JP2541466B2 - 浸水センサ - Google Patents
浸水センサInfo
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- JP2541466B2 JP2541466B2 JP5220545A JP22054593A JP2541466B2 JP 2541466 B2 JP2541466 B2 JP 2541466B2 JP 5220545 A JP5220545 A JP 5220545A JP 22054593 A JP22054593 A JP 22054593A JP 2541466 B2 JP2541466 B2 JP 2541466B2
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- Japan
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- water
- outer conductor
- inner conductor
- conductor
- insulator
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は浸水センサに関し、特に
CATV双方伝送方式のCATV中継増幅器の浸水検出
に関するものである。
CATV双方伝送方式のCATV中継増幅器の浸水検出
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】浸水センサは、CATV中継増幅器筐体
内の特定の位置に浸水センサを取付けておき、この中継
器内部への水の浸水を検出するものである。
内の特定の位置に浸水センサを取付けておき、この中継
器内部への水の浸水を検出するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のCATV中継増
幅器内の浸水検知においては、ある程度の水が筐体内に
貯水されなければ、浸水状態を検知できず、従って機器
障害を引き起こす前に浸水を検出して浸水を予防するこ
とができないなどの欠点があった。
幅器内の浸水検知においては、ある程度の水が筐体内に
貯水されなければ、浸水状態を検知できず、従って機器
障害を引き起こす前に浸水を検出して浸水を予防するこ
とができないなどの欠点があった。
【0004】また、筐体周辺の環境によっては、筐体内
に結露を生じ、結露を浸水センサが浸水と誤って検出す
る等の誤動作を生じることもあった。
に結露を生じ、結露を浸水センサが浸水と誤って検出す
る等の誤動作を生じることもあった。
【0005】本発明の目的は、機器障害を引き起こす前
に浸水を検出し、誤動作のない浸水センサを提供するこ
とである。
に浸水を検出し、誤動作のない浸水センサを提供するこ
とである。
【課題を解決するための手段】
本発明による浸水センサ
は、内部導体と、外部導体と、前記内部導体と外部導体
との間に設けられ吸水率の異なる複数層に分かれている
吸水性の絶縁体と、前記内部導体と外部導体との間の抵
抗値の変化を検出する手段とを含むことを特徴とする。
は、内部導体と、外部導体と、前記内部導体と外部導体
との間に設けられ吸水率の異なる複数層に分かれている
吸水性の絶縁体と、前記内部導体と外部導体との間の抵
抗値の変化を検出する手段とを含むことを特徴とする。
【0006】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【0007】図1は本発明の実施例の浸水検知センサの
構成図であり、図2は浸水検知回路図であり、図3は浸
水検知帯の中継器への設置状態図である。
構成図であり、図2は浸水検知回路図であり、図3は浸
水検知帯の中継器への設置状態図である。
【0008】先ず、図1を参照すると、本実施例による
浸水センサ7においては、内部導体1と網目状の外部導
体2との間に、絶縁材が複数層(3〜6)設けられてお
り、外部導体2の網目部分を介して外部から水が浸水可
能となっている。
浸水センサ7においては、内部導体1と網目状の外部導
体2との間に、絶縁材が複数層(3〜6)設けられてお
り、外部導体2の網目部分を介して外部から水が浸水可
能となっている。
【0009】複数層の絶縁材3〜6は吸水性を有する材
質からなっており、図2に示す如く、外部導体2と内部
導体1との間の抵抗値の変化、すなわち両導体間の電圧
変化により、浸水検知を行うものである。尚、図2の例
では、内部導体1をプルアップ抵抗11により高電位に
プルアップしておき、外部導体2をアースしている。
質からなっており、図2に示す如く、外部導体2と内部
導体1との間の抵抗値の変化、すなわち両導体間の電圧
変化により、浸水検知を行うものである。尚、図2の例
では、内部導体1をプルアップ抵抗11により高電位に
プルアップしておき、外部導体2をアースしている。
【0010】図3において、フタ部分10とボティ部分
9によって構成される筐体を有する中継装置において、
何等かの原因によりフタ部分10とボティ部分9との嵌
合面から筐体内部へと水がかすかに浸水してきたとす
る。
9によって構成される筐体を有する中継装置において、
何等かの原因によりフタ部分10とボティ部分9との嵌
合面から筐体内部へと水がかすかに浸水してきたとす
る。
【0011】筐体嵌合部へと浸水してきた水は、筐体嵌
合面に張り巡らされた浸水センサ7に触れる。図1に示
した浸水センサ7の外部導体2は筐体と同一電位となる
ような金属でできており、また水が浸水センサ7の内部
へ浸入し易い様に網目状もしくは穴が開けられている。
合面に張り巡らされた浸水センサ7に触れる。図1に示
した浸水センサ7の外部導体2は筐体と同一電位となる
ような金属でできており、また水が浸水センサ7の内部
へ浸入し易い様に網目状もしくは穴が開けられている。
【0012】外部導体2の隙間をぬってその内側へと浸
入した水は、吸水性をもつ絶縁物3〜6によって吸収さ
れる。この絶縁物3〜6は何層(図1においては4層)
にも分離されており、各層夫々の部材に吸水率の異なる
部材を用いるか、各層の境に紙等の吸水率の異なる部材
を用い各層に分けられており、外側の層(絶縁物3)よ
り順次水が飽和状態となるまでその内側の層(絶縁物
4)が水を吸収しない構造となっている。
入した水は、吸水性をもつ絶縁物3〜6によって吸収さ
れる。この絶縁物3〜6は何層(図1においては4層)
にも分離されており、各層夫々の部材に吸水率の異なる
部材を用いるか、各層の境に紙等の吸水率の異なる部材
を用い各層に分けられており、外側の層(絶縁物3)よ
り順次水が飽和状態となるまでその内側の層(絶縁物
4)が水を吸収しない構造となっている。
【0013】そして、浸水してきた水が絶縁物3〜6に
よって夫々吸収しきれなくなると、水は内部導体1まで
接触することになる。この様に絶縁物全体に水分が飽和
状態になることにより、一定量の水分を吸収させること
ができる。この一定の水分量は、用途によって絶縁物を
加工することにより、自由に調節可能である。つまりど
の程度の浸水を感知するかを調整できる。
よって夫々吸収しきれなくなると、水は内部導体1まで
接触することになる。この様に絶縁物全体に水分が飽和
状態になることにより、一定量の水分を吸収させること
ができる。この一定の水分量は、用途によって絶縁物を
加工することにより、自由に調節可能である。つまりど
の程度の浸水を感知するかを調整できる。
【0014】ところで、図2に示す如く、浸水センサ7
の内部導体1にはプルアップ抵抗11によって電圧がか
けられている。浸水が無い場合は外部導体2,内部導体
1は絶縁物3〜6にて絶縁されているので、抵抗値は直
流的に無限的に無限大の状態となっている。
の内部導体1にはプルアップ抵抗11によって電圧がか
けられている。浸水が無い場合は外部導体2,内部導体
1は絶縁物3〜6にて絶縁されているので、抵抗値は直
流的に無限的に無限大の状態となっている。
【0015】従って、フタ部10とボディ部9の嵌合面
より水が浸水してきて浸水センサ7内部の内部導体1ま
で水がとどくと、外部導体2,内部導体1間の抵抗値は
水の作用によって著しく低下する。このため外部導体2
と内部導体1間の抵抗値の低下によって外部導体2,内
部導体1間の電圧は下降する。
より水が浸水してきて浸水センサ7内部の内部導体1ま
で水がとどくと、外部導体2,内部導体1間の抵抗値は
水の作用によって著しく低下する。このため外部導体2
と内部導体1間の抵抗値の低下によって外部導体2,内
部導体1間の電圧は下降する。
【0016】この電圧の下降を状態監視器8内部にて監
視し、ある電圧以下となった場合状態監視器8は筐体内
への浸水を検出する。検出後CATV上り回線の信号に
よってセンターへ通知され浸水を知ることが可能にな
る。
視し、ある電圧以下となった場合状態監視器8は筐体内
への浸水を検出する。検出後CATV上り回線の信号に
よってセンターへ通知され浸水を知ることが可能にな
る。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、筐体内に貯水される以
前に浸水を検知でき、機器障害を引き起こす前に浸水を
予防することが可能となる。また浸水センサが小量の水
分をも吸収するので、結露による浸水検知の誤動作を防
ぐという効果がある。
前に浸水を検知でき、機器障害を引き起こす前に浸水を
予防することが可能となる。また浸水センサが小量の水
分をも吸収するので、結露による浸水検知の誤動作を防
ぐという効果がある。
【図1】本発明の実施例の浸水センサの構成図である。
【図2】浸水検知のための等価回路図である。
【図3】浸水センサの中継器への設置状態図である。
1 内部導体 2 外部導体 3〜6 絶縁物 7 浸水センサ 8 状態監視器 9 ボティ部 10 フタ部
Claims (2)
- 【請求項1】 内部導体と、外部導体と、前記内部導体
と外部導体との間に設けられ吸水率の異なる複数層に分
かれている吸水性の絶縁体と、前記内部導体と外部導体
との間の抵抗値の変化を検出する手段とを含むことを特
徴とする浸水センサ。 - 【請求項2】 前記外部導体の形状は、前記絶縁体を覆
う網目形状であることを特徴とする請求項1記載の浸水
センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5220545A JP2541466B2 (ja) | 1993-08-11 | 1993-08-11 | 浸水センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5220545A JP2541466B2 (ja) | 1993-08-11 | 1993-08-11 | 浸水センサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0755622A JPH0755622A (ja) | 1995-03-03 |
JP2541466B2 true JP2541466B2 (ja) | 1996-10-09 |
Family
ID=16752674
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5220545A Expired - Fee Related JP2541466B2 (ja) | 1993-08-11 | 1993-08-11 | 浸水センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2541466B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6865941B2 (en) | 2001-11-21 | 2005-03-15 | Before-The-Event, Ltd. | Liquid leak detector |
GB2373057B (en) * | 2001-11-21 | 2003-05-07 | Before The Event Ltd | A liquid leak detector |
AU2002343030A1 (en) * | 2001-11-21 | 2003-06-10 | Before-The-Even Ltd. | A liquid leak multi-layer detector |
JP2009236505A (ja) * | 2008-03-26 | 2009-10-15 | Daiwa Can Co Ltd | 容器のシール不良検査方法 |
JP5203306B2 (ja) * | 2009-06-30 | 2013-06-05 | タツタ電線株式会社 | 漏液検知線 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6245388U (ja) * | 1985-09-10 | 1987-03-19 | ||
JPS63126846U (ja) * | 1987-02-12 | 1988-08-18 | ||
JP2931613B2 (ja) * | 1990-02-13 | 1999-08-09 | 住友スリーエム株式会社 | 漏水検知センサー |
-
1993
- 1993-08-11 JP JP5220545A patent/JP2541466B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0755622A (ja) | 1995-03-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |