JP2547830B2 - ポット - Google Patents

ポット

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JP2547830B2
JP2547830B2 JP63302829A JP30282988A JP2547830B2 JP 2547830 B2 JP2547830 B2 JP 2547830B2 JP 63302829 A JP63302829 A JP 63302829A JP 30282988 A JP30282988 A JP 30282988A JP 2547830 B2 JP2547830 B2 JP 2547830B2
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JP
Japan
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discharge
opening
container
discharge pipe
switching valve
Prior art date
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JP63302829A
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English (en)
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JPH02147034A (ja
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正 犬塚
政廣 横野
英明 小林
文 米良貴
満興 前田
馨 前川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
  • Apparatus For Making Beverages (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、湯などの液体を容器内に収容し、外部に吐
出するポットに関するものである。
従来の技術 従来、この種のポットは特願昭60−281329号公報に示
されているように、第4図のようになっていた。すなわ
ち、湯などを収容する容器51の底部と一端を連通し、他
端は本体外部に開口してなる流路52を設け、容器51の上
方には、容器51の内部の液体を流路52を通して外部に吐
出するためのベローズなどを内蔵する蓋体53を載置して
ポット本体を形成していた。
発明が解決しようとする課題 このような従来の構造では、容器51に湯を入れ、ドリ
ップ式のコーヒーバスケットを用いてコーヒーを入れる
ときや、その他湯を散らして注ぎたいときなどでは、注
ぐ側の器を動かしてまんべんなく湯がかかるようにしな
ければならず、手で回していては一定の状態で注ぐこと
ができないため、うまくコーヒーなどを入れたりできな
いばかりか、手間もかかるものであった。
本発明は、このような課題を解決するもので、使用者
がコーヒーなどを入れる際に必要な、まんべんなく湯が
散る状態を簡単に得ることができる、実用性のすぐれた
ポットを提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明のポットは、液体を
収容する容器と、この容器内部と連通する導水管と、こ
の導水管の他端に連通する第1の開口と第2の開口とを
有する切換弁と、この切換弁の第1の開口と連通する第
1の吐出パイプと、切換弁の第2の開口と連通する第2
の吐出パイプと、容器内の液体を導水管から第1,第2の
吐出パイプへと導き外部へ吐出させる吐出機構とを備
え、前記第1の吐出パイプの先端に第1の吐出口を複数
個の第1の透孔で形成し、前記第2の吐出パイプの先端
に第2の吐出口を1個の第2の透孔で形成したものであ
る。
作用 上記の構成において、容器内の湯などの液体は、吐出
機構により容器と連通する導水管に導かれ、かつこの導
水管の他端に連設された切換弁へ導かれる。この切換弁
は第1の開口が第1の吐出パイプへ、第2の開口が第2
の吐出パイプへそれぞれ連通しているので、第1の開口
と第1の吐出パイプとを連通状態とすると、液体は第1
の吐出パイプに導かれ、この吐出パイプの先端に設けた
複数個の第1の透孔で形成する第1の吐出口から外部へ
複数筋の散水状態で吐出し、また切換弁の第2の開口と
第2の吐出パイプとが連通するように切換えれば、液体
は第2の吐出パイプに導かれ、先端の1個の第2の透孔
からなる第2の吐出口から1筋の状態で外部へ吐出し、
このように切換弁を切換えることにより必要に応じて複
数条の散水状態の吐出か、1筋状態の吐出かを選択する
ことができる。
実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の一実施例におけるポットの一部切欠
き側面図、第2図は同ポットの要部の裏面図、第3図は
同ポットの要部の断面図である。第1図〜第3図におい
て、1は水などを収容する容器であり、底部に高ワット
の主発熱部と低ワットの補助発熱部から形成された加熱
装置2を設けている。容器1を覆うボデー3の上端には
容器1を挿入固着する注口4を載置し、下端は基台5に
固着し、また容器1の開口部を封鎖する蓋体6を、注口
4の上部に回動自在に設けている。
容器1の底部には連通金具7を設けており、羽根車式
ポンプなどの吐出機構8が、一端を前記連通金具7に水
密的に固着した導水管9の途中に設けられている。前記
導水管9は吐出機構8からの吐出側が上方へ立上がり、
その他端は切換弁10に接続している。切換弁10は、下部
に第1の開口11を有し、上部に第2の開口12を有してい
る。第1の吐出パイプ13の一端が前記第1の開口11に連
通し、他方の先端に複数個(本実施例は4個)の第1の
透孔14で第1の吐出口15を形成し、また第2の吐出パイ
プ16の一端が前記第2の開口12に連通し、他方の先端に
1個の第2の透孔17で第2の吐出口18を形成している。
なお、第1の吐出口15は、第1の透孔14を第2の吐出口
18の周囲に環状に配置して形成している。切換弁10の内
部の第1の開口11と第2の開口12との間に、両開口11,1
2のいずれかを選択して封鎖するためのパッキング19を
配設している。このパッキング19は、ばね20により第1
の開口11を封鎖する方向に付勢され、必要に応じて切換
えて第1の開口11と第2の開口12のいずれかを閉塞でき
るようになっている。
次に、動作の説明をする。本発明の実施例において
は、蓋体6を開けて容器1に水を供給し、加熱装置2に
通電すると、高ワットの主発熱部により沸騰し、次に低
ワットの補助発熱部により約95℃前後で保温される。こ
の後に、切換弁10の内部のパッキング19で第2の吐出パ
イプ16の側の第2の開口12を閉塞し、第1の吐出パイプ
13と導水管9を連通状態として、羽根車式のポンプなど
の吐出機構8に給電すると、容器1の内部の湯は、容器
1の底部の連通金具7、導水管9、切換弁10を経て、第
1の吐出パイプ13に流入し、他端に設けられた複数個の
第1の透孔14で形成する第1の吐出口15から外部に吐出
される。このとき、第1図のように第1の吐出口15の下
にコーヒー抽出器具21を設置しておくだけで、第1の吐
出口15の複数個の第1の透孔14から散水状態で湯が滴下
され、コーヒー粉体の全体にまんべんなく注湯される。
また、切換弁10を切換えて内部のパッキング19で第1
の吐出パイプ13の側の第1の開口11を閉塞し、第2の吐
出パイプ16と導水管9を連通状態として、羽根車式のポ
ンプなどの吐出機構8に給電すると、容器1の内部の湯
は、上記と同様に、導水管9、切換弁10を経て第2の吐
出パイプ16に流入し、1個の第2の透孔17で形成する第
2の吐出口18から散水状態とならずに外部へ吐出され
る。
上記説明から明らかなように、本発明の実施例のポッ
トにおいては、たとえば、コヒーの抽出時のように、ま
んべんなく湯が散る状態を必要とする際、第1の吐出口
15を複数個の第1の透孔14により形成し、容器1と連通
させて吐出機構8を駆動させるので、容器1の内部の湯
は第1の吐出口15から複数筋の散水状態で吐出させるこ
とができ、コーヒーなどの抽出において粉体を均一によ
く膨らませて、おいしく抽出できるものであり、また、
切換弁10の内部のパッキング19の切換により、第1の吐
出パイプ13の側からの散水吐出と、第2の吐出パイプ16
の側からの一筋吐出とを、必要に応じて任意に選択でき
るものである。
発明の効果 以上のように本発明のポットは、容器内と連通する導
水管の他端に、切換弁を介して複数個の第1の透孔から
なる第1の吐出口を有する第1の吐出パイプと、1個の
第2の透孔からなる第2の吐出口を有する第2の吐出パ
イプとを切換自在に連設しているので、第1の吐出口か
らの吐出を散水状態とすることができて、コーヒーなど
の抽出の際の手間がはぶけ、また必要に応じて切換弁を
切換えて第2の吐出口から1筋で吐出させることがで
き、極めて実用性がすぐれている。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例におけるポットの一部切欠き
側面図、第2図は同ポットの要部の裏面図、第3図は同
ポットの要部の断面図、第4図は従来のポットの断面図
である。 1……容器、8……吐出機構、9……導水管、10……切
換弁、11……第1の開口、12……第2の開口、13……第
1の吐出パイプ、14……第1の透孔、15……第1の吐出
口、16……第2の吐出パイプ、17……第2の透孔、18…
…第2の吐出口。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 米良貴 文 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 前田 満興 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 前川 馨 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭62−69950(JP,U) 実開 昭61−126947(JP,U) 実開 昭49−97167(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体を収容する容器と、この容器内部と連
    通する導水管と、この導水管の他端に連通する第1の開
    口と第2の開口とを有する切換弁と、この切換弁の第1
    の開口と連通する第1の吐出パイプと、切換弁の第2の
    開口と連通する第2の吐出パイプと、容器内の液体を導
    水管から第1,第2の吐出パイプへと導き外部へ吐出させ
    る吐出機構とを備え、前記第1の吐出パイプの先端に第
    1の吐出口を複数個の第1の透孔で形成し、前記第2の
    吐出パイプの先端に第2の吐出口を1個の第2の透孔で
    形成してなるポット。
JP63302829A 1988-11-29 1988-11-29 ポット Expired - Lifetime JP2547830B2 (ja)

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JPH02147034A JPH02147034A (ja) 1990-06-06
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