JP2548599Y2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2548599Y2
JP2548599Y2 JP5184091U JP5184091U JP2548599Y2 JP 2548599 Y2 JP2548599 Y2 JP 2548599Y2 JP 5184091 U JP5184091 U JP 5184091U JP 5184091 U JP5184091 U JP 5184091U JP 2548599 Y2 JP2548599 Y2 JP 2548599Y2
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はコンピュータや電子交換
機あるいは伝送装置等に使用される電気接続用のコネク
タに関し、特に電気的時差接続を可能ならしめるコネク
タに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる時差接続用のコネクタは雄
側コネクタ部と挿入位置の異なる雌側コネクタ部とを備
えて構成されている。
【0003】図4は従来の一例を示すコネクタの断面図
である。図4に示すように、従来の電気的時差接続用コ
ネクタは雄端子13を雄側ハウジング5aに貫通させた
雄側コネクタ部1aと、雌側ハウジング8aのスルーボ
ール部14に雌端子18を配設してなる雌側コネクタ部
2aとから構成されている。しかも、雌側コネクタ部2
aの雌端子18は雄端子13が挿入されるスルーボール
部14で入口側から奥側方向に沿って伸長し、対向する
二つの梁15A,15Bとその梁15A,15Bを連結
する中継部16と、外部との電気的接続を可能ならしめ
る外部導体17とを有している。また、両ハウジング5
a,8aは絶縁性物質で形成される。かかるコネクタに
おいて、電気的時差接続を可能にするために、雌端子1
8は上方から下方に向かってその位置をずらせている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上述した従来のコネク
タは、雄側コネクタ部の雄側端子(コンタクト)および
雌側コネクタ部の雌側コンタクトのコンタクト長が長
い。そのため、電源用とアース用および信号用といった
三段時差接続を可能ならしめる雌側ハウジングの高さ方
向の隣接コンタクト間の段差を確保するにあたり、雌側
ハウジングの幅寸法を長くとることが必要になる。しか
るに、コネクタを実装するシステム構成によっては、コ
ネクタ幅寸法が制約され、コネクタ構成が困難になると
いう欠点がある。仮に、工夫により雌側コネクタ部を構
成したとしても、雄側コンタクト長が長くなるため、真
位置度が低下し、雌側コンタクトとの接触信頼性に悪影
響を及ぼすという欠点がある。
【0005】また、この種のコネクタは雌側コンタクト
が対向する二接点構成であるので、雄側コンタクトが傾
いて挿入された場合は雌側コンタクトの片側の梁に過応
力が加えられる。それ故、雌側コネクタ部に永久変形が
生じ、再挿入時のコンタクト間接触力を確保できないと
いう欠点がある。また、製造上からも、このような雌側
コンタクト形状を実現するためには、複雑なプレス打抜
きと曲げ加工が必要になる。かかるコンタクト間の接触
力はこの曲げ加工の精度に主に起因するので、製造上も
コスト高になるという欠点がある。
【0006】本考案の目的は、かかる電気的時差接続お
よび接触の高信頼性を容易に実現するとともに、製造性
を容易に且つ材料コストを低減できるコネクタを提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案のコネクトは、先
端に円錐状のポスト部を形成した雄側コンタクトを雄側
ハウジングに保持した雄側コネクタ部と、前記雄側コン
タクトに接触する雌側コンタクトを雌側ハウジングに保
持した雌側コネクタ部とを有し、前記雌側コンタクトは
中心部近辺より外側に広がるばね状うず巻接触部と、前
記ばね状うず巻接触部に継がり且つ前記雌側ハウジング
との係止構造を持つ平板部と、前記平板部に継がる外部
導体とを備え、前記雄側コンタクトの挿入により、前記
ばね状うず巻接触部が前記雄側コンタクトの円錐状ポス
ト部に追従してからみ接触し、逆に抜去により前記ばね
状うず巻接触部が元の平板状に戻るように構成される。
【0008】
【実施例】次に、本考案の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0009】図1は本考案の一実施例を示すコネクタの
縦断面図である。図1に示すように、本実施例は雄側コ
ンタクト4を絶縁性の雄側ハウジング5に貫通保持させ
た雄側コネクタ部1と、電源用雌側コンタクト7A,ア
ース用雌側コンタクト7Bおよび信号用雌側コンタクト
7Cを絶縁材からなる雌側ハウジング8に収納してなる
雌側コネクタ部2とから構成されている。この雄側コネ
クタ部1は内部に先端が円錐形状のポスト部3を形成し
た雄側コンタクト4を収納保持する。一方、雌側コネク
タ部2は雄側コンタクト4の挿入方向に対し一定の段差
を持って位置する電源用コンタクト収納保持部6A,ア
ース用コンタクト収納保持部6Bおよび信号用コンタク
ト収納保持部6Cより構成されるコンタクト収納部を持
つ雌側ハウジング8と、外部導体9を有し且つコンタク
ト収納保持部に位置する薄い平板状の電源用雌側コンタ
クト7A,アース用雌側コンタクト7Bおよび信号用雌
側コンタクト7Cより構成される雌側コンタクトとを備
えている。このような構造のコネクタは雌側ハウジング
8の高さ方向の隣接コンタクト間の段差を確保したま
ま、雌側ハウジング8の幅寸法の縮小が可能である。従
って、コネクタを実装するシステム構成により、この幅
寸法が制約された場合の電気的時差接続を可能ならしめ
るのに有利である。また、同時に雄側コネクト4の長さ
を短かくすることが可能であるため、雌側コンタクト7
A,7B,7Cとの接触信頼性を向上させるのにも有効
である。
【0010】図2は図1に示す雌側コンタクトの斜視図
である。図2に示すように、雌側コンタクト7は中心部
近辺より外側に広がるばね状うず巻接触部10と、この
ばね状うず巻接触部10に継がり且つ雌側ハウジング8
に固定するための係止部12を持つ平板部11と、この
平板部11に継がり且つ外部との電気的接続を可能なら
しめる外部導体9とより成る。それぞれの部分はプレス
加工により一括打抜きされ、外部導体9を直角方向の曲
げのみにより形成されるので、製造が非常に容易であ
り、材料取りも効率よく行われる。
【0011】図3は図1に示す雄側コンタクトおよび雌
側コンタクトの結合状態における拡大縦断面図である。
図3に示すように、この状態は雌側コネクタ部1に挿入
完了時の雌側コンタクト7とコンタクト収納保持部4内
の雄側コンタクト4との接触を示す。この雄側コンタク
ト4の挿入に従い、雌側コンタクト7のばね状うず巻接
触部10が雄側コンタクト4の先端部分の円錐状ポスト
部3にからみ接触する。また、雄側コンタクト4の抜去
により接触部10は元の平板状に戻る。このような接触
構造であるので、両者の多点接触が可能となり、たとえ
雄側コンタクト4が傾いた状態で挿入されても追従性に
優れ、雌側コンタクト4は永久歪みを起こしにくい。し
かも、接点全体に渡ってバランス良く大きな接触力を得
ることができるので、接触信頼性を向上させるのに非常
に有効となる。
【0012】
【考案の効果】以上説明したように、本考案のコネクタ
は、雌側コンタクトを薄い平板状としているので、雌側
ハウジングの高さ方向の隣接コンタクト間の段差を容易
に確保でき、電気的時差接続を可能ならしめるのに有利
であるという効果がある。また、本考案は雄側コンタク
トの先端ポスト部に追従してからみ接触するうず巻状接
触部を雌側コンタクトに具備しているので、高い接触信
頼性を得られるという効果がある。更に、本考案は雌側
コンタクトをプレスによる一括打抜き工程のみにより形
成できるとめ、製造が非常に容易になり、その上単純形
状であるので材料取りも有効に行なわれる。すなわち、
製造を容易にするとともに、材料コストを低減できると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すコネクタの縦断面図で
ある。
【図2】図1に示す雌側コンタクトの斜視図である。
【図3】図1に示す雄側コンタクトおよび雌側コンタク
トの結合状態における拡大縦断面図である。
【図4】従来の一例を示すコネクタの縦断面図である。
【符号の説明】
1 雄側コネクタ部 2 雌側コネクタ部 3 ポスト部 4 雄側コンタクト 5 雄側ハウジング 6A〜6C コンタクト収納保持部 7 雌側コンタクト 8 雌側ハウジング 9 外部導体 10 ばね状うず巻接触部 11 平板部 12 係止部

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端に円錐状のポスト部を形成した雄側
    コンタクトを雄側ハウジングに保持した雄側コネクタ部
    と、前記雄側コンタクトに接触する雌側コンタクトを雌
    側ハウジングに保持した雌側コネクタ部とを有し、前記
    雌側コンタクトは中心部近辺より外側に広がるばね状う
    ず巻接触部と、前記ばね状うず巻接触部に継がり且つ前
    記雌側ハウジングとの係止構造を持つ平板部と、前記平
    板部に継がる外部導体とを備え、前記雄側コンタクトの
    挿入により、前記ばね状うず巻接触部が前記雄側コンタ
    クトの円錐状ポスト部に追従してからみ接触し、逆に抜
    去により前記ばね状うず巻接触部が元の平板状に戻るこ
    とを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記雌側コネクタ部の前記雌側ハウジン
    グは、前記雄側コンタクトを挿入する方向に対して高さ
    方向の隣接収納保持部間に段差を形成していることを特
    徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記雌側コンタクトは、前記ばね状うず
    巻接触部の前記平板部および前記外部導体とをプレスに
    より一括打抜きされ且つ前記外部導体を直角方向の曲げ
    のみにより形成されることを特徴とする請求項1記載の
    コネクタ。
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