JP2551540Y2 - ゴルフボール - Google Patents
ゴルフボールInfo
- Publication number
- JP2551540Y2 JP2551540Y2 JP565991U JP565991U JP2551540Y2 JP 2551540 Y2 JP2551540 Y2 JP 2551540Y2 JP 565991 U JP565991 U JP 565991U JP 565991 U JP565991 U JP 565991U JP 2551540 Y2 JP2551540 Y2 JP 2551540Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- golf ball
- concave
- golf
- pattern
- groove circle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案はゴルフボールに関し、特
にゴルフボールの表面にどの方向から見ても識別できる
模様を施し、通常のゴルフボールの競技場よりも狭いゴ
ルフ場でのプレーに好適に使用できる飛距離の延びない
ゴルフボールに係る。
にゴルフボールの表面にどの方向から見ても識別できる
模様を施し、通常のゴルフボールの競技場よりも狭いゴ
ルフ場でのプレーに好適に使用できる飛距離の延びない
ゴルフボールに係る。
【０００２】
【従来技術及びその問題点】ゴルフボールは飛距離を向
上させるためにその球面に多くのディンプルが設けられ
ている。そして、一般に、このようなディンプルが設け
られた球面にはイニシャルや記号或いは番号等が印刷さ
れ各競技者同士のゴルフボールをそれぞれ識別できるよ
うにされている。
上させるためにその球面に多くのディンプルが設けられ
ている。そして、一般に、このようなディンプルが設け
られた球面にはイニシャルや記号或いは番号等が印刷さ
れ各競技者同士のゴルフボールをそれぞれ識別できるよ
うにされている。
【０００３】ところで、こうしたイニシャル等の表示部
分は、その表示面積が小さいために、例えば、フェアウ
ェイ上の芝生に前記イニシャル等の印刷面が下にされて
置かれていると、そのゴルフボールが誰のものなのかが
分からなくなってしまうと云った問題があった。
分は、その表示面積が小さいために、例えば、フェアウ
ェイ上の芝生に前記イニシャル等の印刷面が下にされて
置かれていると、そのゴルフボールが誰のものなのかが
分からなくなってしまうと云った問題があった。
【０００４】そのような問題を解決すべく、最近、本考
案の考案者はどのような位置関係にゴルフボールが置か
れても、容易に認識できるような態様の模様をゴルフボ
ールの球面全体に亘って描いたゴルフボールを提案して
いる。また、我が国の国土や人工事情を考慮して、飛距
離を抑制できるゴルフボールを用い現行のゴルフ場のよ
うに大面積を要せず小面積のゴルフ場で競技を楽しむこ
とができるゴルフ、名付けて“セミゴルフ”及び“ＯＫ
ゴルフ”という競技を提案している。
案の考案者はどのような位置関係にゴルフボールが置か
れても、容易に認識できるような態様の模様をゴルフボ
ールの球面全体に亘って描いたゴルフボールを提案して
いる。また、我が国の国土や人工事情を考慮して、飛距
離を抑制できるゴルフボールを用い現行のゴルフ場のよ
うに大面積を要せず小面積のゴルフ場で競技を楽しむこ
とができるゴルフ、名付けて“セミゴルフ”及び“ＯＫ
ゴルフ”という競技を提案している。
【０００５】しかし、印刷模様だけで球面全域に跨がる
よう描かれたゴルフボールは競技を繰り返すうちにショ
ット時の衝撃やグリーンを転がる際の摩擦で印刷模様が
傷ついたり、擦り切れてしまい、ゴルフボールの識別力
が失われてしまう。
よう描かれたゴルフボールは競技を繰り返すうちにショ
ット時の衝撃やグリーンを転がる際の摩擦で印刷模様が
傷ついたり、擦り切れてしまい、ゴルフボールの識別力
が失われてしまう。
【０００６】そこで、最近では長期間使用してもゴルフ
ボールの識別力が失われず、且つ、飛距離を抑制し得る
球体の球面全域に跨がるよう模様を凹条によって形成す
るゴルフボールが提案されている。
ボールの識別力が失われず、且つ、飛距離を抑制し得る
球体の球面全域に跨がるよう模様を凹条によって形成す
るゴルフボールが提案されている。
【０００７】しかし、このようなゴルフボールの製造に
当たっては、複雑な模様を施そうとすると、ゴルフボー
ルを型から外しにくかったり、深い凹条を形成できなか
ったり、且つ、型の製作に要する費用が嵩むなどといっ
た問題があった。
当たっては、複雑な模様を施そうとすると、ゴルフボー
ルを型から外しにくかったり、深い凹条を形成できなか
ったり、且つ、型の製作に要する費用が嵩むなどといっ
た問題があった。
【０００８】
【考案の目的】本考案は前記従来の問題点を考慮し、ゴ
ルフボールに施す模様を四方八方から認識できる態様で
ありながら、できるだけ簡素な模様にし、そうした模様
を深い凹条で形成できるゴルフボールを提供することを
目的とする。
ルフボールに施す模様を四方八方から認識できる態様で
ありながら、できるだけ簡素な模様にし、そうした模様
を深い凹条で形成できるゴルフボールを提供することを
目的とする。
【０００９】
【考案の要点】前記目的は本考案によれば、軟質ゴム，
プラスチック，発泡ポリウレタンで球体を形成し、該球
体の頂頭部とこれに対向する底部に凹溝円を形成し、こ
れら凹溝円の周辺からは外側に延び且つ該凹溝円に連通
する複数の凹条を形成したことを特徴とするゴルフボー
ルを提供することにより達成される。
プラスチック，発泡ポリウレタンで球体を形成し、該球
体の頂頭部とこれに対向する底部に凹溝円を形成し、こ
れら凹溝円の周辺からは外側に延び且つ該凹溝円に連通
する複数の凹条を形成したことを特徴とするゴルフボー
ルを提供することにより達成される。
【００１０】
【実施例】以下、本考案の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図１は本考案のゴルフボールの
一実施例を示す斜視図である。
ながら詳細に説明する。図１は本考案のゴルフボールの
一実施例を示す斜視図である。
【００１１】同図において、ゴルフボール１は例えば直
径が４１．１５mm〜４２．６７mm、重さ２５ｇ〜２８ｇ
の各範囲内で形成される球体である。また、前記ゴルフ
ボール１を形成する材料は軟質ゴム、プラスチック，発
泡ポリウレタンであり、このゴルフボール１の頂頭部２
とこれに対向する底部３に丸い凹溝４を形成してある。
径が４１．１５mm〜４２．６７mm、重さ２５ｇ〜２８ｇ
の各範囲内で形成される球体である。また、前記ゴルフ
ボール１を形成する材料は軟質ゴム、プラスチック，発
泡ポリウレタンであり、このゴルフボール１の頂頭部２
とこれに対向する底部３に丸い凹溝４を形成してある。
【００１２】これら凹溝４の周辺からは外側に延び、且
つ、この凹溝４に連通する複数の凹条５を形成してあ
る。この実施例では、この凹条５は前記凹溝４の周辺か
ら四方にほぼ等間隔を空けて延び出るよう形成してあ
り、上半球部の凹条と下半球部の凹条５とは連通してい
る。また、凹条５、５間に挟まれる部分には適数個のデ
ィンプル６を形成している。なお、前記凹条５は三本に
形成したり、五本に形成することもある。また、図２に
は前記ゴルフボール１の一部省略断面を示している。
つ、この凹溝４に連通する複数の凹条５を形成してあ
る。この実施例では、この凹条５は前記凹溝４の周辺か
ら四方にほぼ等間隔を空けて延び出るよう形成してあ
り、上半球部の凹条と下半球部の凹条５とは連通してい
る。また、凹条５、５間に挟まれる部分には適数個のデ
ィンプル６を形成している。なお、前記凹条５は三本に
形成したり、五本に形成することもある。また、図２に
は前記ゴルフボール１の一部省略断面を示している。
【００１３】図３は本考案の他の実施例を示す斜視図で
ある。同図において、上半球部と下半球部は図１に示し
たものと同様に形成してあるが、赤道面において上半球
部の凹条７の先端が下半球部の凹条７、７に挟まれる部
分のほぼ中央に位置するよう形成してある。なお、この
実施例にあっては上下半球部に四本ずつ凹条７を形成し
てあるが、上下半球部に二本ずつ凹条７を設けることも
ある。そのように構成した場合には、四方八方から認識
できる最もシンプルな模様のゴルフボールを得ることが
できる前記ゴルフボールを作るには内面に前記凹溝４や
前記凹条５を形成するための凸部が設けられた半球形の
金型二個を合わせて、内部に液状プラスチックを射出す
る。所定時間が経過すると、液状プラスチックが固化
し、金型を分離するとゴルフボールができ上がる。
ある。同図において、上半球部と下半球部は図１に示し
たものと同様に形成してあるが、赤道面において上半球
部の凹条７の先端が下半球部の凹条７、７に挟まれる部
分のほぼ中央に位置するよう形成してある。なお、この
実施例にあっては上下半球部に四本ずつ凹条７を形成し
てあるが、上下半球部に二本ずつ凹条７を設けることも
ある。そのように構成した場合には、四方八方から認識
できる最もシンプルな模様のゴルフボールを得ることが
できる前記ゴルフボールを作るには内面に前記凹溝４や
前記凹条５を形成するための凸部が設けられた半球形の
金型二個を合わせて、内部に液状プラスチックを射出す
る。所定時間が経過すると、液状プラスチックが固化
し、金型を分離するとゴルフボールができ上がる。
【００１４】
【考案の効果】以上詳細に説明したように本考案によれ
ば、ゴルフボールに施す模様を四方八方から認識できる
態様でありながら、非常に簡素な模様にすることがで
き、かつそうした模様を深い凹条で形成することがで
き、空気抵抗によって飛距離を抑制でき、且つ、表示模
様も消えにくく、その上、型から外し易くなるので製造
が容易なゴルフボールを得ることができる。
ば、ゴルフボールに施す模様を四方八方から認識できる
態様でありながら、非常に簡素な模様にすることがで
き、かつそうした模様を深い凹条で形成することがで
き、空気抵抗によって飛距離を抑制でき、且つ、表示模
様も消えにくく、その上、型から外し易くなるので製造
が容易なゴルフボールを得ることができる。
【図１】本考案のゴルフボールの一実施例を示す斜視図
である。
である。
【図２】本考案のゴルフボールの一部省略断面図であ
る。
る。
【図３】本考案の他の実施例を示す斜視図である。
１ ゴルフボール ２ 頂頭部 ３ 底部 ４ 凹溝 ５ 凹条 ６ ディンプル ７ 凹条
Claims (3)
- 【請求項１】 軟質ゴム，プラスチック，発泡ポリウレ
タンで球体を形成し、該球体の頂頭部とこれに対向する
底部に凹溝円を形成し、これら凹溝円の周辺からは外側
に延び且つ該凹溝円に連通する複数の凹条を形成したこ
とを特徴とするゴルフボール。 - 【請求項２】 凹条は凹溝円の周辺から四方にほぼ等間
隔を空けて延び出るよう形成した請求項１記載のゴルフ
ボール。 - 【請求項３】 球体の赤道面において一方の半球部の凹
条の先端が他方の半球部の凹条に挟まれる部分のほぼ中
央に位置するよう形成した請求項１記載のゴルフボー
ル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP565991U JP2551540Y2 (ja) | 1991-02-13 | 1991-02-13 | ゴルフボール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP565991U JP2551540Y2 (ja) | 1991-02-13 | 1991-02-13 | ゴルフボール |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04128769U JPH04128769U (ja) | 1992-11-25 |
| JP2551540Y2 true JP2551540Y2 (ja) | 1997-10-22 |
Family
ID=31898847
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP565991U Expired - Lifetime JP2551540Y2 (ja) | 1991-02-13 | 1991-02-13 | ゴルフボール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2551540Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016002395A (ja) * | 2014-06-19 | 2016-01-12 | システムセーリング株式会社 | ゴルフボール |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7273426B2 (en) * | 2005-06-09 | 2007-09-25 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Golf ball |
-
1991
- 1991-02-13 JP JP565991U patent/JP2551540Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016002395A (ja) * | 2014-06-19 | 2016-01-12 | システムセーリング株式会社 | ゴルフボール |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04128769U (ja) | 1992-11-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970513 |