベント
が実行される(ステップ07、08)。この場合、ステップ07の拡大変換時間
データECTは通常変換時間データNCTより大きく拡大されているので、それ
だけ速くイベントが実行される。
【0037】
この処理は、メインルーチンの中のキー処理において、上記プレイキー22ま
たはフォワードキー23のオンによりスタートされる。メインルーチンは、パワ
ーキーのオンによりスタートされ、イニシャライズ処理の後、キー処理が繰り返
される。イニシャライズ処理では、RAM6、入出力インターフェイス2、ソレ
ノイドドライバ13内の全データのクリア等が行われる。この場合、自動演奏情
報APIのRAM6へのロード先の先頭番地が“00…0”でなければ、RAM
6のアドレスポイントレジスタ34のアドレスデータADは、この先頭番地と同
じ値とされる。
【0038】
まず、プレイキー22がオンされると、イニシャライズ処理が行われる(ステ
ップ01)。このイニシャライズ処理では、RAM6のタイムカウンタ10、変
換時間レジスタ33、モードフラグレジスタ31等がクリアされ、モードフラグ
レジスタ31のプレイキー22の対応ビットに“1”のフラグデータがセット等
される。
【0039】
また、フォワードキー23がオンされても、イニシャライズ処理が行われる(
ステップ01)。このイニシャライズ処理では、タイムカウンタ10、変換時間
レジスタ33、モードフラグレジスタ31等がクリアされ、モードフラグレジス
タ31のフォワードキー23の対応ビットに“1”のフラグデータがセット等さ
れる。上記タイムカウンタ10は、クロックジェネレータ11よりCPU5に与
えられるクロック信号φがハイレベルになるごとに+1される。この+1は、上
記インタラプト処理の中の1つとして行われる。
【0040】
次いで、上記アドレスポイントレジスタ34のアドレスデータADで指定され
るRAM6内の自動演奏情報APIの情報が読み出され、シーケンスバッファレ
ジスタ32にセットされる(ステップ02)。ここで、基準時間情報STが読み
出されれば(ステップ03)、上記拡大変換時間データECTまたは上記通常変
換時間データNCTが“100”になるまで、すなわち、基準時間情報STに応
じたタイミングになるまで待機される(ステップ04)。拡大変換時間データE
CTまたは通常変換時間データNCTは、上記ステップ16で変換時間レジスタ
33にセットされている。変換時間データECT、NCTが“100”になれば
、タイムカウンタ10がクリアされ(ステップ05)、演奏時間データが+0.
5され、アドレスポイントレジスタ34が+4される(ステップ06)。
【0041】
また、上記ステップ02で、楽音情報MI及び時間情報TIが読み出されれば
、この時間情報TIと上記拡大変換時間データECTまたは上記通常変換時間デ
ータNCTとが比較される(ステップ07)。変換時間データECT、NCTの
方がまだ小さければ、そのまま待機する。時間が経過して変換時間データECT
、NCTが時間情報TI以上になれば、シーケンスバッファレジスタ32内の楽
音情報MIに応じたイベントが実行されることになる(ステップ08)。そして
、アドレスポイントレジスタ34が+4される(ステップ06)。
【0042】
この場合、フォワードキー23がオンされていれば、上記ステップ15でタイ
ムカウンタ10の進行時間データPTが(10倍+9)の大きさに拡大されてい
るので、ステップ07で、拡大変換時間データECTが自動演奏情報APIの時
間情報TIを越えるまでの時間が短くなり、それだけ早く次のイベントへ進んで
いくことになる。こうして、クロック信号φの周波数をアップしなくても、自動
演奏の早送りを行うことができる。
【0043】
上記イベント実行処理は、鍵やペダルを駆動することではなく、単に次のイベ
ント読み出しのための準備、演奏時間データの累算等である。鍵やペダルの駆動
は後述するステップ10の再生処理で行われる。この再生処理は自動演奏の早送
り時には、実行されない。従って、自動演奏の早送りは無音で進められる。早送
り時には、ソレノイド14の駆動が自動演奏の早送りに追従しないからである。
むろん、ステップ09の処理を省略して、自動演奏の早送り時に鍵やペダルの駆
動を行ってもよい。
【0044】
また、上記ステップ07で、時間情報TIと上記通常変換時間データNCTと
が比較されれば、この通常変換時間データNCTは進行時間データPTと同じ値
であるので、ステップ07で、通常変換時間データNCTが自動演奏情報API
の時間情報TIを越える時間が短くなることはなく、通常の自動演奏が行われる
。
【0045】
上記ステップ06の後、フォワードキー23がオンされたか否かが判別される
(ステップ09)。この判別は、モードフラグレジスタ31内のフォワードキー
23の対応ビットが“1”か否かに基づいて行われる。フォワードキー23がオ
ンされていれば、上記ステップ02に戻り、自動演奏処理が繰り返される。
【0046】
また、上記ステップ09で、プレイキー22がオンされていれば、再生処理が
実行される(ステップ10)。この再生処理は、楽音情報MIのキーナンバデー
タKNに応じたソレノイドドライバ13の入力ラインに、タッチデータTCに応
じたデータを送る処理である。これにより、キーナンバデータKNに応じた鍵ま
たはペダルが、タッチデータTCに応じた速さまたは強さで駆動される。
【0047】
上述の自動演奏処理は、ストップキー25がオンされると、この自動演奏処理
に応じたプログラムの読み出しが無条件で停止され、処理が終了する。なお、シ
ーケンスバッファレジスタ32、アドレスポイントレジスタ34は、パワーキー
のオンでクリアされ、プレイキー22、フォワードキー23、リワインドキー2
1、ストップキー25のオンではクリアされない。むろん、これらのキー21、
22、23、25のオンでクリアしてもよい。そうすると、これらのキー21、
22、23、25の操作に応じた処理は曲の先頭または末尾から実行される。
【0048】
また、上記ステップ03とステップ07との間で、次のような処理を実行して
もよい。すなわち、ステップ09と同じくフォワードキー23のオン/オフが判
別され、フォワードキー23がオンされていれば、ステップ02で読み出された
時間情報TIが、より小さな値に変換され、プレイキー22がオンされていれば
、なにもせずステップ07に進む。
【0049】
この時間情報TIの変換は、拡大変換時間テーブル12aと同じ構成であって
、時間情報TIをより小さくした値を記憶したメモリを使ってもよいし、時間情
報TIに“1”以下の値、例えば“1/9”を乗算してもよい。この場合でも、
同じように、自動演奏の早送りを行うことができる。なお、プレイキー22がオ
ンされていれば、時間情報TIを通常変換時間テーブル12bで変換して、ステ
ップ07に進むようにしてもよい。
【0050】
図7の自動演奏処理は、ストップキー25がオンされるまで繰り返し実行され
る。しかし、フォワードキー23またはプレイキー22がオンされたときのみ図
7の処理を行い、ステップ07で“NO”ならば、次に処理へリターンしてもよ
い。この場合、上述のインタラプト処理のステップ16の後に、ステップ02に
入り、ステップ02〜10の処理が行われ、この中のステップ07で“NO”な
らば、元の処理へリターンされる。
【0051】
また、図7の自動演奏処理は次のような内容で実行することも可能である。上
記ステップ07で“NO”ならば、図6のインタラプト処理のステップ13〜1
6、18〜19の処理を行い、ステッブ07に戻る。そうすれば、インタラプト
処理は不要になる。ただし、ステップ12のタイムカウンタ10のインクリメン
ト処理だけは必要である。
【0052】
7.自動演奏の早送りの例
図8は、自動演奏の早送りの例を示している。図中、“e1”、“e2”…は
、楽音情報MIを示し、“ST”は基準時間情報STを示している。いま、楽音
情報MI、基準時間情報STが、図8の下方に示すように、絶対時間方式で記憶
されている。図8の“e1”、“e2”、“e3”の楽音情報MIが通常の自動
演奏で実行され、A地点でフォワードキー23がオンされたとする。
【0053】
すると、ソレノイドドライバ13へ送られていたデータはすべてクリアされて
、鍵、ペダルはオフ状態となり、変換時間レジスタ33とタイムカウンタ10が
クリアされる(ステップ01)。このとき、“e4”の楽音情報MIがシーケン
スバッファレジスタ32にセットされて、実行タイミングの到来を待っている。
【0054】
そして、“00”にクリアされたタイムカウンタ10の進行時間データPTは
、拡大変換時間テーブル12aで“09”の拡大変換時間データECTに変換さ
れる(ステップ15)。すると、“e4”の時間情報TIは“8”であるから(
ステップ07)、直ちに“e4”の楽音情報MIが実行され(ステップ08)、
次の“e5”の楽音情報MI及び時間情報TIが読み出される(ステップ02)
。この“e5”の時間情報TIは“9”であるから(ステップ07)、やはり直
ちに“e5”の楽音情報MIも実行される(ステップ08)。こうして、“e4
”、“e5”の楽音情報MIが続けて実行される。
【0055】
次に、タイムカウンタ10の進行時間データPTが“01”になると、この進
行時間データPTは拡大変換時間テーブル12aで“19”の拡大変換時間デー
タECTに変換される(ステップ15)。すると、同様にして“e6”、“e7
”、“e8”、“e9”の楽音情報MIが続けて実行される(ステップ07、0
8、06、02)。こうして、クロック信号φの周波数をアップしなくても、自
動演奏の早送りを行うことができる。
【0056】
次いで、図8のB地点でプレイキー22がオンされたとする。すると、ソレノ
イドドライバ13へ送られていたデータはすべてクリアされて、鍵、ペダルはオ
フ状態となり、変換時間レジスタ33とタイムカウンタ10がクリアされる(ス
テップ01)。このとき、“e10”の楽音情報MIがシーケンスバッファレジ
スタ32にセットされて、実行タイミングの到来を待っている。
【0057】
そして、タイムカウンタ10の進行時間データPTは“00”にクリアされて
おり、シーケンスバッファレジスタ32には“e10”の“21”の時間情報T
Iがセットされているので、進行時間データPTが“21”になるまで、何の楽
音情報MIも実行されない。進行時間データPTが“21”になったとき(ステ
ップ07)、“e10”の楽音情報MIが実行され(ステップ08)、次の“e
11”の楽音情報MI及び時間情報TIが読み出される(ステップ02)。この
後、通常の自動演奏が続けられる。
【0058】
図8の例では、基準時間情報STを越えて自動演奏の早送りを行わず、短い区
間についての早送りであるが、基準時間情報STを越えて自動演奏の早送りを行
うことももちろん可能である。
【0059】
なお、このような自動演奏の早送りは、図8の下方の絶対時間方式で記憶され
た自動演奏情報APIについてのみ実行することができる。しかし、図8の上方
の相対時間方式で記憶された自動演奏情報APIについて、上述の自動演奏がで
きないことはない。この場合、相対時間方式の時間情報TIを、ステップ02で
の読み出しごとに累算していき、この累算時間情報TIと拡大変換時間データE
CTまたは通常変換時間データNCTとをステップ07で比較していくことにな
る。そして、図7のステップ03〜05の処理は省略される。
【0060】
本発明は上記実施例に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更
可能である。例えば、本発明は、電子楽器に適用することも可能である。この場
合、ステップ08の楽音情報MIの実行処理では、楽音情報MIをトーンジェネ
レータまたはMIDIインターフェイスへ送る。また、フロッピーディスク8の
自動演奏情報APIは、自動演奏ピアノの鍵操作により、キーセンサで検出され
る信号を記憶したものや、コンピュータにより、入力されたデータであってもよ
い。
【0061】
さらに、上記ステップ15、19で進行時間データPTを変換するにあたり、
特定の演算式に基づいて変換してもよい。この演算式は、例えば、ECT=a(
PT)±b、a(PT)2 ±b、b/{a(PT)}(a、b:定数、PT:進
行時間データ、ECT:拡大変換時間データ)である。このほか、自動演奏情報
APIは、フロッピーディスク8及びRAM6以外に、RAM/ROMカード、
磁気テープ、磁気ディスク、光ディスク等に記憶してもよい。
【0062】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明は、時間の進行を示す進行時間データをより大き
な変換時間データ値に変換し、このデータに応じて自動演奏を行うようにしたも
のである。この変換は、例えば、進行時間データに対応させて上記変換時間デー
タを記憶しておいて、これを読み出したり、上記進行時間データの変化のレート
をより大きくなる演算を行ったり、通常の演奏時の方で進行時間データをより小
さな値に変換したり、自動演奏情報の中の時間情報の方を小さい値に変換したり
することである。従って、進行時間データまたは自動演奏情報の時間情報を変換
するだけで済み、高周波クロック信号を発生する回路が不要となり、この結果、
回路構成をシンプルにすることができる等の効果を奏する。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to an automatic performance device, and more particularly, to fast forward control of an automatic performance. 2. Description of the Related Art Conventionally, an automatic performance device generally has the following configuration. That is, musical tone
Combination of information and time information is stored in the sequence memory
Read the combination of information and time information. On the other hand, a time counter that tracks the progress of time
A clock signal having a constant frequency is sent to the time counter. And this
The time count value of the time counter, and the read tone information and time information.
Compare the time information of the combination with
If possible, a process based on the tone information of the combination of the tone information and the time information, for example,
Performs sound / silence processing. Further, after this processing, the set of the next tone information and time information is set.
The combination is read out and the above processing is repeated. Here, there are conventionally two types of devices for performing such fast forward of an automatic performance as described below. First, as shown in FIG. 9, a normal low frequency clock signal is
A low-speed clock generator 91 that oscillates and outputs a high-frequency clock signal
And a high-speed clock generator 92 that outputs the clock. And these low frequency
The lock signal and the high frequency clock signal are connected to the bus line via the switching circuit 93.
Then, the data is sent to the time counter 94. In the switching circuit 93, a fast-forward instruction is issued.
The high-frequency clock signal is selected when there is a
The lock signal is selected. Thus, if there is a fast-forward instruction, the time counter 9
4 is incremented at a high speed, so that the automatic performance progresses faster. As shown in FIG. 10, the clock output from the clock generator 95
The lock signal is input to a frequency divider 96, and a normal low frequency clock signal and a high frequency clock signal are input.
To a signal. Then, these low frequency clock signal and high frequency clock signal
Is transmitted to the time counter 94 via the switching circuit 97 and the bus line.
Embed. The switching circuit 97 selects a high-frequency clock signal when a fast-forward instruction is given.
Is selected and a low-frequency clock signal is selected when there is no instruction for fast-forward. This
Similarly, if there is a fast-forward instruction, the time counter 94 is incremented at a high speed.
As a result, the automatic performance progresses faster. However, in the above two devices, in addition to a normal low frequency clock signal,
A harmonic clock signal must also be output, and a plurality of clock generators 91,
92 or a frequency divider 96 are required, which complicates the circuit configuration and increases the cost.
Was the cause. The present invention has been made to solve the above-described problem, and has been made in consideration of a high-frequency clock.
No need for a circuit that generates a
It is an object of the present invention to provide an automatic performance device capable of fast-forwarding. [0007] In order to achieve the above object, the present invention provides a method for generating progress time data indicating time progress.
Is converted to a larger conversion time data value, and automatic performance is performed according to this data.
It was done. The conversion is performed, for example, at the time of the conversion in accordance with the progress time data.
Data is stored and read out or the change of the progress time data is stored.
Perform calculations to increase the rate, or record the progress time data during normal performance.
Convert to a smaller value, or convert time information in automatic performance information to a smaller value
Or to do. That is, the present invention relates to the time information in the automatic performance information.
Thus, the change rate of the progress time data is relatively increased. [0008] Thus, only by converting the time information of the progress time data or the automatic performance information,
This eliminates the need for a circuit for generating a high-frequency clock signal, thus simplifying the circuit configuration.
Can be pulled. DETAILED DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS Overall Circuit FIG. 1 shows the overall circuit of an automatic performance device for an automatic performance piano. Panel switch group
In step 1, an automatic performance control instruction, which will be described later, is performed. This panel switch group 1
Key data indicating the operation contents of each key is temporarily stored in the input / output interface 2.
Is given to the CPU 5 via the bus line 3 to execute a process corresponding to the operation key.
Is done. The key data has the same number of bits as the number of keys of the panel switch group 1, for example.
And the bit corresponding to the operation key becomes “1”. This panel switch group 1
Even if a high-level signal is output from the voltage source through the on-key,
A key scan may be performed by a switching signal. Via the bus line 3
Data, information, address data, etc. are sent. The display 4 receives display data sent from the CPU 5 or the like via the bus line 3 and the input / output interface 2 to perform display. This display data
The data includes the operation contents of the panel switch group 1, the processing contents of the CPU 5, the performance time, and the like.
Is shown. The floppy disk 8 stores automatic performance information API.
The automatic performance information API of each song or all songs, the floppy disk driver 9
To the RAM 6 through the input / output interface 2 and the bus line 3
And an automatic performance is performed. Conversely, the automatic performance information API in the RAM 6 is
The data may be saved on the floppy disk 8. The floppy disk 8
An M / ROM card, a magnetic tape, a magnetic disk, an optical disk, or the like can be used instead. The RAM 6 stores various data processed by the CPU 5 in addition to the automatic performance information API.
Data is also stored. A time counter 10 is also formed in the RAM 6.
This time counter 10 is a clock generated by a clock generator 11.
Incremented according to the signal φ, and the progress time data PT is counted.
. That is, the clock signal φ is supplied to the CPU 5, and the clock signal φ
Each time it reaches the bell, an interrupt process, described later, is executed.
The counter 10 is incremented by one. The time counter 10 is connected to a clock generator 11 to directly
The value may be incremented according to the lock signal φ. This clock
The frequency of the clock signal φ from the generator 11 is constant. But the Panels
It is also possible to make it correspond to the tempo data set in switch group 1.
is there. According to this, the speed of normal automatic performance and the speed of fast forward of automatic performance are also set.
It changes according to the tempo. The ROM 7 has a program corresponding to a flowchart described later and executed by the CPU 5.
Programs and programs corresponding to other processes are stored. In this ROM7
Also includes an enlarged conversion time table 12a and a normal conversion time table 12b.
I have. The enlarged conversion time table 12a stores the progress time data of the time counter 10 described above.
A large number of enlarged conversion time data ECT obtained by converting the data PT to a larger value are stored. In the normal automatic performance, the progress time data PT of the time counter 10 is normally converted.
It is executed based on the normal conversion time data NCT converted by the time table 12b.
However, the fast-forward of the automatic performance is performed by adding the progress time data PT to the enlarged conversion time table 12.
This is executed based on the enlarged conversion time data ECT converted in a. The solenoid 14 is provided below each key and each pedal of the automatic performance piano.
When the solenoids 14 are activated, the keys and pedals of the piano are turned on, and the solenoids are turned on.
When the id 14 stops, the key and the pedal are turned off. Automatic performance in the RAM 6
The performance information API is read by the CPU 5 and sent to the solenoid driver 13.
Then, the solenoid 14 is driven / stopped. This allows automatic performance of the piano
A performance is performed. The panel switch group 1 includes a rewind key 21, a play key 22, a forward key
A record key 23, a record key 24, and a stop key 25 are provided. Liwa
The Indian key 21 is a key for instructing fast rewind of automatic performance. Play key 22
Is a key for instructing a normal automatic performance. The forward key 23 is used to
It is a key for instructing feeding. The record key 24 points to recording of the automatic performance information API.
Key to show. The stop key 25 is a key for instructing the stop of the automatic performance.
. The panel switch group 1 includes a load key, a save key, and a
A work key is also provided. The load key is the automatic performance of the floppy disk 8.
A key for instructing the loading of the information API into the RAM 6, and a save key for the RAM 6.
Key for instructing the automatic performance information API 6 to be saved to the floppy disk 8.
You. In addition, the panel switch group 1 includes keys for setting the tempo,
Key group and the like are also provided. [0017] 2. FIG. 2 shows the automatic performance information API stored in the floppy disk 8 or the RAM 6. Automatic performance information API includes header HD, music information MI and
And a plurality of combinations of time information TI. The music information MI is further
Number data KN and touch data TC. Header HD is for one set
This is identification data of the musical sound information MI and the time information TI. The key number data KN is number data indicating each key of a keyboard of an automatic performance piano.
Yes, indicating pitch. This key number data KN includes key-on (“1”),
It also includes data indicating key-off ("0"). This key number data KN
Alternatively, data indicating on / off of each pedal may be stored. Touch day
The TC is also called velocity data, and is the strength or speed of the key on / off.
Is the data indicating The time information TI is a timing at which the tone information MI is executed.
Is information indicating These tone information MI and time information TI are stored in a floppy
It is stored on the disk 8. Further, some reference time information ST is also stored in the automatic performance information API.
You. As shown in the lower part of FIG. 8, the reference time information ST includes a reference “0” of the time information TI.
And the time information TI indicates the elapsed time from this point.
That is, the time information TI indicates not the relative time but the absolute time. Reference time information ST
Can be replaced with bar mark data. The bar mark data is
Indicates a break. The reference time information ST is stored at predetermined time intervals, for example,
Read out and executed every 500 ms.
You. At this time, the time counter 10 is cleared to "0" and the performance time data is +
0.5. The reference time information ST includes a header HD, three dummy data,
Consists of This header HD indicates that it is the reference time information ST.
. The data format of the header HD of the reference time information ST is the header of the tone information MI.
-Differs from HD data format. The automatic performance information API further includes song name data,
Song number data, tempo data, bit data, effect data, and the like can also be included. [0021] 3. RAM 6 FIG. 3 shows various registers in the RAM 6. That is, the RAM 6
Flag register 31, sequence buffer register 32, conversion time register 3
3. The address point register 34 and the above-described time counter 10 are formed.
You. The mode flag register 31 stores the rewind key 21 and the play key 22
, Forward key 23, record key 24, and stop key 25
Lag data is stored. This flag data is stored in the video corresponding to each of the keys 21 to 25.
It is "1" set in the bit. The sequence buffer register 32 sequentially reads out the automatic performance information API.
The set of musical tone information MI and time information TI are temporarily stored. Conversion time register
The data 33 includes enlarged conversion time data ECT or normal conversion time data NC described later.
T is stored. The address point register 34 stores the automatic performance information in the RAM 6.
Address data AD indicating the access address of the report API is stored. [0023] 4. Enlarged Conversion Time Table 12a FIG. 4 shows the enlarged conversion time table 12a of the ROM 7. Enlargement conversion time
“0000”, “0001”, “0002”, “0003”... Of the cable 12a.
Address “0010” is expanded to “09”, “19”, “29”, “39”.
Large conversion time data ECT is stored. These "0000", "0001",
The address data of “0002”... “0010” corresponds to the progress time data PT.
The progress time data PT is larger in the expanded conversion time table 12a.
"09", "19", "29" ...
It is converted to the enlarged conversion time data ECT of “100”. At the time of fast forward of the automatic performance, the time information TI of the automatic performance information API indicates the enlarged conversion time.
The automatic performance is performed by comparing the data with the data ECT. At the time of the normal automatic performance, the time information TI is compared with the later-described normal conversion time data NCT to perform the automatic performance. What
Note that the expanded conversion time data ECT of the expanded conversion time table 12a is as described above.
Without limitation, for example, "08", "16", "24", "32", "10",
"18", "26", "34", "42", etc. In addition, the enlarged conversion time
The data ECT takes a value from “00” to “100”, but the reference time information ST is “10”.
If stored at intervals other than 0 ", values outside this range can be taken.
, And 12 or more and 10 or less expanded conversion time data ECT are automatically transferred to the automatic performance information API.
May be stored. [0025] 5. Normal Conversion Time Table 12b FIG. 5 shows the normal conversion time table 12b in the ROM 7. Normal conversion time table
"0000", "0001", "0002", "0003" ... "01"
At the address "00", the normal change of "00", "01", "02", "03" ... "100"
Replacement time data NCT is stored. These “0000”, “0001”, “0”
002 "..." 0100 "address data corresponds to the progress time data PT.
The progress time data PT is stored in the normal conversion time table 12b.
It is converted to conversion time data NCT. In the example of FIG. 5, the normal conversion time data NCT is equal to the progress time data PT,
The normal conversion time table 12b is not used, and the progress time data PT is used as it is during normal conversion.
It can be used as inter-data NCT. However, the normal conversion time data shown in FIG.
When the value of the data NCT is changed with respect to the progress time data PT, the normal conversion is performed.
The time table 12b is required. For example, "01", "02", "03", "
04, 05, 06,..., 10, 11,.
Then, for example, “00”, “00”, “01”, “01”, “02”, “02”
.., “05”, “05”... Normal conversion time data NCT, “02”, “04”, “
06, "08", "10", "12" ... "20", "22" ... normal conversion time
For example, the data is converted into data NCT. The normal conversion time data NCT is smaller than the progress time data PT.
The expanded conversion time data ECT is used as the progress time data PT.
As it is or converted to a value close to the progress time data PT
Is also good. In this case, if the frequency of the clock signal φ is increased,
Can be switched between automatic performance and fast forward of automatic performance. [0028] 6. FIG. 6 shows a flowchart of an interrupt process executed by the CPU 5.
You. In this process, the progress time data PT of the time counter 10 is sequentially incremented.
(Step 12), if the automatic performance is fast-forwarding, the progress time data PT
It is converted to the enlarged conversion time data ECT (step 15), and during normal automatic performance
For example, the progress time data PT is converted into the normal conversion time data NCT (step 19).
). This processing is performed by the clock supplied from the clock generator 11 to the CPU 5.
It is executed every time the clock signal φ becomes high level. In this process, it is first determined whether or not an automatic performance is being performed (step 11). This size
Another example is the play key 22 or the forward key 23 in the mode flag register 31.
Is performed based on whether or not the corresponding bit of “1” is “1”. Next, the time counter 10
Is incremented by 1 (step 12), and it is determined whether or not the forward key 23 has been turned on.
(Step 13). This determination is made by the forward flag in the mode flag register 31.
This is performed based on whether the corresponding bit of the key 23 is “1”. If the forward key 23 is turned on, the progress time data of the time counter 10
The PT is read out (step 14), and the enlargement conversion is performed using the enlargement conversion time table 12a.
Converted to time data ECT (step 15) and set in conversion time register 33
Is performed (step 16). Thereby, the progress time data P of the time counter 10
T is incremented by one for each interrupt processing, and the progress time data PT is (10 times + 9)
Expanded to size. In step 13, if the play key 22 is turned on, the time
The progress time data PT of the counter 10 is read (step 18), and the normal conversion time data PT is read.
Is converted to normal conversion time data NCT by the cable 12b (step 19).
It is set in the time register 33 (step 16), and other processing is executed (
Step 20), returning to the original process. Thereby, the time counter 10
Is incremented by one for each interrupt processing, and the progress time data PT
Is not expanded, and is processed as is. Here, the flow of the rewind key 21 of the mode flag register 31 in step 13 is executed.
The lag data determination process is performed by selecting the enlarged conversion time table 12a or by performing the normal conversion.
Select the interval table 12b, that is, expand conversion time data ECT and normal conversion
It serves to switch and select the time data NCT. In step 19, the progress time data PT is stored in the normal conversion time table 12.
In b, the progress time data PT is not converted to the normal conversion time data NCT, but is converted as it is.
It may be set in the time register 33. In step 15, the progress time data PT is stored in the enlarged conversion time table 1.
Instead of performing the conversion in 2a, the progress time data PT has a value of “1” or more, for example, “9”.
”, And each time the clock signal φ goes high,
The value PT may be +9. Then, the enlarged conversion time table 12a becomes unnecessary.
You. Further, the normal conversion time data NCT stored in the normal conversion time table 12 b
Is a value that makes the progress time data PT smaller, for example, "1"
/ 9 ”, or in step 19, the progress time data PT is set to“ 1 ”.
, For example, “1/9”, and the clock signal φ is at a high level.
Each time the number of times is reached, "1/9" may be added to the progress time data PT. When calculating such progress time data PT, the time is calculated in step 01 described later.
The counter 10 may not be cleared. [0036] 7. FIG. 7 shows a flowchart of the automatic performance processing executed by the CPU 5.
In this process, the automatic performance information API is read (steps 06 and 02),
When the time information ST is read, the process waits (steps 03 and 04), and sets the tone information MI and
If the time information TI is read, an event is generated at a timing corresponding to the time information TI.
Is executed (steps 07 and 08). In this case, the expansion conversion time in step 07
Since the data ECT is usually enlarged more than the conversion time data NCT,
The event runs as fast as possible. This processing is performed in the key processing in the main routine.
Alternatively, the operation is started by turning on the forward key 23. The main routine is power
Key processing is turned on, and key processing is repeated after initialization processing.
Is done. In the initialization processing, the RAM 6, the input / output interface 2, and the
Clearing of all data in the solenoid driver 13 is performed. In this case, the automatic performance information
If the start address of the load destination of the report API into the RAM 6 is not "00 ... 0", the RAM
6 of the address point register 34 is the same as the start address.
The same value. First, when the play key 22 is turned on, an initialization process is performed (step
01). In this initialization process, the time counter 10 of the RAM 6 is changed.
The switching time register 33, the mode flag register 31, etc. are cleared, and the mode flag
Flag data of "1" is set in the corresponding bit of the play key 22 of the register 31, etc.
Is done. Further, even if the forward key 23 is turned on, the initialization process is performed (
Step 01). In this initialization processing, the time counter 10, the conversion time register 33, the mode flag register 31 and the like are cleared, and the mode flag register
The flag data of “1” is set in the corresponding bit of the forward key 23 of the
It is. The time counter 10 is provided to the CPU 5 from the clock generator 11.
Each time the obtained clock signal φ becomes high level, it is incremented by one. This +1 is above
This is performed as one of the interrupt processing. Next, the address specified by the address data AD of the address point register 34 is
The information of the automatic performance information API in the RAM 6 is read out, and the sequence buffer
It is set in the register 32 (step 02). Here, the reference time information ST is read.
If it is issued (step 03), the expanded conversion time data ECT or the normal conversion
Until the replacement time data NCT becomes “100”, that is, according to the reference time information ST.
It waits until the same timing is reached (step 04). Enlarged conversion time data E
CT or the normal conversion time data NCT is stored in the conversion time register
33 is set. If the conversion time data ECT, NCT becomes "100"
, The time counter 10 is cleared (step 05), and the performance time data is set to +0.
5, the address point register 34 is incremented by +4 (step 06). In step 02, if the tone information MI and the time information TI are read out,
, The time information TI and the expanded conversion time data ECT or the normal conversion time data.
Is compared with the data NCT (step 07). Conversion time data ECT, NCT
If it is still smaller, just wait. Time elapses and conversion time data ECT
, NCT become equal to or greater than the time information TI,
An event corresponding to the sound information MI is executed (step 08). And
, The address point register 34 is incremented by 4 (step 06). In this case, if the forward key 23 has been turned on,
The progress time data PT of the timer 10 is expanded to (10 times + 9).
Therefore, in step 07, when the enlarged conversion time data ECT is the automatic performance information API,
The time required to exceed the interim information TI is shortened, and the next event is advanced earlier. Thus, even if the frequency of the clock signal φ is not increased,
You can fast-forward your performance. The above-described event execution processing does not involve driving a key or a pedal, but simply
Preparation for reading out the data, accumulation of performance time data, and the like. Drive keys and pedals
Is performed in a reproduction process in step 10 described later. This playback process is fast forward for automatic performance
At other times, it is not executed. Therefore, the fast forward of the automatic performance proceeds without sound. Fast forward
This is because the drive of the solenoid 14 does not follow the fast-forward of the automatic performance at the time of resumption.
Of course, the process of step 09 is omitted, and the key or pedal is driven at the time of fast forward of the automatic performance.
Action may be taken. In step 07, the time information TI and the normal conversion time data NCT are
Are compared, the normal conversion time data NCT has the same value as the progress time data PT.
Therefore, in step 07, the normal conversion time data NCT is stored in the automatic performance information API.
Time exceeding the time information TI is not shortened, and a normal automatic performance is performed.
. After step 06, it is determined whether or not the forward key 23 has been turned on.
(Step 09). This determination is based on the forward key in the mode flag register 31.
This is performed based on whether or not the corresponding bit of 23 is “1”. Forward key 23 is off
If so, the process returns to step 02, and the automatic performance process is repeated. In step 09, if the play key 22 is turned on, the reproduction process
It is executed (Step 10). This reproduction process is performed by the key number of the music information MI.
To the input line of the solenoid driver 13 corresponding to the touch data TC.
This is the process of sending the same data. As a result, the key corresponding to the key number data KN is stored.
Alternatively, the pedal is driven at a speed or intensity corresponding to the touch data TC. In the above-described automatic performance processing, when the stop key 25 is turned on, the reading of the program corresponding to the automatic performance processing is unconditionally stopped, and the processing ends. Note that
Sequence buffer register 32 and address point register 34
Is turned on, the play key 22, the forward key 23, the rewind key 2
1. If the stop key 25 is turned on, it is not cleared. Of course, these keys 21,
It may be cleared by turning on 22, 23 and 25. Then, these keys 21,
The processing corresponding to the operations 22, 23 and 25 is executed from the beginning or end of the music. Further, the following processing is executed between the above-mentioned steps 03 and 07
Is also good. That is, as in step 09, the on / off of the forward key 23 is determined.
If the forward key 23 is turned on, the
If the time information TI is converted to a smaller value and the play key 22 is turned on,
Proceed to step 07 without doing anything. The conversion of the time information TI has the same configuration as that of the enlarged conversion time table 12a.
Alternatively, a memory storing a value obtained by reducing the time information TI may be used.
The information TI may be multiplied by a value equal to or less than “1”, for example, “1/9”. Even in this case,
Similarly, fast-forwarding of the automatic performance can be performed. Note that the play key 22 is turned off.
If it is, the time information TI is converted by the normal conversion time table 12b and
The process may proceed to step 07. The automatic performance process of FIG. 7 is repeatedly executed until the stop key 25 is turned on.
You. However, only when the forward key 23 or the play key 22 is turned on,
7 is performed, and if “NO” in the step 07, the process may return to the next process.
No. In this case, after Step 16 of the above-described interrupt processing, Step 02 is performed.
Then, the processing of steps 02 to 10 is performed, and “NO” is determined in step 07 of the processing.
If so, the process returns to the original process. The automatic performance process shown in FIG. 7 can be executed with the following contents. Up
If "NO" in step 07, the processes of steps 13 to 16 and 18 to 19 of the interrupt process in FIG. 6 are performed, and the process returns to step 07. Then interrupt
No processing is required. However, the increment of the time counter 10 in step 12 is performed.
Only processing is required. [0052] 7. Example of Fast Forward of Automatic Performance FIG. 8 shows an example of fast forward of automatic performance. In the figure, “e1”, “e2”.
, Music information MI, and “ST” indicates reference time information ST. Now, music
The information MI and the reference time information ST are stored in an absolute time format as shown in the lower part of FIG.
Have been. The tone information MI of “e1”, “e2”, and “e3” in FIG.
It is assumed that the performance is executed and the forward key 23 is turned on at the point A. Then, all the data sent to the solenoid driver 13 is cleared.
, Key and pedal are turned off, and the conversion time register 33 and the time counter 10
It is cleared (step 01). At this time, the musical tone information MI of “e4” is
It is set in the buffer register 32 and waits for the execution timing. The progress time data PT of the time counter 10 cleared to “00” is
Is converted to the expanded conversion time data ECT of “09” in the expanded conversion time table 12a.
(Step 15). Then, the time information TI of “e4” is “8” (
Step 07), the tone information MI of "e4" is immediately executed (step 08),
The next tone information MI and time information TI of "e5" are read (step 02).
. Since the time information TI of "e5" is "9" (step 07), the time information TI
The tone information MI of "e5" is also executed (step 08). Thus, "e4
Next, when the progress time data PT of the time counter 10 becomes “01”, the musical tone information MI of “e5” is successively executed.
The row time data PT is an enlarged conversion time data of "19" in the enlarged conversion time table 12a.
Is converted to the data ECT (step 15). Then, similarly, the tone information MI of "e6", "e7", "e8", and "e9" is successively executed (steps 07 and 0).
8, 06, 02). Thus, even if the frequency of the clock signal φ is not increased,
You can fast-forward a dynamic performance. Next, it is assumed that the play key 22 is turned on at the point B in FIG. Then, Soleno
All data sent to the guide driver 13 is cleared, and the keys and pedals are turned off.
And the conversion time register 33 and the time counter 10 are cleared.
Step 01). At this time, the tone information MI of “e10” is stored in the sequence buffer register.
It is set in the master 32 and waits for the execution timing. The progress time data PT of the time counter 10 is cleared to “00”.
The sequence buffer register 32 stores the time information T of “21” of “e10”.
Since I is set, until the progress time data PT becomes "21",
The sound information MI is not executed. When the progress time data PT becomes "21" (step
Step 07), the tone information MI of "e10" is executed (step 08), and the next "e10"
The music information MI and the time information TI of 11 ″ are read (step 02).
Thereafter, normal automatic performance is continued. In the example of FIG. 8, the automatic performance is not fast forwarded beyond the reference time information ST,
The fast forward of the automatic performance is performed over the reference time information ST.
It is, of course, possible. The fast-forward of such an automatic performance is stored in the absolute time system shown in the lower part of FIG.
It can be executed only for the automatic performance information API. However, in the upper part of FIG.
As for the automatic performance information API stored in the relative time system,
There's nothing you can't do. In this case, the time information TI of the relative time method is obtained in step 02.
Is accumulated each time data is read out, the accumulated time information TI and the expanded conversion time data E
CT or the normal conversion time data NCT will be compared in step 07.
You. Then, the processing of steps 03 to 05 in FIG. 7 is omitted. The present invention is not limited to the above embodiments, but may be variously modified without departing from the spirit of the present invention.
It is possible. For example, the present invention can be applied to an electronic musical instrument. This place
In step 08, the tone information MI is executed in the tone generation
Or to the MIDI interface. Also, the floppy disk 8
The automatic performance information API is detected by a key sensor by a key operation of the automatic performance piano.
Data stored in the memory or data input by a computer.
No. Further, in converting the progress time data PT in the steps 15 and 19,
The conversion may be performed based on a specific arithmetic expression. This operation expression is, for example, ECT = a (
PT) ± b, a (PT) 2 ± b, b / {a (PT)} (a, b: constant, PT: hexadecimal
Row time data, ECT: enlarged conversion time data). In addition, automatic performance information
The API is a RAM / ROM card other than the floppy disk 8 and the RAM 6,
The information may be stored on a magnetic tape, a magnetic disk, an optical disk, or the like. As described in detail above, according to the present invention, the progress time data indicating the progress of time is
Converted to a conversion time data value, and an automatic performance is performed according to this data.
It is. This conversion is performed, for example, in correspondence with the conversion time data.
Data and read it out or change the rate of change of the above-mentioned progress time data.
Perform calculations that increase the time, or reduce the progress time data during normal performance.
To a smaller value, or to convert the time information in the automatic performance information to a smaller value.
It is to be. Therefore, the time information of the progress time data or the automatic performance information is converted.
And a circuit for generating a high-frequency clock signal is not required. As a result,
This has the advantage that the circuit configuration can be simplified.
【図面の簡単な説明】
【図1】自動演奏ピアノの全体回路図である。
【図2】フロッピーディスク8またはRAM6に記憶される自動演奏情報AP
Iを示す図である。
【図3】RAM6の各種レジスタを示す図である。
【図4】ROM7の拡大変換時間テーブル12aを示す図である。
【図5】ROM7の通常変換時間テーブル12bを示す図である。
【図6】インタラプト処理のフローチャートを示す図である。
【図7】自動演奏処理のフローチャートを示す図である。
【図8】自動演奏の早送りの例を示す図である。
【図9】従来例を示す回路図である。
【図10】従来例を示す回路図である。
【符号の説明】
1…パネルスイッチ群、5…CPU、6…RAM、7…ROM、8…フロッピ
ーディスク、10…タイムカウンタ、11…クロックジェネレータ、12a…拡
大変換時間テーブル、12b…通常変換時間テーブル、14…ソレノイド、21
…リワインドキー、22…プレイキー、23…フォワードキー、24…レコード
キー、25…ストップキー、31…モードフラグレジスタ、32…シーケンスバ
ッファレジスタ、33…変換時間レジスタ、34…アドレスポイントレジスタ。BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is an overall circuit diagram of an automatic performance piano. FIG. 2 shows automatic performance information AP stored in a floppy disk 8 or a RAM 6.
FIG. FIG. 3 is a diagram showing various registers of a RAM 6; FIG. 4 is a diagram showing an enlarged conversion time table 12a of a ROM 7; FIG. 5 is a diagram showing a normal conversion time table 12b of a ROM 7; FIG. 6 is a diagram showing a flowchart of an interrupt process. FIG. 7 is a diagram showing a flowchart of an automatic performance process. FIG. 8 is a diagram showing an example of fast forward of an automatic performance. FIG. 9 is a circuit diagram showing a conventional example. FIG. 10 is a circuit diagram showing a conventional example. [Description of Signs] 1 ... Panel switch group, 5 ... CPU, 6 ... RAM, 7 ... ROM, 8 ... Floppy disk, 10 ... Time counter, 11 ... Clock generator, 12a ... Enlarged conversion time table, 12b ... Normal conversion time Table, 14 ... solenoid, 21
... Rewind key, 22 play key, 23 forward key, 24 record key, 25 stop key, 31 mode flag register, 32 sequence buffer register, 33 conversion time register, 34 address point register.
Claims (1)
す情報読み出し手段とを備えた自動演奏装置において、 時間の進行を刻む時間刻み手段と、 この時間刻み手段によって刻まれた進行時間データを、自動演奏の早送り時に
、より大きな値に変換する時間データ変換手段と、 この時間情報変換手段によって変換される変換時間データと、上記時間刻み手
段によって刻まれる進行時間データとを、切換選択する切換選択手段と、 この切換選択手段によって、切換選択された変換時間データ及び進行時間デー
タのいずれかと、上記情報読み出し手段によって読み出された時間情報とを比較
する比較手段と、 この比較手段の比較結果に応じて、上記情報読み出し手段によって読み出され
た楽音情報に基づいた処理を行うことにより、自動演奏の早送りまたは通常の自
動演奏を行う楽音処理手段とを備えたことを特徴とする自動演奏装置。 【請求項2】上記時間データ変換手段は、上記時間刻み手段によって刻まれた
進行時間データを、より大きな値に変換した変換時間データ群を記憶する変換デ
ータ記憶手段と、 この変換データ記憶手段より、上記時間刻み手段によって刻まれた進行時間デ
ータに応じた変換時間データを読み出す変換データ読み出し手段とよりなること
を特徴とする請求項1記載の自動演奏装置。 【請求項3】上記時間データ変換手段は、上記時間刻み手段によって刻まれる
進行時間データの変化のレートをより大きくなる演算を行うことを特徴とする請
求項1記載の自動演奏装置。 【請求項4】楽音情報と時間情報との組み合せを複数組記憶する記憶手段と、 この記憶手段より楽音情報と時間情報との組み合せを、演奏の進行順に読み出
す情報読み出し手段とを備えた自動演奏装置において、 時間の進行を刻む時間刻み手段と、 この時間刻み手段によって刻まれた進行時間データを、通常の自動演奏時に、
より小さな値に変換する時間データ変換手段と、 この時間データ変換手段によって変換される変換時間データと、上記時間刻み
手段によって刻まれる進行時間データとを、切換選択する切換選択手段と、 この切換選択手段によって、切換選択された変換時間データ及び進行時間デー
タのいずれかと、上記情報読み出し手段によって読み出された時間情報とを比較
する比較手段と、 この比較手段の比較結果に応じて、上記情報読み出し手段によって読み出され
た楽音情報に基づいた処理を行うことにより、自動演奏の早送りまたは通常の自
動演奏を行う楽音処理手段とを備えたことを特徴とする自動演奏装置。 【請求項5】上記時間データ変換手段は、上記時間刻み手段によって刻まれた
進行時間データを、より小さな値に変換した変換時間データ群を記憶する変換デ
ータ記憶手段と、 この変換データ記憶手段より、上記時間刻み手段によって刻まれた進行時間デ
ータに応じた変換時間データを読み出す変換データ読み出し手段とよりなること
を特徴とする請求項4記載の自動演奏装置。 【請求項6】上記時間データ変換手段は、上記時間刻み手段によって刻まれる
進行時間データの変化のレートをより小さな値に変換することを特徴とする請求
項4記載の自動演奏装置。 【請求項7】上記楽音処理手段は、早送りの指示があったとき、すでに実行さ
れた楽音情報以降の楽音情報について実行することを特徴とする請求項1または
4記載の自動演奏装置。 【請求項8】楽音情報と時間情報との組み合せを複数組記憶する記憶手段と、 この記憶手段より楽音情報と時間情報との組み合せを、演奏の進行順に読み出
す情報読み出し手段とを備えた自動演奏装置において、 この情報読み出し手段によって読み出された時間情報を、早送りの指示の検出
による自動演奏の早送り時に、より小さな値に変換する時間情報変換手段と、 この時間情報変換手段によって変換される変換時間情報と、上記情報読み出し
手段によって読み出された時間情報とを、切換選択する切換選択手段と、 時間の進行を刻む時間刻み手段と、 上記切換選択手段によって、切換選択された変換時間情報及び時間情報のいず
れかと、上記時間刻み手段によって刻まれた進行時間データとを比較する比較手
段と、 早送りの指示の有無及び上記比較手段の比較結果に応じて、上記情報読み出し
手段によって読み出された楽音情報に基づいた処理を行うことにより、自動演奏
の早送りを無音で行うまたは通常の自動演奏を有音で行う楽音処理手段とを備え
たことを特徴とする自動演奏装置。Claims: 1. A storage means for storing a plurality of combinations of tone information and time information, and an information reading means for reading out combinations of tone information and time information from the storage means in the order of performance. An automatic performance device comprising: a time tick means for counting the progress of time; and time data conversion means for converting the progress time data engraved by the time tick means to a larger value when fast-forwarding an automatic performance. Switching selecting means for switching and selecting the conversion time data converted by the time information converting means and the progress time data engraved by the time notching means; Comparing means for comparing any of the time data with the time information read by the information reading means; And performing a process based on the musical tone information read out by the information readout unit in accordance with the comparison result of the above, thereby providing a fast sounding automatic performance or a normal automatic performance. Automatic performance device. 2. The time data conversion means includes: conversion data storage means for storing a conversion time data group obtained by converting the progress time data engraved by the time engraving means into a larger value; 2. The automatic performance apparatus according to claim 1, further comprising conversion data reading means for reading conversion time data corresponding to the progress time data engraved by said time tick means. 3. The automatic performance apparatus according to claim 1, wherein said time data conversion means performs an operation for increasing the rate of change of the progress time data carved by said time carving means. 4. An automatic performance comprising: storage means for storing a plurality of combinations of tone information and time information; and information reading means for reading out combinations of tone information and time information from the storage means in the order of performance. In the apparatus, time tick means for tickling the progress of time, and the progress time data carved by this time tick means, during normal automatic performance,
Time data converting means for converting to a smaller value; switching time means for switching and selecting conversion time data converted by the time data converting means; Means for comparing one of the conversion time data and the progress time data switched and selected by the means with the time information read by the information reading means; and reading the information in accordance with the comparison result of the comparing means. An automatic performance device for performing a process based on the musical tone information read by the means to perform a fast forward automatic performance or a normal automatic performance. 5. A conversion data storage means for storing a conversion time data group obtained by converting the progress time data engraved by the time notch means into a smaller value. 5. The automatic performance apparatus according to claim 4, further comprising conversion data reading means for reading conversion time data corresponding to the progress time data engraved by said time tick means. 6. The automatic performance apparatus according to claim 4, wherein said time data converting means converts the rate of change of the progress time data engraved by said time engraving means to a smaller value. 7. The automatic performance apparatus according to claim 1, wherein said tone processing means executes the tone information after the already executed tone information when fast-forwarding is instructed. 8. An automatic performance comprising storage means for storing a plurality of combinations of tone information and time information, and information reading means for reading out combinations of tone information and time information from the storage means in the order of performance. In the device, the time information read by the information reading means is detected by a fast-forward instruction.
Time information conversion means for converting to a smaller value at the time of fast-forwarding of an automatic performance according to the above, switching time information converted by the time information conversion means, and time information read by the information reading means. Switching selection means, time increment means for incrementing the time, and comparing one of the conversion time information and the time information switched and selected by the switching selection means with the progress time data engraved by the time increment means. By performing processing based on the musical sound information read by the information reading means in accordance with the presence / absence of a fast-forward instruction and the comparison result of the comparing means, the fast-forwarding of the automatic performance is performed silently or normally. An automatic performance device comprising: a tone processing means for performing an automatic performance of a sound with sound .
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