JP2543889B2 - 充電制御装置 - Google Patents

充電制御装置

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JP2543889B2
JP2543889B2 JP62129268A JP12926887A JP2543889B2 JP 2543889 B2 JP2543889 B2 JP 2543889B2 JP 62129268 A JP62129268 A JP 62129268A JP 12926887 A JP12926887 A JP 12926887A JP 2543889 B2 JP2543889 B2 JP 2543889B2
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豊勝 岡本
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は二次電流を充電する充電制御装置に係り、特
に電池の電極の不活性状態を識別するものに関する。
(従来技術) 蓄電池など二次電池の充電は適正に行なわれなければ
ならない。その理由は、過充電の場合は性能劣化につな
がり、不足充電の場合は、電池の出力が定格電圧まで達
せず、また寿命が短くなるなどの現象が引き起こされる
ことがあるからである。
そして、比較的大きな充電電流にて急速充電を行なう
場合の適正な充電を行なう手法として、いわゆる−ΔV
方式が広く知られている。すなわち、この方式は、二次
電池の充電電圧特性が第2図に示すように充電末期にピ
ーク点電圧を有することを利用したもので、このピーク
点電圧Vpを記憶し、その記憶電圧に対してピーク点後に
低下する電圧が所定電圧(−ΔV)になったときに充電
を完了しようとするものである。
一方、電池はその保存状態により、電極の不活性化が
進む。この不活性化が進んだ電池を充電すると充電され
方が、活性(正常)なものとは異なり、これを第3図に
示す。
第3図の(a)は、不活性化が極度に進んだ電池特性
であり、この場合には活性化良好な電池を放電後、充電
した時に現れるピークがその出現範囲(c)の斜線部内
に現れない。
第3図の(b)は、不活性化が進んだ電池の特性であ
り、充電開始後所定時間内(経験的に2〜3分)に第1
のピークが現れ、その後、再びピークが現れるが通常よ
りも早く現れる。
第3図の(a)の場合、上記−ΔV方式では検知でき
ず、急速充電を続けることになるため、所定時間(第2
タイマによる)経過後、充電制御しているが、その時点
でも容量が確保できていない。
第3図(b)の場合、第1のピークで誤制御しないよ
うに充電開始後、所定時間(第1タイマによる)内に現
れるピークについては通常無視するようにしているが、
第2のピーク点後に低下した電圧を検知して充電完了と
すると容量が確保できていない。
このような電池を使用者が充電して利用する場合、充
電した電池が容量を確保できているものと考えて利用す
るため、規定の時間使用できずクレームの原因となる。
(発明の目的) 本発明は上記問題点を解消するもので、比較的大きな
充電電流で急速充電を行なった場合に、電極の不活性化
が進んだ電池かどうかを識別して利用者に知らせしめる
とともに、容量の確保を可能とする充電制御装置を提供
することを目的とする。
(発明の構成) 本発明は、蓄電池を充電するとともに充電中の蓄電池
電圧の最高値から所定値以上低下するピーク点を検出し
て充電を制御するようにした充電制御装置において、所
定の時間内でのピーク点の出現状況を検出するととも
に、この状況に基いて蓄電池の電極が不活性かどうかを
判定し報知する識別手段を備えたものである。
この構成により蓄電池の電極の不活性状態が識別され
報知されることになる。
(実施例) 第1図は本発明の充電制御装置の一実施例によるブロ
ック構成を示す。同図において本装置は基本的には充電
されるべき電池1に充電電流を供給する充電器2と、電
池1の端子電圧を受けてアナログ/ディジタル交換を行
なうA/D変換器3と、上記A/D変換器3のディジタル信号
を受けて充電制御を行なうCPU4と、表示回路5から構成
されている。CPU4は、A/D変換器3の信号の最大値を保
持する最高値保持回路部41と、この保持した信号EMAX
後続の信号Eiとを比較してEMAX−Ei≧ΔVの時に信号を
発する比較回路部42と、この比較回路部42の信号を受け
て充電器2の充電電流を制御する制御部43と、所定の時
間を計時する第1タイマ44および第2タイマ45を具備し
ている。
上記CPU4の各回路は、後述するフローチャートの内容
を実行することで、所定の時間内でのピーク点の出現状
況を検出するとともに、この状況に基いて電池1の極性
が不活性かどうかを判定し報知する識別手段をなしてい
る。
上記充電制御装置の制御のフローチャートを第4図に
示す。同図に従い、動作を説明すると、まず充電開始
後、第1,2タイマをスタートさせ(#1)、A/D変換器3
の出力をサンプリングして電圧Eiなる信号を取り込み
(#2)、今までのサンプリング最大値EMAXと比較し、
EMAX≧Eiかどうかを調べる(#3)。ここでEMAX<Ei
とき、つまり今回サンプリングした信号が今までのサン
プリング最大値EMAXよりも大きいとき、EMAXをEiに更新
する(#4)。EMAX≧Eiのとき、かつEMAX−Ei≧ΔVの
とき(#5でYES)、すなわちサンプリング最大値より
ΔVの値以上に低下した時には第1のピークがあったと
判定し報知フラグをセットする(#6)。以上のステッ
プを所定時間(第3図の第1タイマ時間)繰り返し(#
7)、所定時間経過すると、サンプリング最大値を0に
クリアする(#8)。
以下同様にして、サンプリングした電圧Eiの最大値E
MAXを更新・保持し、サンプリング電圧Eiと比較する
(#9〜11)。EMAX-Ei≧ΔVのとき(#12でYES)で、
かつ報知フラグがセットされていない時(#13でNO)に
は、活性化された電池であり、容量が確保されたとして
充電完了動作(#14)つまり制御部43は、充電器2を停
止させる信号を出力し、この時、同時に制御部43は表示
回路5へ充電完了表示(#15)を行なうように表示回路
5へ信号を出力し動作を終了する。EMAX−Ei≧ΔVのと
きで、かつ報知フラグがセットされている時(#13でYE
S)には、電池は不活性化が進んだものであり、容量が
確保できていないとして、その旨を報知するため表示回
路5へ表示信号を出力する(#17)。
また所定時間内(第3図の第2タイマ時間)(#16)
にEMAX−Ei≧ΔVにならなかった時、すなわち、サンプ
リング最大値より−ΔV以上電圧低下がなかった時に
は、電池は極度に不活性化が進んだものであり容量が確
保できていないとして、その旨を報知するため表示回路
5へ表示信号を出力する(#17)。表示信号へ出力した
後、急速充電用の充電電流を1/10以下にした充電電流に
よる充電(トリクル充電)切替えるように制御部43は充
電器2に切替信号を出力する(#18)。
トリクル充電開始と同時に第1タイマを0にクリア
し、タイマをスタートさせ(#19)、所定時間トリクル
充電を続ける。これにより電極の活性化が促進され、容
量が徐々に回復される。所定時間経過(#20でYES)
後、充電完了動作つまり制御部43は充電器2を停止させ
る信号を出力し、同時に表示回路5の不活性表示を解除
し(#21)、充電完了表示を行なうように表示回路5へ
信号を出力して動作を終了する(#14,15)。
以上のステップを実行することにより充電制御したも
のを第5図(a)(b)(c)に示す。(a)は活性化
良好の場合であり、(b)は不活性化が進んだ場合、
(c)は不活性化がさらに進んだ場合である。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、充電中の蓄電池電圧の
ピーク点を検出して充電を制御するようにした充電制御
装置において、蓄電池の電極の不活性状態を識別して報
知するようにしたので、比較的大きな充電電流で急速充
電を行なった場合に、不活性の報知がない限り充電完了
時に容量が確実に保証されていることになり、充電装置
としての信頼性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の充電制御装置の一実施例によるブロッ
ク構成図、第2図,第3図は充電時間と電池電圧の関係
図、第4図は本発明装置の制御のフローチャート、第5
図(a)(b)(c)はそれぞれ時間と電圧・電流の関
係図である。 1……電池(蓄電池)、2……充電器、4……CPU、41
……最高値保持回路部、41……比較回路部、43……制御
部、44……第1タイマ、45……第2タイマ、5……表示
回路。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】蓄電池を充電するとともに充電中の蓄電池
    電圧の最高値から所定値以上低下するピーク点を検出し
    て充電を制御するようにした充電制御装置において、所
    定の時間内でのピーク点の出現状況を検出するととも
    に、この状況に基いて蓄電池の電極が不活性かどうかを
    判定し報知する識別手段を備えたことを特徴とする充電
    制御装置。
  2. 【請求項2】識別手段は、所定時間内にピーク点が出現
    しないとき蓄電池の電極が不活性であると判定すること
    を特徴とした特許請求の範囲第1項記載の充電制御装
    置。
  3. 【請求項3】識別手段は、所定時間内にピーク点が出現
    し、その後、さらに出現したとき、蓄電池の電極が不活
    性であると判定することを特徴とした特許請求の範囲第
    1項記載の充電制御装置。
  4. 【請求項4】識別手段は、蓄電池の電極が不活性である
    と判定したとき、所定時間、小電流での充電を継続し、
    不活性報知を解除することを特徴とした特許請求の範囲
    第1項記載の充電制御装置。
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JPS63294225A JPS63294225A (ja) 1988-11-30
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JPH0539148U (ja) * 1991-10-23 1993-05-25 日本ビクター株式会社 充電器

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