JP2538820B2 - モジュラジャック形コネクタおよびその製作方法 - Google Patents
モジュラジャック形コネクタおよびその製作方法Info
- Publication number
- JP2538820B2 JP2538820B2 JP4061135A JP6113592A JP2538820B2 JP 2538820 B2 JP2538820 B2 JP 2538820B2 JP 4061135 A JP4061135 A JP 4061135A JP 6113592 A JP6113592 A JP 6113592A JP 2538820 B2 JP2538820 B2 JP 2538820B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shunt
- housing
- contact fingers
- modular jack
- terminals
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R33/00—Coupling devices specially adapted for supporting apparatus and having one part acting as a holder providing support and electrical connection via a counterpart which is structurally associated with the apparatus, e.g. lamp holders; Separate parts thereof
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/66—Structural association with built-in electrical component
- H01R13/70—Structural association with built-in electrical component with built-in switch
- H01R13/703—Structural association with built-in electrical component with built-in switch operated by engagement or disengagement of coupling parts, e.g. dual-continuity coupling part
- H01R13/7031—Shorting, shunting or bussing of different terminals interrupted or effected on engagement of coupling part, e.g. for ESD protection, line continuity
- H01R13/7032—Shorting, shunting or bussing of different terminals interrupted or effected on engagement of coupling part, e.g. for ESD protection, line continuity making use of a separate bridging element directly cooperating with the terminals
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R24/00—Two-part coupling devices, or either of their cooperating parts, characterised by their overall structure
- H01R24/60—Contacts spaced along planar side wall transverse to longitudinal axis of engagement
- H01R24/62—Sliding engagements with one side only, e.g. modular jack coupling devices
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R29/00—Coupling parts for selective co-operation with a counterpart in different ways to establish different circuits, e.g. for voltage selection, for series-parallel selection, programmable connectors
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R2201/00—Connectors or connections adapted for particular applications
- H01R2201/16—Connectors or connections adapted for particular applications for telephony
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T29/00—Metal working
- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
- Y10T29/49002—Electrical device making
- Y10T29/49117—Conductor or circuit manufacturing
- Y10T29/49204—Contact or terminal manufacturing
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T29/00—Metal working
- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
- Y10T29/49002—Electrical device making
- Y10T29/49117—Conductor or circuit manufacturing
- Y10T29/49204—Contact or terminal manufacturing
- Y10T29/49208—Contact or terminal manufacturing by assembling plural parts
- Y10T29/49222—Contact or terminal manufacturing by assembling plural parts forming array of contacts or terminals
Landscapes
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気コネクタの技術に関
し、より詳しくは、分路板を備えたモジュラジャック形
コネクタとその製作方法に関する。
し、より詳しくは、分路板を備えたモジュラジャック形
コネクタとその製作方法に関する。
【0002】
【従来の技術】モジュラジャック形のコネクタをはじめ
とする様々な分路板を備えた電気コネクタがすでに知ら
れており、そこでは種々の提案のためにコネクタの色々
な端子が分路または短絡(ここでは分路で統一する。)
されている。そうしたコネクタの例が、アバーネシーに
付与された1981年6月21日付け米国特許第4,2
74,691号、スユーゲルに付与された1985年1
1月12日付け米国特許第4,552,423号、ワー
ドらに付与された1989年9月5日付け米国特許第
4,863,393号、およびリードに付与された19
89年10月17日付け米国特許第4,874,333
号に開示されている。これらの特許は全て、特にコネク
タが相手コネクタのプラグを受容していないときに、コ
ネクタの様々な選択された端子を分路するために、短絡
素子、橋絡カード、分路板等のような構成部品を含む一
種のモジュラジャック形のコネクタを提示している。例
えば、こうしたコネクタは、モジュラジャック形のコネ
クタにプラグが差し込まれないときに、線路の連続性を
維持するために使用することができる。
とする様々な分路板を備えた電気コネクタがすでに知ら
れており、そこでは種々の提案のためにコネクタの色々
な端子が分路または短絡(ここでは分路で統一する。)
されている。そうしたコネクタの例が、アバーネシーに
付与された1981年6月21日付け米国特許第4,2
74,691号、スユーゲルに付与された1985年1
1月12日付け米国特許第4,552,423号、ワー
ドらに付与された1989年9月5日付け米国特許第
4,863,393号、およびリードに付与された19
89年10月17日付け米国特許第4,874,333
号に開示されている。これらの特許は全て、特にコネク
タが相手コネクタのプラグを受容していないときに、コ
ネクタの様々な選択された端子を分路するために、短絡
素子、橋絡カード、分路板等のような構成部品を含む一
種のモジュラジャック形のコネクタを提示している。例
えば、こうしたコネクタは、モジュラジャック形のコネ
クタにプラグが差し込まれないときに、線路の連続性を
維持するために使用することができる。
【0003】一般に、上記のような性質の電気コネクタ
は、モジュラジャックのハウジングの一部分からのプラ
グ受容空洞部まで延びた「ばねビーム接点」を有してお
り、これらのばねビーム接点を含む端子はハウジングの
成形壁によって相互に分離されている。端子は、プリン
ト回路基板などの支持部材の電気回路と接続するため
に、通常端子ピンの形状をしたテール部を有する。端子
ピンは例えば、プリント回路基板の穴に挿入するため
に、ソルダテールの形状にすることができる。場合によ
っては端子ピンつまりソルダテールは1列に配列する
が、多くの場合、ピッチを大きくするために2列に配列
する。
は、モジュラジャックのハウジングの一部分からのプラ
グ受容空洞部まで延びた「ばねビーム接点」を有してお
り、これらのばねビーム接点を含む端子はハウジングの
成形壁によって相互に分離されている。端子は、プリン
ト回路基板などの支持部材の電気回路と接続するため
に、通常端子ピンの形状をしたテール部を有する。端子
ピンは例えば、プリント回路基板の穴に挿入するため
に、ソルダテールの形状にすることができる。場合によ
っては端子ピンつまりソルダテールは1列に配列する
が、多くの場合、ピッチを大きくするために2列に配列
する。
【0004】上記のスユーゲルの特許は、任意の列の様
々な選択された端子を分路するようにプログラム可能な
分路板を開示している。この分路板は金属板を打ち抜い
て製作したものであり、ウェブ部を有し、そこから一連
の個々のコンタクトフィンガがウェブ部の平面に隣接し
て位置するように打抜き加工されている。分路板はモジ
ュラジャックのハウジング内に固定され、予め選択され
た個々のコンタクトフィンガが、ウェブの平面からモジ
ュラジャックのプラグ受容空洞部へ突き出して、端子の
ばねビーム接点の自由端部と係合するように曲がってお
り、これによってプラグがモジュラジャックのプラグ受
容空洞部に受容されていないときにコンタクトフィンガ
とばねビーム接点が係合している端子間に分路が形成さ
れる。選択されなかったコンタクトフィンガは、打抜き
および整形加工された分路板のウェブ部の平面に隣接し
た状態のままに維持される。
々な選択された端子を分路するようにプログラム可能な
分路板を開示している。この分路板は金属板を打ち抜い
て製作したものであり、ウェブ部を有し、そこから一連
の個々のコンタクトフィンガがウェブ部の平面に隣接し
て位置するように打抜き加工されている。分路板はモジ
ュラジャックのハウジング内に固定され、予め選択され
た個々のコンタクトフィンガが、ウェブの平面からモジ
ュラジャックのプラグ受容空洞部へ突き出して、端子の
ばねビーム接点の自由端部と係合するように曲がってお
り、これによってプラグがモジュラジャックのプラグ受
容空洞部に受容されていないときにコンタクトフィンガ
とばねビーム接点が係合している端子間に分路が形成さ
れる。選択されなかったコンタクトフィンガは、打抜き
および整形加工された分路板のウェブ部の平面に隣接し
た状態のままに維持される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のスユーゲルの特
許に示されたプログラム可能な分路板を備えた電気コネ
クタにおける問題点の1つは、プログラム可能な分路板
を非常に特殊な形状にし、単独列の選択された端子を分
路するように設計することである。モジュラジャックの
端子を2列に配列することは極めて一般的に行われてい
るが、そのような場合、異なる大きさおよび形状の分路
板を製作しなければならず、モジュラジャックの総組立
費が大幅にかさむことになる。さらに重要なことは、分
路板が1つの組合せの端子しか分路できないということ
である。例えば、分路板は任意の列の端子1、2、4、
および6を分路することができるようにした場合、分路
された端子4および6と独立して端子1と2を分路する
ことはできない。
許に示されたプログラム可能な分路板を備えた電気コネ
クタにおける問題点の1つは、プログラム可能な分路板
を非常に特殊な形状にし、単独列の選択された端子を分
路するように設計することである。モジュラジャックの
端子を2列に配列することは極めて一般的に行われてい
るが、そのような場合、異なる大きさおよび形状の分路
板を製作しなければならず、モジュラジャックの総組立
費が大幅にかさむことになる。さらに重要なことは、分
路板が1つの組合せの端子しか分路できないということ
である。例えば、分路板は任意の列の端子1、2、4、
および6を分路することができるようにした場合、分路
された端子4および6と独立して端子1と2を分路する
ことはできない。
【0006】本発明は、所定の大きさおよび形状に打抜
き加工した分路板の形のプログラム可能な分路手段を有
し、しかもそれを様々な形状に整形して複数組の端子を
夫々個別に分路することができるようにした、モジュラ
ジャック形のコネクタを提供することによって、上記の
問題を解決しようとするものである。
き加工した分路板の形のプログラム可能な分路手段を有
し、しかもそれを様々な形状に整形して複数組の端子を
夫々個別に分路することができるようにした、モジュラ
ジャック形のコネクタを提供することによって、上記の
問題を解決しようとするものである。
【0007】
【課題を解決する為の手段】上記、目的を達成する為
に、本発明は、嵌合端に開口したプラグ受容空洞部を形
成した誘電体製のハウジングを有する。ハウジングには
多数の端子を取り付ける。端子は、2列に配置した端子
ピンまたはソルダテールなどのテール部を有し、端子の
ばね接点部がプラグ受容空洞部の内部に1列にカンチレ
バー状に伸長している。
に、本発明は、嵌合端に開口したプラグ受容空洞部を形
成した誘電体製のハウジングを有する。ハウジングには
多数の端子を取り付ける。端子は、2列に配置した端子
ピンまたはソルダテールなどのテール部を有し、端子の
ばね接点部がプラグ受容空洞部の内部に1列にカンチレ
バー状に伸長している。
【0008】本発明は、金属板から実質的に同じ大きさ
に打抜き加工し、異なる形状に整形した複数の分路板を
使用する。各分路板は、ウェブおよびウェブから突き出
た一連のコンタクトフィンガを有する。一方の分路板
は、ハウジングの第1の位置に取り付けられ、そのコン
タクトフィンガは第1選択組合せのばね接点部と係合す
る。他方の分路板は、ハウジングの第2の位置に取り付
けられ、そのコンタクトフィンガは第2選択組合せのば
ね接点部と係合する。
に打抜き加工し、異なる形状に整形した複数の分路板を
使用する。各分路板は、ウェブおよびウェブから突き出
た一連のコンタクトフィンガを有する。一方の分路板
は、ハウジングの第1の位置に取り付けられ、そのコン
タクトフィンガは第1選択組合せのばね接点部と係合す
る。他方の分路板は、ハウジングの第2の位置に取り付
けられ、そのコンタクトフィンガは第2選択組合せのば
ね接点部と係合する。
【0009】2つの分路板は、それぞれの分路板の選択
された色々なコンタクトフィンガを残して、他のコンタ
クトフィンガを除去し、選択されたコンタクトフィンガ
を端子のばね接点部のうち選択されたものだけと係合さ
せることによって、それぞれ個別の分路が構成できるよ
うにされる。
された色々なコンタクトフィンガを残して、他のコンタ
クトフィンガを除去し、選択されたコンタクトフィンガ
を端子のばね接点部のうち選択されたものだけと係合さ
せることによって、それぞれ個別の分路が構成できるよ
うにされる。
【0010】
【実施例】次に添付図面に従い本発明の実施例を説明す
る。先ず、図1は、実施例のモジュラジャック形コネク
タを分解した状態で示している。ハウジング10と、端
子支持部材12に端子14a、14bが取り付けられた
端子組立体13とを有している。
る。先ず、図1は、実施例のモジュラジャック形コネク
タを分解した状態で示している。ハウジング10と、端
子支持部材12に端子14a、14bが取り付けられた
端子組立体13とを有している。
【0011】ハウジング10は、プラスチックなどの誘
電体材料を一体成形した部材である。ハウジング10は
その嵌合端18に開口した、16で示すプラグ受容空洞
部が形成されている。このプラグ受容空洞部16は、ハ
ウジング10の前端、即ち嵌合端18側からプラグ受用
空洞部16に挿入される相手側のプラグコネクタ(図示
していない)を受容するための大きさと形状を有する。
ハウジング10の後端側には多数の仕切り20を一体的
に成形し、その間に端子14a、14bのばね接点部2
8a、28bを受容するためのスロット22を形成す
る。ハウジング10はさらに、プリント回路基板の適切
な穴を通してこのモジュラジャック形コネクタの表面取
付を行うための1対の取付ペグ24も設けられている。
電体材料を一体成形した部材である。ハウジング10は
その嵌合端18に開口した、16で示すプラグ受容空洞
部が形成されている。このプラグ受容空洞部16は、ハ
ウジング10の前端、即ち嵌合端18側からプラグ受用
空洞部16に挿入される相手側のプラグコネクタ(図示
していない)を受容するための大きさと形状を有する。
ハウジング10の後端側には多数の仕切り20を一体的
に成形し、その間に端子14a、14bのばね接点部2
8a、28bを受容するためのスロット22を形成す
る。ハウジング10はさらに、プリント回路基板の適切
な穴を通してこのモジュラジャック形コネクタの表面取
付を行うための1対の取付ペグ24も設けられている。
【0012】端子支持部材12は、プラスチックなどの
誘電体材料を一体成形し、ハウジング10の後端側に形
成された開口26からプラグ受容空洞部16内に差し込
むことができるハウジングプラグの形状をしている。端
子支持部材12は、ハウジング10に端子14a、14
bを容易に装着ができるように、ハウジング10とは別
個に製作したものである。端子14a、14bは、図1
の左側に示すように、端子支持部材12に予め取り付け
られて、端子組立体13を構成する。この端子組立体1
3をハウジング10の開口26に差し込むと、端子14
a、14bはハウジング10の内部に位置し、端子14
aのばね接点部28aと端子14bのばね接点部28b
は交互に、仕切り20の間のスロット22内に配置され
るようになる。ばね接点部28aと28bは図に示した
ように同一平面上で一列に配列される。
誘電体材料を一体成形し、ハウジング10の後端側に形
成された開口26からプラグ受容空洞部16内に差し込
むことができるハウジングプラグの形状をしている。端
子支持部材12は、ハウジング10に端子14a、14
bを容易に装着ができるように、ハウジング10とは別
個に製作したものである。端子14a、14bは、図1
の左側に示すように、端子支持部材12に予め取り付け
られて、端子組立体13を構成する。この端子組立体1
3をハウジング10の開口26に差し込むと、端子14
a、14bはハウジング10の内部に位置し、端子14
aのばね接点部28aと端子14bのばね接点部28b
は交互に、仕切り20の間のスロット22内に配置され
るようになる。ばね接点部28aと28bは図に示した
ように同一平面上で一列に配列される。
【0013】端子14a、14bは、それぞれテール部
30a、30bを有する。これらのテール部30a、3
0bは端子14a、14bの端子ピンまたはソルダテー
ルを形成し、プリント回路基板(図示せず)のメッキス
ルーホールに挿入することができる。端子14a、14
bのそれぞれのばね接点部28a、28bは同一平面上
で一列に並んでいるが、端子14a、14bのテール部
30a、30bはそれぞれ、上下2つの異なる列に食い
違い状に交行に並んでいる。
30a、30bを有する。これらのテール部30a、3
0bは端子14a、14bの端子ピンまたはソルダテー
ルを形成し、プリント回路基板(図示せず)のメッキス
ルーホールに挿入することができる。端子14a、14
bのそれぞれのばね接点部28a、28bは同一平面上
で一列に並んでいるが、端子14a、14bのテール部
30a、30bはそれぞれ、上下2つの異なる列に食い
違い状に交行に並んでいる。
【0014】本発明は、モジュラジャック形コネクタに
分路手段を提供することを意図しており、この分路手段
は選択された異なる組合せの端子14a、14bの分路
(短路)を行うものである。端子14a、14bのそれ
ぞれのテール部30a、30bが2列に配置されている
にもかかわらず、2個の分路板をまず同一の原形状(ブ
ランク)に製作し、その後でハウジング10の異なる位
置に取り付けられるように整形およびプログラムするこ
とによって、テール部30a、30bが2列に配置され
た端子14a、14bを2つの組合せで分路できるよう
にしている。
分路手段を提供することを意図しており、この分路手段
は選択された異なる組合せの端子14a、14bの分路
(短路)を行うものである。端子14a、14bのそれ
ぞれのテール部30a、30bが2列に配置されている
にもかかわらず、2個の分路板をまず同一の原形状(ブ
ランク)に製作し、その後でハウジング10の異なる位
置に取り付けられるように整形およびプログラムするこ
とによって、テール部30a、30bが2列に配置され
た端子14a、14bを2つの組合せで分路できるよう
にしている。
【0015】具体的に説明すると、図1に、32aおよ
び32bで表す2個の分路板が組み込まれている。この
分路板32a、32bは、それぞれのばね接点部28
a、28bと係合可能の原形状を有し、整形とプログラ
ムによって、端子14a、14bのうちの選択されたも
のを分路できるように整備したものである。
び32bで表す2個の分路板が組み込まれている。この
分路板32a、32bは、それぞれのばね接点部28
a、28bと係合可能の原形状を有し、整形とプログラ
ムによって、端子14a、14bのうちの選択されたも
のを分路できるように整備したものである。
【0016】次に、図1と図2を参照しながら説明す
る。分路板32a、32bは、金属板を打抜きおよび整
形加工することによって製作する。Bと指摘されたブラ
ンクは、金属板から成る連続板から打ち抜いたものであ
る。このブランクBを、分路板32a、32b(図1)
の形状に整形加工する。特に、ブランクBは、ウェブ3
4、およびウェブと同一平面上にあってウェブ34の片
側から並列状態で突き出しているコンタクトフィンガ3
6を有する。ウェブ34の対向する両端部には、凹み3
8を形成する。コンタクトフィンガ36は、端部40を
金めっきしてもよい。コンタクトフィンガ36のうち、
端子14a、14bのばね接点部28a、28bと係合
する側だけをめっきすることが望ましい。同一の大きさ
と形状を持つ2個のブランクB(図2)を使用して、2
種類の分路板32a、32bの両方を形成する。
る。分路板32a、32bは、金属板を打抜きおよび整
形加工することによって製作する。Bと指摘されたブラ
ンクは、金属板から成る連続板から打ち抜いたものであ
る。このブランクBを、分路板32a、32b(図1)
の形状に整形加工する。特に、ブランクBは、ウェブ3
4、およびウェブと同一平面上にあってウェブ34の片
側から並列状態で突き出しているコンタクトフィンガ3
6を有する。ウェブ34の対向する両端部には、凹み3
8を形成する。コンタクトフィンガ36は、端部40を
金めっきしてもよい。コンタクトフィンガ36のうち、
端子14a、14bのばね接点部28a、28bと係合
する側だけをめっきすることが望ましい。同一の大きさ
と形状を持つ2個のブランクB(図2)を使用して、2
種類の分路板32a、32bの両方を形成する。
【0017】再び図1に戻って説明するが、分路板32
a、32bを組み込むために、ハウジング10には1対
の一体的に成形された取付ボス42があり、そこに分路
板32aの凹み38を係合する。図1では左側の取付ボ
ス42しか見えていないが、同じ取付ボス42が図の右
側の取付ペグ24の内側に同じように配置されている。
一方、分路板32bを取付けるために、同様の一対の取
付ボス44がハウジング10に一体的に成形されてお
り、そこに分路板32bの凹み38を係合する。分路板
32a、32bをはっきりと分離するために、取付ボス
42と取付ボス44は嵌合端18と後端の方向、即ち、
前後の方向および上下の方向のどちらの方向にも間隔を
置いて配置されている。
a、32bを組み込むために、ハウジング10には1対
の一体的に成形された取付ボス42があり、そこに分路
板32aの凹み38を係合する。図1では左側の取付ボ
ス42しか見えていないが、同じ取付ボス42が図の右
側の取付ペグ24の内側に同じように配置されている。
一方、分路板32bを取付けるために、同様の一対の取
付ボス44がハウジング10に一体的に成形されてお
り、そこに分路板32bの凹み38を係合する。分路板
32a、32bをはっきりと分離するために、取付ボス
42と取付ボス44は嵌合端18と後端の方向、即ち、
前後の方向および上下の方向のどちらの方向にも間隔を
置いて配置されている。
【0018】図1に示す分路板32a、32bを図2に
示すブランクBと比較すると、各分路板32a、32b
のコンタクトフィンガ36の幾つかが除去されているこ
とが分かる。実際、各分路板32a、32bはコンタク
トフィンガ36がそれぞれ交互に除去されている。また
2つの分路板32a、32bを比較すると、それぞれの
分路板32a、32bの長手方向に1ピッチずらしてコ
ンタクトフィンガ36が交互に除去されている。また、
分路板32aの残っているコンタクトフィンガ36は、
端子14aのばね接点部28aと係合するように配置さ
れ、また、分路板32bのコンタクトフィンガ36は、
端子14bのばね接点部38bと係合するように配置さ
れている。さらに、分路板32aのコンタクトフィンガ
36は、分路板30bのコンタクトフィンガ36の場合
よりもウェブ34に近い位置でウェブ34の平面から外
れるように曲げ加工あるいは整形してある。これについ
ては、後で図3および図4に関連して説明する。
示すブランクBと比較すると、各分路板32a、32b
のコンタクトフィンガ36の幾つかが除去されているこ
とが分かる。実際、各分路板32a、32bはコンタク
トフィンガ36がそれぞれ交互に除去されている。また
2つの分路板32a、32bを比較すると、それぞれの
分路板32a、32bの長手方向に1ピッチずらしてコ
ンタクトフィンガ36が交互に除去されている。また、
分路板32aの残っているコンタクトフィンガ36は、
端子14aのばね接点部28aと係合するように配置さ
れ、また、分路板32bのコンタクトフィンガ36は、
端子14bのばね接点部38bと係合するように配置さ
れている。さらに、分路板32aのコンタクトフィンガ
36は、分路板30bのコンタクトフィンガ36の場合
よりもウェブ34に近い位置でウェブ34の平面から外
れるように曲げ加工あるいは整形してある。これについ
ては、後で図3および図4に関連して説明する。
【0019】端子14a、14bのばね接点部28a、
28bをそれぞれ分路板32a、32bと比較すると、
図1の左側に示すように端子14a、14bは1列に1
0個のばね接点部28a、28bがある。一方、各分路
板32a、32bには最初、ブランクBの状態では、ば
ね接点部28a、28bのどれとでも係合できるよう
に、10個のコンタクトフィンガ36がある。しかし、
図1では、端子14a、14bのそれぞれのばね接点部
28a、28bと係合するために選択されたコンタクト
フィンガ36しか提示されていない。特に、図1は、分
路板32aが(左から)「1番目」、「3番目」、「5
番目」、「7番目」および「9番目」のコンタクトフィ
ンガ36がウェブ34から突き出ている状態を示してい
る。また、分路板32bは、「2番目」、「4番目」、
「6番目」、「8番目」および「10番目」のコンタク
トフィンガ36がウェブ34から突き出ている。どちら
の分路板32a、32bとも残りのコンタクトフィンガ
36は全部、ウェブ34から切除されている。したがっ
て、各分路板32a、32bは、相手側のプラグがモジ
ュラジャック形コネクタのハウジング10に差し込まれ
ていないときに、それぞれ選択された端子14a、14
bのばね接点部28a、28bと係合することによっ
て、互いに離散または独立した組合せの端子14a、1
4bを分路することができる。尚、図1に示した選択は
一例にすぎない。
28bをそれぞれ分路板32a、32bと比較すると、
図1の左側に示すように端子14a、14bは1列に1
0個のばね接点部28a、28bがある。一方、各分路
板32a、32bには最初、ブランクBの状態では、ば
ね接点部28a、28bのどれとでも係合できるよう
に、10個のコンタクトフィンガ36がある。しかし、
図1では、端子14a、14bのそれぞれのばね接点部
28a、28bと係合するために選択されたコンタクト
フィンガ36しか提示されていない。特に、図1は、分
路板32aが(左から)「1番目」、「3番目」、「5
番目」、「7番目」および「9番目」のコンタクトフィ
ンガ36がウェブ34から突き出ている状態を示してい
る。また、分路板32bは、「2番目」、「4番目」、
「6番目」、「8番目」および「10番目」のコンタク
トフィンガ36がウェブ34から突き出ている。どちら
の分路板32a、32bとも残りのコンタクトフィンガ
36は全部、ウェブ34から切除されている。したがっ
て、各分路板32a、32bは、相手側のプラグがモジ
ュラジャック形コネクタのハウジング10に差し込まれ
ていないときに、それぞれ選択された端子14a、14
bのばね接点部28a、28bと係合することによっ
て、互いに離散または独立した組合せの端子14a、1
4bを分路することができる。尚、図1に示した選択は
一例にすぎない。
【0020】図3および図4は、同一のブランクBから
異なった形に整形した分路板32a、32bをいかにハ
ウジング10に取付ボス42、44を介して固定して、
両方の分路板32a、32bのコンタクトフィンガ36
を同一平面上に揃え、端子14a、14bの同一平面上
に一列に並んだばね接点部28a、28bと係合できる
ようにするかを示す。より具体的には、取付ボス42は
取付ボス44より上側でかつ後端寄りの位置に配置され
ており、図3に示したように、分路板32aは取付ボス
42に係合させて取り付けられている。したがって、分
路板32aのコンタクトフィンガ36は比較的長い部分
をウエブ34から突出させて、端子14aのそれぞれの
ばね接点部28aの下側で係合できるように充分な距離
が内側に突き出るように、分路板32aのコンタクトフ
ィンガ36を符号50で示した位置で曲げてある。
異なった形に整形した分路板32a、32bをいかにハ
ウジング10に取付ボス42、44を介して固定して、
両方の分路板32a、32bのコンタクトフィンガ36
を同一平面上に揃え、端子14a、14bの同一平面上
に一列に並んだばね接点部28a、28bと係合できる
ようにするかを示す。より具体的には、取付ボス42は
取付ボス44より上側でかつ後端寄りの位置に配置され
ており、図3に示したように、分路板32aは取付ボス
42に係合させて取り付けられている。したがって、分
路板32aのコンタクトフィンガ36は比較的長い部分
をウエブ34から突出させて、端子14aのそれぞれの
ばね接点部28aの下側で係合できるように充分な距離
が内側に突き出るように、分路板32aのコンタクトフ
ィンガ36を符号50で示した位置で曲げてある。
【0021】図4は、ハウジング10に取付ボス44を
介して取り付けた分路板32bを示す。取付ボス44は
取付ボス42より下側に、また、取付ボス42より嵌合
端18寄りに位置させてある。したがって、分路板32
bは符号52で示した位置で曲げ、端子14bのそれぞ
れのばね接点部28bと係合するように、短いコンタク
トフィンガ36を形成する。図3および図4から、分路
板32a、32bがハウジング10の異なる位置に取り
付けられているにもかかわらず、両方の分路板32a、
32bのコンタクトフィンガ36全部が同一平面上に揃
い、単独列または同一平面上に並んだばね接点部28
a、28bとの選択されたものと係合することができ
る。ハウジング10は、仕切り20によって構成される
スロット22の底部にフランジ54(図3および図4)
を設け、その頂部に2つの分路板32a、32bのコン
タクトフィンガ36が配置されるようにすることが望ま
しい。これにより、ばね接点部28a、28bを係合さ
せるコンタクトフィンガ36に応力対抗機能が提供され
る。
介して取り付けた分路板32bを示す。取付ボス44は
取付ボス42より下側に、また、取付ボス42より嵌合
端18寄りに位置させてある。したがって、分路板32
bは符号52で示した位置で曲げ、端子14bのそれぞ
れのばね接点部28bと係合するように、短いコンタク
トフィンガ36を形成する。図3および図4から、分路
板32a、32bがハウジング10の異なる位置に取り
付けられているにもかかわらず、両方の分路板32a、
32bのコンタクトフィンガ36全部が同一平面上に揃
い、単独列または同一平面上に並んだばね接点部28
a、28bとの選択されたものと係合することができ
る。ハウジング10は、仕切り20によって構成される
スロット22の底部にフランジ54(図3および図4)
を設け、その頂部に2つの分路板32a、32bのコン
タクトフィンガ36が配置されるようにすることが望ま
しい。これにより、ばね接点部28a、28bを係合さ
せるコンタクトフィンガ36に応力対抗機能が提供され
る。
【0022】以上の説明から、本発明によって、分路板
32a、32bを打抜き加工で同一の原形状に製作し
(つまり、図2のブランクB)、その後、図1、図3お
よび図4に示すように整形して、2つの独立した様々な
組合せの端子14a、14bを分路することができるよ
うにした、モジュラジャック形コネクタが提供されたこ
とが分かる。最初同一形状に打抜き加工した分路板32
a、32bは、ばね接点部28a、28bを同一平面上
に、一列に整列させた端子14a、14bのうち、選択
された端子14a、14bを分路するようにコンタクト
フィンガ36を切除することによって、分岐される端子
14a、14bを個別にプログラムすることができる。
分路板32a、32bは、ハウジング10のそれぞれの
取付ボス42、44に係合することによって、非常に簡
単に固定される。また、端子支持部材12と端子14
a、14bを予め組み立てた端子組立体14をハウジン
グ10の閉口26に挿入するのみで、非常に簡単にプロ
グラム可能なモジュラジャック形コネクタとなり、図3
および図4に示すように、プログラムされたコンタクト
フィンガ36が、選択された様々な端子14a、14b
のばね接点部28a、28bと係合して分路を構成した
状態になる。尚、端子支持部材12の後端面とハウジン
グ10の後端面には、それぞれボス46、48が形成さ
れており、プリント回路基板に形成される位置決め孔に
位置を合わせて、嵌合できるようにしてある。
32a、32bを打抜き加工で同一の原形状に製作し
(つまり、図2のブランクB)、その後、図1、図3お
よび図4に示すように整形して、2つの独立した様々な
組合せの端子14a、14bを分路することができるよ
うにした、モジュラジャック形コネクタが提供されたこ
とが分かる。最初同一形状に打抜き加工した分路板32
a、32bは、ばね接点部28a、28bを同一平面上
に、一列に整列させた端子14a、14bのうち、選択
された端子14a、14bを分路するようにコンタクト
フィンガ36を切除することによって、分岐される端子
14a、14bを個別にプログラムすることができる。
分路板32a、32bは、ハウジング10のそれぞれの
取付ボス42、44に係合することによって、非常に簡
単に固定される。また、端子支持部材12と端子14
a、14bを予め組み立てた端子組立体14をハウジン
グ10の閉口26に挿入するのみで、非常に簡単にプロ
グラム可能なモジュラジャック形コネクタとなり、図3
および図4に示すように、プログラムされたコンタクト
フィンガ36が、選択された様々な端子14a、14b
のばね接点部28a、28bと係合して分路を構成した
状態になる。尚、端子支持部材12の後端面とハウジン
グ10の後端面には、それぞれボス46、48が形成さ
れており、プリント回路基板に形成される位置決め孔に
位置を合わせて、嵌合できるようにしてある。
【0023】
【発明の効果】以上、詳述した如く、この発明によれ
ば、所定の大きさ及び形状に打抜き加工した分路板の形
のプログラム可能な複数の分路手段を有し、而もそれを
様々な形状に整形して独立した端子を分路できるので、
複数の分路を形成できるモジュラジャック形コネクタを
提供することができる。
ば、所定の大きさ及び形状に打抜き加工した分路板の形
のプログラム可能な複数の分路手段を有し、而もそれを
様々な形状に整形して独立した端子を分路できるので、
複数の分路を形成できるモジュラジャック形コネクタを
提供することができる。
【図1】本発明の実施例の分路板を組み込んだモジュラ
ジャック形コネクタの分解斜視図である。
ジャック形コネクタの分解斜視図である。
【図2】分路板を形成する元となるブランクの平面図で
ある。
ある。
【図3】ハウジングの一部分の部分断面図であり、一方
の分路板の位置を示す。
の分路板の位置を示す。
【図4】図3と同様の図であり、他方の分路板の位置を
示す。
示す。
10 ハウジング 12 端子支持部材 13 端子組立体 14a、14b 端子 16 プラグ受容空洞部 18 嵌合端 20 仕切り 22 スロット 24 取付ペグ 26 開口 28a、28b ばね接点部 30a、30b テール部 32a、32b 分路板 34 ウエブ 36 コンタクトフィンガ 38 凹み 40 コンタクトフィンガの端部 42 取付ボス 44 取付ボス 46 ボス 48 ボス 54 フランジ B 分路板のブランク
Claims (5)
- 【請求項1】 ハウジングに多数の端子が装着され、端
子のばね接点部がハウジングに形成したプラグ受容空洞
部にカンチレバー状に伸長しているモジュラジャック形
コネクタにおいて、前記多数の端子14a、14bのば
ね接点部28a、28bが同一平面上で、一列に整列さ
せて配置されていると共に、ハウジング10に複数の分
路板32a、32bが取り付けてあり、この分路板32
a、32bは、各々、ウエブ34と、ウエブ34の一側
から並列して突出した複数のコンタクトフィンガ36を
有するブランクBから整形加工されたものであり、各分
路板32a、32bの選択されたコンタクトフィンガ3
6が前記ばね接点部28a、28bのうちの選択された
ばね接点部28a、28bと係合可能の位置に配置され
ており、前記プラグ受容空洞部16にプラグが嵌合され
ていない時には、前記選択されたばね接点部28a、2
8bが分路板32a、32bの前記選択されたコンタク
トフィンガ36と係合することにより、前記多数の端子
14a、14b間で分路板32a、32bを介して複数
の分路が形成されることを特徴とするモジュラジャック
形コネクタ。 - 【請求項2】 各分路板32a、32bの選択されたコ
ンタクトフィンガ36が端子14a、14bの選択され
たばねの接点部28a、28bと係合するように、ハウ
ジング10にそれぞれの分路板32a、32bを取り付
けるために、分路板32a、32bを相互に間隔を置い
て配置させる取付ボス42、44をハウジング10に設
けたことを特徴とする、請求項1記載のモジュラジャッ
ク形コネクタ。 - 【請求項3】 一方の分路板32aの選択されたコンタ
クトフィンガ36を、そのウェブ34に対する第1の位
置で曲げ、他方の分路板32bの選択されたコンタクト
フィンガ36をそのウェブ34に対する第2の位置であ
って一方の分路板32aの第1の位置とは異なる位置で
曲げ、それによって、ハウジング10における分路板の
空間を置いた配置にもかかわらず、コンタクトフィンガ
36が1列に並ぶようにすることを特徴とする、請求項
2記載のモジュラジャック形コネクタ。 - 【請求項4】 請求項1記載のコジュラジャック形コネ
クタを製作する方法であって、1列に並んだ一連のコン
タクトフィンガ36を有する、複数の実質的に同一のブ
ランクBを金属板から打抜き加工する段階と、二つのブ
ランクBの選択されたコンタクトフィンガ36を、ブラ
ンクBをハウジング10の異なる位置に取り付けたとき
に、それぞれの選択されたコンタクトフィンガ36が一
列に並んだばね接点部28a、28bと係合できるよう
に、二つのブランクBを整形する段階と、各ブランクB
の選択されないコンクタトフィンガ36を除去する段階
と、打抜き、整形、およびコンタクトフィンガ36の除
去を行った後の分路板32a、32bをハウジング10
の前記異なる位置に取り付ける段階とから成ることを特
徴とするモジュラジャック形コネクタの製作方法。 - 【請求項5】 前記整形段階が、ブランクBのコンタク
トフィンガ36をそれぞれ異なる位置で曲げる段階を含
み、それによって、分路板32a、32bをハウジング
10の前記異なる位置に取り付けたときに、各分路板3
2a、32bの曲げられたコンタクトフィンガ36が共
通の平面上に並ぶようにすることを特徴とする、請求項
4記載のモジュラジャック形コネクタの製作方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/668,645 | 1991-03-13 | ||
US07/668,645 US5123854A (en) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | Shunted electrical connector |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07192825A JPH07192825A (ja) | 1995-07-28 |
JP2538820B2 true JP2538820B2 (ja) | 1996-10-02 |
Family
ID=24683185
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4061135A Expired - Lifetime JP2538820B2 (ja) | 1991-03-13 | 1992-02-17 | モジュラジャック形コネクタおよびその製作方法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5123854A (ja) |
EP (1) | EP0503578B1 (ja) |
JP (1) | JP2538820B2 (ja) |
KR (2) | KR920019019A (ja) |
DE (1) | DE69205033T2 (ja) |
MY (1) | MY106566A (ja) |
Families Citing this family (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5190464A (en) * | 1991-03-29 | 1993-03-02 | Chian Chyun Enterprise Co. Ltd. | Shielded electrical connector with contact shunting arrangement |
US5274918A (en) * | 1993-04-15 | 1994-01-04 | The Whitaker Corporation | Method for producing contact shorting bar insert for modular jack assembly |
SG43125A1 (en) * | 1993-10-27 | 1997-10-17 | Molex Inc | Shunted electrical connector |
US5639266A (en) | 1994-01-11 | 1997-06-17 | Stewart Connector Systems, Inc. | High frequency electrical connector |
US5704797A (en) * | 1994-05-19 | 1998-01-06 | Tii Industries, Inc. | Switchable electrical socket |
US5553136A (en) * | 1994-05-19 | 1996-09-03 | Tii Industries, Inc. | Modular device for telephone network interface apparatus |
US5599209A (en) * | 1994-11-30 | 1997-02-04 | Berg Technology, Inc. | Method of reducing electrical crosstalk and common mode electromagnetic interference and modular jack for use therein |
US5540602A (en) * | 1995-06-30 | 1996-07-30 | The Whitaker Company | Terminal junction block having commoned bus members |
FR2737941A1 (fr) * | 1995-08-18 | 1997-02-21 | Amp France | Assemblage de jack modulaire electrique |
US5725386A (en) * | 1996-05-24 | 1998-03-10 | The Whitaker Corporation | Board-mountable electrical connector |
EP0844700A1 (fr) * | 1996-11-26 | 1998-05-27 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Prise multiple pour équipement électronique |
KR100555020B1 (ko) * | 1997-05-27 | 2006-03-03 | 커넥터 시스템즈 테크놀로지 엔.브이. | 필터 삽입부를 지니는 모듈식 잭 |
DE69808595T2 (de) * | 1998-02-04 | 2003-06-18 | Nexans | Kontaktsatz |
US6162076A (en) | 1998-08-28 | 2000-12-19 | Senior Industries, Inc. | Electrical shorting assembly for electrical jacks and the like |
US6068504A (en) * | 1998-09-08 | 2000-05-30 | Molex Incorporated | Selective termination connector assembly |
US6168458B1 (en) * | 1998-09-30 | 2001-01-02 | Steelcase Inc. | Communications cabling system |
US6065985A (en) * | 1998-10-14 | 2000-05-23 | Berg Technology, Inc. | Modular jack with flexible shorting structure |
US6390851B1 (en) | 1999-10-16 | 2002-05-21 | Berg Technology, Inc. | Electrical connector with internal shield |
US6358093B1 (en) | 2001-02-07 | 2002-03-19 | Adc Telecommunications, Inc. | Normal through jack and method |
US6554653B2 (en) | 2001-03-16 | 2003-04-29 | Adc Telecommunications, Inc. | Telecommunications connector with spring assembly and method for assembling |
JP5783918B2 (ja) * | 2012-01-18 | 2015-09-24 | モレックス インコーポレイテドMolex Incorporated | コネクタ |
FR3023619B1 (fr) | 2014-07-10 | 2018-11-30 | Sagemcom Broadband Sas | Procede de localisation d'une panne impactant un appareil electrique qui comporte un connecteur electrique equipe de moyens de test |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5487892A (en) * | 1977-12-24 | 1979-07-12 | Toyo Tanshi Kk | Programming apparatus |
JPH0227673A (ja) * | 1988-06-10 | 1990-01-30 | American Teleph & Telegr Co <Att> | モジュラジャック接続ブロック |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4274691A (en) * | 1978-12-05 | 1981-06-23 | Amp Incorporated | Modular jack |
US4501459A (en) * | 1982-12-22 | 1985-02-26 | Amp Incorporated | Electrical connector |
US4552423A (en) * | 1984-03-30 | 1985-11-12 | Amp Incorporated | Shunted electrical connectors |
US4582376A (en) * | 1984-04-09 | 1986-04-15 | Amp Incorporated | Shorting bar having wiping action |
US4671599A (en) * | 1984-10-30 | 1987-06-09 | Amp Incorporated | Shielded electrical connector |
US4874333A (en) * | 1985-03-08 | 1989-10-17 | Amp Incorporated | Shunted modular electrical connector |
US4895532A (en) * | 1986-04-29 | 1990-01-23 | Virginia Patent Development Corporation | Modular connector coupler with selective commoning system |
US5030123A (en) * | 1989-03-24 | 1991-07-09 | Adc Telecommunications, Inc. | Connector and patch panel for digital video and data |
-
1991
- 1991-03-13 US US07/668,645 patent/US5123854A/en not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-01-27 MY MYPI92000139A patent/MY106566A/en unknown
- 1992-02-17 JP JP4061135A patent/JP2538820B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1992-03-11 EP EP92104132A patent/EP0503578B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-03-11 DE DE69205033T patent/DE69205033T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1992-03-12 KR KR1019920004054A patent/KR920019019A/ko not_active Application Discontinuation
-
1997
- 1997-06-14 KR KR2019970014413K patent/KR0121794Y1/ko not_active Application Discontinuation
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5487892A (en) * | 1977-12-24 | 1979-07-12 | Toyo Tanshi Kk | Programming apparatus |
JPH0227673A (ja) * | 1988-06-10 | 1990-01-30 | American Teleph & Telegr Co <Att> | モジュラジャック接続ブロック |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07192825A (ja) | 1995-07-28 |
DE69205033T2 (de) | 1996-05-15 |
MY106566A (en) | 1995-06-30 |
KR0121794Y1 (ko) | 1998-08-17 |
EP0503578B1 (en) | 1995-09-27 |
DE69205033D1 (de) | 1995-11-02 |
EP0503578A1 (en) | 1992-09-16 |
US5123854A (en) | 1992-06-23 |
KR920019019A (ko) | 1992-10-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2538820B2 (ja) | モジュラジャック形コネクタおよびその製作方法 | |
US5274918A (en) | Method for producing contact shorting bar insert for modular jack assembly | |
US5626497A (en) | Modular jack type connector | |
KR0151778B1 (ko) | 모듈 잭형 커넥터 | |
US5860816A (en) | Electrical connector assembled from wafers | |
US5229922A (en) | Electrical junction box with stacked insulating plates and bus-bars with stepped tabs | |
US6645003B2 (en) | Joint connector | |
US4789346A (en) | Solder post alignment and retention system | |
US4986769A (en) | Polarization and keying mechanism | |
US4095862A (en) | Method and apparatus for connecting flat cable | |
US4350404A (en) | Electrical connector construction | |
US5219295A (en) | Electrical connector with guide member | |
US6217393B1 (en) | Appliance connector and production method thereof | |
CN1042379C (zh) | 载带型电连接器及其制造方法 | |
US6638121B1 (en) | Stacked connector with LEDs and method of producing the same | |
US6517386B2 (en) | Electrical connector and method of making the same | |
US4331376A (en) | Electric connectors | |
US4583640A (en) | Packaging arrangement for electrical connectors | |
US5194018A (en) | Electrical connector assembly and method of fabricating same | |
US4541174A (en) | Process of making a jack-type electrical connector | |
EP0374307B1 (en) | Connector assembly for printed circuit boards | |
EP0006100A1 (en) | Ribbon cable connector | |
US6443738B2 (en) | Wiring unit | |
US6077110A (en) | Connector | |
JPH0311507B2 (ja) |