JP2551848Y2 - 注射器 - Google Patents

注射器

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JP2551848Y2
JP2551848Y2 JP1992088003U JP8800392U JP2551848Y2 JP 2551848 Y2 JP2551848 Y2 JP 2551848Y2 JP 1992088003 U JP1992088003 U JP 1992088003U JP 8800392 U JP8800392 U JP 8800392U JP 2551848 Y2 JP2551848 Y2 JP 2551848Y2
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double
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ended needle
protector
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昭治 斉藤
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Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
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Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、注射器に関し、より詳
しくは1回投与量の薬液がすでに充填され、注射針を取
りつけるだけで、すぐに患者に注射をすることができる
プレフィルドシリンジ型の注射器に関する。
【0002】
【従来の技術】プレフィルドシリンジ型の注射器は、す
でに所定量の薬液がシリンジ内に封入されているため、
薬液の注入操作や計量作業が不要であり、使い捨てで衛
生的であることなどの利点がある。カートリッジホルダ
ーを使用しない完全ディスポタブルタイプのプレフィル
ドシリンジとしては、大きく分けて2つのタイプに分け
られる。その1つは、図11に示すように、注射針50
がシリンジ51に固定された一体型のものであり、他の
1つは図12(A) および(B) に示すように注射針として
両頭針52を用いたものである。
【0003】前者の場合、シリンジ51と注射針50と
はしっかりと固定されているため、注射針50が離脱す
る心配がなく、また患者への穿刺も容易であるという利
点がある反面、使用後、シリンジ51と注射針50とを
分けて廃棄できないという問題がある。また、後者の場
合、両頭針52を保持したハブ53はシリンジ55の先
端部に係合され、図1(A) に示す使用前の状態では、
両頭針52の尖端部はシリンジ55の先端のゴムライナ
ー54から離隔している。また、図12(B) に示す使用
時には、ハブ53をシリンジ55側にスライドさせて、
両頭針52の尖端部でゴムライナー54を刺貫して使用
する。そして、使用後は、両頭針52をハブ53ごとシ
リンジ55から取り外してそれらを別々に廃棄すること
ができる。
【0004】後者のようなプレフィルドシリンジは、従
来よりよく知られており、例えば特公昭55−3260
2号公報、同55−32600号公報、特開昭52−5
9984号公報などがある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】後者のプレフィルドシ
リンジ型注射器にあっては、図13に示すように、ハブ
53の先端部に突起53aが設けられ、シリンジ先端部
の外周面の凹部56に係合してハブ53をシリンジ55
に固定しているが、矢印で示すように左右に両頭針52
がぐらつきやすいため、包装時や輸送時等に両頭針52
がシリンジ55から外れてしまうおそれがあり、包装や
輸送が困難であった。
【0006】また、使用時には、図14に示すように、
左右のぐらつきだけでなく、前後方向にも両頭針52が
スライドするので、注射針を患者に刺すとき、きわめて
危険であった。さらに、使用後、注射針を保護するプロ
テクタ56を両頭針52に被せて両頭針52を折り曲げ
るとき、図15に示すように、両頭針52がプロテクタ
56をつき破る危険性があった。
【0007】また、使用前および使用時のいずれにおい
ても、両頭針をぐらつきなくシリンジに強固に固定する
ことができ、しかも使用後の両頭針の取り外しも安全に
かつ簡単に行うことができる注射器として、シリンジの
先端部には両頭針を保持したハブを有し、ハブのスカー
ト部に突起又は凹部を複数形成してシリンジの先端と係
合できるようにし、さらに両頭針保持部にも突起が形成
され、ハブをプロテクタに被着してハブシリンジとを
折曲したときプロテクタの内壁面に突起が当接するよう
にしてあるものを提案した(実願平3−86567号
(実開平5−74545号)参照) 。
【0008】しかしながら、輸送中において、プロテク
タ側に何等かの圧力がかかって、シリンジ側へと押圧さ
れると、両頭針がライナーへ刺貫したり、ずれてしまう
ことがあり、このような状態を外部からは判別し難い問
題点があり、本考案の主たる目的は上記問題点を解決す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するための本考案の注射器は、前記のようなプレフィ
ルドシリンジ型であって、ハブ両頭針保持部とこの両
頭針保持部の後端部に連接されかつシリンジの先端部に
外挿されたスカート部とからなり、シリンジからスカー
ト部に至る外側を、ライナーへの両頭針の刺貫確認用の
収縮性フィルムにて包被させてあり、上記スカート部に
は少なくとも第1および第2の突起がスカート部の開口
端から順に軸方向に沿って並設され、使用前の状態で第
1および第2の突起が、また使用時にハブをライナーに
向かってスライドさせた状態で第2の突起がそれぞれ前
記シリンジの先端部に係合し、さらに前記両頭針保持部
の先端外縁部に突起が突設され、かつ前記ハブをプロテ
クタに被着しかつハブとシリンジとを折り曲げた状態で
前記両頭針保持部の突起に当接する係合用突起がプロテ
クタの内壁面に設けられていることを特徴としている。
【0010】従って、注射器の輸送時等において、プロ
テクタがシリンジ側へ押圧されたために、両頭針がライ
ナーに対して刺貫したり、左右へずれたりした場合に
は、収縮性フィルムはシリンジとハブのスカート部との
間でひだ状に縮れたり、或いはスカート部の内側に巻込
まれてしまい、外部からその状態を明瞭に判別すること
ができる。また収縮性フィルムは気密保持作用も有して
いる。
【0011】上記のように、シリンジの先端部に対し
て、ハブは使用前の状態で第1および第2の突起により
2箇所で固定されているため、両頭針のぐらつきが防止
され、しっかりと固定することができる。
【0012】また、使用時には少なくとも第2の突起に
より固定されているため、使用前と同様にぐらつきが防
止される共に、両頭針の前後方向のスライドも防止さ
れる。
【0013】さらに、使用後、両頭針をシリンジから取
り外すために、ハブにプロテクタを被着して、ハブをシ
リンジから折り曲げたとき、ハブの両頭針保持部の先端
外縁部に設けた突起がプロテクタの内壁面に設けた係合
用突起に当接して係合されるので、当該係合部でハブが
ロックされ、てこの原理により両頭針を保持したハブを
シリンジから簡単にかつ安全に取り外すことができる。
【0014】本考案では、プロテクタが、前記両頭針保
持部の外周部に当接する密封用突起を内壁面に有してい
てもよい。これにより、プロテクタ内に収容された両頭
針を使用時まで衛生的に保つことができる。また、前記
ハブの両頭針保持部またはスカート部にはその周方向に
沿って溝部を形成してもよい。この溝部は注射針廃棄容
器に注射針を廃棄する場合に、当該容器の注射針投入口
の周縁部に前記溝部を引っ掛けて、てこの原理により注
射針を容易に取り外すことができる。
【0015】なお、スカート部の内壁面に第1および第
2の突起を設けるのに代えて、当該内壁面に少なくとも
第1〜第3の凹部を設け、かつシリンジの先端部周面
に、使用前の状態で第1および第2の凹部が係合し、使
用時にハブをライナーに向かってスライドさせた状態で
第2および第3の凹部が係合する少なくとも2つの突起
を設けてもよい。かかる構成によっても、前記と同様な
作用がある。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本考案の注射器を詳細
に説明する。図1(A) は本考案の一実施例における使用
前の状態を示す要部拡大断面図、図1(B) はプロテクタ
がシリンジ側へ押圧され両頭針がライナーへ刺貫した状
態を示す要部拡大断面図、図2はその使用時の状態を示
す要部拡大断面図、図3および図4はそれぞれそれらの
全体構成を示す断面図であり、図2以下には下記に示す
収縮性フィルムの図示を省略してある。
【0017】図1および図2に示すように、シリンジ1
の先端部1aの開口はゴムライナー2で封止され、中央
の刺貫部分を除く先端部1aのほぼ全体にアルミニウム
製のキャップ3が装着されている。一方、両頭針4はハ
ブ5で保持されている。このハブ5は両頭針保持部5a
とスカート部5bとからなり、スカート部5bがシリン
ジ1の先端部1aに係合している。また、図1におい
て、6はプロテクタであり、両頭針保持部5aの外周に
被着されて、内部に両頭針4を収容する。
【0018】Fはシリンジ1からのスカート部5bに至
る外側に包被させたラベル兼用の収縮性フィルムであっ
て、ライナー2への両頭針4の刺貫状態確認用のもので
ある。即ち、注射器の輸送時等においてプロテクタ6が
シリンジ1側へ押されたために、両頭針4がライナー2
に対して刺貫したり、或は両頭針4が左右へずれたりし
た場合には、ハブ5のスカート部5との間で図1(B)
のようにひだ状部fに押縮したり、或いはスカート部の
内側に巻込まれてしまい、外部からその状態を明確に判
別することができることになる。この収縮性フィルムF
は印刷表示等がなされていて、ラベル兼用となるもの
で、注射器外側に熱収縮して包被されているシュリンク
フィルムである。前記スカート部の内面には、第1、第
2および第3の突起7,8,9がスカート部の開口端か
ら順に軸方向に沿って並設されている。第1の突起7と
第2の突起8との間隔は、図1に示す使用前の状態で、
第1の突起7がシリンジ1の先端部1aの周面(キャッ
プ3の外周面)に設けた凹部に係合し、第2の突起8が
シリンジ1の先端部1aの外縁部に係合するのに充分な
間隔である。一方、第2の突起8と第3の突起9の間隔
は、ハブ5をスライドさせて両頭針4の尖端部がゴムラ
イナー2を刺貫させた、図2に示す使用時の状態におい
て、第2の突起8がシリンジ1の先端部1aの周面(キ
ャップ3の外周面)に設けた凹部に係合し、第3の突起
9がシリンジ1の先端部1aの外縁部に係合するのに充
分な間隔である。
【0019】また、ハブ5の両頭針保持部5aの先端外
縁部には第4の突起10が半径方向に突設される。さら
に、使用後における両頭針4の取り外し時にハブ5とシ
リンジ1とを折り曲げたときに上記第4の突起10に当
接する係合用突起11がプロテクタ6の内壁面に設けら
れる。さらに、ハブ5と対向するプロテクタ6の内周面
には、ハブ5の両頭針保持部5aに当接してプロテクタ
6内を密封する密封用突起12が設けられる。
【0020】ハブ5の両頭針保持部5aとスカート部5
bとの連結部には溝部13が形成されている。ハブ5お
よびプロテクタ6の材質としては、例えばポリエチレ
ン、ポリプロピレン等の合成樹脂を用いることができ
る。図3および図4において、14はプランジャゴム、
15はフィンガーグリップ、16はプランジャーロッド
である。これらの部材はとくに限定されるものではな
く、従来公知のものがいずれも使用可能であり、さらに
例えば米国特許第4585445号明細書、同第464
2103号明細書等に開示のカートリッジ式のものも使
用することができる。
【0021】つぎに、この実施例の動作を使用前、使用
時および使用後の3つに分けて説明する。使用前 図1(A) および図3に示すように、ハブ5はシリンジ1
の先端部1aに対して2箇所、すなわち第1および第2
の突起7,8で係合しているため、両頭針4のぐらつき
が防止され、しっかりと固定される。従って、包装時や
輸送時も安全である。
【0022】また、使用前は両頭針4が汚染されるのを
防止するために、プロテクタ6を被着するが、プロテク
タ6の内周面には、ハブ5の保持部5aに当接してプロ
テクタ6内を密封する密封用突起12が設けられている
ため、プロテクタ6が誤って抜け落ちるのが防止され、
かつ内部に埃等が侵入するのが防止され、両頭針4を使
用時まで衛生的に保存することができる。使用時 図1(A) および図3に示す状態から、ハブ5をゴムライ
ナー2に向かってスライドさせ、両頭針4の尖端部でゴ
ムライナー2を刺貫させる(図2および図4)。この状
態では、シリンジ1の先端部1aはスカート部5bの底
部に当接すると共に、スカート部5bが第2および第3
の突起8,9でシリンジ1の先端部1aに係合してい
る。従って、両頭針4の左右のぐらつきはもとより、前
後のスライドも確実に防止され、患者への注射を安全に
行える。使用後 (i)注射針とシリンジとを別々に廃棄するために、注
射針廃棄容器を使用する場合は、図5に示すように、注
射針廃棄容器17内に、その上面に設けた廃棄孔18よ
り両頭針4を挿入し、ついで矢印A方向にシリンジ1を
曲げる。すなわち、前記廃棄孔18は、図6に示すよう
に、その孔18に連続してスリット溝19が形成されて
いるので、このスリット溝19に両頭針保持部5aに形
成した溝部13を係合させ、矢印A方向にシリンジ1を
曲げると、図7に示すように、てこの原理により両頭針
4をハブ5と共にシリンジ1から簡単にかつ安全に取り
外すことができる。
【0023】(ii) 手で両頭針4を取り外す場合は、図
8に示すように、使用時に取り外したプロテクタ6を再
び被着して指20,21でシリンジ1とプロテクタ6と
を持ち、それらを折り曲げてシリンジ1の先端部1aか
らハブ5を離脱させる。このとき、両頭針保持部5aの
先端外縁部に突設された突起10と、プロテクタ6の内
壁面に設けられた係合用突起11とが当接し係合するた
め、当該係合部でハブ5がロックされ、てこの原理が作
用して両頭針4を保持したハブ5をシリンジ1から簡単
にかつ安全に取り外すことができる。
【0024】なお、この実施例では、ハブ5のスカート
部5bに第1〜第3の突起7,8,9を設けたが、図9
(A),(B) に示すように、第3の突起9を省略して実施し
ても差支えのないものである。さらに、図10(A),(B)
に示すように、第1〜第3の突起7,8,9に代えて、
第1〜第3の凹部22,23,24をスカート部5b´
に設け、シリンジ1の先端部1aに装着したキャップ部
3´には使用前の状態で第1および第2の凹部22,2
3が、また使用時にハブ5´をライナー2に向かってス
ライドさせた状態で第2および第3の凹部23,24が
それぞれ係合する2つの突起25,26を設けても、同
様の効果が得られる。
【0025】また、本考案における突起の数は、2個や
3個に限定されるものでなく、それ以上の数の突起を設
けてもよいことは勿論であり、同様に第1〜第3の突起
7,8,9に代えて図10(A),(B) に示すように第1〜
第3の凹部22,23,24を設ける場合にもそれ以上
の数の凹部を設けることができ、これに対応して突起の
数も増やしていけばよい。
【0026】上記したスカート部に設けられる突起又は
凹部は径方向の全周にわたって形成される場合と、断続
的に形成される場合とがある。
【0027】
【考案の効果】本考案の注射器は、シリンジからスカー
ト部に至る外側を、ライナーへの両頭針の刺貫確認用の
収縮性フィルムにて包被させてあることを特徴としてい
るので、注射器の輸送時等において、プロテクタがシリ
ンジ側へ押圧されたために、両頭針がライナーに対して
刺貫したり、左右へずれたりした場合には、収縮性フィ
ルムはシリンジとハブのスカート部との間でひだ状に巻
かれてしまい、外部からその状態を明瞭に判別すること
ができる。また収縮性フィルムは気密保持効果もある。
そして、スカート部に少なくとも第1および第2の突起
が形成されているので、シリンジの先端部に対して、ハ
ブが使用前の状態で第1および第2の突起の2箇所で固
定されているため、両頭針のぐらつきが防止され、しっ
かりと固定することができ、包装や輸送も容易になる。
【0028】また、使用時には第2の突起により固定さ
れるため、使用前と同様にぐらつきが防止される共に、
両頭針の前後方向のスライドも防止されるため、患者へ
の注射も安全に行うことができる。 さらに、使用後、両
頭針をシリンジから取り外すために、ハブにプロテクタ
を装着して、ハブとシリンジとを折り曲げたとき、ハブ
の両頭針保持部の先端外縁部に設けた突起がプロテクタ
の内壁面に設けた係合用突起に当接係合して、てこの原
理により両頭針を保持したハブをシリンジから簡単にか
つ安全に取り外すことができるので、針がプロテクタを
つき破るのが防止され、きわめて安全性の高いものにな
る。
【0029】加えて、プロテクタの内周壁面に、ハブの
両頭針保持部の周胴部に当接する密封用突起を設けると
きは、プロテクタ内に収容された両頭針を使用時まで衛
生的に保つことができる。 また、前記両頭針保持部には
その周方向に沿って溝部を形成するときは、注射針廃棄
容器に注射針を廃棄する場合に、当該容器の注射針投入
口の周縁部に前記溝部を引っ掛けて、てこの原理により
注射針を容易にかつ安全に取り外すのに便利である。
【0030】前記スカート部側は突起に代えて、当該内
壁面に第1〜第3の凹部を設け、かつシリンジの先端部
周面に、使用前の状態で第1および第2の凹部が係合
し、使用時に第2および第3の凹部が係合する2つの突
起を設けても前記と同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A) は本考案の一実施例における使用前の状態
を示す要部拡大断面図、(B) はプロテクタが押圧された
状態の要部拡大断面図である。
【図2】その使用時の状態を示す要部拡大断面図であ
る。
【図3】それらの全体構成を示す断面図である。
【図4】それらの全体構成を示す断面図である。
【図5】注射針廃棄容器を使用する注射針(両頭針)の
取り外し操作を示す断面図である。
【図6】注射針廃棄容器に形成された注射針挿入孔を示
す部分平面図である。
【図7】注射針(両頭針)を取り外す状態を示す断面図
である。
【図8】指で注射針(両頭針)の取り外し操作を示す断
面図である。
【図9】(A) および(B) はそれぞれ本考案の他の実施例
における使用前および使用後の状態を示す要部拡大断面
図である。
【図10】(A) および(B) はそれぞれ本考案の他の実施
例における使用前および使用後の状態を示す要部拡大断
面図である。
【図11】従来の注射器を示す断面図である。
【図12】(A) および(B) はそれぞれ従来の他の注射器
における使用前および使用後の状態を示す断面図であ
る。
【図13】従来の注射器の問題点を説明するための説明
図である。
【図14】従来の注射器の問題点を説明するための説明
図である。
【図15】従来の注射器の問題点を説明するための説明
図である。
【符号の説明】
1,51,55 シリンジ 1a 先端部 2,54 ライナー 4 両頭針 5,53 ハブ 5a 両頭針保持部 5b スカート部 6 プロテクタ F 収縮性フィルム f ひだ状部 7 第1の突起 8 第2の突起 9 第3の突起 10 第4の突起 11 係合用突起12 密封用突起 13 溝部 22 第1の凹部 23 第2の凹部 24 第3の凹部 25,26 突起

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリンジの先端開口を刺貫可能なライナー
    で封止し、かつこのシリンジの先端部に、両頭針を保持
    したハブを前記ライナーから離隔してかつライナーに向
    かってスライド可能に係合させると共に、前記ハブに両
    頭針を収容するプロテクタを被着した注射器において、 前記ハブは両頭針保持部とこの両頭針保持部の後端部に
    連接されかつ前記シリンジの先端部に外挿されたスカー
    ト部とからなり、シリンジからスカート部に至る外側
    を、ライナーへの両頭針の刺貫確認用の収縮性フィルム
    にて包被させてあり、 上記スカート部には少なくとも第1および第2の突起が
    スカート部の開口端から順に軸方向に沿って並設され、
    使用前の状態で第1および第2の突起が、また使用時に
    ハブをライナーに向かってスライドさせた状態で第2の
    突起がそれぞれ前記シリンジの先端部に係合し、さらに
    前記両頭針保持部の先端外縁部に突起が突設され、前記
    ハブをプロテクタに被着しかつハブとシリンジとを折り
    曲げた状態で前記両頭針保持部側の突起に当接する係合
    用突起がプロテクタの内壁面に設けられていることを特
    徴とする注射器。
  2. 【請求項2】前記プロテクタが、前記両頭針保持部の外
    周面に当接する密封用突起を内壁面に有する請求項1記
    載の注射器。
  3. 【請求項3】前記ハブがその周方向に溝部を有する請求
    項1記載の注射器。
  4. 【請求項4】シリンジの先端開口を刺貫可能なライナー
    で封止し、かつこのシリンジの先端部に、両頭針を保持
    したハブを前記ライナーから離隔してかつライナーに向
    かってスライド可能に係合させると共に、前記ハブに両
    頭針を収容するプロテクタを被着した注射器において、 前記ハブは両頭針保持部とこの両頭針保持部の後端部に
    連接されかつ前記シリンジの先端部に外挿されたスカー
    ト部とからなり、シリンジからスカート部に至 る外側
    を、ライナーへの両頭針の刺貫確認用の収縮性フィルム
    にて包被させてあり、 上記スカート部には少なくとも第1、第2および第3の
    凹部がスカート部の開口端から順に軸方向に沿って並設
    され、かつシリンジの先端部周面には使用前の状態で第
    1および第2の凹部が、また使用時にハブをライナーに
    向かってスライドさせた状態で第2および第3の凹部が
    それぞれ係合する少なくとも2つの突起が設けられてお
    り、さらに前記両頭針保持部の先端外縁部に突起が突設
    され、前記ハブをプロテクタに被着しかつシリンジから
    折り曲げた状態で前記両頭針保持部の突起に当接する係
    合用突起がプロテクタの内壁面に設けられていることを
    特徴とする注射器。
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