JP2549897Y2 - 室内外分離型空気調和機の室外機 - Google Patents
室内外分離型空気調和機の室外機Info
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- JP2549897Y2 JP2549897Y2 JP1992006692U JP669292U JP2549897Y2 JP 2549897 Y2 JP2549897 Y2 JP 2549897Y2 JP 1992006692 U JP1992006692 U JP 1992006692U JP 669292 U JP669292 U JP 669292U JP 2549897 Y2 JP2549897 Y2 JP 2549897Y2
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- compressor
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は，圧縮機を用いた冷凍サ
イクルにより，例えば冷暖房切り換え運転を行うヒート
ポンプ式の室内外分離型空気調和機の室外機に関するも
のである。
イクルにより，例えば冷暖房切り換え運転を行うヒート
ポンプ式の室内外分離型空気調和機の室外機に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】従来の室内外分離型空気調和機の室外機
の一例を図３に示す。同図における室外機１a では，ケ
ーシング５内が正面視左右に，冷凍サイクルの室外熱交
換器２を収容した室内熱交換器室と，圧縮機８を収容し
た圧縮機室とに仕切板６a により仕切られてなってい
る。上記室外熱交換器室には，室外熱交換器２の前方に
配備された送風機３の作用により，上記室外熱交換器２
の背側のケーシング５の吸込口（不図示）から室外空気
が機内に吸い込まれて上記室外熱交換器２の冷媒と熱交
換された後，ケーシング５の前部の吹出口２１から室外
に矢印２３方向に向けて吹き出す。一方，上記圧縮機室
には，上記送風機３や圧縮機８を駆動制御する為の電装
ボックス４が内装され，当該圧縮機室のケーシング５の
側壁には，室内機（図外）と接続配管（図外）を介して
連結される配管継手部７が設けられている。上記した室
内外分離型空気調和機は冷凍サイクル中の冷媒の流れ方
向を変更することにより，室内の冷暖房の切り換えを行
う，いわゆるヒートポンプ式に構成されている。そし
て，室内の暖房運転時において，上記室外熱交換器２
は，室外空気から受熱する蒸発器として作用するように
なっている。
の一例を図３に示す。同図における室外機１a では，ケ
ーシング５内が正面視左右に，冷凍サイクルの室外熱交
換器２を収容した室内熱交換器室と，圧縮機８を収容し
た圧縮機室とに仕切板６a により仕切られてなってい
る。上記室外熱交換器室には，室外熱交換器２の前方に
配備された送風機３の作用により，上記室外熱交換器２
の背側のケーシング５の吸込口（不図示）から室外空気
が機内に吸い込まれて上記室外熱交換器２の冷媒と熱交
換された後，ケーシング５の前部の吹出口２１から室外
に矢印２３方向に向けて吹き出す。一方，上記圧縮機室
には，上記送風機３や圧縮機８を駆動制御する為の電装
ボックス４が内装され，当該圧縮機室のケーシング５の
側壁には，室内機（図外）と接続配管（図外）を介して
連結される配管継手部７が設けられている。上記した室
内外分離型空気調和機は冷凍サイクル中の冷媒の流れ方
向を変更することにより，室内の冷暖房の切り換えを行
う，いわゆるヒートポンプ式に構成されている。そし
て，室内の暖房運転時において，上記室外熱交換器２
は，室外空気から受熱する蒸発器として作用するように
なっている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】ところで，上記室外機
１a では，運転中に圧縮機８に入力される電力の約６０
％が放熱として圧縮機８の表面から失われていた。即
ち，運転中の圧縮機８は７０〜８０℃の比較的高温の状
態になる。そこで，従前より，室内の暖房運転時に於け
る圧縮機８の放熱を回収する為，上記圧縮機８の周囲を
容器（図外）で囲み該容器内に蓄熱剤（図外）と熱回収
用の熱交換器（図外）を収容した構成の蓄熱機能付の圧
縮機が創案されたことがあった。しかしながら，当該圧
縮機は装置が大掛かりになりその製造コストが高くなる
という問題があった。本考案は，上記従来の問題点に鑑
みてなされたものであって，簡易な構成により，暖房運
転時の圧縮機からの放熱を効率よく回収することのでき
る室内外分離型空気調和機の室外機の提供を目的をする
ものである。
１a では，運転中に圧縮機８に入力される電力の約６０
％が放熱として圧縮機８の表面から失われていた。即
ち，運転中の圧縮機８は７０〜８０℃の比較的高温の状
態になる。そこで，従前より，室内の暖房運転時に於け
る圧縮機８の放熱を回収する為，上記圧縮機８の周囲を
容器（図外）で囲み該容器内に蓄熱剤（図外）と熱回収
用の熱交換器（図外）を収容した構成の蓄熱機能付の圧
縮機が創案されたことがあった。しかしながら，当該圧
縮機は装置が大掛かりになりその製造コストが高くなる
という問題があった。本考案は，上記従来の問題点に鑑
みてなされたものであって，簡易な構成により，暖房運
転時の圧縮機からの放熱を効率よく回収することのでき
る室内外分離型空気調和機の室外機の提供を目的をする
ものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に，本考案が採用する主たる手段は，その要旨とすると
ころが，室外空気との熱交換を行う室外熱交換器を収容
した室外熱交換器室と冷凍サイクルの圧縮機を収容した
圧縮機室とが仕切板により仕切られ，該仕切板に上記室
外熱交換器室の室外空気吸込側と上記圧縮機室とを連通
する通気口が設けられ，上記圧縮機室の下部に室外空気
取入口が設けられてなる室内外分離型空気調和機の室外
機において，上記室外熱交換器室内に設けられ，一端が
上記通気口に接続され，上記圧縮機室から上記通気口を
介して流入した空気を上記室外熱交換器の室外空気吸込
側全面にわたって分配する吹出口が形成されたダクトを
具備してなることを特徴とする室内外分離型空気調和機
の室外機として構成されている。
に，本考案が採用する主たる手段は，その要旨とすると
ころが，室外空気との熱交換を行う室外熱交換器を収容
した室外熱交換器室と冷凍サイクルの圧縮機を収容した
圧縮機室とが仕切板により仕切られ，該仕切板に上記室
外熱交換器室の室外空気吸込側と上記圧縮機室とを連通
する通気口が設けられ，上記圧縮機室の下部に室外空気
取入口が設けられてなる室内外分離型空気調和機の室外
機において，上記室外熱交換器室内に設けられ，一端が
上記通気口に接続され，上記圧縮機室から上記通気口を
介して流入した空気を上記室外熱交換器の室外空気吸込
側全面にわたって分配する吹出口が形成されたダクトを
具備してなることを特徴とする室内外分離型空気調和機
の室外機として構成されている。
【０００５】
【作用】本考案に係る室内外分離型空気調和機の室外機
においては，運転中に室外空気取入口から室外空気が圧
縮機室に吸い込まれる。上記圧縮機室に吸い込まれた室
外空気は比較的高温の圧縮機からの熱を受けた後，通気
口を介してダクト内に吸い込まれる。ダクト内に吸い込
まれた空気は該ダクトに形成された吹出口より室外熱交
換器の室外空気吸込側全面にわたってまんべんなく排出
され，上記室外熱交換器室に吸い込まれて上記室外熱交
換器内の冷媒に上記圧縮機から回収した熱を与える。従
って，室内の暖房運転時には，上記室外機の圧縮機から
の放熱が室内への熱量として回収される。また，上記圧
縮機からの放熱は室外熱交換器の全面から回収されるた
め，その熱回収効率は極めて高い。
においては，運転中に室外空気取入口から室外空気が圧
縮機室に吸い込まれる。上記圧縮機室に吸い込まれた室
外空気は比較的高温の圧縮機からの熱を受けた後，通気
口を介してダクト内に吸い込まれる。ダクト内に吸い込
まれた空気は該ダクトに形成された吹出口より室外熱交
換器の室外空気吸込側全面にわたってまんべんなく排出
され，上記室外熱交換器室に吸い込まれて上記室外熱交
換器内の冷媒に上記圧縮機から回収した熱を与える。従
って，室内の暖房運転時には，上記室外機の圧縮機から
の放熱が室内への熱量として回収される。また，上記圧
縮機からの放熱は室外熱交換器の全面から回収されるた
め，その熱回収効率は極めて高い。
【０００６】
【実施例】以下添付図面を参照して，本考案を具体化し
た実施例につき説明し，本考案の理解に供する。尚，以
下の実施例は，本考案を具体化した一例であって，本考
案の技術的範囲を限定する性格のものではない。ここ
に，図１は本考案の一実施例に係る室内外分離型空気調
和機の室外機の内部を示す構成図，図２は上記室外機の
室外熱交換器室を側面に見た概略構成図である。但し，
図３に示した上記従来の室内外分離型空気調和機の室外
機１a と共通する要素には，同一の符号を使用すると共
に，その詳細な説明は省略する。本実施例に係る室内外
分離型空気調和機の室外機１は，図１及び図２に示すよ
うに，上記従来の室外機１a と基本的構造をほぼ同様と
し，この従来の室外機１a との基本的な相違点は，ケー
シング５内の室外熱交換器室と圧縮機室とに仕切る仕切
板６の後ろ上部に上記室外熱交換器室の室外空気吸込側
と上記圧縮機室とを連通する通気口１２が設けられたこ
とと，上記圧縮機室のケーシング５の前下部の側壁に室
外空気を圧縮機室内に取り入れる為の空気取入口９が設
けられたことである。更に，上記室外熱交換器室の室外
空気の吸込口２０側の上部には，一端が上記仕切板６の
通気口１２に連結され，室外熱交換器２の幅方向に長い
形状を持つダクト１３が設けられている。該ダクト１３
の下面にはその長手方向全体にわたって複数の吹出口２
５が形成されており，該吹出口２５により，上記圧縮機
室からの昇温された空気が室外熱交換器２の吸込口２０
側全面にわたって分配されて吹き出される。一方，圧縮
機室内の圧縮機８の上方には，ケーシング５の内壁と仕
切板６とに支持されたオリフィス板１１の通風口１０内
に，送風機１８が配備されている。この送風機１８は，
室外空気を上記空気取入口９から圧縮機室内に取り入れ
て圧縮機８を強制的に冷却することにより上記圧縮機８
からの放熱を当該室外空気に受熱させた後，通気口１２
からダクト１３を通して室外熱交換器２の吸込側に吹き
出させる為のものである。この送風機１８の設置によ
り，上記圧縮機８からの放熱の回収は一層促進される。
そこで，上記した構成の室内外分離型空気調和機によ
り，室内の暖房運転が開始されると，室内機において室
内空気の暖房に供された冷媒は絞り弁（不図示）により
減圧された後，室外機１の室外熱交換器２において，室
外空気から受熱して気体となり圧縮機８により圧縮され
た後，上記室内機に戻される。この時，圧縮機８は冷媒
の圧縮による発熱を生じる。そこで，送風機１８が駆動
され，室外空気が空気取入口９から圧縮機室内に吸い込
まれ（矢印２４），圧縮機８の側方を通過する際に圧縮
機８からの放熱を受熱する。それにより，圧縮機８は冷
却される。一方，上記圧縮機８から受熱した室外空気
（矢印２４）は，通気口１２からダクト１３に送り込ま
れ，さらに上記吹出口２５から上記室外熱交換器２の吸
込側全面にわたってまんべんなく吹き出される。上記吹
出口２５から吹き出された上記受熱後の室外空気は，送
風機３の作用により吸込口２０から室外熱交換器室内に
吸い込まれた室外空気（矢印２２）と混じり合った後，
上記室外熱交換器２内を通過する冷媒と熱交換される。
従って，本実施例の室内外分離型空気調和機によれば，
圧縮機８からの放熱は，効率良く該室外熱交換器２の冷
媒に回収され，室内の暖房に供される。また，上記圧縮
機８から受熱した室外空気は，ダクト１３により上記室
外熱交換器２の吸込側全面にわたってまんべんなく吹き
出され，該室外熱交換器２の全面から回収されるため，
室外熱交換器２の一部に受熱空気を吹き付ける場合と比
べて熱のロスが少なく，その熱回収効率は極めて高い。
その為，当該空気調和機の暖房能力の向上化を図ること
ができると共に，特に外気温が低い場合に有効である。
又，上記したように外気温が低い場合であっても，室外
熱交換器２の表面への着霜を低減化することができ，こ
れによって除霜負荷を小さくすることができる。上記し
た実施例では，圧縮機８からの熱回収を促進させる為に
圧縮機室内にオリフィス板１１及び送風機１８を配備し
たが，これらを省略した構成であっても，送風機３の作
用により，ダクト１３の吹出口２５が開口した室外熱交
換器２の吸込側の圧力は外気圧よりも低くなる為，室外
空気は空気取入口９から圧縮機室内に吸い込まれて圧縮
機８を冷却すると同時に圧縮機８の放熱を受熱して上記
室外熱交換器２内の冷媒に熱伝達することができる。
た実施例につき説明し，本考案の理解に供する。尚，以
下の実施例は，本考案を具体化した一例であって，本考
案の技術的範囲を限定する性格のものではない。ここ
に，図１は本考案の一実施例に係る室内外分離型空気調
和機の室外機の内部を示す構成図，図２は上記室外機の
室外熱交換器室を側面に見た概略構成図である。但し，
図３に示した上記従来の室内外分離型空気調和機の室外
機１a と共通する要素には，同一の符号を使用すると共
に，その詳細な説明は省略する。本実施例に係る室内外
分離型空気調和機の室外機１は，図１及び図２に示すよ
うに，上記従来の室外機１a と基本的構造をほぼ同様と
し，この従来の室外機１a との基本的な相違点は，ケー
シング５内の室外熱交換器室と圧縮機室とに仕切る仕切
板６の後ろ上部に上記室外熱交換器室の室外空気吸込側
と上記圧縮機室とを連通する通気口１２が設けられたこ
とと，上記圧縮機室のケーシング５の前下部の側壁に室
外空気を圧縮機室内に取り入れる為の空気取入口９が設
けられたことである。更に，上記室外熱交換器室の室外
空気の吸込口２０側の上部には，一端が上記仕切板６の
通気口１２に連結され，室外熱交換器２の幅方向に長い
形状を持つダクト１３が設けられている。該ダクト１３
の下面にはその長手方向全体にわたって複数の吹出口２
５が形成されており，該吹出口２５により，上記圧縮機
室からの昇温された空気が室外熱交換器２の吸込口２０
側全面にわたって分配されて吹き出される。一方，圧縮
機室内の圧縮機８の上方には，ケーシング５の内壁と仕
切板６とに支持されたオリフィス板１１の通風口１０内
に，送風機１８が配備されている。この送風機１８は，
室外空気を上記空気取入口９から圧縮機室内に取り入れ
て圧縮機８を強制的に冷却することにより上記圧縮機８
からの放熱を当該室外空気に受熱させた後，通気口１２
からダクト１３を通して室外熱交換器２の吸込側に吹き
出させる為のものである。この送風機１８の設置によ
り，上記圧縮機８からの放熱の回収は一層促進される。
そこで，上記した構成の室内外分離型空気調和機によ
り，室内の暖房運転が開始されると，室内機において室
内空気の暖房に供された冷媒は絞り弁（不図示）により
減圧された後，室外機１の室外熱交換器２において，室
外空気から受熱して気体となり圧縮機８により圧縮され
た後，上記室内機に戻される。この時，圧縮機８は冷媒
の圧縮による発熱を生じる。そこで，送風機１８が駆動
され，室外空気が空気取入口９から圧縮機室内に吸い込
まれ（矢印２４），圧縮機８の側方を通過する際に圧縮
機８からの放熱を受熱する。それにより，圧縮機８は冷
却される。一方，上記圧縮機８から受熱した室外空気
（矢印２４）は，通気口１２からダクト１３に送り込ま
れ，さらに上記吹出口２５から上記室外熱交換器２の吸
込側全面にわたってまんべんなく吹き出される。上記吹
出口２５から吹き出された上記受熱後の室外空気は，送
風機３の作用により吸込口２０から室外熱交換器室内に
吸い込まれた室外空気（矢印２２）と混じり合った後，
上記室外熱交換器２内を通過する冷媒と熱交換される。
従って，本実施例の室内外分離型空気調和機によれば，
圧縮機８からの放熱は，効率良く該室外熱交換器２の冷
媒に回収され，室内の暖房に供される。また，上記圧縮
機８から受熱した室外空気は，ダクト１３により上記室
外熱交換器２の吸込側全面にわたってまんべんなく吹き
出され，該室外熱交換器２の全面から回収されるため，
室外熱交換器２の一部に受熱空気を吹き付ける場合と比
べて熱のロスが少なく，その熱回収効率は極めて高い。
その為，当該空気調和機の暖房能力の向上化を図ること
ができると共に，特に外気温が低い場合に有効である。
又，上記したように外気温が低い場合であっても，室外
熱交換器２の表面への着霜を低減化することができ，こ
れによって除霜負荷を小さくすることができる。上記し
た実施例では，圧縮機８からの熱回収を促進させる為に
圧縮機室内にオリフィス板１１及び送風機１８を配備し
たが，これらを省略した構成であっても，送風機３の作
用により，ダクト１３の吹出口２５が開口した室外熱交
換器２の吸込側の圧力は外気圧よりも低くなる為，室外
空気は空気取入口９から圧縮機室内に吸い込まれて圧縮
機８を冷却すると同時に圧縮機８の放熱を受熱して上記
室外熱交換器２内の冷媒に熱伝達することができる。
【０００７】
【考案の効果】本考案によれば，室外空気との熱交換を
行う室外熱交換器を収容した室外熱交換器室と冷凍サイ
クルの圧縮機を収容した圧縮機室とが仕切板により仕切
られ，該仕切板に上記室外熱交換器室の室外空気吸込側
と上記圧縮機室とを連通する通気口が設けられ，上記圧
縮機室の下部に室外空気取入口が設けられてなる室内外
分離型空気調和機の室外機において，上記室外熱交換器
室内に設けられ，一端が上記通気口に接続され，上記圧
縮機室から上記通気口を介して流入した空気を上記室外
熱交換器の室外空気吸込側全面にわたって分配する吹出
口が形成されたダクトを具備してなることを特徴とする
室内外分離型空気調和機の室外機が提供される。このよ
うに本考案の室外機は，極めて簡易な構成を採りなが
ら，暖房運転時の圧縮機からの放熱を，室外熱交換器の
全面から極めて効率的に回収することができる。
行う室外熱交換器を収容した室外熱交換器室と冷凍サイ
クルの圧縮機を収容した圧縮機室とが仕切板により仕切
られ，該仕切板に上記室外熱交換器室の室外空気吸込側
と上記圧縮機室とを連通する通気口が設けられ，上記圧
縮機室の下部に室外空気取入口が設けられてなる室内外
分離型空気調和機の室外機において，上記室外熱交換器
室内に設けられ，一端が上記通気口に接続され，上記圧
縮機室から上記通気口を介して流入した空気を上記室外
熱交換器の室外空気吸込側全面にわたって分配する吹出
口が形成されたダクトを具備してなることを特徴とする
室内外分離型空気調和機の室外機が提供される。このよ
うに本考案の室外機は，極めて簡易な構成を採りなが
ら，暖房運転時の圧縮機からの放熱を，室外熱交換器の
全面から極めて効率的に回収することができる。
【図１】 本考案の一実施例に係る室内外分離型空気調
和機の室外機の内部を示す構成図。
和機の室外機の内部を示す構成図。
【図２】 上記室外機の室外熱交換器室を側面に見た概
略構成図。
略構成図。
【図３】 本考案の背景の一例であって従来の室内外分
離型空気調和機の室外機の内部を示す構成図。
離型空気調和機の室外機の内部を示す構成図。
１，１a …室外機 ２…室外熱交換器 ５…ケーシング ６，６a …仕切板 ８…圧縮機 ９…空気取入口 １２…通気口
Claims (1)
- 【請求項１】 室外空気との熱交換を行う室外熱交換器
を収容した室外熱交換器室と冷凍サイクルの圧縮機を収
容した圧縮機室とが仕切板により仕切られ，該仕切板に
上記室外熱交換器室の室外空気吸込側と上記圧縮機室と
を連通する通気口が設けられ，上記圧縮機室の下部に室
外空気取入口が設けられてなる室内外分離型空気調和機
の室外機において，上記室外熱交換器室内に設けられ，一端が上記通気口に
接続され，上記圧縮機室から上記通気口を介して流入し
た空気を上記室外熱交換器の室外空気吸込側全面にわた
って分配する吹出口が形成されたダクトを具備してなる
ことを特徴とする室内外分離型空気調和機の室外機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992006692U JP2549897Y2 (ja) | 1992-02-19 | 1992-02-19 | 室内外分離型空気調和機の室外機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992006692U JP2549897Y2 (ja) | 1992-02-19 | 1992-02-19 | 室内外分離型空気調和機の室外機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0566431U JPH0566431U (ja) | 1993-09-03 |
| JP2549897Y2 true JP2549897Y2 (ja) | 1997-10-08 |
Family
ID=35395462
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992006692U Expired - Fee Related JP2549897Y2 (ja) | 1992-02-19 | 1992-02-19 | 室内外分離型空気調和機の室外機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2549897Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013100930A (ja) * | 2011-11-08 | 2013-05-23 | Orion Machinery Co Ltd | 温度調整装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6177026A (ja) * | 1984-09-25 | 1986-04-19 | Matsushita Electric Works Ltd | 光フアイバ−用コネクタ |
-
1992
- 1992-02-19 JP JP1992006692U patent/JP2549897Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0566431U (ja) | 1993-09-03 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |