JP2547699B2 - 冷温蔵庫 - Google Patents

冷温蔵庫

Info

Publication number
JP2547699B2
JP2547699B2 JP5078577A JP7857793A JP2547699B2 JP 2547699 B2 JP2547699 B2 JP 2547699B2 JP 5078577 A JP5078577 A JP 5078577A JP 7857793 A JP7857793 A JP 7857793A JP 2547699 B2 JP2547699 B2 JP 2547699B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
heat
heat exchanger
storage
cold storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5078577A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06265253A (ja
Inventor
健造 高次
昭彦 栗岡
俊樹 高馬
佳展 西村
孝治 田渕
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Denki Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Denki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Denki Co Ltd filed Critical Sanyo Denki Co Ltd
Priority to JP5078577A priority Critical patent/JP2547699B2/ja
Publication of JPH06265253A publication Critical patent/JPH06265253A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2547699B2 publication Critical patent/JP2547699B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ペルチェ効果を利用し
た熱電交換素子により庫内を冷却あるいは加温する冷温
蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の冷温蔵庫としては、本体に形成し
た収納庫と、この収納庫の側方にペルチェ効果を利用し
て収納庫内を冷却あるいは加熱する熱電交換素子及び送
風機とを備えた熱交換器部を配した構造の可搬式の冷温
蔵庫がある。
【0003】そして、このような冷温蔵庫においては、
操作スイッチの一つである電源スイッチを入れた後、切
り替えスイッチを被収納物(以下品物という)に応じて
冷温蔵庫を希望する運転状態、即ち冷却運転又は加熱運
転にセットして品物を保存するようにしている。
【0004】ここで、このような冷温蔵庫は、通常は自
動車に取り付けられてバッテリからの直流電源により作
動するものであるが、自動車以外でも、例えば家庭でも
用いることができるよう交流電源でも作動させることが
できるようになっている。このため、電源コンセント部
には直流用コンセントと、交流用コンセントとが設けら
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の冷温蔵庫においては、表示部が本体の側面に配さ
れているため視認性が悪く、冷温蔵庫が自動車に取り付
けられている場合、表示部の視認性が悪いことから自動
車を止めたときに電源スイッチを切り忘れ、バッテリが
消耗してしまうという問題点があった。また、電源スイ
ッチも本体の側面に配されているため、操作性、視認性
が悪いという問題点があった。
【0006】また、この冷温蔵庫は、通常は横置きで使
用されることが多く、この状態で自動車から取り外して
運搬する際には冷温蔵庫に運搬用のバンドを取り付けて
運搬することができるようになっている。しかし、冷温
蔵庫が取り外されて、例えば家庭等で縦置きで使用され
ている状態で運搬する場合には、バンドを使用すること
ができず運搬が困難であるという問題点があった。
【0007】なお、この冷温蔵庫は、本来は自動車に取
り付けられるものであるため、取り外して横置きまたは
縦置きをするための脚部が設けられておらず、本体にキ
ズが付くという問題点があった。
【0008】さらに、この冷温蔵庫を家庭で用いる際に
は、電源切替用の電源切替スイッチを交流電源側に切り
替えるようになっているが、この切り替えを忘れた場合
には電源部が破損してしまうという問題点があった。
【0009】なお、この問題点を解決するため、例えば
冷温蔵庫に電源部を保護するための保護回路を設けるよ
うにしたものもあるが、これではコストが高くつくとい
う他の問題点が生じるようになる。
【0010】本発明は、表示部の視認性を高め、電源の
切り替えを確実に行なうことができると共に横置き及び
縦置きが可能で且つ容易に運搬することのできる冷温蔵
庫を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、本体に形成し
た収納庫と、この収納庫の側方にペルチェ効果を利用し
て収納庫内を冷却あるいは加熱する熱電交換素子及び送
風機とを備えた熱交換器部を配した構造の可搬式の冷温
蔵庫において、前記本体を横置きまたは縦置きするため
の脚部を該本体の底部及び前記熱交換器部と対向する側
面にそれぞれ形成すると共に操作スイッチと表示部とを
前記熱交換器部側の前記本体上面に設けたものである。
【0012】また本発明は、縦置きにした状態の前記本
体を運搬する際に使われる本体運搬用把手を前記熱交換
器部側の前記本体側面に回動自在に設けたものである。
【0013】さらに本発明は、縦置きにした状態の前記
本体の側面の下部に電源コンセント部を備えたものであ
る。
【0014】
【作用】収納庫の側方に配された熱電交換素子及び送風
機とを備えた熱交換器部と対向する本体側面と、本体底
部にそれぞれ形成された脚により本体をキズつけること
なく横置きまたは縦置きすることができる。また、熱交
換器部側の本体上面に操作スイッチと表示部を設けるこ
とにより、操作スイッチ及び表示部の視認性及び操作性
を高めることができる。
【0015】さらに、熱交換器部側の本体側面に回動自
在に設けた本体運搬用把手を使用することにより、縦置
きにした状態の本体を運搬することができる。また、縦
置きにした状態の本体の側面下部に電源コンセント部を
形成することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0017】図1は、本発明の一実施例に係る冷温蔵庫
の外観斜視図、図2はその側面断面図、図3は図2のA
−A断面図である。
【0018】図1において、1は冷温蔵庫本体(以下本
体という)であり、2はこの本体1の下部ケース、3は
本体1の上部ケース、4は上面に図示しない品物の収納
取出を行なうための開口4aが形成され、内部に収納庫
Sを形成するコンテナ、5は上部ケース3に一側を枢支
され、コンテナ4の開口4aを開閉する扉である。な
お、5aは扉5を上部ケース3に固定するクランプフッ
ク、5bはコンテナ4の開口4aを密閉するためのパッ
キンである。
【0019】また、6は上部ケース3の、後述する熱交
換器部9側の上面に設けられた操作部であり、この操作
部6には、電源スイッチ6aと、冷温蔵庫を冷却運転又
は加熱運転に切り替える切替スイッチ6bと、電源が入
っていること等を表示する表示部である表示ランプ6c
とが設けられている。
【0020】そして、このように操作部6を上部ケース
3の熱交換器部9側の上面に設けることにより、同図に
示すように本体1が床面に横置きにされた場合でも、ま
た後述する図5に示すように本体1が縦置きにされた場
合でも、操作部6が視認できる位置になるようにするこ
とができる。
【0021】図2において、7は収納庫Sの保温、保冷
のため下部ケース2と上部ケース3との間に取り付けら
れた発泡スチロール又はウレタン等の断熱材である。ま
た、扉5の内部にも発泡スチロール又はウレタン等の断
熱材7aが充填されている。
【0022】なお、この断熱材7は、下部ケース2に突
設されているボス部2aに取付けビス8aを螺合させて
取り付けられているコンテナ4により、下部ケース2の
底面に押しつけられている。一方、下部ケース2の底面
には、図4に示すようにボス部2aを囲むように環状の
リブ2bが形成されている。
【0023】そして、この環状のリブ2bが押しつけら
れた断熱材7に食い込むことにより、図5に示す下部ケ
ース2と上部ケース3との合わせ面Aの隙間から侵入し
た後、下部ケース2と断熱材7との間の隙間を通り、ボ
ス部2aと断熱材7との間及び取付けビス8aとコンテ
ナ4との間の隙間を通って収納庫Sの内部に侵入しよう
とする外気を遮断することができるようになっている。
【0024】これにより、外気に含まれた水分が庫内に
おいて結露するのを防ぐことができる。なお、同図に示
すように上部ケース3とコンテナ4との結合部にはシー
ル材41が配されており、このシール材41により結合
部から下部ケース2と断熱材7との間の隙間に外気が侵
入するのを防ぐようにしている。
【0025】一方、図2において、9は収納庫Sの側方
に配された熱交換器部であり、この熱交換器部9は、放
熱フィン10と、熱伝導体11と、これら放熱フィン1
0と熱伝導体11とに挾み込まれたペルチェ素子12と
からなる熱交換器と、冷却ファン13とからなるもので
ある。
【0026】ここで、このペルチェ素子12は、冷却運
転にはペルチェ効果により放熱フィン10との当接面側
では放熱作用を、熱伝導体11との当接面側では吸熱作
用をそれぞれ行ない、加熱運転には放熱フィン10との
当接面側では吸熱作用を、熱伝導体11との当接面側で
は放熱作用をそれぞれ行なうものである。
【0027】また、放熱フィン10は冷却運転時におい
てペルチェ素子12の放熱作用により発生する熱を外部
に逃がすためのものであり、さらに熱伝導体11はコン
テナ4の一側壁6bの外面に取り付けられペルチェ素子
12の放熱作用及び吸熱作用をコンテナ4に伝えてコン
テナ4を温めたり、冷したりするためのものである。
【0028】一方、冷却ファン13は、図6に示すよう
にエアガイド13aに取り付けられ、さらにこのエアガ
イド13aには冷却空気取り入れ口14aと空気出口1
4bとが設けられたファンカバー14が取り付けられて
いる。
【0029】そして、この冷却ファン13は、冷却運転
時に作動してファンカバー14の冷却空気取り入れ口1
4aから、図2に示す矢印に示すように外気を吸い込み
ペルチェ素子12の放熱作用により加熱された放熱フィ
ン10を冷却するものである。なお、外気は放熱フィン
10を冷却した後、空気出口14bから熱交換器部9の
外に排出されるようになっている。
【0030】そして、このように冷却運転の際に放熱フ
ィン10を冷却することにより、ペルチェ素子12の熱
伝導体11との当接面側における吸熱作用を促進させて
コンテナ4の温度をさらに下げることができるようにな
っている。
【0031】なお、この冷却ファン13は加熱運転の時
には作動せず、これにより吸熱作用により冷却された放
熱フィン10は熱交換器部9内の空気により温められ、
ペルチェ素子12の熱伝導体11との当接面側における
放熱作用を促進させてコンテナ4の温度をさらに高める
ことができるようになっている。
【0032】そして、このようにファンカバー14に冷
却空気取り入れ口14a及び空気出口14bを形成する
ことにより、従来のように冷却空気取り入れ口を上部ケ
ース3の冷却ファン13の直上部に形成するようにした
ものに比べて、冷却ファン13と冷却空気取り入れ口と
の距離を長くすることができる。
【0033】これにより、冷却ファン13の回転時にお
ける風切り音が低くなると共に、冷却空気取り入れ口1
4aから異物等が入り込んでも、この異物等が冷却ファ
ン13に向かいにくくなるので冷却ファン13が損傷す
るのを防ぐことができるようになっている。
【0034】さらに、ファンカバー14に冷却空気取り
入れ口14aと空気出口14bとを別々に形成して外気
を一方向に流すようにすることにより、従来のように一
つの冷却空気取り入れ口からの吸い込み吹き出しによる
放熱フィン10の冷却に比べて冷却効率が高くなるよう
になっている。
【0035】なお、このファンカバー14には、本体運
搬用の把手15が回動自在に取り付けられており、本体
1が図7に示すように縦置きされた状態で使用され、こ
の状態のまま運搬する場合には、この把手15を上方に
回動させた状態とした後、この把手15を使って運搬す
ることができるようになっている。
【0036】ところで、この熱交換器には、図8に示す
ようにペルチェ素子12を保護するための温度センサ1
6、本実施例においてはサーモスタットが差し込まれて
いる。ここで、この温度センサ16は、図9に示すよう
に熱伝導体11の挿入孔11aに板バネ16aと共に挿
入され、この板バネ16aにより熱伝導体11に押しつ
けられて、熱伝導体11に密着するようになっている。
【0037】そして、このように温度センサ16を熱伝
導体11に密着させることにより、熱伝導体11の温度
を正確に計測することができるようになっている。これ
により、熱伝導体11の実際の温度と温度センサ16の
検知温度との誤差がなくなり、収納庫Sを希望する温度
に保持することができる。
【0038】ここで、この熱伝導体11を放熱フィン1
0に取り付けるためのビス8bは、熱伝導性の低い、例
えば樹脂性で成形されたものを使用している。これによ
り、熱伝導体11と放熱フィン10との間の熱伝導を小
さくすることができ、熱伝導体11に対する外気の影響
を少なくして庫内を効率良く冷却又は加温することがで
きるようになっている。
【0039】なお、熱伝導体11を取り付けるための空
間S1を形成する熱伝導体カバー17は、図10に示す
ように弾性体17aを前縁部及び後縁部に嵌め込んだ
後、コンテナ4の開口部4Aに挿入され、図11に示す
ように下部ケース2のリブ2bとコンテナ4とにより挾
持されるようになっている。
【0040】ここで、このように熱伝導体カバー17の
前縁部及び後縁部に弾性体17aを嵌め込むことによ
り、既述したように下部ケース2と上部ケース3との間
の隙間から侵入し、下部ケース2と断熱材7との間の隙
間を通ってこの空間S1内に侵入する外気を遮断するこ
とができるようになっている。これにより、外気に含ま
れた水分が熱伝導体11の表面に結露するのを防ぐこと
ができる。
【0041】なお、図2において、18はコンテナ4を
仕切る仕切り板であり、19aは本体1底部に形成され
た底部脚、19bは本体1の熱交換器部9側と対向する
側の側面に形成され、本体1が縦置きされた際には本体
1を支える側部脚である。そして、このように底部脚1
9a及び側部脚19bを設けることにより、本体1にキ
ズを付けることなく本体1を横置きまたは縦置きするこ
とができるようになっている。
【0042】一方、図3において、20は電源スイッチ
6aと、切替スイッチ6bと、表示ランプ6cとが取り
付けられている基板であり、この基板20には、図12
に示すように本体1を床面に縦置きにした状態の下部ケ
ース2の側面下部に設けられた電源コンセント部21の
直流用コンセント22と図示しない交流用コンセントか
ら電源が供給されるようになっている。
【0043】なお、このような位置に電源コンセント部
21を設けることにより、本体1を縦置きした状態で
も、横置きした状態でも直流用電源コンセント22及び
交流用コンセントに接続される図示しないプラグやコー
ド等が邪魔にならないようになっている。また、電源コ
ンセント部21が下部にあるので、コードに足等がひっ
かかっても本体1が倒れることもない。
【0044】さらに、この電源コンセント部21には、
2つのコンセントの一方を選択的に覆うためのスライド
可能なコンセント切替カバー23が設けられている。そ
して、例えば本体1を直流電源で作動させる場合には、
同図に示すようにこのコンセント切替カバー23により
交流電源コンセントを塞ぐようにしている。
【0045】これにより、電源コンセント部21には使
用する電源コンセント22のみが表れるようになるの
で、例えば交流用電源コンセントに、誤って自動車のバ
ッテリを接続して、図3に示す電源変換部24を破損す
るということを防ぐことができるようになっている。
【0046】ここで、この電源変換部24は、交流電源
を直流電源に変換するものであり、交流用電源コンセン
トから入力された交流電源は、リード線24aを経て一
旦電源変換部24に入力されて直流電源に変換された
後、基板20に供給されるようになっている。
【0047】ここで、この電源変換部24は高熱を発生
するため、図13に示すように下部ケース2の仕切りリ
ブ2cにより放熱フィン10が収納されている空間S2
と仕切られた空間S3に納められており、これにより電
源変換部24の熱が放熱フィン10に伝わることがない
ようになっている。
【0048】なお、電源変換部24の空間S3の下部に
は、図14に示すように放熱フィン10が収納されてい
る空間S2と連通する連通部25が形成されているた
め、冷却ファン13の作動により生じる外気の流れによ
り、電源変換部24の空間S3にも冷却空気取り入れ口
14aから矢印に示すように外気が入り込むようにな
る。これにより、電源変換部24も冷却されるようにな
っている。
【0049】そして、このように構成された冷温蔵庫
を、例えば自動車に積んで横置きの状態で使用する場合
は、まずコンセント切替カバー23をスライドさせて交
流電源コンセントを塞いだ後、バッテリに接続されたプ
ラグを直流電源コンセント22に差し込む。
【0050】次に、扉4を開いて、要すれば仕切り板1
8により庫内を仕切った後、品物を庫内に収納する。そ
して、電源スイッチ6aを入れると、直流電源が基板2
0に供給されて表示ランプ6cが点灯し、この後切替ス
イッチ6bを冷却運転又は加熱運転に切り替えると、ペ
ルチェ素子12による放熱作用及び吸熱作用がそれぞれ
行なわれて庫内が冷却又は加温される。
【0051】この際、操作部6は、視認できる位置にあ
るのでスイッチ操作は簡単であり、表示ランプ6cの表
示も良く見える。なお、このように商品を収納した冷温
蔵庫を自動車から取り外して運搬する際には、本体1に
バンドを取り付けて水平にした状態で運搬する。
【0052】一方、この本体1を家庭等で縦置きの状態
で使用する場合は、まずコンセント切替カバーをスライ
ドさせて直流電源コンセント22を塞いだ後、家庭用の
電源に接続されたプラグを交流電源コンセントに差し込
む。
【0053】次に、扉4を開いて品物を庫内に収納し、
電源スイッチ6aを入れた後、切替スイッチ6bを冷却
運転又は加熱運転に切り替える。なお、この場合でも、
操作部6は、視認できる位置にあるのでスイッチ操作は
簡単であり、表示ランプ6cの表示も良く見える。
【0054】そして、このように商品を収納した本体1
を運搬する際には、把手15を回動させて取り出した
後、この把手15を使い本体1を縦置きした状態で運搬
する。
【0055】このように、操作部6を上部ケース3の熱
交換器部9側の上面に設けたので、本体1が床面に横置
きにされた場合でも、また縦置きにされた場合でも、操
作部6を視認することができる。また、本体1側面と、
本体1底部にそれぞれ形成された脚19a,19bによ
り、本体1をキズつけることなく横置きまたは縦置きす
ることができる。
【0056】さらに、ファンカバー14に把手15を回
動自在に取り付けたので、本体1が縦置きされた場合で
もこの把手15により、容易に運搬することができる。
さらにまた、電源コンセント部21にコンセント切替カ
バー23を設けたので、使用する電源コンセント22の
みが表れるようにすることができる。
【0057】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、本体側面
と、本体底部にそれぞれ脚を形成したので、本体をキズ
つけることなく横置きまたは縦置きすることができる。
また、熱交換器部側の本体上面に表示部を設けたので、
表示部の視認性を高めることができ、電源スイッチの消
し忘れを防ぐことができる。
【0058】さらに、熱交換器部側の本体側面に本体運
搬用把手を設けたので、本体を縦置きにした場合でも容
易に運搬することができる。さらにまた、電源コンセン
ト部の直流用コンセント及び交流用コンセントの一方を
スライド可能なカバーにより選択的に覆うようにして使
用するコンセントのみが表れるようにしたので、電源の
切り替えを確実に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る冷温蔵庫の外観斜視
図。
【図2】上記冷温蔵庫の側面断面図。
【図3】上記冷温蔵庫のA−A断面図。
【図4】上記冷温蔵庫の下部ケースの要部拡大断面図。
【図5】上記冷温蔵庫の上部ケースとコンテナとの結合
部の断面斜視図。
【図6】冷却ファン部の分解図。
【図7】縦置きされた状態の上記冷温蔵庫を運搬する様
子を示す斜視図。
【図8】上記冷温蔵庫の熱交換器部に温度センサを取り
付けた状態を示す要部断面図。
【図9】温度センサを熱伝導体に組み込む様子を示す
図。
【図10】熱伝導体カバーをコンテナの開口部に嵌め込
む様子を示す図。
【図11】上記冷温蔵庫の熱交換器部の要部断面図。
【図12】上記冷温蔵庫が縦置きされた状態を示す斜視
図。
【図13】上記冷温蔵庫の電源変換部の上部の要部平面
断面図。
【図14】上記電源変換部の下部の要部平面断面図。
【符号の説明】
1 冷温蔵庫本体 6c 表示ランプ 9 熱交換器部 12 ペルチェ素子 15 把手 21 電源コンセント部 23 コンセント切替カバー
フロントページの続き (72)発明者 西村 佳展 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 田渕 孝治 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−181070(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体に形成した収納庫と、この収納庫の
    側方にペルチェ効果を利用して収納庫内を冷却あるいは
    加熱する熱電交換素子及び送風機とを備えた熱交換器部
    を配した構造の可搬式の冷温蔵庫において、 前記本体を横置きまたは縦置きするための脚部を該本体
    の底部及び前記熱交換器部と対向する側面にそれぞれ形
    成すると共に操作スイッチと表示部とを前記熱交換器部
    側の前記本体上面に設けたことを特徴とする冷温蔵庫。
  2. 【請求項2】 縦置きにした状態の前記本体を運搬する
    際に使われる本体運搬用把手を前記熱交換器部側の前記
    本体側面に回動自在に設けたことを特徴とする請求項1
    記載の冷温蔵庫。
  3. 【請求項3】 縦置きにした状態の前記本体の側面下部
    に電源コンセント部を備えたことを特徴とする請求項1
    記載の冷温蔵庫。
JP5078577A 1993-03-15 1993-03-15 冷温蔵庫 Expired - Lifetime JP2547699B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5078577A JP2547699B2 (ja) 1993-03-15 1993-03-15 冷温蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5078577A JP2547699B2 (ja) 1993-03-15 1993-03-15 冷温蔵庫

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06265253A JPH06265253A (ja) 1994-09-20
JP2547699B2 true JP2547699B2 (ja) 1996-10-23

Family

ID=13665764

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5078577A Expired - Lifetime JP2547699B2 (ja) 1993-03-15 1993-03-15 冷温蔵庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2547699B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998034076A1 (fr) * 1997-01-31 1998-08-06 Gac Corporation Appareil frigorifique
KR20030010305A (ko) * 2001-07-26 2003-02-05 삼성전자주식회사 냉장고
JP5297080B2 (ja) * 2008-05-09 2013-09-25 本田技研工業株式会社 サイクロコンバータ式発電機

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06265253A (ja) 1994-09-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4913713A (en) Versatile countertop cooler
CA2157622C (en) Water cooler
US3111166A (en) Portable heating and cooling appliance
US20070056303A1 (en) Refrigerator
JP2547699B2 (ja) 冷温蔵庫
CN112762655A (zh) 用于冰箱内部的可加热储物盒及冰箱
JP2001330357A (ja) ワイン貯蔵装置
KR101215941B1 (ko) 생맥주 냉각테이블
JPS5912277A (ja) 車載用冷蔵庫
KR200284177Y1 (ko) 맥주 냉각용 테이블
KR100992045B1 (ko) 생맥주 냉각테이블
JP6601560B2 (ja) 保冷装置
JP3263595B2 (ja) 冷却貯蔵庫
US6938791B2 (en) Cold box lid
CN111609651A (zh) 入口冰箱及冰箱
JP2017164885A (ja) 段積みケース
KR200285179Y1 (ko) 와인 냉장기
KR200390049Y1 (ko) 휴대용 냉온장고
KR100295463B1 (ko) 열전소자를 이용한 이동식 냉온장 장치
KR20110004075U (ko) 전열소자를 이용한 냉온용기
WO2007052907A1 (en) Structure of food storage for cooling and warming
JPH11294922A (ja) 冷温蔵庫
CN219244046U (zh) 冰箱
KR200164270Y1 (ko) 휴대용 냉.온장고
KR200353322Y1 (ko) 태양전지를 이용한 냉,온장고