JP2540966Y2 - 荷台カバー - Google Patents
荷台カバーInfo
- Publication number
- JP2540966Y2 JP2540966Y2 JP3157891U JP3157891U JP2540966Y2 JP 2540966 Y2 JP2540966 Y2 JP 2540966Y2 JP 3157891 U JP3157891 U JP 3157891U JP 3157891 U JP3157891 U JP 3157891U JP 2540966 Y2 JP2540966 Y2 JP 2540966Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carrier
- loading platform
- top rail
- rectangular frames
- sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、車両等の荷台に用いる
荷台カバーに関するものである。
荷台カバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7・図8に示すように、フロアパネル
1の前後部からヘッダパネル2とテールゲート3が立設
され、且つ、フロアパネル1の左右の側部からサイドパ
ネル4,5が立設されて成るトラック等の車両の荷台6
には、従来、テールゲート3及びサイドパネル4,5上
縁部のトップレール7,8,9に沿ってロープフック1
0が設けられており、荷台6をシート11で覆い、該シ
ート11の縁部に設けられた複数の孔12にロープ13
を通すと共に、該ロープ13を前記ロープフック10に
引掛けることにより、荷台6にシート11等のカバーを
取り付けていた。
1の前後部からヘッダパネル2とテールゲート3が立設
され、且つ、フロアパネル1の左右の側部からサイドパ
ネル4,5が立設されて成るトラック等の車両の荷台6
には、従来、テールゲート3及びサイドパネル4,5上
縁部のトップレール7,8,9に沿ってロープフック1
0が設けられており、荷台6をシート11で覆い、該シ
ート11の縁部に設けられた複数の孔12にロープ13
を通すと共に、該ロープ13を前記ロープフック10に
引掛けることにより、荷台6にシート11等のカバーを
取り付けていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たようにして荷台にシートを取り付けた場合、以下のよ
うな問題が生じていた。
たようにして荷台にシートを取り付けた場合、以下のよ
うな問題が生じていた。
【0004】即ち、シート11で荷台6を覆い、シート
11に通したロープ13をロープフック10に引掛ける
作業は、シート11の取り付けに手間が掛るという問題
があり、又、シート11を取り付けた時に見栄えが悪く
なるという問題や、荷台6に対し充分な張りを持たせた
状態でシート11を取り付けることが難しいので、シー
ト11がたるんで雨天時にシート11の中央に水たまり
ができてしまうという問題があった。
11に通したロープ13をロープフック10に引掛ける
作業は、シート11の取り付けに手間が掛るという問題
があり、又、シート11を取り付けた時に見栄えが悪く
なるという問題や、荷台6に対し充分な張りを持たせた
状態でシート11を取り付けることが難しいので、シー
ト11がたるんで雨天時にシート11の中央に水たまり
ができてしまうという問題があった。
【0005】本考案は、上述の実情に鑑み、取り付けが
容易で、見栄えが良く、しかも、水たまりができにくい
構造とした荷台カバーを提供することを目的とするもの
である。
容易で、見栄えが良く、しかも、水たまりができにくい
構造とした荷台カバーを提供することを目的とするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、車両等の荷台
の外縁部に沿って設けられたトップレールの上部に積置
可能で、且つ、荷台を略中央部から荷台前後に分割した
大きさの枠状をした二個一組の矩形フレームを形成し、
該二個一組の矩形フレームをそれぞれサイドパネル上縁
部のトップレールの荷台前後方向略中央部に設けられた
荷台幅方向に延びる軸を中心として上下に開閉可能に枢
支すると共に、サイドパネル上縁部のトップレールの前
記軸から前後方向に離れた位置に矩形フレームを把み離
し自在なクランプを取り付け、前記二個一組の矩形フレ
ームに荷台全面を覆うシートを貼り付けたことを特徴と
する荷台カバーにかかるものである。
の外縁部に沿って設けられたトップレールの上部に積置
可能で、且つ、荷台を略中央部から荷台前後に分割した
大きさの枠状をした二個一組の矩形フレームを形成し、
該二個一組の矩形フレームをそれぞれサイドパネル上縁
部のトップレールの荷台前後方向略中央部に設けられた
荷台幅方向に延びる軸を中心として上下に開閉可能に枢
支すると共に、サイドパネル上縁部のトップレールの前
記軸から前後方向に離れた位置に矩形フレームを把み離
し自在なクランプを取り付け、前記二個一組の矩形フレ
ームに荷台全面を覆うシートを貼り付けたことを特徴と
する荷台カバーにかかるものである。
【0007】
【作用】本考案によれば、サイドパネル上縁部のトップ
レールの荷台前後方向略中央部に設けられた荷台幅方向
に延びる軸を中心として二個一組の矩形フレームを水平
に倒し、矩形フレームの軸から前後方向に離れた位置を
クランプで把持することにより、荷台はシートで覆われ
た状態となる。
レールの荷台前後方向略中央部に設けられた荷台幅方向
に延びる軸を中心として二個一組の矩形フレームを水平
に倒し、矩形フレームの軸から前後方向に離れた位置を
クランプで把持することにより、荷台はシートで覆われ
た状態となる。
【0008】反対に、二個一組の矩形フレームのうちの
一方をクランプから外し、軸を中心として立てることに
より、荷台は開いた状態となる。
一方をクランプから外し、軸を中心として立てることに
より、荷台は開いた状態となる。
【0009】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照しつつ説
明する。
明する。
【0010】図1〜図6は、本考案の一実施例である。
【0011】又、図中、荷台カバーの基本構成や各構成
部分の詳細の中には、図7・図8に示すものと同様のも
のが含まれているため、同一の構成部分については同一
の符号を付すことにより説明を省略するものとし、以
下、本考案に特有の構成についてのみ説明して行く。
部分の詳細の中には、図7・図8に示すものと同様のも
のが含まれているため、同一の構成部分については同一
の符号を付すことにより説明を省略するものとし、以
下、本考案に特有の構成についてのみ説明して行く。
【0012】サイドパネル4,5上縁部に形成されたト
ップレール8,9の、それぞれ荷台前後方向26前部及
び中央部並びに後部に、図2に示すような、ステーキポ
ケット14,15,16を開口し、荷台6中央部のステ
ーキポケット15内部に、図3・図4に示すような、逆
L字状のブラケット17をボルト18を用いて固定し、
ブラケット17の上端部にボルト19を用いてL字状の
取付け金具20を固定する。
ップレール8,9の、それぞれ荷台前後方向26前部及
び中央部並びに後部に、図2に示すような、ステーキポ
ケット14,15,16を開口し、荷台6中央部のステ
ーキポケット15内部に、図3・図4に示すような、逆
L字状のブラケット17をボルト18を用いて固定し、
ブラケット17の上端部にボルト19を用いてL字状の
取付け金具20を固定する。
【0013】該取付け金具20のステーキポケット15
から突出した上端部に荷台幅方向21に延びる軸22を
片持ち支持し、該軸22に二個の回動金具23,24を
回動自在に枢支してヒンジ25を構成する。
から突出した上端部に荷台幅方向21に延びる軸22を
片持ち支持し、該軸22に二個の回動金具23,24を
回動自在に枢支してヒンジ25を構成する。
【0014】一方、トップレール7,8,9の上部に積
置可能で、且つ、荷台上部開口を荷台6中央部のステー
キポケット15の位置で前後に分割した大きさの枠状を
した二個一組の矩形フレーム27,28を形成し、該矩
形フレーム27,28の互いに隣接する辺をそれぞれ対
応する回動金具23,24に取り付けて、荷台6を開閉
可能とする。
置可能で、且つ、荷台上部開口を荷台6中央部のステー
キポケット15の位置で前後に分割した大きさの枠状を
した二個一組の矩形フレーム27,28を形成し、該矩
形フレーム27,28の互いに隣接する辺をそれぞれ対
応する回動金具23,24に取り付けて、荷台6を開閉
可能とする。
【0015】又、トップレール8,9前後部のステーキ
ポケット14,16内部に、図5に示すような、弾性変
形して矩形フレーム27,28を把み離し可能な二又部
29を上端に有するクランプ30を、それぞれ、二又部
29がステーキポケット14,16から突出するようボ
ルト31を用いて固定する。
ポケット14,16内部に、図5に示すような、弾性変
形して矩形フレーム27,28を把み離し可能な二又部
29を上端に有するクランプ30を、それぞれ、二又部
29がステーキポケット14,16から突出するようボ
ルト31を用いて固定する。
【0016】更に、矩形フレーム27,28全面を一枚
のシート32で覆い、該シート32の縁部の数箇所の位
置を、例えば図6に示すように、帯状片33を用いて矩
形フレーム27,28に取り付ける。帯状片33はシー
ト32に対して縫い付けや熱圧着等により固定する。
のシート32で覆い、該シート32の縁部の数箇所の位
置を、例えば図6に示すように、帯状片33を用いて矩
形フレーム27,28に取り付ける。帯状片33はシー
ト32に対して縫い付けや熱圧着等により固定する。
【0017】尚、図4・図5中34はサイドパネル4,
5を構成するインナパネル、35はサイドパネル4,5
を構成するアウタパネルである。
5を構成するインナパネル、35はサイドパネル4,5
を構成するアウタパネルである。
【0018】本考案の荷台カバーは、上記したような構
成を有しているので、矩形フレーム27,28をヒンジ
25の軸22を中心として水平に倒し、矩形フレーム2
7,28のヒンジ25から離れたコーナ部近傍をクラン
プ30に把持させることにより、矩形フレーム27,2
8がトップレール7,8,9に密着保持され、荷台6は
シート32によって覆われた状態となる。
成を有しているので、矩形フレーム27,28をヒンジ
25の軸22を中心として水平に倒し、矩形フレーム2
7,28のヒンジ25から離れたコーナ部近傍をクラン
プ30に把持させることにより、矩形フレーム27,2
8がトップレール7,8,9に密着保持され、荷台6は
シート32によって覆われた状態となる。
【0019】又、前方の矩形フレーム27をクランプ3
0から外してヒンジ25の軸22を中心として上方へ回
動するか、或いは、後方の矩形フレーム28をクランプ
30から外してヒンジ25の軸22を中心として上方へ
回動することにより、荷台6は開いた状態となる。
0から外してヒンジ25の軸22を中心として上方へ回
動するか、或いは、後方の矩形フレーム28をクランプ
30から外してヒンジ25の軸22を中心として上方へ
回動することにより、荷台6は開いた状態となる。
【0020】以上により、荷台6に対して簡単にシート
32が開閉され、且つ、見栄えも良くなる。
32が開閉され、且つ、見栄えも良くなる。
【0021】又、矩形フレーム27,28を用いている
ので、矩形フレーム27,28に張りを持たせてシート
32を取り付けておくことにより、シート32に水がた
まることが防止され、或いは、シート32にできた水た
まりが大きくなることが防止される。
ので、矩形フレーム27,28に張りを持たせてシート
32を取り付けておくことにより、シート32に水がた
まることが防止され、或いは、シート32にできた水た
まりが大きくなることが防止される。
【0022】更に、ロープ等を用いずにシート32が取
り付けられるので、ロープフックを不要化することがで
きる。
り付けられるので、ロープフックを不要化することがで
きる。
【0023】尚、本考案は、上述の実施例にのみ限定さ
れるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内に
おいて種々変更を加え得ることは勿論である。
れるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内に
おいて種々変更を加え得ることは勿論である。
【0024】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の荷台カバ
ーによれば、開閉を簡単に行なうことができ、且つ、見
栄えを良くすることができ、しかも、シート上部に水た
まりができることを防止し得るという優れた効果を奏し
得る。
ーによれば、開閉を簡単に行なうことができ、且つ、見
栄えを良くすることができ、しかも、シート上部に水た
まりができることを防止し得るという優れた効果を奏し
得る。
【図1】本考案の一実施例の全体斜視図である。
【図2】図1の荷台の全体斜視図である。
【図3】図1の一部省略したIII部分拡大図である。
【図4】図3のIV−IV矢視図である。
【図5】図1のV−V矢視図である。
【図6】図1のVI−VI矢視図である。
【図7】従来例の荷台の全体斜視図である。
【図8】図7にシートを取り付けた状態を示す部分斜視
図である。
図である。
6 荷台 7,8,9 トップレール 21 荷台幅方向 22 軸 26 荷台前後方向 27,28 矩形フレーム 30 クランプ 32 シート
Claims (1)
- 【請求項1】 車両等の荷台の外縁部に沿って設けられ
たトップレールの上部に積置可能で、且つ、荷台を略中
央部から荷台前後に分割した大きさの枠状をした二個一
組の矩形フレームを形成し、該二個一組の矩形フレーム
をそれぞれサイドパネル上縁部のトップレールの荷台前
後方向略中央部に設けられた荷台幅方向に延びる軸を中
心として上下に開閉可能に枢支すると共に、サイドパネ
ル上縁部のトップレールの前記軸から前後方向に離れた
位置に矩形フレームを把み離し自在なクランプを取り付
け、前記二個一組の矩形フレームに荷台全面を覆うシー
トを貼り付けたことを特徴とする荷台カバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3157891U JP2540966Y2 (ja) | 1991-04-08 | 1991-04-08 | 荷台カバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3157891U JP2540966Y2 (ja) | 1991-04-08 | 1991-04-08 | 荷台カバー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04118828U JPH04118828U (ja) | 1992-10-23 |
JP2540966Y2 true JP2540966Y2 (ja) | 1997-07-09 |
Family
ID=31914802
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3157891U Expired - Lifetime JP2540966Y2 (ja) | 1991-04-08 | 1991-04-08 | 荷台カバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2540966Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6641200B2 (en) | 2000-01-20 | 2003-11-04 | Thyssenkrupp Budd Company | Tonneau cover tailgate latch and stake pocket attachment system |
-
1991
- 1991-04-08 JP JP3157891U patent/JP2540966Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6641200B2 (en) | 2000-01-20 | 2003-11-04 | Thyssenkrupp Budd Company | Tonneau cover tailgate latch and stake pocket attachment system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04118828U (ja) | 1992-10-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |