JP2556137B2 - ディスクヘッドランディング機構 - Google Patents

ディスクヘッドランディング機構

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JP2556137B2
JP2556137B2 JP1165601A JP16560189A JP2556137B2 JP 2556137 B2 JP2556137 B2 JP 2556137B2 JP 1165601 A JP1165601 A JP 1165601A JP 16560189 A JP16560189 A JP 16560189A JP 2556137 B2 JP2556137 B2 JP 2556137B2
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邦彦 江部
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は磁気ディスクヘッドを磁気ディスクの盤面に
突入(ランディング)させるためのディスクヘッドラン
ディング機構に関する。
(従来の技術) 第7図は、従来のディスクヘッドランディング機構の
動作を示す原理図である。ヘッド取り付け機構5を設け
た移動ステージ機構部7が水平移動し、ヘッド取り付け
機構部5に設けられた磁気ヘッドアーム6に両側(上・
下)に開いたジンバルスプリング3−1および3−2が
取り付けられ、このジンバルスプリング3−1、3−2
に磁気ディスクヘッドとしてのコア部2−1および2−
2が接着されておりジンバルスプリング3−1、3−2
は両側(上・下)に開いている(スプリング状態が開放
状態となっている)為磁気ディスクの盤面にヘッドロー
ドさせるには、ジンバルスプリング3−1と3−2の上
をラッチ機構部4−1および4−2を磁気ディスクと水
平に移動するように、矢印E1とE2の方向に移動すること
によりジンバルスプリング3−1と3−2を矢印B1とB2
の向きに撓ませて、コア部2−1と2−2を下げ(図に
この時のコア部を2−1a、2−2a、ジンバルスプリング
を3−1aと3−2a、ラッチ機構部を4−1a、4−2aで示
す)、移動ステージ機構部7をディスク板1−1と1−
2内所定の位置へ矢印Aの方向に移動させて(第7図に
この時の移動ステージ7を7aで示す)、ラッチ機構部4
−1aと4−2aを矢印F1とF2の向きに移動させ、初期に位
置していた位置に戻すことでジンバルスプリング3−1
と3−2を解除し、コア部2−1と2−2を磁気ディス
ク1−1と1−2ヘランディングさせていた。第7図に
この時のコア部を2−1b、2−2bで示し、ジンバルスプ
リングを3−1b、3−2bで示す。
(発明が解決しようとする課題) 上述した従来のディスクヘッドランディング機構で
は、ラッチ機構部4−1および4−2にてジンバルスプ
リング3−1と3−2に傷をつけたり、ラッチ機構部4
−1と4−2が磁気ディスク1−1および1−2に接触
して傷をつけたり、またラッチ機構部4−1および4−
2がヘッドアーム6の型状により非常に複雑な構造にな
るなどの欠点があった。
本発明の目的は、上記従来技術における問題点に鑑み
て、簡単な構造でジンバルスプリングや磁気ディスクに
傷のつかないディスクヘッドランディング機構を提供す
ることにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記の目的を達成するために次の手段構成
を有する。
即ち、本発明のディスクヘッドランディング機構は、
磁気ヘッドアームに取り付けられている上下1対のジン
バルスプリングの先端に設けられた磁気ディスクヘッド
を上下1対の媒体クランプに互いに平行にクランプされ
た上下1対の磁気ディスクの所定位置に位置決めするデ
ィスクヘッドランディング機構であって; 前記媒体ク
ランプにクランプされている上下1対の2枚の磁気ディ
スクを前記媒体クランプに対する印加外力によって所定
の範囲で傾斜自由に結合し、かつ前記2枚の磁気ディス
クに共通な回転軸方向で互いに反対向きに移動させてそ
の間隔を拡げたり縮めたりできるスピンドル機構と;
前記スピンドル機構によって拡張される前記2枚の磁気
ディスクの間隔が所定の距離になった状態で前記媒体ク
ランプと当接し該2枚の磁気ディスクを前記回転軸方向
で互いに対称な反対方向に前記ジンバルスプリングの自
由状態における開放角度と略同一の所定の角度まで傾斜
させて前記上下1対のジンバルスプリングの自由進入を
可能とする前記印加外力をもたらす形状と、自由進入せ
しめた上下1対の前記ジンバルスプリングの磁気ディス
クヘッドを前記2枚の磁気ディスクの書込み/読出しの
所定位置に当接可能とするように前記媒体クランプを前
記回転軸方向で移動可能な構造とを有する上下1対のス
トッパーを有する傾斜機構と; を具備することを特徴
とするディスクヘッドランディング機構である。
(実 施 例) 以下、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明のディスクヘッドランディング機構の
実施例の構成を示す図である。上下2個の媒体クランプ
9、9′にはそれぞれ磁気ディスク1、1′がクランプ
されており、媒体クランプ9、9′の間にはスピンドル
機構12が設けられ、該スピンドル機構12の内部には媒体
クランプ9を押し上げ、或いは媒体クランプ9′押し下
げ且つこれら上下1対の媒体クランプの傾斜を可能とす
るための媒体クランプ上下シリンダー11が設けられてい
る。媒体クランプ上下シリンダー11には第2図に示すよ
うな多関節スプリング構造のシリンダーが用いられてい
る。媒体クランプ9の上方には傾斜面を有し回転軸13の
上下方向に移動可能なストッパー8が設けられ、媒体ク
ランプ9′の下方には同じくストッパー8′が設けられ
て、媒体クランプ9及び9′が当接すると媒体クランプ
上下シリンダー11で媒体クランプ9及び9′従って磁気
ディスク1及び1′を傾斜させる。磁気ディスク1への
書き込み或いは磁気ディスクからの読み出しを行う通常
動作時には、第1図に示すように2枚の磁気ディスクは
平行に保たれ、モーター10の回転により回転軸13を中心
にして回転する。これに対し、磁気ディスクヘッドを位
置決めするときには回転を停止し、媒体クランプ上下シ
リンダー11を動作させて、媒体クランプ9を回転軸13の
方向で上方へ押し上げストッパー8に当接せしめて媒体
クランプ9および磁気ディスク1を傾斜させる。これに
対して、媒体クランプ9′は回転軸13の方向で下方へ押
し下げ、ストッパー8′に当接せしめて媒体クランプ
9′および磁気ディスク1′を傾斜させる。
第3図に、媒体クランプ上下シリンダー11を動作させ
たときの媒体クランプ9および磁気ディスク1の移動状
態を示す。第3図(a)は媒体クランプ上下シリンダー
11が媒体クランプ9を押し上げ丁度ストッパー8に接し
た状態を示している。図(b)は、左側の媒体クランプ
上下シリンダー11が媒体クランプ9を更に押し上げるこ
とにより媒体クランプ9がストッパー8の傾斜面に沿っ
て傾斜した状態を示している。図(c)は図(b)の傾
斜状態を保ったまま、媒体クランプ上下シリンダー11が
更に伸びるとともにストッパー8も上方へ移動した状態
を示している。第1図における下側の媒体クランプ9′
および磁気ディスク1′も回転軸方向で下向きに同様の
移動をする。第4図に上下両方の磁気ディスクが対称に
傾斜した状態を示す。
第5図は左側の媒体クランプ上下シリンダーと媒体ク
ランプ9の接合状態を示す図であり、第5図(a)、
(b)は偏芯カム方式を用いた場合で図(a)は媒体ク
ランプ9が水平方向にある場合を示し、図(b)はスト
ッパー8に当接して更に押し上げることによって偏芯カ
ムが動作した状態を示している。第5図(c)、(d)
はスプリング方式を用いた場合で図(c)は媒体クラン
プ9が水平方向にある場合を示し、図(d)はストッパ
ー8に当接して更に押し上げることによってスプリング
が縮まった状態を示している。右側の接合についても同
じ構造が用いられている。
第6図は本発明のディスクヘッドランディング機構を
用いた場合のディスクヘッドのランディング動作を示す
図である。磁気ヘッドアーム6′は両側(上・下)に開
いたように取り付けられたジンバルスプリング3′−1
と3′−2と、このジンバルスプリングに取り付けられ
ている磁気ディスクヘッドとしてのコア部2′−1と
2′−2が組み込まれており、前記磁気ヘッドアーム
6′をヘッド取り付け機構部5′に取り付ける。2枚の
磁気ディスク1−1aと1−2a間に、矢印A方向に移動し
て配置する(5′a)。次に2枚の磁気ディスク1−1a
と1−2aをヘッドアーム6′aをはさみ込むようにD1
D2の方向にストッパー8、8′の移動により移動する、
コア部2′−1aと2′−2aの当接面と磁気ディスク1−
1b、1−2bの面と当接角は0゜に近づける。当接したポ
イントよりG1方向とG2方向に、さらにストッパー8、
8′の移動により可動することによりコア部2′−1aと
2′−2aが磁気ディスク1−1b、1−2bによって、H1
向とH2方向に押しつけられて2′−1bと2′−2bで示さ
れるコア部のように浮動位置に互いに平行に位置決めさ
れる。なお、説明中の符号a、b、cは同一物が位置を
変えていくことを示すものである。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明は同じ回転軸上に配置さ
れた2枚の磁気ディスクの盤間に、コア部およびジンバ
ルスプリングを取り付けた磁気ヘッドアームを配置し、
前記2枚の磁気ディスクを軸方向に上下可動するスピン
ドル機構と、この上下可動するディスク板とコア部の当
接時においてコア部の当接面と磁気ディスク面の角度を
0゜に近づけるように磁気ディスクに角度を付ける傾斜
機構を組み合せて、2枚の磁気ディスクの上下可動にて
ヘッドアームをはさみ込みコア部と磁気ディスクが当接
する時、ディスク板に角度を付けてコア部を磁気ディス
クに当接させたのち所定位置に位置決めすることによ
り、当接時にコア部エッヂにて磁気ディスク面に傷をつ
けなくすることができ、従来のラッチ機構部を不要にし
ジンバルスプリングやディスク板に傷をつくのが防止さ
れ、ディスクヘッドランディング機構を簡単な構造にす
ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のディスクヘッドランディング機構の実
施例の構成を示す図、第2図は第1図中の媒体クランプ
上下シリンダーの例としての多関節スプリング構造のシ
リンダーの図、第3図は媒体クランプ上下シリンダーを
動作させたときの媒体クランプおよび磁気ディスクの移
動状態の説明図、第4図は2枚の磁気ディスクを対称に
傾斜させたときの状態図、第5図は媒体クランプと媒体
クランプ上下シリンダーとの結合部分の説明図、第6図
は、本発明のランディング機構で磁気ヘッドを位置決め
する動作過程説明図、第7図は従来のランディング機構
による位置決め動作の説明図である。 1,1′,1−1,1−2,1−1a,1−1b,1−1c,1−2a,1−2b,1−2
c……磁気ディスク、2−1,2−2,2−1a,2−2a,2−1b,2
−2b,2′−1,2′−2,2′−1a,2′−2a,2′−1b,2′−2b
……コア部、3−1,3−2,3−1a,3−2a,3−1b,3−2b,3′
−1,3′−2……ジンバルスプリング、4−1,4−2,4−1
a,4−2a……ラッチ機構部、5,5′,5a,5′a……ヘッド
取り付け機構部、6,6′,6a,6′a……磁気ヘッドアー
ム、7,7′,7a,7′a……移動ステージ機構部、8,8′…
…ストッパー、9,9′……媒体クランプ、10……モータ
ー、11,11′……媒体クランプ上下シリンダー、12……
スピンドル機構、13……回転軸、A……移動ステージ機
構の移動方向、B1,B2,C1,C2……ラッチ機構部によるジ
ンバルスプリングが撓む方向、D1,D2……磁気ディスク
の当接前までの動作方向、E1,E2……ラッチ機構部の移
動方向、F1,F2……ラッチ機構部の移動方向、G1,G2……
磁気ディスクの当接後の動作方向、H1,H2……磁気ディ
スクによりジンバルスプリングが撓む方向。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気ヘッドアームに取り付けられている上
    下1対のジンバルスプリングの先端に設けられた磁気デ
    ィスクヘッドを上下1対の媒体クランプに互いに平行に
    クランプされた上下1対の磁気ディスクの所定位置に位
    置決めするディスクヘッドランディング機構であって;
    前記媒体クランプにクランプされている上下1対の2
    枚の磁気ディスクを前記媒体クランプに対する印加外力
    によって所定の範囲で傾斜自由に結合し、かつ前記2枚
    の磁気ディスクに共通な回転軸方向で互いに反対向きに
    移動させてその間隔を拡げたり縮めたりできるスピンド
    ル機構と; 前記スピンドル機構によって拡張される前
    記2枚の磁気ディスクの間隔が所定の距離になった状態
    で前記媒体クランプと当接し該2枚の磁気ディスクを前
    記回転軸方向で互いに対称な反対方向に前記ジンバルス
    プリングの自由状態における開放角度と略同一の所定の
    角度まで傾斜させて前記上下1対のジンバルスプリング
    の自由進入を可能とする前記印加外力をもたらす形状
    と、自由進入せしめた上下1対の前記ジンバルスプリン
    グの磁気ディスクヘッドを前記2枚の磁気ディスクの書
    込み/読出しの所定位置に当接可能とするように前記媒
    体クランプを前記回転軸方向で移動可能な構造とを有す
    る上下1対のストッパーを有する傾斜機構と; を具備
    することを特徴とするディスクヘッドランディング機
    構。
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