JP2553245Y2 - 陳列ケース - Google Patents
陳列ケースInfo
- Publication number
- JP2553245Y2 JP2553245Y2 JP6077792U JP6077792U JP2553245Y2 JP 2553245 Y2 JP2553245 Y2 JP 2553245Y2 JP 6077792 U JP6077792 U JP 6077792U JP 6077792 U JP6077792 U JP 6077792U JP 2553245 Y2 JP2553245 Y2 JP 2553245Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bottle
- display case
- guide piece
- characters
- display
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、瓶入り化粧水等の陳
列に最適な陳列ケースに関するものである。
列に最適な陳列ケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】瓶に入った化粧水等を店頭に陳列する場
合には、瓶自体を剥き出しで陳列棚に並べたり、図5に
示すように、光沢ある布1を張った飾り箱2に瓶3を寝
かせ、この箱をショーウィンドーの中に置いたりするこ
とが行われている。
合には、瓶自体を剥き出しで陳列棚に並べたり、図5に
示すように、光沢ある布1を張った飾り箱2に瓶3を寝
かせ、この箱をショーウィンドーの中に置いたりするこ
とが行われている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように、瓶を立てて並べると、中の液体が透明な場合に
は、瓶と液体の間を光が透過する際に、瓶の湾曲部や液
面で光が微妙に散乱して、瓶の正面に書かれた商品名や
種類,効能等が読みにくいという問題がある。また、瓶
を飾り箱2内に寝かせて置いた場合にも、上記と同様光
の散乱が生じるとともに、図5に示すように、空気と液
体との界面の線Pが、瓶3の正面側にきて、瓶3に書か
れた文字に重なるため、やはり読みにくいという問題が
ある。
ように、瓶を立てて並べると、中の液体が透明な場合に
は、瓶と液体の間を光が透過する際に、瓶の湾曲部や液
面で光が微妙に散乱して、瓶の正面に書かれた商品名や
種類,効能等が読みにくいという問題がある。また、瓶
を飾り箱2内に寝かせて置いた場合にも、上記と同様光
の散乱が生じるとともに、図5に示すように、空気と液
体との界面の線Pが、瓶3の正面側にきて、瓶3に書か
れた文字に重なるため、やはり読みにくいという問題が
ある。
【0004】この考案は、このような事情に鑑みなされ
たもので、透明な液体の入った瓶を陳列する場合に、瓶
の正面に書かれた文字等が読みやすい陳列ケースの提供
をその目的とする。
たもので、透明な液体の入った瓶を陳列する場合に、瓶
の正面に書かれた文字等が読みやすい陳列ケースの提供
をその目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この考案の陳列ケースは、底面部と、底面部の奥側
縁部から起立し上記底面部に対し所定角度をなす背面部
とを有し、上記底面部と背面部に挟まれた空間内に、底
面部と背面部に沿って凹状に湾曲するガイド片が装着さ
れ、このガイド片の表面がホログラム化されているとい
う構成をとる。
め、この考案の陳列ケースは、底面部と、底面部の奥側
縁部から起立し上記底面部に対し所定角度をなす背面部
とを有し、上記底面部と背面部に挟まれた空間内に、底
面部と背面部に沿って凹状に湾曲するガイド片が装着さ
れ、このガイド片の表面がホログラム化されているとい
う構成をとる。
【0006】
【作用】すなわち、この考案者は、透明な液体の入った
瓶に書かれた文字等が、光の散乱や気液界面の影響を受
けることなく、鮮明に読みとれるような陳列方法につい
て一連の研究を行った。その結果、凹状に湾曲されたホ
ログラムを背景にすると、その前に置いた瓶の文字が非
常に見やすくなることを見いだし、この考案に到達し
た。
瓶に書かれた文字等が、光の散乱や気液界面の影響を受
けることなく、鮮明に読みとれるような陳列方法につい
て一連の研究を行った。その結果、凹状に湾曲されたホ
ログラムを背景にすると、その前に置いた瓶の文字が非
常に見やすくなることを見いだし、この考案に到達し
た。
【0007】つぎに、この考案を実施例にもとづいて詳
細に説明する。
細に説明する。
【0008】
【実施例】図1はこの考案の一実施例を示している。こ
の陳列ケースの外枠5は、底面部10と、その奥側縁部
から直角に起立する背面部11と、中央が大きく切り欠
かれ手前側に凸状に湾曲する正面部12とで構成されて
いる。なお、この三面は、一続きの帯状の紙材で形成さ
れており、背面部11の下端縁から延設されたのり代部
11aが、底面部10の奥側縁部の裏側に入り込んで糊
付けされている。そして、上記外枠5の内側の、上記底
面部10と背面部11に挟まれた空間内には、底面部1
0と背面部11に沿って凹状に湾曲するガイド片13が
装着され、両端縁部が、底面部10および背面部11の
それぞれ縁部に貼着されている。
の陳列ケースの外枠5は、底面部10と、その奥側縁部
から直角に起立する背面部11と、中央が大きく切り欠
かれ手前側に凸状に湾曲する正面部12とで構成されて
いる。なお、この三面は、一続きの帯状の紙材で形成さ
れており、背面部11の下端縁から延設されたのり代部
11aが、底面部10の奥側縁部の裏側に入り込んで糊
付けされている。そして、上記外枠5の内側の、上記底
面部10と背面部11に挟まれた空間内には、底面部1
0と背面部11に沿って凹状に湾曲するガイド片13が
装着され、両端縁部が、底面部10および背面部11の
それぞれ縁部に貼着されている。
【0009】上記ガイド片13の表面全面には、三次元
的に微細な粒子が点在するように見えるホログラム(フ
ィルム状体)が貼着されており、視線の角度を変化させ
ると、それに応じて上記微粒子の色が虹色に順次変化す
るようになっている。
的に微細な粒子が点在するように見えるホログラム(フ
ィルム状体)が貼着されており、視線の角度を変化させ
ると、それに応じて上記微粒子の色が虹色に順次変化す
るようになっている。
【0010】上記陳列ケースを用い、例えばつぎのよう
にして透明な化粧水入り瓶3の陳列を行うことができ
る。すなわち、図2(a)および(b)に示すように、
瓶3を、底面部10とガイド片13が重なる底部に立て
る。そして、この陳列ケースを、所定の陳列棚の上や、
ショーウィンドーの中に置く。このように陳列すると、
瓶3の背景が、凹状に湾曲したホログラムになっている
ため、瓶3および中の化粧水を透過する光が散乱しにく
く、陳列ケースの正面から見た場合、あるいはある程度
角度をもって見た場合に、瓶3の表面に書かれた文字等
を鮮明に読み取ることができる。しかも、瓶3を寝かせ
た姿勢ではないため、瓶3の、文字等を書いてある部分
に気液界面の線Pがかからず、文字等を読む妨げになる
ことがない。
にして透明な化粧水入り瓶3の陳列を行うことができ
る。すなわち、図2(a)および(b)に示すように、
瓶3を、底面部10とガイド片13が重なる底部に立て
る。そして、この陳列ケースを、所定の陳列棚の上や、
ショーウィンドーの中に置く。このように陳列すると、
瓶3の背景が、凹状に湾曲したホログラムになっている
ため、瓶3および中の化粧水を透過する光が散乱しにく
く、陳列ケースの正面から見た場合、あるいはある程度
角度をもって見た場合に、瓶3の表面に書かれた文字等
を鮮明に読み取ることができる。しかも、瓶3を寝かせ
た姿勢ではないため、瓶3の、文字等を書いてある部分
に気液界面の線Pがかからず、文字等を読む妨げになる
ことがない。
【0011】なお、上記実施例では、上記ガイド片13
と底面部10とがある程度の距離Sだけ重なっており、
ここに瓶3を直立姿勢で置くことができたが、例えば図
3(a)および(b)に示すように、ガイド片13の湾
曲がやや浅くて瓶3を直立姿勢で置きにくい場合には、
図示のように、瓶3のずり下がりを防止するための補助
片14を設けて瓶3を斜めに配置するようにしてもよ
い。この場合にも、瓶3の文字等は、従来に比べ非常に
読みやすい。
と底面部10とがある程度の距離Sだけ重なっており、
ここに瓶3を直立姿勢で置くことができたが、例えば図
3(a)および(b)に示すように、ガイド片13の湾
曲がやや浅くて瓶3を直立姿勢で置きにくい場合には、
図示のように、瓶3のずり下がりを防止するための補助
片14を設けて瓶3を斜めに配置するようにしてもよ
い。この場合にも、瓶3の文字等は、従来に比べ非常に
読みやすい。
【0012】また、上記実施例では、底面部10と背面
部11がなす角度(図2において、θで示す)は直角で
あるが、その角度は、鋭角にしても鈍角にしても差し支
えはない。
部11がなす角度(図2において、θで示す)は直角で
あるが、その角度は、鋭角にしても鈍角にしても差し支
えはない。
【0013】さらに、上記実施例では、底面部10と背
面部11とを、大きく中央が切り欠かれた正面部12を
凸状に湾曲させて連結しているが、このように正面部1
2を湾曲させると、瓶3を置いた両側が、よりすっきり
見え、瓶3の印象が強くなる。ただし、上記正面部12
は、必ずしも必要ではなく、背面部11の後ろにリブを
設けて背面部11が所定角度で起立するよう設定した
り、底面部10と背面部11とを側面側で連結したりす
ると、正面部12は不要となる。
面部11とを、大きく中央が切り欠かれた正面部12を
凸状に湾曲させて連結しているが、このように正面部1
2を湾曲させると、瓶3を置いた両側が、よりすっきり
見え、瓶3の印象が強くなる。ただし、上記正面部12
は、必ずしも必要ではなく、背面部11の後ろにリブを
設けて背面部11が所定角度で起立するよう設定した
り、底面部10と背面部11とを側面側で連結したりす
ると、正面部12は不要となる。
【0014】また、この考案の陳列ケースは、上記のよ
うに使用する以外に、図4に示すように横に倒して、底
面部10と背面部11とが左右の奥側にくるよう配置
し、中央の空間に瓶3を立てるようにして陳列に供する
こともできる。この場合は、陳列ケースと瓶3とを一体
的に取り扱うことができず、陳列にやや手間を要する
が、瓶3の背景が、ガイド片13のホログラムとなるの
で、上記実施例と同様の効果を奏する。
うに使用する以外に、図4に示すように横に倒して、底
面部10と背面部11とが左右の奥側にくるよう配置
し、中央の空間に瓶3を立てるようにして陳列に供する
こともできる。この場合は、陳列ケースと瓶3とを一体
的に取り扱うことができず、陳列にやや手間を要する
が、瓶3の背景が、ガイド片13のホログラムとなるの
で、上記実施例と同様の効果を奏する。
【0015】
【考案の効果】以上のように、この考案の陳列ケース
は、瓶を入れると、その背景に、凹状に湾曲したホログ
ラムがくるようになっているため、瓶およびその中身が
透明であっても、これを透過する光が散乱しにくく、瓶
の表面に書かれた文字や図柄を鮮明に読み取ることがで
きる。また、瓶を横に寝かせるのではないため、気液界
面の線が瓶の正面中央側に生じて瓶の文字に重なるとい
うことがなく、一層、文字等が読みやすいという利点を
有する。
は、瓶を入れると、その背景に、凹状に湾曲したホログ
ラムがくるようになっているため、瓶およびその中身が
透明であっても、これを透過する光が散乱しにくく、瓶
の表面に書かれた文字や図柄を鮮明に読み取ることがで
きる。また、瓶を横に寝かせるのではないため、気液界
面の線が瓶の正面中央側に生じて瓶の文字に重なるとい
うことがなく、一層、文字等が読みやすいという利点を
有する。
【図1】この考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】(a)は上記実施例に瓶を置いた状態を示す正
面図、(b)はその右側面図である。
面図、(b)はその右側面図である。
【図3】(a)は他の実施例に瓶を置いた状態を示す正
面図、(b)はその右側面図である。
面図、(b)はその右側面図である。
【図4】上記実施例の他の使用態様の説明図である。
【図5】従来の瓶の陳列態様の説明図である。
10 底面部 11 背面部 13 ガイド片
Claims (1)
- 【請求項1】 底面部と、底面部の奥側縁部から起立し
上記底面部に対し所定角度をなす背面部とを有し、上記
底面部と背面部に挟まれた空間内に、底面部と背面部に
沿って凹状に湾曲するガイド片が装着され、このガイド
片の表面がホログラム化されていることを特徴とする陳
列ケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6077792U JP2553245Y2 (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | 陳列ケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6077792U JP2553245Y2 (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | 陳列ケース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0621462U JPH0621462U (ja) | 1994-03-22 |
JP2553245Y2 true JP2553245Y2 (ja) | 1997-11-05 |
Family
ID=13152063
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6077792U Expired - Lifetime JP2553245Y2 (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | 陳列ケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2553245Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-08-28 JP JP6077792U patent/JP2553245Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0621462U (ja) | 1994-03-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323113 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |