JP2544763Y2 - 一輪車のハンドルおよびハンドル付き一輪車 - Google Patents

一輪車のハンドルおよびハンドル付き一輪車

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JP2544763Y2
JP2544763Y2 JP1990092533U JP9253390U JP2544763Y2 JP 2544763 Y2 JP2544763 Y2 JP 2544763Y2 JP 1990092533 U JP1990092533 U JP 1990092533U JP 9253390 U JP9253390 U JP 9253390U JP 2544763 Y2 JP2544763 Y2 JP 2544763Y2
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unicycle
handle
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JP1990092533U
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JPH0449590U (ja
Inventor
輝美 竹谷
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輝美 竹谷
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業の利用分野] 本考案は曲芸に使用される一輪車を乗り易くするため
の考案である。
[従来の技術] 曲芸に使用される一輪車は、近年では児童の平行感覚
を養う目的から学校教育の場に取り入れられるようにな
ってきた。しかしながら、安定性の悪い該一輪車に乗る
と云う動作は非常に難しいもので、初めての者にはなか
なか乗れるものではない。個人差はあるにしても、該一
輪車に初めて挑戦して一発で乗れる者はいないのであ
る。根気よく失敗も重ねるうちに乗れるようになる者が
いれば、何回となく努力しても乗れない者や、初めての
体験で諦めてしまう者もいた。学校教育の場では、該一
輪車に乗れた児童は練習に励み益々技量が向上して行く
のに対して、乗れない児童はやる気を失い練習する事が
恥ずかしくなって投げ出し、該一輪車に乗れる児童と乗
れない児童が歴然と二分されると云う問題があった。更
には前記の問題から使われずに死蔵されている該一輪車
の台数は非常に多くその有効利用が望まれていた。
二輪の自転車(以下二輪車と云う)の場合には、初め
て乗る者でも懸命に練習をすれば、たいていの者はその
日の内に何とか乗れるようになれたのだが、該一輪車は
そんな易しい乗り物ではない。該一輪車に初めて跨った
ときには当然のことであるが、二輪車では左右の一定方
向にしか倒れなかったのに対して、該一輪車は前後左右
を含む全ての方向に倒れる危険性があることと、掴まる
ところのないことに戸惑って、塀や鉄棒に寄り掛かりな
がら練習を始めるのである。それだけに、二輪車に比べ
て該一輪車の方が練習時に転倒してしまう回数は多く、
怪我をすることが多かった。
また、子供が該一輪車を欲しがっても、親が乗れない
ことを理由に子供も乗れないと勝手に決め込んでしまっ
て、該一輪車を買い与えないために練習できないでいた
り、折角買ってもらっても乗れなくて該一輪車が活かさ
れていないと云ったこともあった。
一方、駅前や繁華街では通勤・通学・買物客の足とし
て二輪車が無造作に置かれて氾濫し、その台数は年々増
え続く傾向にある。該一輪車が一般にも普及すれば、二
輪車一台を置くスペースに複数台の一輪車が置けるわけ
だが、該一輪車に乗れないから利用はされていない。
[考案が解決しようとする課題] 本考案は、このような従来の問題に鑑みなされたもの
であって、該一輪車の練習の容易性を図ると共に、二輪
車に代わって安全に乗ることもできる一輪車のハンドル
を提供することで該一輪車の有効利用と更なる普及を目
的とする。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、本考案は、一端に左右
対称に掴まるハンドル部を、他端には一輪車の本体の任
意の位置へ取り付け取り外しが可能な着脱部を設けたこ
とを特徴としている。
[実施例] 以下、図面を参照しながらこの手段について詳しく説
明する。
第一図に本考案の一輪車のハンドルの一例を、該一輪
車へ装着したときの側面図を示す。第一図において、1
は一輪車であり、この一輪車の本体2の上部にはサドル
3を取り付け、二本に枝分かれした前記本体2の下部に
はリム4を介してタイヤ5およびペダル6が回転できる
ように取り付けて成る曲芸に使用される一輪車である。
この一輪車1の本体2には、一端に片手づつ安定して左
右対象に掴まれるハンドル部8と、他の一端には本体2
に挿入してネジで止めて任意の位置へ何回でも取り付け
取り外しが容易に出来る構造とした着脱部9とで構成す
る本考案の一輪車のハンドル7が設けられている。本考
案の一輪車のハンドル7は、金属や硬質樹脂を主に使用
するパイプ材または芯材から成る円柱や多角柱のもので
よく、形状は第一図に示すT字形であったり、Y字形と
か途中がくの字形をしたり、もっと変形したものや、必
要に応じて補強材を配置したものであってもよい。また
前記着脱部9は、該一輪車へ乗ったときに安定して掴ま
れる位置に、金具を利用して嵌める方式やネジなどによ
り該一輪車の本体2またはサドル3へ一時的に固定出来
るように構成したので、一輪車のハンドル7は繰り返し
て任意の位置へ着脱出来る。また一輪車のハンドル7
は、該一輪車の進行方向に対して前方側に向けて取り付
けるのが最も安定するが、後方側または横側に配置して
も効果があり、乗る者の姿勢が左右対象となるほど安定
して乗り易い。更に、一輪車のハンドル7は、乗る者の
体形に合わせてハンドルの位置が変えられる方式が望ま
しく、乗り方としては強く握ってハンドルに重心をかけ
るのではなくて、身体の振らつきを安定させることが目
的であるため軽く両手を添えるように掴まって乗るのが
骨である。ハンドルから手を放して乗れるように成った
ときにはハンドルは取り外せばよいが、市街地を走行す
るには今日の道路事情においては危険につき再度ハンド
ルを取り付けて練習を重ねられる。
このように取り付けられた一輪車のハンドルおよびハ
ンドル付き一輪車は該一輪車に乗ることを安全性で容易
にする。
本考案の一輪車のハンドルを用いて、二輪車には乗れ
るが一輪車には一度も跨ったことのない小学校4年生か
ら6年生の児童10人を集めて実際に試乗させてみた。ま
ず初めに何も寄り掛かる物がない広場で、従来の該一輪
車に乗れるかどうか10人に各3回試したところ、乗れる
どころか地面から両足を上げて数秒間静止していること
すら、1人も出来る者はいなかった。次に、本考案の一
輪車のハンドル7を該一輪車へ取り付けた第一図のハン
ドル付き一輪車を用いて、同様10人に各3回試したとこ
ろ、内3人が数メートルの距離を走れて、他の7人は走
ることは出来なかったが数秒間を全員が両足を上げて静
止していられたのである。更に練習を続けて数時間の後
には、その内の4人の児童が該一輪車に乗れると言える
ところまでになった。
また、ハンドル付き一輪車は安定性が向上するのに伴
って、技量には関係なく急制動が可能となるので、従来
の練習方法に比べて練習時に転倒する回数が非常に少な
くなった。
[考案の効果] 上記のように、本考案は、該一輪車の練習の過程で一
輪車のハンドルの取り付けを可能としたから、該一輪車
の練習が段階的に容易に出来るようになるので、安全で
早期に該一輪車へ乗ることが出来る。その結果、児童の
練習意欲は向上して平衡感覚の育成に役立つと共に該一
輪車が再活用されて更に普及する。また広く一般的にも
普及して、自転車の置場が有効に利用されるように成る
ので街の美化に貢献することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第一図は本考案にかかる一輪車のハンドルの一例を装着
したときの該一輪車の側面図である。 1……一輪車、2……本体、3……サドル、4……リ
ム、5……タイヤ、6……ペダル、7……本考案の一輪
車のハンドル、8……ハンドル部、9……着脱部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端に左右対称に掴まるハンドル部を、他
    端には一輪車の本体の任意の位置へ取り付け取り外しが
    可能な着脱部を設けた曲芸に使用する一輪車のハンド
    ル。
JP1990092533U 1990-09-03 1990-09-03 一輪車のハンドルおよびハンドル付き一輪車 Expired - Lifetime JP2544763Y2 (ja)

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JPH0449590U JPH0449590U (ja) 1992-04-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS531705Y2 (ja) * 1971-08-27 1978-01-18
JPS5034948U (ja) * 1973-07-27 1975-04-14
JPS5659492U (ja) * 1979-10-15 1981-05-21
JPS5939288U (ja) * 1982-09-07 1984-03-13 児玉 隆司 一輪車

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JPH0449590U (ja) 1992-04-27

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