JP2546922B2 - 携帯電話機用のアンテナ - Google Patents
携帯電話機用のアンテナInfo
- Publication number
- JP2546922B2 JP2546922B2 JP2315350A JP31535090A JP2546922B2 JP 2546922 B2 JP2546922 B2 JP 2546922B2 JP 2315350 A JP2315350 A JP 2315350A JP 31535090 A JP31535090 A JP 31535090A JP 2546922 B2 JP2546922 B2 JP 2546922B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- connector
- mobile phone
- retractable antenna
- main body
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は携帯電話機のアンテナに関し、特に携帯電話
機の本体と一体化されて自動的にたたまれる可倒式アン
テナに関する。
機の本体と一体化されて自動的にたたまれる可倒式アン
テナに関する。
従来のこの種の携帯電話機の一例を第３図に示す。第
３図において、可倒式アンテナ12と他に高周波出力を取
り出すためのコネクタ13との間には機構的には何の相互
作用もない。ただし可倒式アンテナ12とコネクタ13との
高周波回路としての電気的な切換えは、必要に応じて携
帯電話機本体11の内部で行なえるとする。すると第３図
において、アンテナ10の根元のコネクタ９をコネクタ13
に接続したとしてもアテナ12は起立したままであるか
ら、利用者はアンテナ12をたたみたければ自分自身の手
でたたませるという動作が必要になる。
３図において、可倒式アンテナ12と他に高周波出力を取
り出すためのコネクタ13との間には機構的には何の相互
作用もない。ただし可倒式アンテナ12とコネクタ13との
高周波回路としての電気的な切換えは、必要に応じて携
帯電話機本体11の内部で行なえるとする。すると第３図
において、アンテナ10の根元のコネクタ９をコネクタ13
に接続したとしてもアテナ12は起立したままであるか
ら、利用者はアンテナ12をたたみたければ自分自身の手
でたたませるという動作が必要になる。
〔発明が解決しようとする課題〕 上述した従来の携帯電話機は、可倒式アンテナの操作
が利用者に委ねられているため、可倒式アンテナが不必
要な場合にはたたむという手間がかかること、またたた
まずに使用していると可倒式アンテナが突起物となって
破損等につながりやすいこと、また他のアンテナを携帯
電話機へ装着した際に可倒式アンテナが起立しているた
めに放射パターンが変化して本来の電気的性能が得られ
ないこと、などの欠点がある。
が利用者に委ねられているため、可倒式アンテナが不必
要な場合にはたたむという手間がかかること、またたた
まずに使用していると可倒式アンテナが突起物となって
破損等につながりやすいこと、また他のアンテナを携帯
電話機へ装着した際に可倒式アンテナが起立しているた
めに放射パターンが変化して本来の電気的性能が得られ
ないこと、などの欠点がある。
本発明の携帯電話機用のアンテナは、携帯電話機の本
体と一体化されている可倒式アンテナと、この可倒式ア
ンテナを使用する以外の方法で高周波出力を放射させる
ための取り外し自在のコネクタと、このコネクタに相手
側コネクタが接続されているか否かを検出する感知部
と、この感知部に連動して前記可倒式アンテナを自動的
に倒す機能を有する回転部とを備えており、また前記可
倒式アンテナは前記回転部によって常に前記本体内へた
たみ込まれるように付勢され、前記相手側コネクタが接
続されていないときにはストッパによって前記本体外へ
起立している。
体と一体化されている可倒式アンテナと、この可倒式ア
ンテナを使用する以外の方法で高周波出力を放射させる
ための取り外し自在のコネクタと、このコネクタに相手
側コネクタが接続されているか否かを検出する感知部
と、この感知部に連動して前記可倒式アンテナを自動的
に倒す機能を有する回転部とを備えており、また前記可
倒式アンテナは前記回転部によって常に前記本体内へた
たみ込まれるように付勢され、前記相手側コネクタが接
続されていないときにはストッパによって前記本体外へ
起立している。
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第１図（ａ）及び（ｂ）は本発明の一実施例の断面図
で、第２図のＡ−Ａ線を含む鉛直面を矢印Ｂ方向から見
た図、第２図は本実施例の斜視図である。
で、第２図のＡ−Ａ線を含む鉛直面を矢印Ｂ方向から見
た図、第２図は本実施例の斜視図である。
本実施例は携帯電話機の本体１と一体化されている可
倒式アンテナ２と、この可倒式アンテナ２を用いる以外
の方法で高周波出力を放射させるための取り外し自在な
高周波コネクタ３と、この高周波コネクタ３に相手側コ
ネクタが接続されているか否かを検出する感知部４と、
この感知部４に連動して支点６を支点としたストッパ５
の動きによって可倒式アンテナ２を自動的に倒すべく回
転軸11及び回転体８からなる回転部とを有してなり、可
倒式アンテナ２はこの回転部によって常に本体１内へた
たみ込まれるように付勢され、相手側コネクタが高周波
コネクタ３に接続されていないときにはストッパ５によ
って係止されて本体１外へ起立しているようになってい
る。
倒式アンテナ２と、この可倒式アンテナ２を用いる以外
の方法で高周波出力を放射させるための取り外し自在な
高周波コネクタ３と、この高周波コネクタ３に相手側コ
ネクタが接続されているか否かを検出する感知部４と、
この感知部４に連動して支点６を支点としたストッパ５
の動きによって可倒式アンテナ２を自動的に倒すべく回
転軸11及び回転体８からなる回転部とを有してなり、可
倒式アンテナ２はこの回転部によって常に本体１内へた
たみ込まれるように付勢され、相手側コネクタが高周波
コネクタ３に接続されていないときにはストッパ５によ
って係止されて本体１外へ起立しているようになってい
る。
第１図（ａ）は可倒式アンテナ２を使用している場合
で、第１図（ｂ）は高周波コネクタ３へコネクタ９を接
続させることによりアンテナ10を使用している場合をそ
れぞれ示す。感知部４は高周波コネクタ３に相手のコネ
クタ９が装着されているか否かで上下するものであり、
ストッパ５は６を支点として感知部４の上下動によりス
プリング７に抗して支点６の反対側が上下する。スプリ
ング７はストッパ５と感知部４とを上方向に引っ張る。
回転軸11を有する回転体８は、可倒式アンテナ２を常に
第２図矢印Ｃの方向へ回転させてたたもうとしている弾
性の有る回転体である。
で、第１図（ｂ）は高周波コネクタ３へコネクタ９を接
続させることによりアンテナ10を使用している場合をそ
れぞれ示す。感知部４は高周波コネクタ３に相手のコネ
クタ９が装着されているか否かで上下するものであり、
ストッパ５は６を支点として感知部４の上下動によりス
プリング７に抗して支点６の反対側が上下する。スプリ
ング７はストッパ５と感知部４とを上方向に引っ張る。
回転軸11を有する回転体８は、可倒式アンテナ２を常に
第２図矢印Ｃの方向へ回転させてたたもうとしている弾
性の有る回転体である。
このような本実施例において、第１図（ａ）の可倒式
アンテナ２は回転体８がたたみこもうとしているにもか
かわらず、ストッパ５によって係止され静止している。
その際、高周波コネクタ３に相手側のコネクタ９を嵌合
させようとすると、以下の順序で可倒式アンテナ２が自
動的にたたまれる。まずコネクタ９を高周波コネクタ３
にねじ込むに従い、感知部４はストッパ５を下に押す。
ストッパ５の位置が第１図（ｂ）の位置までくると、ス
トッパ５と可倒式アンテナ２とは接触が解除されるた
め、可倒式アンテナ２は回転体８の回転力にしたがって
自動的に本体１内にたたまれる。
アンテナ２は回転体８がたたみこもうとしているにもか
かわらず、ストッパ５によって係止され静止している。
その際、高周波コネクタ３に相手側のコネクタ９を嵌合
させようとすると、以下の順序で可倒式アンテナ２が自
動的にたたまれる。まずコネクタ９を高周波コネクタ３
にねじ込むに従い、感知部４はストッパ５を下に押す。
ストッパ５の位置が第１図（ｂ）の位置までくると、ス
トッパ５と可倒式アンテナ２とは接触が解除されるた
め、可倒式アンテナ２は回転体８の回転力にしたがって
自動的に本体１内にたたまれる。
なお本実施例では、コネクタ９の反対側にアンテナ10
を設けるように例示したが、アンテナでなく同軸ケーブ
ル等の線材でも同じように動作する。
を設けるように例示したが、アンテナでなく同軸ケーブ
ル等の線材でも同じように動作する。
以上説明したように本発明は、携帯電話機の高周波入
出力用のコネクタに相手側のコネクタが嵌合されると、
起立していた可倒式アンテナが自動的にたたまれる構造
となっているので、利用者が可倒式アンテナが不必要な
場合にいちいちたたむという手間が省ける、たたまずに
使用して可倒式アンテナを破損させてしまうような事態
が防げる、また他のアンテナを携帯電話機へ装着しても
可倒式アンテナは必ずたたまれるので他のアンテナの放
射パターンの乱れ等への影響を抑えることができる、な
どの効果がある。
出力用のコネクタに相手側のコネクタが嵌合されると、
起立していた可倒式アンテナが自動的にたたまれる構造
となっているので、利用者が可倒式アンテナが不必要な
場合にいちいちたたむという手間が省ける、たたまずに
使用して可倒式アンテナを破損させてしまうような事態
が防げる、また他のアンテナを携帯電話機へ装着しても
可倒式アンテナは必ずたたまれるので他のアンテナの放
射パターンの乱れ等への影響を抑えることができる、な
どの効果がある。
第１図（ａ）及び（ｂ）は本発明の一実施例の断面図、
第２図は本実施例の斜視図、第３図は従来の携帯電話機
の一例を示す斜視図である。 1,11……携帯電話機本体、2,12……可倒式アンテナ、3,
9,13……高周波コネクタ、４……感知部、５……ストッ
パ、６……支点、７……スプリング、８……弾性を有す
る回転体、10……アンテナ、11……回転軸。
第２図は本実施例の斜視図、第３図は従来の携帯電話機
の一例を示す斜視図である。 1,11……携帯電話機本体、2,12……可倒式アンテナ、3,
9,13……高周波コネクタ、４……感知部、５……ストッ
パ、６……支点、７……スプリング、８……弾性を有す
る回転体、10……アンテナ、11……回転軸。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平４−104503（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−179801（ＪＰ，Ａ) 実開 昭61−119413（ＪＰ，Ｕ)
Claims (2)
- 【請求項１】携帯電話機の本体と一体化されている可倒
式アンテナと、この可倒式アンテナを使用する以外の方
法で高周波出力を放射させるための取り外し自在のコネ
クタと、このコネクタに相手側コネクタが接続されてい
るか否かを検出する感知部と、この感知部に連動して前
記可倒式アンテナを自動的に倒す機能を有する回転部と
を備えることを特徴とする携帯電話機用のアンテナ。 - 【請求項２】前記可倒式アンテナは前記回転部によって
常に前記本体内へたたみ込まれるように付勢され、前記
相手側コネクタが接続されていないときにはストッパに
よって前記本体外へ起立していることを特徴とする請求
項１記載の携帯電話機用のアンテナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2315350A JP2546922B2 (ja) | 1990-11-20 | 1990-11-20 | 携帯電話機用のアンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2315350A JP2546922B2 (ja) | 1990-11-20 | 1990-11-20 | 携帯電話機用のアンテナ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04185104A JPH04185104A (ja) | 1992-07-02 |
| JP2546922B2 true JP2546922B2 (ja) | 1996-10-23 |
Family
ID=18064357
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2315350A Expired - Fee Related JP2546922B2 (ja) | 1990-11-20 | 1990-11-20 | 携帯電話機用のアンテナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2546922B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6813481B1 (en) | 1999-10-25 | 2004-11-02 | Nec Corporation | Mobile radio machine |
-
1990
- 1990-11-20 JP JP2315350A patent/JP2546922B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6813481B1 (en) | 1999-10-25 | 2004-11-02 | Nec Corporation | Mobile radio machine |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04185104A (ja) | 1992-07-02 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |