JP2551669B2 - 電子血圧計 - Google Patents

電子血圧計

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は電子血圧計、特にコロトコフ法とオシロメト
リツク法とを併用した電子血圧計に関するものである。
[従来の技術] 生体の一部をカフにより圧迫して血圧を計測する電子
血圧計は、一般にその人の最高血圧よりも高い圧力まで
カフを加圧した後減圧を行いながら、圧迫部より発生す
るコロトコフ音の発生と消滅とをセンサにより検出して
血圧を認識するコロトコフ法と、カフの圧力信号に重畳
しているカフ振動脈波信号の大きさの時相変化を観察し
て血圧値を決定するオシロメトリツク法とが知られてい
る。
この内で、聴診法とより相関の良いのは、同じコロト
コフ音を用いるコロトコフ法の血圧計である。しかし、
コロトコフ音信号の周波数帯域は、ゴム管の擦れ音やカ
フの擦れ音等と重なつており、測定中に混入した雑音に
より誤認識されることがある。
これらに対処する方法として、カフの圧力信号に重畳
しているカフ振動脈波が前述の擦過音と周波数帯域の異
なることから、この脈波信号を用いるオシロメトリツク
法がある。しかし、聴診法との相関は、検出信号が違う
ため余り良いものではなかつた。
これら両方式の欠点を補うために、両方式でそれぞれ
独立に血圧値を求め、その測定結果を比較することによ
り血圧値の信頼性をチエツクする血圧計も提案されてい
る(特開昭63−171539号)。
[発明が解決しようとしている課題] しかしながら、上記従来例では独立して求めた血圧値
を比較するのみであるので、一方式のみの血圧計よりも
確度は上がつたものの、そのチエツクは大ざつぱなもの
であり、確度のより高いチエツク法が望まれている。
国際公開W089/01310号には、検出したカフ圧信号の脈
波信号振幅の推移を分析して被験者の最高血圧の存在し
得る範囲と最低血圧の存在し得る範囲を設定し、コロト
コフ音の発言、消滅に基づき判定した血圧がこの範囲に
含まれるか否かを評価する技術が開示されている。
しかしながら、脈波信号振幅の推移からの範囲の設定
としては、脈波信号振幅の単調な増加及び減少を基準と
しているため、確度の高さが十分とは言えなかつた。
本発明は、前記従来の欠点を除去し、検出ポイントに
おける脈波の波高の最大波高に対する割合と該ポイント
前後の脈波の波高の差分の比との両方が規定値内に入つ
ているかの判定に基づいて、前記ポイントの妥当性を判
定することにより、より確度の高いチエツクにより信頼
性の高い電子血圧計を提供する。
又、昇圧時と減圧時の血圧値を求めることにより、よ
り確度の高いチエツクを行い、信頼性のより高い電子血
圧計を提供する。
[課題を解決するための手段] この課題を解決するために、本発明の電子血圧計は、
生体の一部をカフにて圧迫することにより血圧を測定す
る電子血圧計において、コロトコフ音の発生あるいは消
滅に基づいて、最高血圧と最低血圧とのポイントを検出
するポイント検出手段と、該ポイントにおける脈波の波
高の最大波高に対する割合と該ポイント前後の脈波の波
高の差分の比との両方が規定値内に入つているかの判定
に基づいて、前記ポイントの妥当性を判定する判定手段
と、該判定手段の判定結果に対応して、血圧値を表示す
る表示手段とを備えることを特徴とする。
又、昇圧時に最低血圧と最高血圧とを測定し、引き続
いて減圧時に最低血圧を再度測定するタイプの電子血圧
計において、前記ポイント検出手段は、加圧時及び減圧
時に各ポイントを検出し、前記判定手段は、更に、加圧
時のポイントのカフ圧力値と減圧時のポイントのカフ圧
力値との差異に基づいて、前記ポイントの妥当性を判定
する。また、前記表示手段は、表示された血圧値に妥当
性がない場合に、その旨の表示を行う。
[作用] かかる構成において、コロトコフ音の発生及び消滅ポ
イントにおけるカフ下の血管容積に変化のあることを利
用して、コロトコフ法により認識した最高血圧と最低血
圧ポイントの妥当性をある幅をもつた確度で判定するこ
とのより、測定結果の信頼性を高める。
[実施例] 第1図は本実施例の電子血圧計の構成を示すブロツク
図である。
生体の一部を圧迫するカフ1及びカフ末梢側にコロト
コフ音センサ2を有し、コロトコフ音センサ2よりの信
号はコロトコフ音検出部10に入力され、増幅器11で増幅
した後、周波数帯域を制御するバンドパスフイルタ12を
通して比較器(コンパレータ)13に入力し、しきい値入
力回路14からのあるしきい値以上をコロトコフ音有りと
する。このコロトコフ音の認識信号はマイクロコンピユ
ータ50に入力される。
一方、カフ1に接続された圧力センサ21よりの信号は
圧力検出部20に入力され、増幅器22で増幅した後、A/D
変換器33へ接続し、そのデシタル出力をマイクロコンピ
ユータ50に入力する。又、圧力センサ21よりの信号を増
幅器20で増幅後、脈波検出部30に入力されDC成分の削除
及びノイズキヤンセルの為に周波数帯域を制限するバン
ドパスフイルタ31を通して再び増幅器32で増幅後、A/D
変換器33へ接続し、そのデシタル出力をマイクロコンピ
ユータ50へ入力する。
マイクロコンピュータ50は、演算・制御用のCPU51と
制御プログラムを格納するROM52と補助記憶用のRAM53か
ら構成され、RAM53は少なくとも脈波の最大波高値とコ
ロトコフ音の発生及び消滅ポイントの前後5拍の脈波と
をカフに対応づけて記憶する脈波記憶部53aを有してい
る。マイクロコンピュータ50は、電源部60から電源供給
されて動作し、コロトコフ音検出部10からのコロトコフ
音認識信号からコロトコフ音の発生及び消滅を検出し、
更に脈波検出部30からの脈波データの波高値からコロト
コフ音の発生及び消滅ポイントをチエツクする。そし
て、このコロトコフ音の発生及び消滅ポイントのカフ圧
を、血圧値としてLCD表示部70に表示する。
又、マイクロコンピュータ50は、モータ・バブル駆動
部41を介して送気ポンプ42,急速排気バルブ43,バイパス
バルブ45等を駆動して、カフ1内の圧力を制御する。カ
フ1と送気ポンプ42の間には脈動防止フイルタ46として
サージタンク46aと流体抵抗46bとが設けられている。マ
イクロコンピュータ50はカフ圧を見ながらこれらポンプ
やバルブを制御して、所定のカフ圧変化を達成する。47
は減圧時の定速排気バルブである。
<減圧時のみの測定例> カフ振動脈波検出部30を有する血圧計にて、コロトコ
フ音の発生及び消滅ポイントを連続性をもつて計測する
場合、発生ポイントのカフ圧力値を最高血圧値又は消滅
ポイントのカフ圧力値を最低血圧値とし、昇圧時の計測
の場合発生ポイントのカフ圧力値を最低血圧値又は消滅
ポイントの圧力値を最高血圧値とする機能を有し、又コ
ロトコフ音の発生ポイント、消滅ポイントを含め前後5
拍のそれぞれの脈波の大きさ及び脈波の大きさの最大値
を記憶する機能を有する血圧計で、下記のようなフロー
にてコロトコフ法により認識した最高血圧ポイント、最
低血圧ポイントの妥当性の確認を行なう。
第2図は減圧時のみに血圧測定を行う本実施例血圧計
の測定原理を示す図である。
加圧後の減圧によつて、まずコロトコフ音が連続して
発生した最初のポイントを最高血圧ポイントとする。こ
のポイント前後5拍の脈波の波高値から、その差を順に
△S11,△S12,△S13,△S14とし、最高血圧ポイントでの
波高値及びこれら差分値により最高血圧ポイントの妥当
性をチエツクする。
更に減圧を続け、コロトコフ音が連続して消えた最初
のポイントを最低血圧ポイントとする。このポイント前
後5拍の脈波の波高値から、その差を取つて順に△D1,
△D2,△D3,△D4とし、最低血圧ポイントでの波高値及び
これらの差分値のより最低血圧ポイントの妥当性をチエ
ツクする。
以下、第3図〜第5図に示す本実施例の電子血圧計の
動作手順を示すフローチヤートに従つて、その動作を詳
細に示す。
第3図は本実施例の電子血圧計のメインフローであ
る。
まずステツプS11で圧力のゼロセツト等の初期値化が
行なわれる。ステツプS12で加圧を開始し、ステツプS13
で最高血圧値より高い所定圧力になつたかをチエツク
し、なつたならば加圧を中止して、ステツプS14で減圧
を開始する。減圧の開始と同時に、ステツプS15では脈
波の脈波記憶部53aへの記憶が開始される。ステツプS16
で連続してコロトコフ音が発生する時点を見付け、ステ
ツプS17でこの時点を最高血圧ポイントとして記憶す
る。
次に、ステツプS18で脈波の最大値であるか否かをチ
エツクし最大値が検出されると、ステツプS19でこの最
大波高値Mを記憶する。ステツプS20で最高血圧ポイン
トでの波高値と前後の波高値との差分に基づいた妥当性
のチエツクが行なわれる。
第4A図,第4B図はこのステツプS20での最高血圧値の
チエツクの2つの例を示すフローチヤートである。
ステツプS31で最高血圧ポイントで脈波の波高値がス
テツプS19で記憶された最大波高値のA%(例えば30
%)以上か否かがチエツクされ、そうでなければ測定さ
れた最高血圧値の妥当性には疑問があるので、ステツプ
S34で最高血圧値を点滅表示する。A%以上あればステ
ツプS32に進んで、差分値△S12あるいは△S13が最大値
Mに所定値B(例えばB=0.1,0<B<1)を掛けた値
より大きいか否かがチエツクされ、以下の場合はステツ
プS34で点滅表示する。波高値が最大値MのA%以上且
つ差分値△S12あるいは△S13が最大値Mに所定値Bを掛
けた値より大きい場合のみに、測定された最高血圧値に
妥当性があるとして、ステツプS33で最高血圧値を正常
表示する。
第4B図では、第4A図のステツプS32のチエツクの代わ
りに、ステツプS36のチエツクが行なわれる。
ステツプS36では、 α=△S11/△S12 β=△S12/△S13 γ=△S13/△S14 である。
第3図に戻つて、ステツプS21に進み、連続してコロ
トコフ音の消滅をチエツクし、ステツプS22で消滅の時
点を最低血圧ポイントとして記憶する。続いてステツプ
S23でこの最低血圧の妥当性をチエツクする。
第5A図,第5B図はステツプS23の最低血圧値のチエツ
クの2つの例を示したフローチヤートである。
まずステツプS41で最低血圧ポイントでの脈波の波高
値が、ステツプS19で記憶した最大波高値MのC%(例
えば40%)以上か否かがチエツクされる。C%以上なけ
れば最低血圧の妥当性に問題があると判断し、ステツプ
S44で最低血圧値を点滅表示する。C%より大きい場合
はステツプS42に進んで、差分値△D2あるいは△D3が最
大値Mに所定値D(例えばD=0.1,0<D<1)を掛け
た値より大かどうかがチエツクされ、大でなければステ
ツプS44で点滅表示する。波高値が最大値MのC%より
大で、差分値△D2あるいは△D3が最大値Mに所定値Dを
掛けた値より大の場合のみに、ステツプS43で最低血圧
値を正常表示する。
第5B図は、第5A図のステツプS42をステツプS46に置き
代えたものである。
ステツプS46においては、 α=△D2/△D1 β=△D3/△D2 γ=△D4/△D3 である。
<加圧時及び減圧時での測定例> 昇圧時に最低血圧及び最高血圧を計測し、再度減圧時
に最低血圧をコロトコフ法により計測する方式の血圧計
においては、下記フローのごとく昇圧時計測の最低血圧
値と減圧時計測の最低血圧値同士を比較し、生体の血圧
変動の幅は通常安静時に十数mmHg程度であるので両者の
差が十数mmHg以内である場合に、昇圧時よりも遅い減圧
スピードで計測し、確度の高い減圧時の最低血圧を表示
し、又十数mmHg以上離れている場合には、上述と同様に
最低血圧をチエツクし、両者のうち妥当性のある方を表
示し、もし両方とも妥当性があると判断された場合は前
述の理由により減圧時最低血圧値を優先に最低血圧とし
て表示するようにした。
昇圧時の最低血圧の妥当性チエツクにおいて、コロト
コフ音による発生ポイントの一つ前の脈波は経験的に比
較的安定しており、この脈波の脈波最大値に対する割合
がある範囲にあるかをチエツクすることにより、昇圧時
最低血圧ポイントの妥当性チエツクを行なう。
第6図は、減圧時のみでなく加圧時でも血圧の測定を
行い、より信頼性の高い血圧測定を行う原理を示す図で
ある。
まず加圧時にコロトコフ音の発生を昇圧時最低血圧ポ
イント,コロトコフ音の消滅を最高血圧ポイントとす
る。更に減圧時のコロトコフ音の消滅を減圧時最低血圧
ポイントとする。ここで、各ポイント前後の5拍の脈波
の波高値を記憶し、各ポイントでの波高値、ポイント前
での脈波の存在、あるいは脈波の波高値の差分値により
血圧値の妥当性をチエツクする。更に最低血圧について
は、昇圧時の最低血圧に基づいて減圧時により精度の高
い測定を行うと共に、2回の測定により最低血圧の測定
不能を極力少なくすることが可能となる。
第7図〜第9図は本実施例の電子血圧計の動作手順を
示すフローチヤートである。
第7図はメインルーチンである。
まずステツプS51で圧力値のゼロセツト等の初期値化
が行なわれる。ステツプS52,S53では20mmHgまでの急速
加圧を行い、20mmHgになるとステツプS54で中速加圧に
切り換えて、ステツプS55で脈波の脈波記憶部53aへのカ
フ圧に対応した記憶が開始される。
ステツプS56で連続するコロトコフ音の発生をチエツ
クし、発生するとステツプS57で最初のポイントを昇圧
時の最低血圧ポイントとして記憶する。次に、ステツプ
S58で脈波の最大値Mを検出し、ステツプS59でその最大
値M及び平均血圧値を記憶する。脈波の最大値M発生以
降はステツプS60で低速加圧に切り換え、ステツプS61で
コロトコフ音の消滅をチエツクし、消滅時点をステツプ
S62で最高血圧ポイントとし、ステツプS63で最高血圧値
のチエツクを行う。
第8図はステツプS63の最高血圧値のチエツクのフロ
ーチヤートである。
ステツプS71で最高血圧ポイントでの脈波の波高値が
ステツプS59で記憶した最大値のA%以上であるか否か
がチエツクされ、A%なければ最高血圧値は妥当性に疑
問があるとしてステツプS74で点滅表示を行う。A%以
上であればステツプS72で前後5拍の脈波の差分値に基
づくチエツクが行なわれ、所定範囲になければステツプ
S74で点滅表示を行う。
尚、ステツプS72において α=△S22/△S21 β=△S23/△S22 γ=△S24/△S23 である。
A%以上で所定範囲であれば、ステツプS73で最高血
圧を正常表示する。
第7図のステツプS64に戻つて、ステツプS64,S65でス
テツプS59で記憶した平均血圧よりα(例えば20mmH
g)だけ大きな値に急速減圧を行う。平均血圧+α
なつたならステツプS66で低速減圧に切り換え、ステツ
プS67でコロトコフ音の消滅をチエツクする。ステツプS
68で消滅点を減圧時最低血圧ポイントとし、ステツプS6
9でステツプS57で記憶した昇圧時最低血圧ポイントと共
にその妥当性をチエツクする。第9図はステツプS69の
最低血圧値のチエツクの手順を示すフローチヤートであ
る。
まずステツプS81で昇圧時最低血圧値と減圧時最低血
圧値の差を取り、この差が数mmHgより小さいか否かがチ
エツクされる。小さければ、より精度の高い減圧時の最
低血圧が表示される。昇圧時と減圧時の差が大きい場合
は、ステツプS82に進んで減圧時の最低血圧の測定値が
有るか否かをチエツクし、有る場合はステツプS83,S84
で減圧時の最低血圧の妥当性がチエツクされ、妥当な場
合はステツプS95に進んで、減圧時の最低血圧値が表示
される。
尚、ステツプS84で α=△DD2/△DD1 β=△DD3/△DD2 γ=△DD4/△DD3 である。
減圧時の最低血圧が無い場合、あるいは妥当でない場
合は、ステツプS85で昇圧時の最低血圧が有るか否かを
チエツクし、無ければステツプS86で再度減圧時の最低
血圧の存在をチエツクし、無ければ両方共無いのでステ
ツプS94で最低血圧測定不能を表示する。減圧時の最低
血圧があればステツプS93で、減圧時の最低血圧を妥当
性に問題があるとして、点滅表示する。
一方、昇圧時の最低血圧が有る場合は、ステツプS87,
S88,S90でその妥当性がチエツクされる。
ステツプS87において、 α=△UD1/△UD2 β=△UD2/△UD3 γ=△UD3/△UD4 である。
ステツプS87の範囲内である場合と、1つ前の脈波が
あつてその波高値が所定範囲内にある場合とに、ステツ
プS91で昇圧時の最低血圧値を妥当性のあるものとして
表示する。1つ前の脈波が無い場合は、ステツプS89で
減圧時の最低血圧が有ればステツプS93でこれを点滅表
示、無ければステツプS92で昇圧時の最低血圧を点滅表
示する。又、1つ前の脈波があつても所定範囲(Eより
大でFより小)外であれば、昇圧時の最低血圧を点滅表
示する。
[発明の効果] 以上説明したように、検出ポイントにおける脈波の波
高の最大波高に対する割合と該ポイント前後の脈波の波
高の差分の比との両方が規定値内に入つているかの判定
に基づいて、前記ポイントの妥当性を判定することによ
り、より確度の高いチエツクにより信頼性の高い電子血
圧計を提供できる。
又、昇圧時と減圧時の血圧値を求めることにより、よ
り確度の高いチエツクを行い、信頼性のより高い電子血
圧計を提供できる。
すなわち、ゴム管又は衣服との擦過音により測定中に
計測誤差が生じている場合にも、測定者に再度計測する
ことをうながすことが可能となり、誤つた血圧値を認知
させることを回避することが可能となつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例の電子血圧計の構成を示すブロツク
図、 第2図は減圧時のみに測定を行う例の原理を示す図、 第3図は第2図の例の動作手順を示すフローチヤート、 第4A図,第4B図は第2図の例の最高血圧値のチエツクル
ーチンを示すフローチヤート、 第5A図,第5B図は第2図の例の最低血圧値のチエツクル
ーチンを示すフローチヤート、 第6図は加圧時及び減圧時に測定を行う例の原理を示す
図、 第7図は第6図の例の動作手順を示すフローチヤート、 第8図は第6図の例の最高血圧値のチエツクルーチンを
示すフローチヤート、 第9図は第6図の例の最低血圧値のチエツクルーチンを
示すフローチヤートである。 図中、1……カフ、2……コロトコフ音センサ、10……
コロトコフ音検出部、11……増幅器、12……バンドパス
フイルタ、13……比較器、14……スレツシユレベル発生
回路、20……圧力検出部、21……圧力センサ、22……増
幅器、31……バンドパスフイルタ、32……増幅器、33…
…A/D変換器、41……モータ・バルブ駆動部、42……送
気ポンプ、43……急速排気バルブ、47……定速排気バル
ブ、45……バイパスバルブ、46……脈動防止フイルタ、
46a……サージタンク、46b……流体抵抗器、50……マイ
クロコンピユータ、51……CPU、52……ROM、53……RA
M、53……脈波記憶部、60……電源部、70……LCD表示器
である。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カフの圧力に重畳しているカフ振動脈波を
    参照しながら、該カフにて圧迫することにより発生する
    コロトコフ音の発生または消滅に基づいて血圧を測定す
    る電子血圧計であって、 コロトコフ音の発生あるいは消滅に基づいて、最高血圧
    と最低血圧とのポイントを検出するポイント検出手段
    と、 該ポイントにおける脈波の波高の最大波高に対する割合
    と該ポイント前後の脈波の波高の差分の比との両方が規
    定値内に入っているか否かの判定に基づいて、前記ポイ
    ントの妥当性を判定する判定手段と、 該判定手段の判定結果に対応して、血圧値を表示する表
    示手段と、を備えることを特徴とする電子血圧計。
  2. 【請求項2】昇圧時に最低血圧と最高血圧とを測定し、
    引き続いて減圧時に最低血圧を再度測定するものであ
    り、前記ポイント検出手段は、加圧時及び減圧時に各ポ
    イントを検出し、前記判定手段は、更に、加圧時のポイ
    ントのカフ圧力値と減圧時のポイントのカフ圧力値との
    差異に基づいて、前記ポイントの妥当性を判定すること
    を特徴とする請求項1記載の電子血圧計。
  3. 【請求項3】前記表示手段は、表示された血圧値に妥当
    性がない場合に、その旨の表示を行なうことを特徴とす
    る請求項1または2記載の電子血圧計。
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