JP2556094B2 - 短尺の継目無鋼管の製造方法 - Google Patents

短尺の継目無鋼管の製造方法

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JP2556094B2
JP2556094B2 JP63121354A JP12135488A JP2556094B2 JP 2556094 B2 JP2556094 B2 JP 2556094B2 JP 63121354 A JP63121354 A JP 63121354A JP 12135488 A JP12135488 A JP 12135488A JP 2556094 B2 JP2556094 B2 JP 2556094B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はリストレインドマンドレルミル(以後、マン
ドレルミルと記す。)とサイザーを連設した設備におい
て、短尺の継目無鋼管(以後、鋼管と記す。)を圧延す
る方法に関する。
[従来技術] マンドレルミルとサイザーを連設した設備において
は、マンドレルミルでの圧延が終了した時、圧延材であ
る鋼管はサイザーの圧延スタンドに十分にかみこまれ、
マンドレルバーはバー拘束機(マンドレルバーの拘束機
で、マンドレルバーを前進または後退させるもの。)よ
り引き抜かれつつ、サイザーによる圧延が行われる。
しかしながら、マンドレルミルの出口スタンドとサイ
ザーの入口スタンドとの間の距離に比較して、マンドレ
ルミルでの圧延終了後の鋼管の長さが短い場合は、マン
ドレルミルでの圧延が終了した時に、鋼管がサイザーに
かみこまないため、サイザーによる圧延ができず、ま
た、マンドレルバーの引抜きができないことになる。こ
うした事態が予想される時は、マンドレルミル圧延後の
鋼管の長さを、円滑に圧延が行われる長さとし、後工程
において必要とする長さに切断していた。
[発明が解決しようとする課題] 上述した従来の方法では、余材が多くなることは明ら
かであり、当然歩留まりの低下を招くことになり、その
解決が待たれていた。
[問題点を解決するための手段、作用] 本発明はかかる状態の解決のために行ったもので、鋼
管が短尺材であってもマンドレルミルの圧延終了後に、
サイザーにかみこませることができ、また、マンドレル
バーを鋼管から引き抜くことができる方法を提供するも
のであり、 リストレインドマンドレルミルの出口側にサイザーを
連設した設備において、リストレインドマンドレルミル
での圧延が終了した後、サイザーによる圧延を行う短尺
の継目無鋼管の製造方法であって、以下の工程を備えて
いる。
(a)リストレインドマンドレルミルの圧延前に、圧延
の前後の継目無鋼管のサイズにより異なるマンドレルバ
ーの前進速度を設定する工程と、 (b)リストレインドマンドレルミルによる圧延が終了
した後、継目無鋼管をマンドレルバーに挿着した状態
で、サイザーの入口スタンドに移動させる工程と、 (c)前記(b)の工程に次いで、継目無鋼管がサイザ
ーの入口からn番目のスタンドまでかみこみ、かつマン
ドレルバーの先端部がサイザーの手前に位置する状態に
する工程と、 (d)前記(c)の工程に次いで、マンドレルバーをバ
ー拘束機により継目無鋼管から引き抜く工程と、 (e)前記マンドレルバーの前進速度およびnの値を実
験または操業実績より、あらかじめ定めておく工程。
[発明の実施例] 第1図は本発明の実施の状態を示す説明図である。こ
の図で1はマンドレルミル、2はサイザー、3は圧延さ
れている鋼管、4は鋼管の中にあって圧延の中子として
働くマンドレルバー、5は前記マンドレルバー4を移動
させるバー拘束機である。また、6,7はそれぞれマンド
レルミルおよびサイザーのロールである。穿孔された高
温の鋼管3に、まず、マンドレルミル1の外で、マンド
レルバー4を挿入する。ついで、第1図において右側か
らマンドレルミル1に装入し、先ず、マンドレルミル1
による圧延を行う。通常、マンドレルミル1の圧延終了
時の鋼管3の長さは、マンドレルミル1の出口スタンド
と、サイザー2の入口スタンドとの距離(図中のLMで示
す。)に比較して十分に長く、マンドレルミル1で圧延
中の鋼管3の先端部は、鋼管3の後半の部分がマンドレ
ルミル1で圧延中にサイザー2にかみこまれ、やがて、
鋼管3の後端もマンドレルミル1を離れると、鋼管3は
サイザー2のみにより圧延されて製品となる。このよう
な場合には、マンドレルミル1による圧延が終了する
と、マンドレルバー4はバー拘束機5より図において右
方に移動させられ、鋼管3より引き抜かれる。
ところが、鋼管3の長さ(図中のLSで示す。)がマン
ドレルミル1の出口スタンドとサイザー2の入口スタン
ドとの距離より短い場合は、マンドレルミル1の圧延終
了時に、鋼管3の先端はサイザー2にかみこまれない。
このときバー拘束機5によりマドレルバー4を移動させ
ると鋼管3も同時に移動し、マンドレルミル1に衝突し
て大きな事故になるおそれがある。
本発明においては、鋼管3に挿着したままのマンドレ
ルバー4を、マンドレルミル1の圧延終了後もなお一定
の距離サイザー2に向けて移動させる。そして、入口ス
タンドからn番目のスタンドにまでかみこませる。nの
値はバー拘束機5により、マンドレルバー4が引き抜か
れる時に、鋼管3にバー拘束機5からの引抜き力に対抗
できる反力を与えるために必要とするスタンド数であ
り、操業実績等より前もって定めておく。この様にする
と、短尺の鋼管3もサイザー2のロール7にかみこま
れ、マンドレルバー4の引抜きは完全に行われる。そし
て、サイザー2により鋼管3の外径は最終製品寸法に仕
上げられる。
なお、マンドレルバー4の移動限界(サイザー2に対
して近づく限界)を通常の十分に長い鋼管3の操業の場
合と同一とした場合は、鋼管3がサイザー2にかみこま
れる前にマンドレルバー4が移動限界に達してしまい、
実施できなくなることがある。したがって、マンドレル
バー4の移動限界を通常の場合よりもサイザー2に近く
しておく必要があり、またマンドレルバー4の移動速度
も、マンドレルミル1での圧延が終了した時に、鋼管3
の先端部と、マンドレルバー4との先端部との距離が、
サイザー2の入口スタンドと、n番目のスタンドとの間
の距離以上になるように、種々の操業条件について、た
とえば、実験により定めておく。
以下に本発明の実施の具体例を述べる。例えば、マン
ドレルミル1の出口スタンドとサイザー2入口スタンド
との間隔が13.5mで、マンドレルバー4を引き抜くため
には、サイザー2の前段の3スタンドが必要で、サイザ
ー2のスタンド間距離が1mであれば、従来の方法では少
なくとも13.5m+2m=15.5mの長さの鋼管が必要であっ
た。しかし、本発明の方法によると、表1に示した条件
で鋼管を圧延することが可能であり、17%短い鋼管で十
分なことがわかる。なお、この表中のマンドはマンドレ
ルミル1、バーはマンドレルバー4の路である。
[発明の効果] 本発明によれば短尺の鋼管を、マンドレルミルおよ
び、サイザーで圧延することが可能であり、余材の増加
による歩留まりの低下を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法に用いられる装置の説明図であ
る。 1……マンドレルミル、2……サイザー、3……鋼管、
4……マンドレルバー、5……バー拘束機、6、7……
ロール。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リストレインドマンドレルミルの出口側に
    サイザーを連設した設備において、リストレインドマン
    ドレルミルでの圧延が終了した後、サイザーによる圧延
    を行う短尺の継目無鋼管の製造方法であって、以下の工
    程を備えることを特徴とする。 (a)リストレインドマンドレルミルの圧延前に、圧延
    の前後の継目無鋼管のサイズにより異なるマンドレルバ
    ーの前進速度を設定する工程と、 (b)リストレインドマンドレルミルによる圧延が終了
    した後、継目無鋼管をマンドレルバーに挿着した状態
    で、サイザーの入口スタンドに移動させる工程と、 (c)前記(b)の工程に次いで、継目無鋼管がサイザ
    ーの入口からn番目のスタンドまでかみこみ、かつマン
    ドレルバーの先端部がサイザーの入口スタンドの外のリ
    ストレインドマンドレルミル側に位置する状態にする工
    程と、 (d)前記(c)の工程に次いで、マンドレルバーをバ
    ー拘束機により継目無鋼管から引き抜く工程と、 (e)前記マンドレルバーの前進速度およびnの値を実
    験または操業実績より、あらかじめ定めておく工程。
JP63121354A 1988-05-18 1988-05-18 短尺の継目無鋼管の製造方法 Expired - Fee Related JP2556094B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100425359C (zh) * 2007-04-29 2008-10-15 山西创奇实业有限公司 在曼氏轧管机出口端配置的可移动短芯棒装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100425359C (zh) * 2007-04-29 2008-10-15 山西创奇实业有限公司 在曼氏轧管机出口端配置的可移动短芯棒装置

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