JP2544229Y2 - 熱交換器 - Google Patents
熱交換器Info
- Publication number
- JP2544229Y2 JP2544229Y2 JP1989107283U JP10728389U JP2544229Y2 JP 2544229 Y2 JP2544229 Y2 JP 2544229Y2 JP 1989107283 U JP1989107283 U JP 1989107283U JP 10728389 U JP10728389 U JP 10728389U JP 2544229 Y2 JP2544229 Y2 JP 2544229Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- heat exchanger
- tubes
- tanks
- flow guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は１方のタンクの側壁をチューブの設置方向
と直角の方向の上端部から下端部にかけて次第に狭くし
て１方のタンクの巾を次第に狭くして設けるとともにこ
の１方のタンクの巾が広い方の上端部に開口している流
入口を設け、複数本のチューブの流入側の端部に、この
１方のタンクの流入口に近い方から長さを次第に短かく
したフローガイドをチューブの設置方向とほぼ同じ方向
にそれぞれ設けるとともにこれら複数のフローガイドの
先端と前記の上端部から下端部にかけて次第に狭くした
１方のタンクの側壁との間隔をほぼ同じにしたフローガ
イドをそれぞれ設けた点に特徴を有する熱交換器に係る
ものである。
と直角の方向の上端部から下端部にかけて次第に狭くし
て１方のタンクの巾を次第に狭くして設けるとともにこ
の１方のタンクの巾が広い方の上端部に開口している流
入口を設け、複数本のチューブの流入側の端部に、この
１方のタンクの流入口に近い方から長さを次第に短かく
したフローガイドをチューブの設置方向とほぼ同じ方向
にそれぞれ設けるとともにこれら複数のフローガイドの
先端と前記の上端部から下端部にかけて次第に狭くした
１方のタンクの側壁との間隔をほぼ同じにしたフローガ
イドをそれぞれ設けた点に特徴を有する熱交換器に係る
ものである。
従来の技術 従来の熱交換器は、複数本のチューブの両端部にサイ
ドプレートを設けて、サイドプレートの外側にタンクを
それぞれ設け、この１方のタンクに流入口を設けるとと
もに他方のタンクに流出口を設けたものがある。
ドプレートを設けて、サイドプレートの外側にタンクを
それぞれ設け、この１方のタンクに流入口を設けるとと
もに他方のタンクに流出口を設けたものがある。
考案が解決しようとする課題 この従来の熱交換器では流入口からの加圧された流
体、例えば加圧気体が加圧されているために流入口に遠
い方のチューブには加圧気体が多く供給され、近い方の
チューブには加圧気体が少なく供給されるのでそれぞれ
のチューブに供給される量が不均一となり、気体が万遍
なくほぼ均一に熱交換されずに熱交換効率が良くないと
いう欠点があった。
体、例えば加圧気体が加圧されているために流入口に遠
い方のチューブには加圧気体が多く供給され、近い方の
チューブには加圧気体が少なく供給されるのでそれぞれ
のチューブに供給される量が不均一となり、気体が万遍
なくほぼ均一に熱交換されずに熱交換効率が良くないと
いう欠点があった。
この考案は従来の熱交換器が有する前記の欠点を解消
し、それぞれのチューブに気体などの流体をほぼ同じ量
づつ供給することや流体を万遍なく、ほぼ均一に熱交換
して流体の熱交換率を良くすることなどを目的としたも
のである。
し、それぞれのチューブに気体などの流体をほぼ同じ量
づつ供給することや流体を万遍なく、ほぼ均一に熱交換
して流体の熱交換率を良くすることなどを目的としたも
のである。
課題を解決するための手段 この考案の熱交換器は、１方のタンクの側壁をチュー
ブの設置方向と直角の方向の上端部から下端部にかけて
次第に狭くして１方のタンクの巾を次第に狭くして設け
るとともにこの１方のタンクの巾が広い方の上端部に開
口している流入口を設け、複数本のチューブの流入側の
端部に、この１方のタンクの流入口に近い方から長さを
次第に短かくしたフローガイドをチューブの設置方向と
ほぼ同じ方向にそれぞれ設けるとともにこれら複数のフ
ローガイドの先端と前記の上端部から下端部にかけて次
第に狭くした１方のタンクの側壁との間隔をほぼ同じに
したフローガイドをそれぞれ設けたものである。
ブの設置方向と直角の方向の上端部から下端部にかけて
次第に狭くして１方のタンクの巾を次第に狭くして設け
るとともにこの１方のタンクの巾が広い方の上端部に開
口している流入口を設け、複数本のチューブの流入側の
端部に、この１方のタンクの流入口に近い方から長さを
次第に短かくしたフローガイドをチューブの設置方向と
ほぼ同じ方向にそれぞれ設けるとともにこれら複数のフ
ローガイドの先端と前記の上端部から下端部にかけて次
第に狭くした１方のタンクの側壁との間隔をほぼ同じに
したフローガイドをそれぞれ設けたものである。
作用 この考案の熱交換器は前記のように、１方のタンクの
巾を次第に狭くして設けるとともに複数本のチューブの
流入側の端部に、この１方のタンク流入口に近い方から
長さを次第に短かくしたフローガイドをチューブの設置
方向とほぼ同じ方向にそれぞれ設け、これら複数のフロ
ーガイドの先端と前記の上端部から下端部にかけて次第
に狭くした１方のタンクの側壁との間隔をほぼ同じにし
たフローガイドをそれぞれ設けたから、それぞれのチュ
ーブに流体がほぼ同じ量づつ供給されるし、複数本のチ
ューブに流体がほぼ同じ量づつそれぞれ供給されるため
に流体が万遍なく、ほぼ均一に熱交換されて流体の熱交
換効率が良くなる。
巾を次第に狭くして設けるとともに複数本のチューブの
流入側の端部に、この１方のタンク流入口に近い方から
長さを次第に短かくしたフローガイドをチューブの設置
方向とほぼ同じ方向にそれぞれ設け、これら複数のフロ
ーガイドの先端と前記の上端部から下端部にかけて次第
に狭くした１方のタンクの側壁との間隔をほぼ同じにし
たフローガイドをそれぞれ設けたから、それぞれのチュ
ーブに流体がほぼ同じ量づつ供給されるし、複数本のチ
ューブに流体がほぼ同じ量づつそれぞれ供給されるため
に流体が万遍なく、ほぼ均一に熱交換されて流体の熱交
換効率が良くなる。
実施例 次にこの考案の熱交換器を実施例について図面ととも
に説明する。
に説明する。
第１図第２図に図示したように、所定の間隔をおいて
３本の扁平形チューブ１を水平方向に設け、これらのチ
ューブ１の両端部にサイドプレート2,2′を設ける。こ
のチューブ１は内側にインナーフイン１′を設けるとと
もに外側にアウターフイン１″を設ける。
３本の扁平形チューブ１を水平方向に設け、これらのチ
ューブ１の両端部にサイドプレート2,2′を設ける。こ
のチューブ１は内側にインナーフイン１′を設けるとと
もに外側にアウターフイン１″を設ける。
このサイドプレート2,2′の外側にタンク3,3′をそれ
ぞれ設け、１方（図面上の左側）のタンク３の側壁31を
傾斜させてタンク３の巾をチューブ１の設置方向と直角
の方向、即ち垂直方向の上端部から下端部にかけて次第
に狭くするとともに１方のタンク３の巾が広い方の上端
部に、後記のフローガイド６の側面側方向に開口してい
る流入口４を、設ける。他方（図面上の右側）のタンク
３′は１方のタンク３とほぼ対称の形状にして設けると
ともに同様にして流出口５を設ける。
ぞれ設け、１方（図面上の左側）のタンク３の側壁31を
傾斜させてタンク３の巾をチューブ１の設置方向と直角
の方向、即ち垂直方向の上端部から下端部にかけて次第
に狭くするとともに１方のタンク３の巾が広い方の上端
部に、後記のフローガイド６の側面側方向に開口してい
る流入口４を、設ける。他方（図面上の右側）のタンク
３′は１方のタンク３とほぼ対称の形状にして設けると
ともに同様にして流出口５を設ける。
それぞれのチューブ１に流入側（図面上の左側）の端
部に、１方のタンク３の流入口４に近い方の上段から下
段にかけて長さを次第に短かくしたフローガイド６をチ
ューブ１の設置方向とほぼ同じ方向の水平方向にそれぞ
れ設け、かつ複数フローガイド６先端と、上端部から下
端部にかけて次第に狭くした１方のタンク３の側壁3
1と、の間隔Ｌをほぼ同じにしたフローガイド６をそれ
ぞれ設けた熱交換器７である。
部に、１方のタンク３の流入口４に近い方の上段から下
段にかけて長さを次第に短かくしたフローガイド６をチ
ューブ１の設置方向とほぼ同じ方向の水平方向にそれぞ
れ設け、かつ複数フローガイド６先端と、上端部から下
端部にかけて次第に狭くした１方のタンク３の側壁3
1と、の間隔Ｌをほぼ同じにしたフローガイド６をそれ
ぞれ設けた熱交換器７である。
この実施例の熱交換器７において、１方のタンク３の
上端部で前後方向、即ちフローガイド６の側面側方向に
開口して設けた流入口４より加圧した流体がタンク３に
流入し、この流体は、上段から下段にかけて長さを次第
に短かくしたフローガイド６を設け、かつ上段から下段
にかけて長さを次第に短かくしたフローガイド６の先端
と、垂直方向の上端部から下端部にかけて次第に狭くし
たタンク３の側壁31と、の間隔Ｌをほぼ同じにしたため
に、複数本のチューブ１にほぼ同じ量づつそれぞれ供給
されるし、複数本のチューブ１にほぼ同じ量づつそれぞ
れ供給されるために流体が万遍なく、ほぼ均一に熱交換
されて流体の熱交換効率が良い。
上端部で前後方向、即ちフローガイド６の側面側方向に
開口して設けた流入口４より加圧した流体がタンク３に
流入し、この流体は、上段から下段にかけて長さを次第
に短かくしたフローガイド６を設け、かつ上段から下段
にかけて長さを次第に短かくしたフローガイド６の先端
と、垂直方向の上端部から下端部にかけて次第に狭くし
たタンク３の側壁31と、の間隔Ｌをほぼ同じにしたため
に、複数本のチューブ１にほぼ同じ量づつそれぞれ供給
されるし、複数本のチューブ１にほぼ同じ量づつそれぞ
れ供給されるために流体が万遍なく、ほぼ均一に熱交換
されて流体の熱交換効率が良い。
なお、この実施例では流入口をタンクの上側に設けた
熱交換器７について説明したが、熱交換器の天地を逆に
して使用してもよい。
熱交換器７について説明したが、熱交換器の天地を逆に
して使用してもよい。
第３図に図示したものは別の実施例で、フローガイド
16をタンク13にチューブと対応する箇所に流入口14に近
い方の上段から下段にかけて長さを次第に短かくすると
ともにフローガイド16の先端とタンク13の側壁13′との
間隔をほぼ同じになるようにフローガイド16をタンク13
にロウ付けなどして固着したものである。
16をタンク13にチューブと対応する箇所に流入口14に近
い方の上段から下段にかけて長さを次第に短かくすると
ともにフローガイド16の先端とタンク13の側壁13′との
間隔をほぼ同じになるようにフローガイド16をタンク13
にロウ付けなどして固着したものである。
このタンク13をサイドプレート付きチューブの所定の
箇所にロウ付けなどして固着して熱交換器を形成する。
箇所にロウ付けなどして固着して熱交換器を形成する。
考案の効果 この考案の熱交換器は、熱交換器の１方のタンクの巾
をチューブの設置方向と直角の方向の上端部から下端部
にかけて次第に狭くするとともにこの１方のタンクの巾
が広い方の上端部に、フローガイドの側面側方向に開口
している流入口を、設け、複数本のチューブの流入側の
端部に、この１方のタンクの流入口に近い方から長さを
次第に短かくしたフローガイドをチューブの設置方向と
ほぼ同じ方向にそれぞれ設け、これらのフローガイドの
先端と上端部から下端部にかけて次第に狭くした１方の
タンクの側壁との間隔をほぼ同じにしたフローガイドを
それぞれ設けたから、複数本のチューブに気体などの流
体をほぼ同じ量づつそれぞれ供給することができるし、
特にフローガイドの先端と１方のタンクの側壁との間隔
をほぼ同じにしたフローガイドをそれぞれ設けた構成に
したので複数本のチューブに気体などの流体をほぼ同じ
量づつそれぞれ供給できるために流体を万遍なく、ほぼ
均一に熱交換して流体の熱交換率を良くすることができ
る。
をチューブの設置方向と直角の方向の上端部から下端部
にかけて次第に狭くするとともにこの１方のタンクの巾
が広い方の上端部に、フローガイドの側面側方向に開口
している流入口を、設け、複数本のチューブの流入側の
端部に、この１方のタンクの流入口に近い方から長さを
次第に短かくしたフローガイドをチューブの設置方向と
ほぼ同じ方向にそれぞれ設け、これらのフローガイドの
先端と上端部から下端部にかけて次第に狭くした１方の
タンクの側壁との間隔をほぼ同じにしたフローガイドを
それぞれ設けたから、複数本のチューブに気体などの流
体をほぼ同じ量づつそれぞれ供給することができるし、
特にフローガイドの先端と１方のタンクの側壁との間隔
をほぼ同じにしたフローガイドをそれぞれ設けた構成に
したので複数本のチューブに気体などの流体をほぼ同じ
量づつそれぞれ供給できるために流体を万遍なく、ほぼ
均一に熱交換して流体の熱交換率を良くすることができ
る。
第１図は本考案品の断面図、第２図はチューブの拡大正
面図、第３図は本考案品の別の実施例の断面図である。 １はチューブ、２と２′はサイドプレート、３と３′は
タンク、31は側壁、４は流入口、５は流出口、６はフロ
ーカイド、７は熱交換器。
面図、第３図は本考案品の別の実施例の断面図である。 １はチューブ、２と２′はサイドプレート、３と３′は
タンク、31は側壁、４は流入口、５は流出口、６はフロ
ーカイド、７は熱交換器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 須山 章三 静岡県裾野市千福197―１ 株式会社裾 野ライトメタル千福工場内 (72)考案者 田中 裕二 静岡県富士市伝法3092―８ 有限会社エ ーアールシー内 (56)参考文献 実開 昭60−24814（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭57−196960（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭62−148887（ＪＰ，Ｕ)
Claims (3)
- 【請求項１】所定の間隔をおいて設けた複数本のチュー
ブの両端部にサイドプレートを設け、該サイドプレート
の外側にタンクをそれぞれ設けて、該１方のタンクに流
入口を設けるとともに他方のタンクに流出口を設けた熱
交換器において、該熱交換器の１方のタンクの側壁をチ
ューブの設置方向と直角の方向の上端部から下端部にか
けて次第に狭くして１方のタンクの巾を次第に狭くして
設けるとともに該１方のタンクの巾が広い方の上端部に
開口している流入口を設け、複数本のチューブの流入側
の端部に、該１方のタンクの流入口に近い方から長さを
次第に短かくしたフローガイドをチューブの設置方向と
ほぼ同じ方向にそれぞれ設けるとともに該複数のフロー
ガイドの先端と前記の上端部から下端部にかけて次第に
狭くした１方のタンクの側壁との間隔をほぼ同じにした
フローガイドをそれぞれ設けてなる熱交換器。 - 【請求項２】複数本のチューブにそれぞれフローカイド
を設けてなる請求項１記載の熱交換器。 - 【請求項３】タンクにフローガイドを複数本のチューブ
と対応する箇所側にそれぞれ設けてなる請求項１記載の
熱交換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989107283U JP2544229Y2 (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | 熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989107283U JP2544229Y2 (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | 熱交換器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0346780U JPH0346780U (ja) | 1991-04-30 |
| JP2544229Y2 true JP2544229Y2 (ja) | 1997-08-13 |
Family
ID=31655978
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989107283U Expired - Lifetime JP2544229Y2 (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | 熱交換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2544229Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4192835B2 (ja) * | 2004-04-28 | 2008-12-10 | 株式会社デンソー | 熱交換器のヘッダタンク |
| JP5633254B2 (ja) * | 2010-08-31 | 2014-12-03 | 株式会社ノーリツ | 熱交換器 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57196960U (ja) * | 1981-06-10 | 1982-12-14 | ||
| JPS6024814U (ja) * | 1983-07-27 | 1985-02-20 | いすゞ自動車株式会社 | 吐出空気温度調節装置付インタク−ラ |
-
1989
- 1989-09-14 JP JP1989107283U patent/JP2544229Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0346780U (ja) | 1991-04-30 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |