JP2539772B2 - 極微弱光測定装置を備えた便器 - Google Patents
極微弱光測定装置を備えた便器Info
- Publication number
- JP2539772B2 JP2539772B2 JP3183220A JP18322091A JP2539772B2 JP 2539772 B2 JP2539772 B2 JP 2539772B2 JP 3183220 A JP3183220 A JP 3183220A JP 18322091 A JP18322091 A JP 18322091A JP 2539772 B2 JP2539772 B2 JP 2539772B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weak light
- extremely weak
- toilet bowl
- light measurement
- urine
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は便器に関し、詳しくは
極微弱光測定装置を備えた便器に関する。
極微弱光測定装置を備えた便器に関する。
【０００２】［発明の背景］近年、光エレクトロニクス
の著しい発展によって生物フォトンと称される、生体に
由来する極微弱な光の存在が確かめられ、新しい現象と
して注目を集め、研究が行われている。
の著しい発展によって生物フォトンと称される、生体に
由来する極微弱な光の存在が確かめられ、新しい現象と
して注目を集め、研究が行われている。
【０００３】この生物フォトン現象は、動物，植物，微
生物を問わず殆どすべての生体に検出されており、生物
発光のように特定の発光固有物質は介在せず、様々な生
命活動や生体作用に伴って一般自然界に広く生じている
極微弱な自然的発光と認められている。
生物を問わず殆どすべての生体に検出されており、生物
発光のように特定の発光固有物質は介在せず、様々な生
命活動や生体作用に伴って一般自然界に広く生じている
極微弱な自然的発光と認められている。
【０００４】この極微弱光の検出には、一般に光電子増
倍管（ＰＭ）が用いられている。ＰＭを用いた計測法は
近年の光エレクトロニクスの目覚ましい発展に伴って開
発されたもので、光子計数法として知られ実用化されて
いる。
倍管（ＰＭ）が用いられている。ＰＭを用いた計測法は
近年の光エレクトロニクスの目覚ましい発展に伴って開
発されたもので、光子計数法として知られ実用化されて
いる。
【０００５】ところでこのような極微弱光の測定により
生体に関する有用な情報の得られることが認められてお
り、例えば肝臓や腎臓，心臓等の臓器の酸化的ストレス
等によって発光強度が増加することが報告されている。
生体に関する有用な情報の得られることが認められてお
り、例えば肝臓や腎臓，心臓等の臓器の酸化的ストレス
等によって発光強度が増加することが報告されている。
【０００６】また臨床試料として入手し易い尿について
も研究が行われ、生体の状態によって発光強度が異なる
ことが報告されている。
も研究が行われ、生体の状態によって発光強度が異なる
ことが報告されている。
【０００７】即ち尿及び糞便は代謝の最終産物でありま
た濃縮されていることに着眼して極微弱光の測定が行わ
れており、この結果腎炎等の疾患尿の発光量は健常者の
それより高いことが確認されている。
た濃縮されていることに着眼して極微弱光の測定が行わ
れており、この結果腎炎等の疾患尿の発光量は健常者の
それより高いことが確認されている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような事情
を背景としてなされたもので、その要旨は、尿及び／又
は糞便より発せられる生体極微弱光を測定する極微弱光
測定装置を便器に設け、排尿及び／又は排便の際に極微
弱光測定を行ない得るように成したことにある。
を背景としてなされたもので、その要旨は、尿及び／又
は糞便より発せられる生体極微弱光を測定する極微弱光
測定装置を便器に設け、排尿及び／又は排便の際に極微
弱光測定を行ない得るように成したことにある。
【０００９】［作用及び発明の効果］本発明によれば家
庭等において用足し時に、即ち便器に排尿又は排便した
ときに同時に尿及び／又は糞便の極微弱光測定を行うこ
とができる。
庭等において用足し時に、即ち便器に排尿又は排便した
ときに同時に尿及び／又は糞便の極微弱光測定を行うこ
とができる。
【００１０】これにより一日を通じて何回も尿又は糞便
からの極微弱光を測定し追跡できるようになり、或いは
また長期に亘ってそれらの発光強度の変化を追跡するこ
とが可能となる。
からの極微弱光を測定し追跡できるようになり、或いは
また長期に亘ってそれらの発光強度の変化を追跡するこ
とが可能となる。
【００１１】そして尿，糞便からの極微弱光を追跡する
ことにより体調の変化，異常を知ることができ、健康管
理において或いはまた病気の早期発見に役立てることが
できる。
ことにより体調の変化，異常を知ることができ、健康管
理において或いはまた病気の早期発見に役立てることが
できる。
【００１２】尿又は糞便の極微弱光測定を特定の専門機
関において行なう場合、わざわざそこまで出掛けて行か
なければならず、しかも測定は一回限りのものであって
これから得られる情報は限られたものである。
関において行なう場合、わざわざそこまで出掛けて行か
なければならず、しかも測定は一回限りのものであって
これから得られる情報は限られたものである。
【００１３】しかるに家庭のトイレ等において尿又は糞
便からの極微弱光測定を行なえれば、家庭に居ながらに
して且つ日常生活の中で一日の内に何回も測定ができ、
連続的な変化を面倒を伴わないでとらえることができ、
体調の全体の傾向，変化を敏感に感知することができ
る。
便からの極微弱光測定を行なえれば、家庭に居ながらに
して且つ日常生活の中で一日の内に何回も測定ができ、
連続的な変化を面倒を伴わないでとらえることができ、
体調の全体の傾向，変化を敏感に感知することができ
る。
【００１４】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図１において１０は洋風便器で、便器本体に
尿及び／又は糞便（以下単に尿とする）からの極微弱光
を測定するための測定装置ユニット１２が設けられてい
る。
説明する。図１において１０は洋風便器で、便器本体に
尿及び／又は糞便（以下単に尿とする）からの極微弱光
を測定するための測定装置ユニット１２が設けられてい
る。
【００１５】図２はその測定装置ユニット１２の具体的
構成を示したものである。この図において１４はポンプ
で、図１の採尿シリンダ１６にて採取された尿を通路１
８に送液し、検査部２０を流通させる。
構成を示したものである。この図において１４はポンプ
で、図１の採尿シリンダ１６にて採取された尿を通路１
８に送液し、検査部２０を流通させる。
【００１６】通路１８には検査部２０に臨むようにして
光電子増倍管，フォトダイオード等の微弱光検出素子２
２が設けられ、発光強度がここで電流値として取り出さ
れた上増幅器２４で増幅され、Ａ／Ｄコンバータにてデ
ジタル信号化された後コンピュータ２６に送られる。コ
ンピュータ２６は信号を演算処理し、結果を表示器２８
に表示させる。
光電子増倍管，フォトダイオード等の微弱光検出素子２
２が設けられ、発光強度がここで電流値として取り出さ
れた上増幅器２４で増幅され、Ａ／Ｄコンバータにてデ
ジタル信号化された後コンピュータ２６に送られる。コ
ンピュータ２６は信号を演算処理し、結果を表示器２８
に表示させる。
【００１７】図２において３０は洗浄溶液であって、ポ
ンプ３２により送液され、電磁弁３４の流路切替えによ
って通路１８内を流通し、洗浄する。
ンプ３２により送液され、電磁弁３４の流路切替えによ
って通路１８内を流通し、洗浄する。
【００１８】本例によれば、日常生活の中で用足し時に
排尿又は糞便の極微弱光の測定を行い得且つこれを自動
的に行なうことができる。その結果は表示器２８に直ち
に表示され、或いは記録手段に記録される。
排尿又は糞便の極微弱光の測定を行い得且つこれを自動
的に行なうことができる。その結果は表示器２８に直ち
に表示され、或いは記録手段に記録される。
【００１９】便器使用者はこの記録を見ることによっ
て、或いは用を足す毎の表示器２８の表示内容によって
体調の変化，全体的な傾向等を直ちに認識することがで
き、健康管理において或いは病気の早期発見に役立てる
ことができる。
て、或いは用を足す毎の表示器２８の表示内容によって
体調の変化，全体的な傾向等を直ちに認識することがで
き、健康管理において或いは病気の早期発見に役立てる
ことができる。
【００２０】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示であり、本発明は例えば測定装置ユニット
を便器本体と形態上一体に構成する場合はもとよりこれ
を形態上分離した形で設けることも可能であるし、微弱
光検出素子として上例以外のものを用いることも可能で
ある。
くまで一例示であり、本発明は例えば測定装置ユニット
を便器本体と形態上一体に構成する場合はもとよりこれ
を形態上分離した形で設けることも可能であるし、微弱
光検出素子として上例以外のものを用いることも可能で
ある。
【００２１】また上例では極微弱光の測定を液の流れの
中で連続的に見るようにしているが、場合によって極微
弱光測定をバッチ式で行なうことも可能である等、その
主旨を逸脱しない範囲において、当業者の知識に基づき
様々な変更を加えた形態で構成可能である。
中で連続的に見るようにしているが、場合によって極微
弱光測定をバッチ式で行なうことも可能である等、その
主旨を逸脱しない範囲において、当業者の知識に基づき
様々な変更を加えた形態で構成可能である。
【図１】本発明に従って極微弱光測定装置ユニットを便
器に設けた場合の例を示す図である。
器に設けた場合の例を示す図である。
【図２】その測定装置ユニットの具体的構成例を示す図
である。
である。
１０ 洋風便器 １２ 極微弱光測定装置ユニット
Claims (1)
- 【請求項１】 尿及び／又は糞便より発せられる生体極
微弱光を測定する極微弱光測定装置が設けられ、排尿及
び／又は排便の際に極微弱光測定を行うように成された
ことを特徴とする極微弱光測定装置を備えた便器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3183220A JP2539772B2 (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | 極微弱光測定装置を備えた便器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3183220A JP2539772B2 (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | 極微弱光測定装置を備えた便器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH055321A JPH055321A (ja) | 1993-01-14 |
| JP2539772B2 true JP2539772B2 (ja) | 1996-10-02 |
Family
ID=16131892
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3183220A Expired - Lifetime JP2539772B2 (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | 極微弱光測定装置を備えた便器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2539772B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10591407B2 (en) | 2014-10-24 | 2020-03-17 | Nec Corporation | Excrement analysis device, toilet provided with said analysis device, and method for analyzing excrement |
-
1991
- 1991-06-27 JP JP3183220A patent/JP2539772B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH055321A (ja) | 1993-01-14 |
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Legal Events
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