JP2550080Y2 - 照明器具の反射鏡取付構造 - Google Patents

照明器具の反射鏡取付構造

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JP2550080Y2
JP2550080Y2 JP4985091U JP4985091U JP2550080Y2 JP 2550080 Y2 JP2550080 Y2 JP 2550080Y2 JP 4985091 U JP4985091 U JP 4985091U JP 4985091 U JP4985091 U JP 4985091U JP 2550080 Y2 JP2550080 Y2 JP 2550080Y2
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シュヴァルツフィシャー ペーター
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東陶機器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、天井に取付けるダウン
ライト等の下方を照明する照明器具に関し、更に詳しく
は、照明器具の内部に反射鏡を取付ける取付構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ダウンライト等の下方を照明する照明器
具は、通常、ランプを取囲むカップ状の反射鏡を備え、
この反射鏡によりランプからの光を下方に反射させてラ
ンプの光を有効に利用するようになっている。かかる反
射鏡は、一般に、反射鏡を本体にねじ止めするか、或い
は反射鏡の上端部分に円周状の凹凸部を設け、この凹凸
部を照明器具本体に設けた内方に付勢された取付ばねに
嵌合させて反射鏡を取付ける構造になっている。しか
し、反射鏡に円周状の凹凸部を形成するのは、製作上困
難であり、コストがかかる問題があった。また、ソケッ
トへのランプの取付部全体が反射鏡で囲まれるため、取
付部周辺の冷却が不十分となり、ランプの寿命を縮める
問題があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従って、本考案の目的
は、簡単な構造で反射鏡を照明器具の本体に取付けるこ
とができ、かつソケットへのランプの取付部を囲まず、
取付部周辺を十分冷却することができる、照明器具の内
部に反射鏡を取付ける取付構造を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本考案によれば、照明器具の内部に反射鏡を取付け
る取付構造であって、内面に複数の垂直面が設けられ、
この垂直面の表面に水平に延びる複数の溝が設けられて
いる本体と、頂部にランプを通す円形の開口部が設けら
れたランプの光を下方に反射させる反射鏡と、一端が折
り返えされた複数の取付部材とを備え、前記取付部材の
折り返し端は、前記反射鏡の開口部の内端を挟持し、取
付部材を開口部に固定できるようになっており、かつ、
取付部材の長さは、取付位置の反射鏡の開口部の内端
と、これより低い位置の本体内面の垂直面の溝とを結ぶ
長さよりも長い、照明器具の反射鏡取付構造が提供され
る。
【0005】更に、前記反射鏡の開口部のまわりには複
数の矩形切欠部が設けられ、かつ前記取付部材の折り返
し端は前記切欠部より幅が狭い、ことが好ましい。ま
た、前記反射鏡は、ランプの発光部を中心とする球面
と、発光部からの光を下方に反射する反射面とからな
る、のが好ましい。
【0006】
【作用】上記本考案の構成によれば、ランプを外し、複
数の取付部材の折り返し端を反射鏡の開口部の内端に固
定して、反射鏡を本体の軸線に沿って内方に押し込む
と、取付部材の外方端が本体内面の垂直面の溝と係合
し、複数の取付部材が僅かに撓んで互いに突張り、反射
鏡を中心位置に取付けることができる。
【0007】逆にランプを外し、反射鏡の頂部の円形の
開口部から指を差し込んで、取付部材を本体内面の垂直
面の溝から外すことにより、反射鏡を外すことができ
る。また、反射鏡の頂部の円形の開口部は、ランプのソ
ケットへの取付部より下部にできるのでランプのソケッ
トへの取付部を囲まず、取付部周辺を十分冷却すること
ができる。
【0008】従って、簡単な構造で反射鏡を照明器具の
本体に取付けることができ、かつランプのソケットへの
取付部を囲まず、取付部周辺を十分冷却することができ
る、照明器具の内部に反射鏡を取付ける取付構造が提供
される。
【0009】
【実施例】以下に、本考案の好ましい実施例を図面を参
照して詳細に説明する。図1は、本考案による照明器具
の側面断面図である。この図において、10は、照明器
具を取付ける天井であり、照明器具の本体は天井10の
開口部に埋設されるようになっている。本体は、外寸法
が天井10の取付孔の開口寸法にほぼ等しい中空筒部分
20と、中空筒部分20の上部に設けられ、最大外寸法
が取付孔寸法より小さい上部部分30とからなる。
【0010】中空筒部分20は少なくとも一部が開口寸
法より大きい鍔部22を下端に有する。また、中空筒部
分20は、円筒形でも角形でもよいが、円筒形の場合に
は、天井の取付孔に係合して本体の回転を防止するため
に、少なくとも一部が取付孔寸法より大きい突起部24
を外周に有する。本体の上部部分30は、上方内方に傾
斜した複数の傾斜面32と、該傾斜面に沿って軸線方向
に延びる長孔34とを有する。傾斜面32には、その表
面に水平に延びる複数の溝32aが設けられている。溝
32aの断面形状は、図示のように水平と垂直の組合わ
せからなるのが好ましいが、その他の形状、例えば山
形、波形、鋸刃形であっても良い。
【0011】更に、細長い弾性スライド板40が本体の
長孔34の各々に沿って摺動可能に設けられている。こ
のスライド板40は、上端がランプ側に折り曲げられた
上部42と、上端がランプ側に折り曲げられた舌部44
を有する中央部と、下方に延びた下部46とからなる。
スライド板40は、弾性の高いばね材料、又は繊維強化
プラスチック等で作られるのが好ましい。
【0012】更に、本体の内側からスライド板40を長
孔34に沿って摺動させ固定できる締結手段50が設け
られている。この締結手段50は、任意の周知の手段で
良いが、スライド板40の中央部に設けられた雌ねじ孔
48と、本体の内側から長孔34を通して雌ねじ孔48
に螺合する雄ねじ52とからなるのが好ましい。雌ねじ
孔48は、スライド板40に直接形成しても良く、或い
は適当なナットをスライド板40に固着させても良い。
また、雄ねじ52は、蝶ねじであるのが好ましい。
【0013】また、中空筒部分20の下端には、中空筒
部分20の鍔部22に係合し、外寸法が取付孔の開口寸
法より大きく、内径寸法が開口寸法にほぼ等しい枠部品
26が設けられている。枠部品26は、図示のように中
空筒部分20の鍔部22に嵌まり、その下面が中空筒部
分20の下端と一致するのが望ましい。上述した構成に
より、スライド板が天井の取付孔に干渉しない位置ま
で、本体の内側からスライド板を傾斜面の長孔に沿って
上方内方に摺動させて本体を取付孔に挿入し、次いで、
スライド板を傾斜面の長孔に沿って下方外方に摺動させ
て、中央部分の鍔部とスライド板とで天井の取付孔周囲
を挟持し、照明器具を天井の取付孔に埋設することがで
きる。
【0014】更に、傾斜面が水平に延びる溝を有し、ス
ライド板上部の上端と中央部の舌部の上端とがこの溝に
当接した状態で、スライド板下端が天井の取付孔周囲を
挟持するので、スライド板は溝から外れ難く、従ってス
ライド板を傾斜面の長孔に沿って任意の位置で確実に固
定することができる。図2は、本考案による照明器具の
別の側面断面図である。
【0015】本体の上部部分30の頂部には、ランプ1
2を取付けるソケット54が内部に取付けられる。ラン
プ12は、通常、図示のように照明器具の下面を照らす
ように下向きに取付けられるが、本体に斜めに取付けて
も良い。また、ソケット54には、任意のランプ12、
例えば反射面付のランプ12a、12b、又は反射面の
ないランプ12cを取付けることができる。
【0016】本体の上部部分30の内面には、複数の垂
直面36が設けられ、この垂直面36には、その表面に
水平に延びる複数の溝が設けられている。溝の断面形状
は、任意の形状、例えば山形、波形、鋸刃形であっても
良い。反射面のないランプ12cを使用する場合には、
別個に反射鏡52が、照明器具の内部に取付けられる。
反射鏡52は、球形のランプ12cの発光部を中心とす
る球面52aと、発光部からの光を下方に反射する反射
面52bからなる。反射鏡52の頂部には、ランプ12
を通すように円形の開口部が設けられている。この開口
部はソケット54へのランプ12の取付部より下に位置
する。また、この開口部には、対向する位置に矩形切欠
部(図示せず)が設けられている。前記反射鏡52は、
使用するランプに合わせて、適宜交換するのが良い。
【0017】反射鏡52の取付けのために、2枚の反射
鏡用の取付部材60が設けられる。この取付部材60
は、一端がU字状に折り返えされたほぼ長方形の薄板で
あり、弾性の高いばね材料、又は繊維強化プラスチック
等で作られるのが好ましい。取付部材60のU字状部分
すなわち折り返し端は、反射鏡52の開口部の切欠部よ
り幅が狭く、この内端を挟持し、取付部材60を開口部
に固定できるように寸法が定められている。また、取付
部材60の長さは、所定位置の反射鏡52の円形の開口
部の切欠部内端と、これより低い位置の本体内面の垂直
面36の溝とを結ぶ長さよりも長くなっている。
【0018】上述した構成により、ランプを外し、複数
の取付部材60の折り返し端を反射鏡52の開口部の内
端に固定して、反射鏡52を本体の軸線に沿って内方に
押し込むと、取付部材60の外方端が本体内面の垂直面
36の溝と係合し、複数の取付部材60が僅かに撓んで
互いに突張り、反射鏡52を中心位置に取付けることが
できる。
【0019】逆にランプを外し、反射鏡52の頂部の円
形の開口部から指を差し込んで、取付部材60を本体内
面の垂直面36の溝から外すことにより、反射鏡52を
外すことができる。また、反射鏡の頂部の円形の開口部
は、ランプのソケットへの取付部より下部にできるので
ランプのソケットへの取付部を囲まず、取付部周辺を十
分冷却することができる。
【0020】なお、本実施例では取付部材を長方形の薄
板としたが、特に薄板である必要はなく、一端がU字状
に折り返された丸棒状の部材であっても良い。
【0021】
【考案の効果】本考案は、以上のように構成したので、
簡単な構造で反射鏡を照明器具の本体に取付けることが
でき、かつランプのソケットへの取付部を囲まず、取付
部周辺を十分冷却することができる、照明器具の内部に
反射鏡を取付ける取付構造が提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による照明器具の側面断面図である。
【図2】本考案による照明器具の別の側面断面図であ
る。
【符号の説明】
10 天井 12 ランプ 20 中空筒部分 22 鍔部 26 枠部品 30 上部部分 32 傾斜面 32a 溝 34 長孔 36 垂直面 40 スライド板 42 上部 44 舌部 46 下部 50 締結手段 52 蝶ねじ 54 ソケット 60 取付部材

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明器具の内部に反射鏡を取付ける取付
    構造であって、 内面に複数の垂直面が設けられ、この垂直面の表面に水
    平に延びる複数の溝が設けられている本体と、 頂部にランプを通す円形の開口部が設けられたランプの
    光を下方に反射させる反射鏡と、 一端が折り返えされた複数の取付部材とを備え、 前記取付部材の折り返し端は、前記反射鏡の開口部の内
    端を挟持し、取付部材を開口部に固定できるようになっ
    ており、かつ、取付部材の長さは、取付位置の反射鏡の
    開口部の内端と、これより低い位置の本体内面の垂直面
    の溝とを結ぶ長さよりも長く、 これにより、取付部材の外方端が本体内面の垂直面の溝
    と係合し、複数の取付部材が互いに突張って、反射鏡を
    中心位置に取付けることができることを特徴とする、照
    明器具の反射鏡取付構造。
  2. 【請求項2】 前記反射鏡の開口部のまわりには複数の
    矩形切欠部が設けられ、かつ前記取付部材の折り返し端
    は前記切欠部より幅が狭く、 これにより、前記取付部材の折り返し端を前記切欠部に
    固定することができることを特徴とする、請求項1に記
    載の反射鏡取付構造。
  3. 【請求項3】 前記反射鏡は、ランプの発光部を中心と
    する球面と、発光部からの光を下方に反射する反射面と
    からなることを特徴とする、請求項1に記載の反射鏡取
    付構造。
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JPH056528U JPH056528U (ja) 1993-01-29
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JPS4961299U (ja) * 1972-09-12 1974-05-29
JPS4978997U (ja) * 1972-10-28 1974-07-09
JPS4978998U (ja) * 1972-10-28 1974-07-09

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JPH056528U (ja) 1993-01-29

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