JP2539133Y2 - 眼鏡用補助レンズの支持装置 - Google Patents
眼鏡用補助レンズの支持装置Info
- Publication number
- JP2539133Y2 JP2539133Y2 JP1991094893U JP9489391U JP2539133Y2 JP 2539133 Y2 JP2539133 Y2 JP 2539133Y2 JP 1991094893 U JP1991094893 U JP 1991094893U JP 9489391 U JP9489391 U JP 9489391U JP 2539133 Y2 JP2539133 Y2 JP 2539133Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- auxiliary lens
- spectacles
- frames
- support device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Eyeglasses (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、眼鏡用補助レンズを回
動自在に支持する装置の改良に関する。
動自在に支持する装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】実用新案登録出願人は、実公昭62−3
5058号の考案により、眼鏡に対しフロントサングラ
スを回動自在に取り付けることを提案している。その取
り付け具ではサングラスレンズを回動自在とするため
に、てこ機構が利用されており、2つのレバーとこれら
を付勢するためのスプリングとが不可欠であり、構造が
複雑となっている。
5058号の考案により、眼鏡に対しフロントサングラ
スを回動自在に取り付けることを提案している。その取
り付け具ではサングラスレンズを回動自在とするため
に、てこ機構が利用されており、2つのレバーとこれら
を付勢するためのスプリングとが不可欠であり、構造が
複雑となっている。
【0003】
【考案の目的】したがって、本考案の目的は、補助レン
ズの回動時の位置決め支持を簡単な機構によって行い、
補助レンズを使用位置または不使用位置で安定に支持で
きるようにすることである。
ズの回動時の位置決め支持を簡単な機構によって行い、
補助レンズを使用位置または不使用位置で安定に支持で
きるようにすることである。
【0004】
【考案の解決手段】上記目的の下に、本考案は、本体側
のフレームと補助レンズとを2つのヒンジにより回動自
在に連結するとともに、一方のフレームに歯車状のカム
を固定し、このカムの複数の溝内に他方のフレームを弾
力的に当接させるようにしている。
のフレームと補助レンズとを2つのヒンジにより回動自
在に連結するとともに、一方のフレームに歯車状のカム
を固定し、このカムの複数の溝内に他方のフレームを弾
力的に当接させるようにしている。
【0005】上記構造によると、補助レンズを使用位置
から不使用位置へ、あるいはその逆の位置へ回動させる
ときに、他方のフレームが一方の溝から他方溝へと弾性
変形しながら移動し、溝の内部に弾力的にはまり合うこ
とによって、補助レンズを所定の位置に安定に支持す
る。この構造の場合に、フレーム自体の弾性力が利用さ
れており、またこれに当接するカムも単純な構造となる
ため、簡単な構造で所定の回動動作や位置決め機能が得
られ、また軽量化が可能となる。
から不使用位置へ、あるいはその逆の位置へ回動させる
ときに、他方のフレームが一方の溝から他方溝へと弾性
変形しながら移動し、溝の内部に弾力的にはまり合うこ
とによって、補助レンズを所定の位置に安定に支持す
る。この構造の場合に、フレーム自体の弾性力が利用さ
れており、またこれに当接するカムも単純な構造となる
ため、簡単な構造で所定の回動動作や位置決め機能が得
られ、また軽量化が可能となる。
【0006】
【実施例】図1および図2は、本考案の眼鏡用補助レン
ズの支持装置1を示している。この実施例の支持装置1
は、視力矯正用の眼鏡2の部分に対して着色レンズ(サ
ングラス)としての補助レンズ3を着脱自在に取り付け
るために、本体側のフレーム4、補助レンズ3側のフレ
ーム5および歯車状のカム7を備えている。
ズの支持装置1を示している。この実施例の支持装置1
は、視力矯正用の眼鏡2の部分に対して着色レンズ(サ
ングラス)としての補助レンズ3を着脱自在に取り付け
るために、本体側のフレーム4、補助レンズ3側のフレ
ーム5および歯車状のカム7を備えている。
【0007】2つのフレーム4、5のうち一方例えばフ
レーム4は、弾性材であり、両端の上部で掛けフック8
を有し、また端部下方側で止めフック9を形成してい
る。これらの掛けフック8および止めフック9は、フレ
ーム4自体の弾性力によって、眼鏡2の外側部分に着脱
自在に取り付けられるようになっている。
レーム4は、弾性材であり、両端の上部で掛けフック8
を有し、また端部下方側で止めフック9を形成してい
る。これらの掛けフック8および止めフック9は、フレ
ーム4自体の弾性力によって、眼鏡2の外側部分に着脱
自在に取り付けられるようになっている。
【0008】そして、フレーム4、5は、その上部で2
つのヒンジ6によって回動自在に連結されている。この
実施例の場合、ヒンジ6は、筒状のものとして、フレー
ム4に溶接により固定されている。他方のフレーム5
は、この筒状のヒンジ6の内部に引き通されており、両
先端部分で固定具10によって補助レンズ3に取り付け
られている。
つのヒンジ6によって回動自在に連結されている。この
実施例の場合、ヒンジ6は、筒状のものとして、フレー
ム4に溶接により固定されている。他方のフレーム5
は、この筒状のヒンジ6の内部に引き通されており、両
先端部分で固定具10によって補助レンズ3に取り付け
られている。
【0009】上記カム7は、2つのヒンジ6の間で、例
えばフレーム5に回り止め状態で固定されており、外周
部分で一例として6個の突起71とそれらの間に位置す
る6個の位置決め用の溝72を形成している。
えばフレーム5に回り止め状態で固定されており、外周
部分で一例として6個の突起71とそれらの間に位置す
る6個の位置決め用の溝72を形成している。
【0010】支持装置1は、前記のように、フレーム4
を押し拡げて、眼鏡2にあてがい、上部の掛けフック8
および両端下方の止めフック9を眼鏡2の外側に掛け止
めすることよって眼鏡2に対して着脱自在に取り付けら
れる。補助レンズ3が使用位置にあるとき、その位置で
対応する溝72がフレーム4に当たっている。このフレ
ーム4は、溝72に弾力的に接することによって、その
位置を安定に保持している。
を押し拡げて、眼鏡2にあてがい、上部の掛けフック8
および両端下方の止めフック9を眼鏡2の外側に掛け止
めすることよって眼鏡2に対して着脱自在に取り付けら
れる。補助レンズ3が使用位置にあるとき、その位置で
対応する溝72がフレーム4に当たっている。このフレ
ーム4は、溝72に弾力的に接することによって、その
位置を安定に保持している。
【0011】眼鏡2の使用者がその補助レンズ3を使用
しないとき、使用位置の補助レンズ3を保持して上方に
回動させ、はねあげ状態として不使用位置まで回動させ
る。このとき、フレーム4は、弾性変形し、2つの突起
71をのりこえて、対応の溝72にはまり込む。これに
よって、補助レンズ3は、はねあげ状態のままで、不使
用位置に安定な状態に保持される。
しないとき、使用位置の補助レンズ3を保持して上方に
回動させ、はねあげ状態として不使用位置まで回動させ
る。このとき、フレーム4は、弾性変形し、2つの突起
71をのりこえて、対応の溝72にはまり込む。これに
よって、補助レンズ3は、はねあげ状態のままで、不使
用位置に安定な状態に保持される。
【0012】もちろん、フレーム4が1つの突起71の
みをのりこえる位置で溝72にはまり込めば、補助レン
ズ3は、使用位置と不使用位置の中間位置で安定に保持
される。このような位置調整は、強い光の入射状況によ
って適当に選択できる。
みをのりこえる位置で溝72にはまり込めば、補助レン
ズ3は、使用位置と不使用位置の中間位置で安定に保持
される。このような位置調整は、強い光の入射状況によ
って適当に選択できる。
【0013】
【他の実施例】上記実施例は、眼鏡2に対し本体側のフ
レーム4を着脱自在に取り付ける形式のものとなってい
るが、この支持装置1は、補助レンズ3を老眼補正用の
度付レンズとして、眼鏡2に取り外し不能な状態で組み
込むこともできる。この場合、本体側のフレーム4は、
眼鏡2のブリッジを利用して構成する。なおこの場合、
両端のヒンジ6自体がフック状のものとして構成されて
おれば、眼鏡2のブリッジに対して補助レンズ3が着脱
自在に組み合わせられることになる。
レーム4を着脱自在に取り付ける形式のものとなってい
るが、この支持装置1は、補助レンズ3を老眼補正用の
度付レンズとして、眼鏡2に取り外し不能な状態で組み
込むこともできる。この場合、本体側のフレーム4は、
眼鏡2のブリッジを利用して構成する。なおこの場合、
両端のヒンジ6自体がフック状のものとして構成されて
おれば、眼鏡2のブリッジに対して補助レンズ3が着脱
自在に組み合わせられることになる。
【0014】なお、フレーム4、5のうち両方が弾性材
であってもよく、また2つのフレーム4、5のうち少な
くともいずれか一方が弾性であれば、必要な機能は確保
できる。通常の眼鏡フレームでも、必要な弾力が確保で
きるため、これらのフレーム4、5は、特別な弾性材と
して構成しなくてもよい。
であってもよく、また2つのフレーム4、5のうち少な
くともいずれか一方が弾性であれば、必要な機能は確保
できる。通常の眼鏡フレームでも、必要な弾力が確保で
きるため、これらのフレーム4、5は、特別な弾性材と
して構成しなくてもよい。
【0015】
【考案の効果】本考案では、フレーム自体の弾力が補助
レンズの位置決めに利用されているため、特別なスプリ
ングが不必要であり、また補助レンズの位置決めのため
に、単純な歯車状のカムが利用されているため、補助レ
ンズの位置決め機構が単純化でき、また軽量化も可能と
なる。
レンズの位置決めに利用されているため、特別なスプリ
ングが不必要であり、また補助レンズの位置決めのため
に、単純な歯車状のカムが利用されているため、補助レ
ンズの位置決め機構が単純化でき、また軽量化も可能と
なる。
【図1】本考案の眼鏡用補助レンズの支持装置の平面図
である。
である。
【図2】本考案の支持装置の要部の拡大断面図である。
1 眼鏡用補助レンズの支持装置 2 眼鏡 3 補助レンズ 4 フレーム 5 フレーム 6 ヒンジ 7 カム
Claims (1)
- 【請求項1】 本体側のフレーム(4)と補助レンズ
(3)側のフレーム(5)とを平行な状態で配置し、こ
れらのフレーム(4、5)のうち少なくとも本体側のフ
レーム(4)を弾性材として、そのフレーム(4)の一
部で掛けフック(8)を形成し、眼鏡(2)に対し本体
側のフレーム(4)を着脱自在とし、両フレーム(4、
5)を上部で2つのヒンジ(6)により回動自在に連結
するとともに、一方のフレーム(5)に両ヒンジ(6)
間で歯車状のカム(7)を固定し、このカム(7)の溝
に他方のフレーム(4)を弾力的に当接させてなること
を特徴とする眼鏡用補助レンズの支持装置(1)。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991094893U JP2539133Y2 (ja) | 1991-09-06 | 1991-09-06 | 眼鏡用補助レンズの支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991094893U JP2539133Y2 (ja) | 1991-09-06 | 1991-09-06 | 眼鏡用補助レンズの支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0525423U JPH0525423U (ja) | 1993-04-02 |
JP2539133Y2 true JP2539133Y2 (ja) | 1997-06-25 |
Family
ID=14122720
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991094893U Expired - Lifetime JP2539133Y2 (ja) | 1991-09-06 | 1991-09-06 | 眼鏡用補助レンズの支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2539133Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2788862B1 (fr) * | 1999-01-25 | 2001-04-13 | Logo | Monture de lunettes |
NL1028563C2 (nl) * | 2005-03-17 | 2006-09-20 | Stichting Focus On Vision Foun | Samengestelde lens alsmede een bril voorzien van tenminste één dergelijke samengestelde lens. |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4659196A (en) * | 1985-02-28 | 1987-04-21 | Polaroid Corporation | Optical accessory for use with spectacles |
JPH0417641Y2 (ja) * | 1985-08-12 | 1992-04-20 |
-
1991
- 1991-09-06 JP JP1991094893U patent/JP2539133Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
「特許からみた機械要素便覧[固着]」初版社団法人発明協会(昭和55年9月25日)P.629(FIG.2771) |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0525423U (ja) | 1993-04-02 |
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