JP2544860Y2 - 車両の輪止め - Google Patents

車両の輪止め

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JP2544860Y2
JP2544860Y2 JP730992U JP730992U JP2544860Y2 JP 2544860 Y2 JP2544860 Y2 JP 2544860Y2 JP 730992 U JP730992 U JP 730992U JP 730992 U JP730992 U JP 730992U JP 2544860 Y2 JP2544860 Y2 JP 2544860Y2
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JP
Japan
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wheel stopper
wheel
vehicle
arm
guide
Prior art date
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Application number
JP730992U
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English (en)
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JPH0558533U (ja
Inventor
康広 成川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Araco Corp
Original Assignee
Araco Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、駐車時に車両が移動し
ないように、タイヤを受け止めておくための輪止めに関
する。
【0002】
【従来技術】一般に、坂道などに車両を駐車する時に
は、駐車中に車両が移動しないよう、輪止めによりタイ
ヤを受け止めておくことがある。この輪止めは、一般に
車両のトランク内の所定の凹部に収納されている。その
ため、輪止めが必要な時には、図6に示すようにトラン
ク91を開け、更にトランク91内のカバーボード92
をめくり、凹部93から輪止め8を取り出していた。
【0003】トランク91内から取り出した輪止め8
は、タイヤ94のトレッド面と地面との間に食い込ませ
て使用される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
車両の輪止めにおいては、輪止めを取り出したり、収納
したりする度に、トランクを開閉しなければならない。
このように、トランクの開閉が必要なため、雨天の日に
は、トランク内の荷物等が濡れてしまう。
【0005】更に、輪止めの取り出しに当たっては、ト
ランク内のカバーボードをめくらなければならない。カ
バーボードをめくるに当たって、トランク内に荷物が入
っている場合には、この荷物を一旦他の場所に移動させ
る必要があり、面倒である。本考案は、かかる従来の問
題点に鑑み、トランクを開閉することなく、簡単に出し
入れすることができる、車両の輪止めを提供することを
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために本考案は、ホイールハウスカバーの周辺に設けた
ガイドと、このガイドに沿ってスライドするアームと、
このアームの先端部に設けた輪止め本体から構成され
る。
【0007】
【作用】車両のタイヤに輪止めをセットするに当たって
は、まずアームをガイドに沿って取り出し方向にスライ
ドさせる。次に、アームの先端部に設けた輪止め本体を
組み立てる。その後、輪止め本体をタイヤのトレッド面
と地面との間に食い込ませる。一方、輪止めは上記と逆
順の操作によって収納状態を得る。
【0008】
【考案の効果】このように、本考案によれば、トランク
を開閉しなくても、アームの出し入れによって輪止め本
体を使用したり、あるいは収納したりすることができ
る。また、これら操作はガイドによって案内されるた
め、優れた操作性も得られる。
【0009】
【実施例】本考案の実施例にかかる車両の輪止めにつ
き、図1〜図5を用いて説明する。本例の輪止めは、図
1に示すように、ホイールハウスカバー5の内側に設け
たガイド1と、該ガイド1に沿ってスライドするアーム
2と、このアーム2の先端部に設けた輪止め本体3から
なる。
【0010】ガイド1は、図1及び図3に示すように、
ホイールハウスカバー5の湾曲面に沿って取付られてい
る。このガイド1の下端部は、図3及び図4に示すよう
に、小径部40を介して収納室4に連通させてある。
【0011】この収納室4は、上記輪止め本体3を収納
するためのものである。収納室4の天井部には、輪止め
本体3を吸引固定するための磁石42を固着してある。
また、収納室4の下端部には、開閉蓋41を水平方向に
スライド可能に配設してある。また、小径部40の内側
面には、アーム2に付着した泥や雪を落とすためのブラ
シ43を植設してある。
【0012】アーム2は、長帯状の弾性体であって、上
記ガイド1と同様に、ホイールハウスカバー5の湾曲面
に沿って収納できるようになっている。このアーム2の
上端部には、ローラ20を遊転可能に配設してある。こ
のローラ20は、カバー5の内壁面上を転動することが
でき、これによりアーム2をスムーズにスライドさせる
ことが可能となる。一方、アーム2の下端部は、輪止め
本体3に固着させてある。
【0013】輪止め本体3は、図2に示すように、タイ
ヤの外周面に適合して湾曲形成された輪止め部31と、
ベース32と、ステー33とからなる。輪止め部31と
ベース32とは、ピン35により回動可能に連結してあ
る。また、ベース32とステー33とは、ピン36によ
り連結してあり、ステー33をベース32側へ倒すこと
で、輪止め本体3は折り畳みが可能となり(図1,3,
4参照)、逆にステー33を起立させて輪止め部31側
へ係合させることで、図2,図5に示すようなタイヤ6
の転がりを規制する使用状態とすることができる。
【0014】上記ベース32の下面には、ゴム製の滑り
止め部材320を貼着してある。また、図2及び図4に
示すように、ベース32には、取手34を設けてある。
この取手34は、輪止め本体3を収納室4から引き出す
ためのものである。
【0015】本例の輪止めは、上記のように構成されて
いるので、次の作用効果を呈する。即ち、車両のタイヤ
6に輪止めをセットするに当たっては、図3〜図5に示
すように、まず開閉蓋41を車両後方へスライドさせ
て、収納室4を開く。次に、輪止め本体3の取手34を
引っ張って、輪止め本体3を磁石42から外す。これに
より、輪止め本体3は自重により繰り出されるが、この
間アーム2はガイド1に沿って案内されるため、輪止め
本体3はスムーズに引き出される。
【0016】次に、輪止め部31とベース32を開き、
ステー33を立てて輪止め本体3を。使用状態とする。
この状態で、輪止め本体3をタイヤ6のトレッド面60
と地面との間に食い込ませる。このとき、前述したよう
にアーム2は良好な撓み性を有することから、輪止め本
体3をスムーズにセットすることができる。
【0017】車両を後方へ移動させようとする力が加わ
っても、輪止め本体3がタイヤ6をしっかりと受け止め
るため、車両が後方へ移動することはない。特に、輪止
め本体3のベース32には滑り止め部材320を貼着し
てあるため、一層強固に車両の後方への移動を阻止する
ことができる。
【0018】一方、輪止めのセット状態を解除するに当
たっては、まず輪止め本体3をタイヤ6から外して折り
畳む。
【0019】次に、ガイド1に沿ってアーム2を上向き
にスライドさせる。このとき、小径部40に設けたブラ
シ43が、アーム2に付着した泥や雪を落とす。そのた
め、ガイド1内への泥や雪の侵入が緩和される。したが
って、輪止め本体3の引きだし操作性を長期間保持する
ことが可能となる。
【0020】かくして、収納室4内に輪止め本体3が収
納されれば、輪止め本体3は磁石42によって吸着固定
されるため、車両走行時にいわゆるガタツキ音が生じる
ことはない。
【0021】このように、本例によれば、トランクを開
閉することなく、簡単に輪止めを出し入れすることがで
きる。トランクを開閉しなくてもよいため、雨天の日に
トランクないの荷物を濡らしたりすることもない。ま
た、トランク内のカバーボードをめくったりする必要も
ない。
【0022】なお、本例は上記輪止めにより、車両の後
方への移動を阻止する場合を説明したが、これに限定さ
れることはない。例えば、車両の前後両方向の移動を阻
止するには、本例と同様の機構を有する輪止めをホイル
ハウスカバーの前後に設ければよい。また、開閉蓋41
をワイヤー等によって運転席側を連係すれば、開閉蓋4
1の解放動作を運転席において遠隔的に操作するような
ことも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例にかかる輪止めを装着した車両の要部斜
視図
【図2】実施例の輪止めをセットした状態の要部拡大斜
視図
【図3】実施例の輪止めの収納状態を示す車両の要部側
面断面図
【図4】図3における要部を拡大した側面断面図
【図5】実施例の輪止めのセット状態を示す車両の要部
側面断面図
【図6】従来の輪止めをセットした状態を示す説明図
【符号の説明】
1…ガイド 2…アーム 3…輪止め本体 5…ホイールハウスカバー

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホイールハウスカバーの周辺に設けたガイ
    ドと、このガイドに沿ってスライドするアームと、この
    アームの先端部に設けた輪止め本体からなることを特徴
    とする車両の輪止め。
JP730992U 1992-01-24 1992-01-24 車両の輪止め Expired - Lifetime JP2544860Y2 (ja)

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JP730992U JP2544860Y2 (ja) 1992-01-24 1992-01-24 車両の輪止め

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JPH0558533U JPH0558533U (ja) 1993-08-03
JP2544860Y2 true JP2544860Y2 (ja) 1997-08-20

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