JP2552931Y2 - ウォッシャポンプ装置 - Google Patents

ウォッシャポンプ装置

Info

Publication number
JP2552931Y2
JP2552931Y2 JP8069892U JP8069892U JP2552931Y2 JP 2552931 Y2 JP2552931 Y2 JP 2552931Y2 JP 8069892 U JP8069892 U JP 8069892U JP 8069892 U JP8069892 U JP 8069892U JP 2552931 Y2 JP2552931 Y2 JP 2552931Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
washer pump
radio wave
fitted
tank
noise radio
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP8069892U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0637026U (ja
Inventor
安弘 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asmo Co Ltd
Original Assignee
Asmo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asmo Co Ltd filed Critical Asmo Co Ltd
Priority to JP8069892U priority Critical patent/JP2552931Y2/ja
Publication of JPH0637026U publication Critical patent/JPH0637026U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2552931Y2 publication Critical patent/JP2552931Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、車両等に搭載されるウ
ォッシャポンプ装置に係わり、詳しくは、ウォッシャポ
ンプ作動時に発生する雑音電波を抑止する雑音電波防止
器を簡単に取り付けられるようにしたウォッシャポンプ
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両等に搭載される電装品、例
えば、ワイパモータやウインドモータ等の内部には、モ
ータ回転時に発生する雑音電波を防止するためにモータ
内部に雑音電波防止器が設置されている。しかし、ウイ
ンドシールドガラス面に向かってタンク内の洗浄液を圧
送させるウォッシャポンプ装置においては、前記ワイパ
モータや前記ウインドモータ等に比べて利用する機会が
少ないということもあり、ラジオ等の通信機器を使用し
ている際の電動ウォッシャポンプ本体から発生する雑音
電波の防止対策に関しては、ほとんど成されていなかっ
た。また、前記ウォッシャポンプ本体は、前記ワイパモ
ータや前記ウインドモータに比べて小型であることが要
求され、電動ウォッシャポンプ本体の内部に雑音電波防
止器を設置することは非常に困難である。そこで、雑音
電波防止器を電動ウォッシャポンプ本体の外部に取り付
けざるを得ない。ところが、外部に取り付けようとする
と、この雑音電波防止器を取り付けるための保持部材や
取付ビス、ボルト等の取付具が必要となってしまいコス
トアップの要因となってしまう。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】そこで本考案は、特別
な保持部材や取付ビス、ボルト等の取付具を使用するこ
となく雑音電波防止器を簡単に設置することができるウ
ォッシャポンプ装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本考案は、内部に洗浄液が貯蔵され外部表面に第1
の溝部が形成された合成樹脂製のタンクと、前記第1の
溝部に圧入して嵌合され、前記タンク内の前記洗浄液を
前記タンク外に圧送する電動ウォッシャポンプ本体とを
有するウォッシャポンプ装置において、前記タンクの前
記外部表面に第2の溝部を設け、前記電動ウォッシャポ
ンプ本体に電気的に接続された雑音電波防止回路と該雑
音電波防止回路を収納するケースとから成る雑音電波防
止器を前記第2の溝部に圧入して嵌合したことを特徴と
している。
【0005】
【作用】上記構成によれば、本考案のウォッシャポンプ
装置の合成樹脂製のタンクの第1の溝部には、電動ウォ
ッシャポンプ本体が圧入して嵌合されている。つまり、
合成樹脂製のタンクは、電動ウォッシャポンプ本体を上
記のようにして取り付けることができる程度の弾性力を
有する。したがって、タンクの外部表面に設けられた第
2の溝部に雑音電波防止回路を収納するケースを圧入し
て嵌合することによって、雑音電波防止器を簡単に設置
することができる。
【0006】
【考案の効果】以上述べたように、本考案のウォッシャ
ポンプ装置は、タンクの外部表面に設けられた第2の溝
部に雑音電波防止回路を収納するケースを圧入して嵌合
することができ、雑音電波防止器を取り付けるための保
持部材や取付ビス、ボルト等の取付具を必要としないた
めコストダウンおよび作業工数の削減につながる。
【0007】
【実施例】次に、本考案のウォッシャポンプ装置の実施
例を図面に基づいて説明する。
【0008】図1は本考案のウォッシャポンプ装置に係
わる一実施例の全体構成図であり、図2は図1の一部断
面を表す側面図である。
【0009】本実施例のウォッシャポンプ装置10は車
両等に搭載されるものであり、ブロー成形された合成樹
脂製のタンク20、電動ウォッシャポンプ本体30、雑
音電波防止器40、およびホース50によって構成され
ている。
【0010】タンク20の内部には洗浄液が貯蔵されて
おり、該タンク20の上面部21には洗浄液が注入され
通常キャップ22によって封鎖されている注入口24が
開口形成されている。また、底面部23近傍の側面に設
けられた第1の溝部27の端面27aには洗浄液が注出
する注出口26(図2)が開口形成されている。さら
に、第1の溝部27内には、電動ウォッシャポンプ本体
30が埋め込まれるように嵌合されており、端面27a
に形成された前記注出口26に電動ウォッシャポンプ本
体30から突出したインレット32がグロメット31を
介して嵌合されている。そして、電動ウォッシャポンプ
本体30の駆動によって圧送された洗浄液は、電動ウォ
ッシャポンプ本体30から突出したアウトレット34に
接続されたホース50、ジョイント60(図1)を通っ
て図示しないノズルからウインドシールドガラス面に向
かって噴出する。前記ホース50は、タンク20の外部
表面にホース50の幅よりも細い幅で形成されたホース
嵌合溝部28に圧入して嵌合されている。
【0011】また、タンク20の側面には、後述する雑
音電波防止回路を収納したケース44を持つ雑音電波防
止器40が圧入して嵌合される第2の溝部29が設けら
れている。さらに、雑音電波防止器40と電動ウォッシ
ャポンプ本体30とを電気的に接続するリード線33が
収納されるリード線収納溝29aがタンク20の側面に
第1の溝部27と第2の溝部29とをつなぐように設け
られている。
【0012】ここで、本実施例のウォッシャポンプ装置
10に係わる雑音電波防止器40を図3によって説明す
る。
【0013】雑音電波防止器40は、雑音電波防止回路
42および該雑音電波防止回路42を収納するケース4
4によって構成されている。そして、雑音電波防止回路
42は、2つのコイル45,46の一端が電動ウォッシ
ャポンプ本体30の正負の端子部35,36に接続され
たリード線33にそれぞれ直列に接続されている。ま
た、コンデンサ37,38が電動ウォッシャポンプ30
に対して並列に接続されている。さらに、アース線39
の一端がコンデンサ37,38の間に接続され、他端が
図示しない車両のボディに接続されている。一方、コイ
ル45,46のそれぞれの他端はコネクタ70に接続さ
れ、該コネクタ70は電源80およびスイッチ82に電
気的に接続されている。
【0014】そして、上記雑音電波防止回路42を収納
したケース44がタンク20の側面に設けられた第2の
溝部29に圧入して嵌合される。その際、図4に示すよ
うに、第2の溝部29の開口部44aの幅W1とケース
44の幅W2との関係をW1≦W2としておく。したが
って、タンク20は弾性力を有する合成樹脂製であるこ
とから、ケース44を容易に圧入して嵌合させ、タンク
20に固定することができる。
【0015】以上述べたように、上記一実施例のウォッ
シャポンプ装置は、雑音電波防止器を簡単に設置するこ
とができる。
【0016】また、上記一実施例のウォッシャポンプ装
置は、雑音電波防止器と電動ウォッシャポンプ本体とを
別体的に接続させる構成としていることから、例えば、
シングルポンプ、ダブルアウトレットポンプ、高圧ポン
プ等、形状が異なる電動ウォッシャポンプが採用されて
も雑音電波防止器を共通使用することができる。なお、
上記一実施例のウォッシャポンプ装置において、第1の
溝部と第2の溝部との間隔を狭め電動ウォッシャポンプ
本体と雑音電波防止器とをできるだけ近付けた方が雑音
電波防止効果を向上させることができる。また、ホース
50もタンク20に形成されたホース嵌合溝部28に圧
入して嵌合されているが、このホース50とリード線3
3とを立体交差させ、ホース50によってリード線33
の飛び出しを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のウォッシャポンプ装置の一実施例に係
わる正面図である。
【図2】上記実施例の一部断面左側面図である。
【図3】上記実施例における雑音電波防止回路と電動ウ
ォッシャポンプ本体との接続関係を示す電気接続図であ
る。
【図4】上記実施例におけるタンクと雑音電波防止器の
ケースとを嵌合させた状態を示す説明図である。
【符号の説明】
10 ウォッシャポンプ装置 20 タンク 27 第1の溝部 29 第2の溝部 30 電動ウォッシャポンプ本体 40 雑音電波防止器 42 雑音電波防止回路 44 ケース

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に洗浄液が貯蔵され外部表面に第1
    の溝部が形成された合成樹脂製のタンクと、前記第1の
    溝部に圧入して嵌合され、前記タンク内の前記洗浄液を
    前記タンク外に圧送する電動ウォッシャポンプ本体とを
    有するウォッシャポンプ装置において、 前記タンクの前記外部表面に第2の溝部を設け、前記電
    動ウォッシャポンプ本体に電気的に接続された雑音電波
    防止回路と該雑音電波防止回路を収納するケースとから
    成る雑音電波防止器を前記第2の溝部に圧入して嵌合し
    たことを特徴とするウォッシャポンプ装置。
JP8069892U 1992-10-27 1992-10-27 ウォッシャポンプ装置 Expired - Lifetime JP2552931Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8069892U JP2552931Y2 (ja) 1992-10-27 1992-10-27 ウォッシャポンプ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8069892U JP2552931Y2 (ja) 1992-10-27 1992-10-27 ウォッシャポンプ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0637026U JPH0637026U (ja) 1994-05-17
JP2552931Y2 true JP2552931Y2 (ja) 1997-11-05

Family

ID=13725553

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8069892U Expired - Lifetime JP2552931Y2 (ja) 1992-10-27 1992-10-27 ウォッシャポンプ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2552931Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101355587B1 (ko) 2011-11-18 2014-01-29 기아자동차주식회사 차량용 워셔펌프

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101355587B1 (ko) 2011-11-18 2014-01-29 기아자동차주식회사 차량용 워셔펌프

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0637026U (ja) 1994-05-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101481264B1 (ko) 컨트롤러 일체형 연료펌프 모듈
US20060120893A1 (en) Fuel supply apparatus
CA2435716A1 (en) Pothead connector with elastomeric sealing washer
US7195466B2 (en) Fuel pump having electric motor integrally contained in single housing
JP2552931Y2 (ja) ウォッシャポンプ装置
US10138905B2 (en) Washer pump apparatus for vehicle provided with improved water-proof structure
US20150098192A1 (en) Motor control device
CA1195060A (en) Windscreen washer unit
JPH0932674A (ja) 燃料ポンプ用通電部品
US5102307A (en) Electric fuel pump with radio frequency noise supression
US20020047366A1 (en) Device for connecting an electric motor
KR200162010Y1 (ko) 연료펌프용 커넥터하우징
CN210350320U (zh) 一种无电压防护型车用插线座
KR100269663B1 (ko) 와이퍼 모터용 전원선 고정장치
US6327133B1 (en) Nylon shell doghouse capacitor assembly
JPH0133838Y2 (ja)
CN210652974U (zh) 车用电器密封盒及具有其的车辆
KR0135411Y1 (ko) 이중 방수구조의 터미널 접속장치
CN218162016U (zh) 一种水泵防护组件
CN216209887U (zh) 一种防水超声波雷达
CN218831151U (zh) 一种电动车控制器
CN211893477U (zh) 一种防盗与提示装置及应用其的电动自行车
CN209896850U (zh) 带有防水安装基座的车窗电机
JP2544429Y2 (ja) 車両用モ−タ
KR0135181B1 (ko) 차속 감응형 세정액 분사장치

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term