JP2553506B2 - ポリペプチド - Google Patents

ポリペプチド

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JP2553506B2
JP2553506B2 JP60252315A JP25231585A JP2553506B2 JP 2553506 B2 JP2553506 B2 JP 2553506B2 JP 60252315 A JP60252315 A JP 60252315A JP 25231585 A JP25231585 A JP 25231585A JP 2553506 B2 JP2553506 B2 JP 2553506B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、医薬として優れた作用を有する新規なポリ
ペプチドに関する。更に詳しく述べれば、次の一般式 {式中、AはD−Ala,CH3Ala,Ile,Asp,D−Leu,D−Glu,C
H3Ile,Sar又はβ−Alaを意味し、BはOH,Asp−OH,Phe−
OH又はArg−D−Glu−OHを意味する。但し、AがD−Le
uでBがOHであるものは除く}。
で表わされるポリペプチド又はその薬理学的に許容でき
る塩及びその製造方法;並びにそれを含有する医薬に関
する。
本明細書においては、ペプチドを構成するアミノ酸は
一般にD−体、L−体が存在するが、特にD−体と指示
しないかぎりはL−体である。また本明細書において
は、ペプチド化学の分野で通常用いられている略号を用
いるが、念の為列記すれば次の通りである。
Tyr;チロシン Gly;グリシン Sar;ザルコシン Cys;システィン Phe;フェニルアラニン Arg;アルギニン Leu;ロイシン Ile;イソロイシン Nle;ノルロイシン Met;メチオニン Ser;セリン Val;バリン homo−Arg;ホモアルギニン Orn;オルニチン Glu;グルタミン酸 Trp;トリプトファン Asp;アスパラギン酸 Ala;アラニン β−Ala;β−アラニン Pro;プロリン Gln;グルタミン AiB;2−アミノイソ酪酸 Boc;第3ブトキシカルボニル Z;ベンジルオキシカルボニル Cl2Bzl;2,6−ジクロルベンジル Tos;パラトルエンスルホニル Bzl;ベンジル But;第3ブチル 〔従来の技術〕 モルフィンの鎮痛作用メカニズムの研究から、生体内
には痛覚をはじめ種々の生体感覚や精神作用を調節する
いわゆる内因性モルヒネ様物質が存在することが推定さ
れ、この一連の研究からオピオイドペプチドとして、エ
ンケファリン、エンドルフィンが単離され、構造が確認
された。その後、この分野での研究が精力的になされ、
β−Neoendorphin、β−Casomorphin、Dermorphin、Dyn
orphinなど次々と新しいオピオイドペプチドが発見され
てきた。
これらのうち、ダイノルフィン(Dynorphin)は、本
発明者の一部の者が発見した下記の構造式を有するオピ
オイドペプチドである。
H−Tyr−Gly−Gly−Phe−Leu−Arg−Arg−Ile−Arg−P
ro−Lys−Leu−Lys−Trp−Asp−Asn−Gln−OH このダイノルフィンは、K−レセプターに特異的な天
然由来のオピオイドペプチドであるため、耐性、依存性
等の副作用のない鎮痛薬としての可能性が期待されてい
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、ダイノルフィンは血中で不安定なた
め、そのままでは静注で鎮痛作用を示さないという欠点
がある。
またダイノルフィンは比較的長鎖のペプチドであるた
め、更に短鎖のペプチドで活性の高いペプチドが求めら
れている。
〔発明の開示〕
そこで、本発明者等は、ダイノルフィンより短い鎖の
ペプチドで、しかも静注、皮下注でも鎮痛作用を示す誘
導体について長年鋭意検討を重ねてきたが、漸くアミノ
酸8〜10個からなる次の構造式(I)を有する新規ペプ
チドが所期を目的を達することを見出した。
即ち次の一般式 {式中、AはD−Ala,CH3Ala,Ile,Asp,D−Leu,D−Glu,C
H3Ile,Sar又はβ−Alaを意味し、BはOH,Asp−OH,Phe−
OH又はArg−D−Glu−OHを意味する。但し、AがD−Le
uでBがOHであるものは除く。} で表わされるポリペプチド又は薬理学的に許容できる塩
である。
本発明において、薬理学的に許容できる塩とは、塩
酸、硫酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸などの無機酸、及
びマレイン酸、フマール酸、コハク酸、酢酸、マロン
酸、クエン酸、安息香酸などの有機酸を挙げることがで
きる。
従って、本発明の目的は、医薬、鎮痛剤として有用な
新規ペプチドを提供するにある。
更に本発明の目的は、医薬として有用な新規ペプチド
を製造する方法を提供するにある。
更に本発明の目的は、新規な鎮痛剤を提供するにあ
る。
本発明化合物は、構成アミノ酸のいずれか一つ以上を
α−N−メチルアミノ酸若しくはD−アミノ酸としたこ
とにより、構成アミノ酸のすべてがL−アミノ酸である
ダイノルフィン若しくはその関連誘導体が血中で不安定
なためそのままでは静注で鎮痛作用を示さないという大
きな欠点を解決したもので、本発明化合物は、生体内で
極めて安定であり、鎮痛剤として実用に供しうる価値の
高い化合物である。
本発明のペプチドは任意の好都合な方法で合成するこ
とができる。保護ペプチドの合成は通常の液相法、固相
法のいずれの方法によっても可能である。一般にアミノ
酸の側鎖官能基は保護されている方が好ましく、最終工
程で全保護基の除去が行われる。アミノ酸の側鎖官能基
の保護基としては今までに報告されているすべての保護
基を利用することができるが、代表的なものを例示する
とトシル(Tos)基、ニトロ(NO2)基、ベンジル(Bz
l)基、第3ブチル(But)基、ベンジルオキシカルボニ
ル(Z)基、第3ブトキシカルボニル(Boc)基などが
ある。
アミノ酸のα−アミノ保護基としては、今までに報告
されているすべての保護基を利用することができるが、
側鎖官能基の保護基に影響を与えず、α−アミノ保護基
だけを選択的に除去できるように組み合わせることが望
ましい。例えば、α−アミノ保護基として第3ブトキシ
カルボニル基を用いた場合は側鎖官能基の保護基にはベ
ンジル基やベンジルオキシカルボニル基などが都合がよ
く、α−アミノ保護基としてベンジルオキシカルボニル
基を用いた場合には側鎖官能基の保護基には第3ブチル
基や第3ブトキシカルボニル基などの組み合わせが好都
合である。保護ペプチドの合成経路としては、合成中の
ラセミ化を抑えるため、全アミノ酸をC未満から1個ず
つつないでいくステップワイズ法かGlyの位置でフラグ
メント縮合を行う方法が好ましいが、フラグメント縮合
を任意の位置で行うことも可能である。
本発明のペプチドは、固相法、液相法のいずれの場合
でもまず次の一般式で示される反応を繰り返すことによ
り得られた保護ペプチドを脱保護、精製することにより
合成される。そこで、液相法の場合を例にして各工程を
次に説明する。
(上記構造式において、X1,X2はH又はアルキル基を、Y
1,Y2はアミノ酸側鎖を、R′,R″は保護基又はペプチド
残基をそれぞれ意味する) (1) ペプチド結合の形成反応 ペプチド結合の形成方法としては今までに報告されて
いるすべての縮合方法を利用することができる。通常
は、一般式 で示される酸コンポーネントのカルボニル基を常法によ
り、例えばアジド法、ジシクロヘキシルカルボジイミド
(DCC)法、混合酸無水物法、活性エステル法などによ
り活性化して、一般式 で示されるアミンコンポーネントと反応させる方法がと
られる。この際の反応条件(例えば反応溶媒や反応温度
等)はカルボキシル基の活性化法によって異なる。次に
代表的な縮合法の一つである混合酸無水物法の操作を一
つの例として示す。まず一般式 で示される酸コンポーネントをジメチルホルムアミド、
テトラヒドロフラン、酢酸エチル等の非プロトン性溶媒
に溶解し、約−20℃に冷却後、等モルのN−メチルモル
ホリンとクロル炭酸エチルを順次加える。5分後に一般
で示されるアミンコンポーネントを等モル加え、−15〜
0℃で2〜5時間撹拌し、常法に従い処理すると一般式 で示される保護ペプチドが得られる。
(2) α−アミノ保護基の除去 この反応は接触還元法、酸を使用する方法、塩基を用
いる方法、ヒドラジンを用いる方法等の通常の方法を適
用して行われる。これらの方法のうち、好ましい方法は
α−アミノ保護基の種類によって選択される。代表的な
ものとしては、ベンジルオキシカルボニル基の接触還元
による除去、第3ブトキシカルボニル基のトリフルオロ
酢酸による除去等が挙げられる。次にトリフルオロ酢酸
による第3ブトキシカルボニル基の除去法の例を示す。
一般式 で示されるα−N−ブトキシカルボニルペプチド1gに氷
冷下アニソール0.25mlとトリフルオロ酢酸5mlを加えて6
0分間撹拌後エーテルを加えて処理すると、一般式 で示されるペプチドのトリフルオロ酢酸塩が得られる。
これを溶媒に溶かして、トリエチルアミン等のアミンで
中和すると次の反応に使用することができる。
(3) 全保護基の除去 上記の縮合、α−アミノ保護基の除去を繰り返して、
ペプチドの鎖長を延ばした後全保護基を除去すると目的
とするペプチドの粗成物が得られる。保護基の脱離は、
接触還元法、液体アンモニア−アルカリ金属を用いる方
法、酸を使用する方法、塩基を用いる方法、ヒドラジン
を用いる方法等の通常の方法を適用して行われる。これ
らの方法のうち、好ましい方法は保護基の種類によって
選択される。通常よく使われる方法の一つの例としてフ
ッ化水素(HF)による脱離反応操作を次に示す。
保護ペプチド1gをアニソール0.5ml存在下、密閉系のH
F反応装置内で−15〜0℃にて約30mlのHFに溶かし、60
分撹拌後HFを反応系より留去する。残渣をエーテルで洗
浄後水に溶解し、アンバーライトIRA−93(酢酸型)で
処理し凍結乾燥を行うと保護基が除去されたペプチド粗
成物が得られる。
(4) ペプチド粗成物の精製 ペプチド粗成物の精製は、イオン交換クロマトグラフ
ィー、ゲル濾過、分配クロマトグラフィー、向流分配、
高速液体クロマトグラフィー等、通常の方法で行われ
る。次に精製法の一つの例として高速液体クロマトグラ
フィーによる精製法を示す。Nucleosil 5C18を担体とし
た20φ×250mmのカラムに、ペプチド粗成物100mgをチャ
ージし、0.05%HCl(H2O−CH3CN)で溶出する。UV 210n
mで検出しながら、目的物ピーク部分を集め、凍結乾燥
すると、目的とする高純度のペプチドが得られる。
次に、本発明化合物の医薬としての効果を詳細に説明
するために、動物実験の結果を示す。
実験例 1 鎮痛実験 雄性ddy系マウス(体重20〜27g)を用い、1群8匹前
後とし、生理食塩水に溶解した試験化合物を静注或いは
皮下注し、経時的に鎮痛作用をtail pinch法により測定
した。
tail pinch法(注1)とはマウスの尾根部を動脈クレ
ンメ(300g定圧)で挟んだ時に誘発されるかみつき反応
(biting response)を指標として反応潜時を測定し
た。この検定法においては、あらかじめ潜時が3秒以内
の動物のみを選び、薬物投与後に潜時が6秒以上延びた
動物を鎮痛陽性と判定した。
ED50値(50%鎮痛作用量)をLitchfield−Wilcoxonの
方法(注2)により算出した。結果を表1及び表2に示
す。表1は静注、表2は皮下注における結果を示す。
表1及び表2において、試験化合物の欄に記載されて
いる数字は、本明細書で後記するそれぞれの実施例にお
いて製造される最終化合物を示す。
(注1)次の文献記載の方法に従った。
Takagi H.,et al;Jap.J.Pharmacol,Vol.16,287〜294(1
966) (注2)次の文献記載の方法に従った。
Litchfield J.T.and F.Wilcoxon;J.Pharmacol,Exp.The
r.,Vol.96,99〜113(1949) 実験例 2 オピオイド活性 岡らのウサギ輸精管(RVD)法〔T.Oka,K.Negishi,M.S
uda,T.Matsumiya,T.Inaza,M.Ueki;Europ.J.Pharmacol,V
ol.73,235(1980)〕を用いて、本発明化合物のオピオ
イド活性を調べた。成熟した雄ウサギを耳静脈より空気
を注入して致死させ、直ちに開腹し、左右輸精管を摘出
した。リンゲル液中で管内につまっている精液を押し出
し、前立腺側端より2.5cmずつ、左右各2本切り取っ
た。これらの摘出輸精管の両端に糸をつけて、内容量6m
lの恒温ガラスセルに入れ懸垂した。白金電極を装置し
て電気刺激装置を用いて、0.1Hz,1ms,90Voltの条件で電
気刺激した。電気刺激により収縮はトランスデューサー
を介して記録した。
電気刺激による収縮に対する抑制を指標にオピオイド
活性を測定した。
得られた結果を表2に、50%抑制濃度(IC50)として
示す。
なお、本発明化合物は、モルモット回陽縦走筋或いは
マウス輸精管の電気刺激による収縮に対しても強い抑制
活性を示す。
以上の薬理実験結果から、本発明によって得られるペ
プチド化合物は、ダイノルフィンと同質のオピオイド活
性を有し、その効力は極めて強力であり、且つ静注、皮
下注で著しい鎮痛作用を有することが明らかとなった。
ダイノルフィン及びその関連誘導体が血中で不安定な
ため、静注で鎮痛作用を殆ど示さないのに対し、本発明
化合物が静注や皮下注など全身投与によって強力な鎮痛
効果を示すことは、極めて価値の高いものである。
また、本発明で得られるペプチド化合物のマウス皮下
注での毒性(最小致死量)と有効量の関係について、実
施例1、実施例2及び実施例6の化合物について述べれ
ば以下の表3の如くである。
本発明によって得られたペプチド化合物は、著しい鎮
痛効果を有し、あらゆる医薬としての鎮痛分野に有用で
ある。
本発明化合物を鎮痛剤として使用する場合は、経口投
与若しくは非経口投与により投与されるが、通常は静脈
内、皮下、筋肉内など注射剤、坐薬若しくは舌下錠など
非経口投与により投与される。投与量は、症状の程度;
患者の年令、性別、体重、感受性差;投与方法;投与の
時期・間隔、医薬製剤の性質・調剤・種類;有効成分の
種類などによって異なり、特に限定されないが、通常成
人1日あたり約0.1〜1,000mg、好ましくは約1〜300mg
である。
本発明化合物を製剤化するためには、製剤の技術分野
における通常の方法で注射剤、坐薬、舌下錠、錠剤、カ
プセル剤などの剤型とする。
注射剤を調製する場合には、主薬に必要によるpH調整
剤、緩衝剤、懸濁化剤、溶解補助剤、安定化剤、等張化
剤、保存剤などを添加し、常法により静脈、皮下、筋肉
内注射剤とする。その際必要により常法により凍結乾燥
物とすることも可能である。
懸濁剤としての例を挙げれば、例えばメチルセルロー
ス、ポリソルベート80、ヒドロキシエチルセルロース、
アラビアゴム、トラガント末、カルボキシメチルセルロ
ースナトリウム、ポリオキシエチレンソルビタンモノラ
ウレートなどを挙げることができる。
溶解補助剤としては、例えばポリオキシエチレン硬化
ヒマシ油、ポリソルベート80、ニコチン酸アミド、ポチ
オシキエチレンソルビタンモノウラレート、マグロゴー
ル、ヒマシ油脂肪酸エチルエステルなどを挙げることが
できる。
また安定化剤としては、例えば、亜硫酸ナトリウム、
メタ亜硫酸ナトリウム、エーテル等が、保存剤として
は、例えばパラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息
香酸エチル、ソルビン酸、フェノール、クレゾール、ク
ロロクレゾールなどを挙げることができる。
次に本発明の代表的な実施例を掲げるが、本発明がこ
れらのみに限定されることがないことはいうまでもな
い。
実施例 1 CH3Tyr−Gly−Gly−Phe−Leu−Arg−CH3Arg−D−Ala−
OHの合成 1) Z−CH3Arg(Tos)−D−Ala−OButの合成 Z−CH3Arg(Tos)OH 3.336gをテトラヒドロフラン20
mlに溶解し、−30℃に冷却後、N−メチルモルホリン0.
77mlとクロル炭酸エチル0.669mlを加える。5分後、HCl
・H−D−Ala−OBut1.272gとN−メチルモルホリン1.1
6mlのテトラヒドロフラン(20ml)溶液を加えて約−5
℃で2時間撹拌する。濃縮後、残渣を酢酸エチルに溶解
し、NaHCO3水、水で順次洗浄し、濃縮乾固するとガラス
状のZ−CH3Arg(Tos)−D−Ala−OBut4.16gが得られ
る。
TLC:Rf値0.69(メタノール:クロロホルム、1:7) 旋光度:〔α〕=−15.5゜(c=1、メタノール) 元素分析値:C29H41N5O7Sとして C H N 理論値(%) 57.70 6.85 11.60 実測値(%) 57.54 6.59 11.31 2) Z−Arg(Tos)−CH3Arg(Tos)−D−Ala−OBut
の合成 Z−CH3Arg(Tos)−D−Ala−OButをPd−Cの存在下
接触還元して得たCH3Arg(Tos)−D−Ala−OBut2.87
g、Z−Arg(Tos)−OH 3.392g、N−ヒドロキシベンゾ
トリアゾール1.188gをジメチルホルムアミド10mlに溶解
する。氷冷下ジシクロヘキシルカルボジイミド1.662gを
加え、冷蔵室で2日間撹拌する。沈澱を濾別後濃縮し、
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(メタノー
ル/クロロホルム=1/20で溶出)で精製することによ
り、ガラス状のZ−Arg(Tos)−CH3Arg(Tos)−D−A
la−OBut2.04gが得られる。
TLC:Rf値0.57(メタノール:クロロホルム、1:7) 旋光度:〔α〕=−31.6゜(c=1、メタノール) 元素分析値:C42H59N9O10S2・1/2 H2Oとして C H N 理論値(%) 54.65 6.62 13.66 実測値(%) 54.64 6.48 13.72 3) Z−Leu−Arg(Tos)−CH3Arg(Tos)−D−Ala
−OButの合成 Z−Leu−OH 0.629gをジメチルホルムアミド15mlに溶
解し、−20℃に冷却後N−メチルモルホリン0.261mlと
クロル炭酸エチル0.227mlを加える。5分後、HCl・H−
Arg(Tos)−CH3Arg(Tos)−D−Ala−OBut〔Z−Arg
(Tos)−CH3Arg(Tos)−D−Ala−OButをPd−Cの存
在下接触還元して合成したもの〕1.76gとN−メチルモ
ルホリン0.356mlのジメチルホルムアミド(15ml)溶液
を加えて約−5℃で2時間撹拌する。濃縮後、残渣を酢
酸エチルに溶解し、NaHCO3水、水で順次洗浄し、濃縮乾
固するとガラス状のZ−Leu−Arg(Tos)−CH3Arg(To
s)−D−Ala−OBut2.11gが得られる。
TLC:Rf値0.57(メタノール:クロロホルム、1:7) 旋光度:〔α〕=−36.2゜(c=1、メタノール) 元素分析値:C48H70N10O11S2・1/2 CH3COOC2H5として C H N 理論値(%) 56.06 6.96 13.07 実測値(%) 56.02 6.85 13.08 4) Z−Phe−Leu−Arg(Tos)−CH3Arg(Tos)−D
−Ala−OButの合成 Z−Phe−OH595mgをジメチルホルムアミド15mlに溶解
し、−20℃に冷却後N−メチルモルホリン0.219mlとク
ロル炭酸エチル0.190mlを加える。5分後HCl・H−Leu
−Arg(Tos)−CH3Arg(Tos)−D−Ala−OBut〔Z−Le
u−Arg(Tos)−CH3Arg(Tos)−D−Ala−OButをPd−
C存在下接触還元して合成したもの〕1.68gとN−メチ
ルモルホリン0.299mlのジメチルホルムアミド(15ml)
溶液を加えて約−5℃で2時間撹拌する。濃縮後、残渣
を酢酸エチルに溶解し、NaHCO3水、水で順次洗浄する。
溶媒を留去後エーテルを加えてデカントし、濃縮乾固す
るとガラス状のZ−Phe−Leu−Arg(Tos)−CH3Arg(To
s)−D−Ala−OBut1.87gが得られる。
TLC:Rf値0.61(メタノール:クロロホルム、1:7) 旋光度:〔α〕=−34.7゜(c=1、メタノール) 元素分析値:C57H79N11O12S2・C2H5OC2H5として C H N 理論値(%) 58.68 7.19 12.34 実測値(%) 58.66 6.83 12.42 5) Boc−CH3Tyr(Cl2Bzl)−Gly−Gly−Phe−Leu−A
rg(Tos)−CH3Arg(Tos)−D−Ala−OButの合成 Boc−CH3Tyr(Cl2Bzl)−Gly−Gly−OH 969mgをジメ
チルホルムアミド12mlに溶解し、−20℃に冷却後、N−
メチルモルホリン0.188mlとクロル炭酸エチル0.163mlを
加える。5分後、HCl・H−Phe−Leu−Arg(Tos)−CH3
Arg(Tos)−D−Ala−OBut〔Z−Phe−Leu−Arg(To
s)−CH3Arg(Tos)−D−Ala−OButをPd−Cの存在下
接触還元して合成したもの〕1.67gとN−メチルモルホ
リン0.256mlのジメチルホルムアミド(15ml)溶液を加
え、約−5℃で2時間撹拌する。濃縮後、残渣を酢酸エ
チルに溶解し、NaHCO3水、水で順次洗浄する。溶媒を減
圧留去後、残渣をメタノール−エーテルで固化させる
と、Boc−CH3Tyr(Cl2Bzl)−Gly−Gly−Phe−Leu−Arg
(Tos)−CH3Arg(Tos)−D−Ala−OBut2.196gが得ら
れる。
融点:130〜135℃(dec) TLC:Rf値0.61(メタノール:クロロホルム、1:7) 旋光度:〔α〕=−40.7゜(c=1、メタノール) 元素分析値:C75H102N14O16S2Cl2・2CH3OHとして C H N 理論値(%) 55.89 6.70 11.85 実測値(%) 55.95 6.42 11.78 6) CH3Tyr−Gly−Gly−Phe−Leu−Arg−CH3Arg−D
−Ala−OHの合成 Boc−CH3Tyr(Cl2Bzl)−Gly−Gly−Phe−Leu−Arg
(Tos)−CH3Arg(Tos)−D−Ala−OBut200mgをアニソ
ール0.2ml存在下密閉系のフッ化水素(HF)反応装置内
で−5℃にてHF10mlに溶かし、1時間撹拌後HFを反応系
より留去する。残渣をエーテルで洗浄した後、水に溶解
し、アンバーライトIRA−93(酢酸型)で処理、凍結乾
燥する。凍結乾燥した粗ペプチド120mgを高速液体クロ
マトグラフィー〔Nucleosil5C18、2φ×25cm、0.05%H
Cl(H2O−CH3CN、92:8)で溶出〕で精製し、凍結乾燥す
るとCH3Tyr−Gly−Gly−Phe−Leu−Arg−CH3Arg−D−A
la−OH 60mgが得られる。
TLC:Rf値0.54(ブタノール:酢酸:ピリジン:水=15:
5:5:8) 旋光度:〔α〕D 20=−35.1゜(c=0.4,0.01N−HCl) 質量分析(FAB):967(〔M+H〕) アミノ酸分析: Gly1.95(2),Leu1.00(1),Phe1.00(1),Arg0.99
(1),Ala1.01(1) (CH3Tyr,CH3Argのピークは計算していない) 実施例 2 CH3Tyr−Gly−Gly−Phe−Leu−Arg−CH3Arg−CH3Ala−O
Hの合成 1) Z−CH3Arg(Tos)−CH3Ala−OButの合成 Z−CH3Arg(Tos)OH4.508g、HCl・CH3Ala−OBut1.68
3g、N−ヒドロキシベンゾトリアゾール1.533gとN−メ
チルモルホリン1.04mlをジメチルホルムアミド10mlに溶
解する。氷冷下ジシクロヘキシルカルボジイミド2.144g
を加え冷蔵室で一夜撹拌する。沈澱を濾別後濃縮し、残
渣を酢酸エチルに溶解し、クエン酸水、NaHCO3水、水で
順次洗浄する。濃縮乾固するとガラス状のZ−CH3Arg
(Tos)−CH3Ala−OBut4.24gが得られる。
TLC:Rf値0.61(メタノール:クロロホルム、1:7) 旋光度:〔α〕=−57.8゜(c=1、メタノール) 元素分析値:C30H43N5O7Sとして C H N 理論値(%) 58.33 7.02 11.33 実測値(%) 58.11 6.88 11.41 2) Z−Arg(Tos)−CH3Arg(Tos)−CH3Ala−OBut
の合成 Z−CH3Arg(Tos)−CH3Ala−OButをPd−Cの存在
下、接触還元して得たCH3Arg(Tos)−CH3Ala−OBut2.9
0g、Z−Arg(Tos)OH3.329g、N−ヒドロキシベンゾト
リアゾール1.166gをジメチルホルムアミド10mlに溶解す
る。氷冷下ジシクロヘキシルカルボジイミド1.359gを加
え、冷蔵室で2日間撹拌する。沈澱を濾別後濃縮し、残
渣をシリカゲルカラマクロマトグラフィー(MeOH/CHCl3
=1/15で溶出)で精製することにより、ガラス状のZ−
Arg(Tos)−CH3Arg(Tos)−CH3Ala−OBut2.1gが得ら
れる。
TLC:Rf値0.46(メタノール:クロロホルム、1:7) 旋光度:〔α〕=−57.1゜(c=1、メタノール) 元素分析値:C43H61N9O10S2・3/2 H2Oとして C H N 理論値(%) 54.07 6.75 13.20 実測値(%) 54.10 6.35 13.18 3) Z−Leu−Arg(Tos)−CH3Arg(Tos)−CH3Ala−
OButの合成 Z−Leu−OH247mgをジメチルホルムアミド10mlに溶解
し、−20℃に冷却後N−メチルモルホリン0.102mlとク
ロル炭酸エチル0.089mlを加える。5分後、HCl・H−Ar
g(Tos)−CH3Arg(Tos)−CH3Ala−OBut〔Z−Arg(To
s)−CH3Arg(Tos)−CH3Ala−OButをPd−C存在下接触
還元して合成したもの〕700mgとN−メチルモルホリン
0.139mlのジメチルホルムアミド(10ml)溶液を加えて
約−5℃で2時間撹拌する。濃縮後、残渣を酢酸エチル
に溶解し、NaHCO3水、水で順次洗浄する。溶媒を留去後
エーテルを加えてデカントし、濃縮乾固するとガラス状
のZ−Leu−Arg(Tos)−CH3Arg(Tos)−CH3Ala−OBut
0.86gが得られる。
TLC:Rf値0.48(メタノール:クロロホルム、1:7) 旋光度:〔α〕=−60.3゜(c=1、メタノール) 元素分析値:C49H72N10O11S2・C2H5OC2H5として C H N 理論値(%) 57.07 7.41 12.55 実測値(%) 56.83 7.02 12.64 4) Z−Phe−Leu−Arg(Tos)−CH3Arg(Tos)−CH3
Ala−OButの合成 Z−Phe−OH224mgをジメチルホルムアミド7mlに溶解
し、−20℃に冷却後N−メチルモルホリン0.082mlとク
ロル炭酸エチル0.071mlを加える。5分後、HCl・H−Le
u−Arg(Tos)−CH3Arg(Tos)−CH3Ala−OBut〔Z−Le
u−Arg(Tos)−CH3Arg(Tos)−CH3Ala−OButをPd−C
存在下接触還元して合成したもの〕640mgとN−メチル
モルホリン0.112mlのジメチルホルムアミド(7ml)溶液
を加えて、約−5℃で2時間撹拌する。濃縮後、残渣を
酢酸エチルに溶解し、NaHCO3水、水で順次洗浄する。溶
媒を留去後エーテルを加えてデカントし、濃縮乾固する
とガラス状のZ−Phe−Leu−Arg(Tos)−CH3Arg(To
s)−CH3Ala−OBut770mgが得られる。
TLC:Rf値0.54(メタノール:クロロホルム、1:7) 旋光度:〔α〕=−59.6゜(c=1、メタノール) 元素分析値:C58H81N11O12S2・C2H5OC2H5として C H N 理論値(%) 58.98 7.26 12.20 実測値(%) 58.68 6.91 12.24 5) Boc−CH3Tyr(Cl2Bzl)−Gly−Gly−Phe−Leu−A
rg(Tos)−CH3Arg(Tos)−CH3Ala−OButの合成 Boc−CH3Tyr(Cl2Bzl)−Gly−Gly−OH350mgをジメチ
ルホルムアミド5mlに溶解し、−20℃に冷却後N−メチ
ルモルホリン0.068mlとクロル炭酸エチル0.059mlを加え
る。5分後HCl・H−Phe−Leu−Arg(Tos)−CH3Arg(T
os)−CH3Ala−OBut〔Z−Phe−Leu−Arg(Tos)−CH3A
rg(Tos)−CH3Ala−OButをPd−C存在下接触還元して
合成したもの〕610mgとN−メチルモルホリン0.092mlの
ジメチルホルムアミド(6ml)溶液を加えて約−5℃で
2時間撹拌する。濃縮後、残渣を酢酸エチルに溶解し、
NaHCO3水、水で順次洗浄する。濃縮後メタノール−エー
テルで固化させるとBoc−CH3Tyr(Cl2Bzl)−Gly−Gly
−Phe−Leu−Arg(Tos)−CH3Arg(Tos)−CH3Ala−OBu
t760mgが得られる。
融点:125〜133℃(dec) TLC:Rf値0.55(メタノール:クロロホルム、1:7) 旋光度:〔α〕=−56.4゜(c=1、メタノール) 元素分析値:C76H104N14O16S2Cl2・1/2 C2H5OC2H5として C H N 理論値(%) 57.06 6.69 11.94 実測値(%) 56.71 6.46 11.49 6) CH3Tyr−Gly−Gly−Phe−Leu−Arg−CH3Arg−CH3
Ala−OHの合成 Boc−CH3Tyr(Cl2Bzl)−Gly−Gly−Phe−Leu−Arg
(Tos)−CH3Arg(Tos)−CH3Ala−OBut210mgをアニソ
ール0.2mlの存在下密閉系のフッ化水素(HF)反応装置
内で−5℃にてHF10mlに溶かし、1時間撹拌後HFを反応
系より留去する。残渣をエーテルで洗浄した後、水に溶
解し、アンバーライトIRA−93(酢酸型)で処理、凍結
乾燥する。凍結乾燥した粗ペプチド130mgを高速液体ク
ロマトグラフィー〔Nucleosil 5C18、2φ×25cm、0.05
%HCl(H2O−CH3CN、91:9)で溶出〕で精製し、凍結乾
燥するとCH3Tyr−Gly−Gly−Phe−Leu−Arg−CH3Arg−C
H3Ala−OH50mgが得られる。
TLC:Rf値0.54(ブタノール:酢酸:ピリジン:水=15:
5:5:8) 旋光度:〔α〕D 20=−64.7゜(c=0.4,0.01N−HCl) 質量分析(FAB):981〔M+H〕) アミノ酸分析: Gly1.92(2),Leu1.04(1),Phe1.00(1),Arg0.986
(1) (CH3Tyr,CH3Arg,CH3Alaのピークは計算していない) 実施例 3〜11 実施例1、2と同様に通常の液相法で表4の化合物を
合成した。即ち、ダイノルフィンの1−3位(Tyr−Gly
−Gly)の誘導体、4−8位(Phe−Leu−Arg−Arg−Il
e)の誘導体、4−9位(Phe−Leu−Arg−Arg−Ile−Ar
g)の誘導体、4−10位(Phe−Leu−Arg−Arg−Ile−Ar
g−Pro)の誘導体をまず各ペプチドのC未端から順にス
テップワイズ法で合成し、次に1−3位の誘導体と4−
8、4−9、4−10位の誘導体をDCC−HOBt法又は混合
酸無水物法で縮合した後、フッ化水素(HF)で全保護基
を除去し、逆相系の担体を用いたプレパラティブ高速液
体クロマトグラフィーで精製した。各保護ペプチドの合
成経路の概要を図式1〜3に示す。
得られた目的物質であるペプチドの旋光度
〔α〕D 20、TLC Rf値及びアミノ酸分析結果を表5に示
す。
アミノ酸分析では、Gly,Leu,Phe,Arg,Ile,Asp,Gluの
アミノ酸についてだけその構成比を分析した。
〔α〕D 20の測定;C=0.4,0.01N−HCl TLC・Rf値の測定;ブタノール:酢酸:ピリジン:水=1
5:5:5:8
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒木 伸 茨城県筑波郡谷田部町春日4―19―13 紫山寮 (72)発明者 山津 清實 鎌倉市今泉台7−23―7 (72)発明者 橘 真郎 柏市布施新町4−7―10 (72)発明者 荒川 義弘 茨城県新治郡桜村梅園2―33―8 (56)参考文献 特開 昭60−36499(JP,A) 特開 昭59−141547(JP,A) 特開 昭59−141546(JP,A) 特開 昭59−25365(JP,A) 特開 昭58−118550(JP,A) 特開 昭57−134451(JP,A) 特開 昭56−81550(JP,A) 特開 昭61−115097(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】次の一般式 {式中、AはD−Ala,CH3Ala,Ile,Asp,D−Leu,D−Glu,C
    H3Ile,Sar又はβ−Alaを意味し、BはOH,Asp−OH,Phe−
    OH又はArg−D−Glu−OHを意味する。但し、AがD−Le
    uでBがOHであるものは除く。} で表わされるポリペプチド又は薬理学的に許容できる
    塩。
  2. 【請求項2】次の一般式 {式中、AはD−Ala,CH3Ala,Ile,Asp,D−Leu,D−Glu,C
    H3Ile,Sar又はβ−Alaを意味し、BはOH,Asp−OH,Phe−
    OH又はArg−D−Glu−OHを意味する。但し、AがD−Le
    uでBがOHであるものは除く。} で表わされるポリペプチドの保護体を製造し、次いでこ
    れを脱保護し、上記の構造式で示されるポリペプチドを
    得、必要により常法により薬理学的に許容できる塩とす
    ることを特徴とする上記構造を有するポリペプチド又は
    その薬理学的に許容できる塩の製造方法。
  3. 【請求項3】次の一般式 {式中、AはD−Ala,CH3Ala,Ile,Asp,D−Leu,D−Glu,C
    H3Ile,Sar又はβ−Alaを意味し、BはOH,Asp−OH,Phe−
    OH又はArg−D−Glu−OHを意味する。但し、AがD−Le
    uでBがOHであるものは除く。} で表わされるポリペプチド又は薬理学的に許容できる塩
    を有効成分とする鎮痛剤。
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