JP2538778B2 - タ−シャリ−オレフィンの製造 - Google Patents

タ−シャリ−オレフィンの製造

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JP2538778B2
JP2538778B2 JP62143954A JP14395487A JP2538778B2 JP 2538778 B2 JP2538778 B2 JP 2538778B2 JP 62143954 A JP62143954 A JP 62143954A JP 14395487 A JP14395487 A JP 14395487A JP 2538778 B2 JP2538778 B2 JP 2538778B2
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    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
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    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はターシャリーオレフィン(第三オレフィン)
の製造法、より詳しくいえばアルキルTERT−アルキルエ
ーテル(アルキル第三アルキルエーテル、本明細書中に
おいては「TERT−アルキルエーテル」とも呼ぶ)を新規
の改良された触媒の存在下で分解し、高純度のターシャ
リーオレフィンを製造する方法に関するものである。
通常、ターシャリーオレフィンの工業生産は石油原料
の水蒸気分解等の方法によりターシャリーオレフィンを
含む混合物を生成し、この混合物からターシャリーオレ
フィンを硫酸抽出しているが、この製法は高濃度の硫酸
を使用することから、プラントの製作には高価な耐酸材
料が必要となる。さらにオレフィンの回収を促進するた
めに硫酸を希釈したのち再利用のために再濃縮する工程
が必要であり、費用がかかる。しかも、この種の製造法
はターシャリーオレフィンを濃硫酸で抽出する工程間に
重合、水和などの副反応が生じるため、工業的に不利益
になる場合がある。
またターシャリーオレフィンの別の製造法によれば、
石油原料から選択的に得たターシャリーオレフィンを酸
性触媒の存在下で一般アルコールと反応させて、対応ア
ルキルTERT−アルキルエーテルを生成する。この場合、
TERT−アルキルエーテルだけを生成する理由は、セカン
ダリ−オレフィンは反応が遅く、またプライマリ−オレ
フィンは完全に不活性なためである。このようにした得
たアルキルTERT−アルキルエーテルは分離も容易であ
り、そして分解してターシャリーオレフィンと一級アル
コールに分かれる。
アルキルTERT−アルキルエーテルからターシャリーオ
レフィンを生成する製法において、様々な触媒の使用が
これまで提案されており、例えばシリカ等の担体に支持
されたアルミニウム化合物(米国特許第4,398,051
号)、各種の担体に支持されたリン酸(米国特許第4,32
0,232号)、表面積20M2/g以上の担体に支持された弱酸
性成分を含む金属(米国特許第1,173,128号)がある。
またメチル・ターシャリー・ブチルエーテルの分解に担
体だけを使用した場合(米国特許第4,398,051号)、そ
してTERT−アルキルエ−テルアルカノール類の分解のH2
SO4処理の粘土を使用した場合(米国特許第4,254,290
号)いずれも不満足な結果しか得られないことが開示さ
れている。
上述した工程はすべて欠点があり、その中で最大の不
利益は一級アルコールからかなりの量のジアルキルエー
テルの副産物が生成されることである。ジアルキルエー
テルは回収し、一級アルコールに分解し、再利用するこ
とが不可能なため、一級アルコール原料が浪費されるこ
とになる。またターシャリーオレフィンからジアルキル
エーテルを分離するのは困難なため最終蒸留工程におけ
るターシャリーオレフィンのロスが大きい。例えばジア
ルキル−エーテルの副産物が100ppmから1,000ppmに増え
るとオレフィンのロスが大巾に増えるか、または蒸留施
設の増設資金が必要となる。
別の不利益としては、アルキルTERT−アルキルエーテ
ルの高変換を維持するため限界温度に近い高温を保つ必
要があることから、公知の触媒は寿命が短くなることに
ある。また触媒が上記の欠点より老化するのに伴いジア
ルキルエーテルの副産物の発生量も増大する。このよう
に触媒寿命の短縮は触媒の不安定性、高変換に要する高
温とそれに伴う汚れの促進、触媒自体による汚れの促進
の要因のすべてまたはいずれかに起因する。一方、樹脂
など多数の触媒は使用後の回収ができない。
本発明によれば、アルキルTERT−アルキルエーテルを
特定の触媒の接触させることで高純度のターシャリーオ
レフィンを持続的に極めて好収量で得られることが知見
された。具体的に言えば、本発明による触媒はフッ化水
素酸(HF)および/または塩化水素酸(HCl)、好まし
くはHFで処理した粘土である。
本発明による触媒は天然に存在する粘土または合成粘
土をHFまたはHClと反応させたのち、焼成して作る。HF
またはHClを粘土に反応または取り込ませるには、例え
ば粘土に無水HFまたはHClガスを接触させたり、粘土を
水性の酸に含浸するような方法で行う(例えば混合法、
平衡吸着法、蒸発乾固法、噴霧法)。
粘土は1.0ないし70重量%、好ましくは20ないし50重
量%のフッ化水素酸、または1.0ないし37重量%、好ま
しくは20ないし30重量%の塩化水素酸と0℃ないし50
℃、望ましくは10℃ないし30℃の範囲の温度で30ないし
120分間反応させる。粘土1グラム当りの酸の使用量は
0.001ないし1.0グラム、好ましくは0.01ないし0.10グラ
ムの無水酸とする。このような反応に続いて、液体をデ
カントし、粘土を好ましくはまず水で、次にアルコール
で洗浄した後に焼成する。
焼成温度の設定は、含水量が5(重量)%より小で、
活性に優れ、かつ表面積の大きい触媒をつくるように選
択する。望ましい温度は250ないし1,000℃、最も好まし
いのは400ないし700℃である。
焼成は普通空気中で行われるが、不活性ガス(例えば
窒素、炭酸ガス、アルゴン)、蒸気またはそれらの混合
物の雰囲気下で実施することができる。
焼成時間は通常0.1ないし24時間、好ましくは0.5ない
し10時間とするが、焼成温度によって異なる。担体に支
持されたフッ素化合物または塩素化合物は担体の0.1な
いし100(重量)%、好ましくは1.5%ないし6.0%とす
る。
本発明による酸化ケイ素を含む担体としては、例えば
シリカ、モンモリロナイト、カオリナイト、アタパルジ
ャイト(ATTAPULGITE)、ベントナイト、酸性白土があ
る。これ以外に、シリカ−アルミナ、シリカ−ジルコニ
ア、シリカ−マグネシアおよびこれらの混合物を使用で
きる。シリカはゲル状またはゾル状で使用できる。特に
好ましい担体はアタパルジャイトまたはモンモリロナイ
ト系の鉱物から調製したものである。担体の表面積は制
限的ではないが、好ましくは1m2/gより大、最も好まし
くは40m2/gより大である。また焼成後の表面積は100m2/
gないし400m2/gの範囲にあることが好ましい。
本発明による触媒の性能は前述した触媒と比べて活性
と選択性に優れている。その詳しい理由は明らかではな
いが、酸と前記鉱物群による基本的部位とのユニークな
混合に起因するものと思料される。加えて、本発明によ
る触媒は長い触媒寿命をもち、この点は工業的用途には
極めて重要である。
本発明による触媒の寿命が長い理由の一つは、HF処理
またはHCl処理粘土はその他の酸で処理した粘土に比べ
て安定性に優れているためである。すなわち、H2SO4やH
3PO4等の酸はアルコール等の成分の存在下でエステル類
を生成し、該エステル類は反応条件下で揮発性になり、
触媒の老化に伴い触媒の酸性度を変ることは公知であ
る。これに対しHF処理粘土とHCl処理の粘土はハライド
レベルが使用前と使用後も一定で変らない。
TERT−アルキルエーテルの分解反応は大気圧下で好収
量で行い得るが、大気圧より僅かに高い圧力下で反応を
行うことが好ましい。それにより冷却水を利用するだけ
で生成物の凝縮が起る。
操作圧力は一般に絶対圧で1から20kg/cm2の範囲であ
る。そして、前述のオレフィンの予想凝縮温度における
蒸気圧以上の圧力が好ましい。
反応は250℃以下の100℃から250℃の範囲、好ましく
は110℃から230℃の範囲の温度で行われる。反応は触媒
の容積当り時間当りの液体の容積(LHSV)で表わした空
間速度が0.5から30の範囲、好ましくは1から5の範囲
で行われる。諸条件もTERT−アルキルエーテルの転換率
80%以上好ましくは90%が得られるように選定するのが
好ましい。
供給される一般アルコールは分解反応の完結時に回収
できるが、このアルコールは1から6個の炭素原子を含
有するのが好ましい。そしてより好ましいのは1から5
個の炭素原子を持つものであり、メタノールが最も好ま
しい。
本発明に基づく方法は、例えば石油原料の熱分解、水
蒸気分解、または接触分解由来のC4からC7オレフィンの
混合物からターシャリオレフィンを回収するのに利用で
きる。
純粋な状態で得られる数種のターシャリーオレフィン
の中にはC4モノオレフィン留分からのイソブチレン、C5
モノオレフィン留分からの2−メチル−2−ブテンおよ
び2−メチル−1−ブテンのようなイソアミレン、C6
ノオレフィン留分からの2,3−ジメチル−1−ブテン、
2−3−ジメチル−2−ブテン、2−メチル−1−ペン
テン、2−メチル−2−ペンテン、3−メチル−2−ペ
ンテン(シスおよびトランス)、2−エチル−1−ブテ
ンおよび1−メチル−シクロプンテンのようなイソヘキ
センあるいは最後にC7モノオレフィン留分からのターシ
ャリーイソヘプテンなどが挙げられる。
TERT−アルキルエーテルの一級アルコールとターシャ
リーオレフィンへの転換は事実上定量的である。回収さ
れたターシャリーオレフィンの二量体および三量体は形
成されておらず、また三級アルコールも同じく形成され
ない。
次の例をもって、本発明をより詳細に説明するが本発
明の範囲を限定するものではない。
触媒製造例 本発明の好ましいフッ化水素酸処理粘土触媒を次のよ
うにして調製した。エンゲルハード社から市販されてい
るアタパルジャイト粘土の250グラムを脱イオン水450グ
ラムを入れたプラスチック容器に導入した。50グラムの
50%フッ化水素酸溶液を攪拌しながら添加した。時々攪
拌しながら、この混合物を1時間放置した。それから水
層をデカンテーションにより分離して氷を含有する苛性
溶液に入れた。固体層に500グラムの脱イオン水を加え
デカンテーションを行ない、500グラムのメタノールを
加え、そしてデカンテーションを行なった。最後に残っ
た固体層を真空加熱炉で150℃で乾燥した。そして乾燥
固体を500℃で2時間焼成して仕上がりの触媒とした。
この触媒の特性は次のとおりであった。
表面積160m2/gm、4.5wt%、空隙容積0.60cc/gm、見掛
け密度0.58gm/cc、水分含有率<3.0%。
実施例1及び比較例1 触媒製造例で説明した方法で調製した触媒(実施例1
で使用)と、比較のために、同じアタパルガス粘土を用
いたHF酸処理工程を省略して調製した触媒(比較例1で
使用)を使って、触媒使用期間テストで得られる成績を
調べるために、1,000時間の連続テストを行なった。後
者の触媒は空気により21時間500℃で焼成された。そし
てその特性は次のとおりであった。
表面積156m2/gm、空隙0.60cc/gm、見掛け密度0.58gm/
cc、水分含有率<3.0%。
この2つの触媒のライフテストを連続式実験装置によ
り別々に行なった。水蒸気分解生成物から調製されたタ
ーシャリーアミルメチルエーテル(TAME)のフィード
を、定量ポンプを用いフィード貯槽からこの装置に送り
込んだ。
TAMEフィードの代表的な分析値は実験の間に3回計測
されたが、次のとおりであった。
TAMEを電気加熱テープを巻いた30.48cm(12インチ)
の長さで外径1.27cm(1/2インチ)(内径1.0414cm(0.4
1インチ))の管内で蒸発させ、スーパーヒートさせ
た。プレヒーターからの流出物を反応器に入れた。この
反応器は1.905cm(3/4インチ)の外径の管内(内径1.54
94cm(0.61インチ))であって中に触媒が充填されてお
り、長さ30.48cm(12インチ)の加熱帯を持つリンドバ
ーグ(Lindberg)炉内に設置されていた。加熱部分の表
面温度は制御され、触媒層出口の処理物の温度は触媒層
の上部約0.635cmから1.27cm(約1/4インチから1/2イン
チ)に設けられた熱電対によって監視された。反応器は
上昇流の方式に設計された。反応器の流出物を低温水
(10℃から15℃)で凝縮し、それを集めた。反応器の圧
力を生成物の凝縮器と生成物授槽の間に設けた背圧調節
器を用いて設定した。
この2種類の触媒を約57cm3(38.6g)反応器に充填
し、したがって充填層の深さは約28.5cmとなった。供給
ポンプを105cc/hrの供給速度すなわちLHSV=1.85-1に設
定した。反応器の背圧調節器を100KPaに設定した。プレ
ヒーター出口処理物温度は一般的に180から190℃であ
り、分解炉出口処理物温度はTAMEが95%消失するのを維
持するように制御した。
1−A図は運転時間対ジアルキルエーテル(DME)生
成の関係を示す。1−B図は運転時間対分解炉出口処理
物温度の関係を示す。1−B図で明らかなように、温度
は130℃で始まったが、運転中触媒が汚れてくるので、
転換率を維持するために温度を上げた。運転完了時にHF
処理粘土を分析したところ、運転の開始時の同じフッ素
含有率であった(炭素の堆積分を補正した時)。
この例は次のことを示している。すなわちHF処理粘土
はDMFの生成および95%の転換に必要な温度の点の両方
において優れている。さらにこの粘土は含有フッ素が失
なわれないことから安定であるといえる。
比較例2 ターシャリアミルメチルエーテル(TAME)のクラッキ
ング実験を、Harshaw/Filtrolグレード62モンモリナイ
ト0.47625cm(3/16″)押出物を使って、実施例1と同
種の方法で行った。空気中で500℃、4時間の焼成後、
この触媒は次の特徴を有した。
表面積305m2/gm、含水量<3.0%、嵩密度0.68g/cc。
反応炉の温度は、TAMEの95%消費を維持するように調
整した。反応炉の出口温度と生成物の分析結果を次に記
録した。95%TAME消費の40時間運転で、反応炉の出口温
度が142℃、DME生成が1,000ppmであった。この実験によ
り、本願発明に記載の酸処理をされていないモンモリロ
ナイトを使用した場合、良い結果が得られないことがわ
かる。
実施例2 Harshaw/Filtrolグレード62のモンモリロナイト0.476
25cm(3/16″)押出物の試料を、メタノール洗浄工程を
除いて触媒製造例に記載されたフッ化水素処理をした。
空気中で500℃、4時間焼成後、この触媒は次の特性を
有した。
表面積305m2/gm、フッ素%2.1%、細孔体積(Pore V
olume)0.56cc/gm、水分%<3.0%、嵩密度0.62g/cc。
実施例2と全く同様に、この触媒についてライフテス
トを行った。反応炉温度は95%TAME消費を維持するよう
に調整された。図2−A及び2−Bで示された結果は、
1,000時間のライフ運動(life run)を通して得られた
ものである。図2−Aは、反応炉出口温度を、時間を関
数として示している。図2−Bは、反応炉出口内のDME
のパーセンテージを、時間を関数として示している。こ
の実験は、該触媒を使用することによって得られた好結
果を示している。
比較例3 実施例1に記載された手順に従い、以下のアルミナを
TAMEから分析触媒として評価した。
上記の結果により明らかな通り、これらの物質は、工
程出口温度、あるいはDME生産量において、本願発明の
触媒に比べるべくもないことがわかる。
比較例4 実施例1に記載された手順に従い、以下のイオン交換
樹脂触媒を、TAME分解触媒として評価した。
上記結果の通り、これらの樹脂触媒は効果において本
願発明の触媒に比べるべくもないことが明らかである。
さらに、これらの樹脂触媒は、本願発明の触媒のように
容易には再生(空気又は蒸気脱炭素処理)できない、と
いう不利な点を持っている。
比較例5 原料軽石(Raw Pumice)を触媒製造例のようにフッ
化水素酸処理した。この触媒を空気中で500℃、4時間
焼成した後、実施例1のようにTAMEクラッキングのテス
トをした。95%TAME消費のための工程出口温度は175℃
で、DME生成量は1,500ppmより多かった。この結果は、
1.3m2/gmと測定された、この触媒の大変小さな表面積に
起因する。
【図面の簡単な説明】
第1−A図は2つの触媒の、時間を関数とした反応炉生
成物中のジアルキルエーテル(DME)のグラフであり、
この2つの触媒とは、HF処理したものと、しないもので
ある。 第1−B図は、時間を関数とした反応炉出口温度のグラ
フである。 第2−A図は、時間を関数とした、ターシャリーアミル
メチルエーテル(TAME)クラッキング(95%転換時)の
グラフである。 第2−B図は、時間を関数とした反応炉生成物中のDME
レベルのグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07B 61/00 300 C07B 61/00 300

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粘土をHFおよび/またはHClと反応させ、
    その後焼成することによって調製された触媒と、アルキ
    ルTERT−アルキルエーテルを100℃から250℃の温度にお
    いて接触させてターシャリーオレフィンを製造すること
    より成る、対応アルキルTERT−アルキルエーテルを出発
    原料とするターシャリーオレフィン製造方法。
  2. 【請求項2】粘土が天然の粘土である特許請求の範囲第
    (1)項に記載する方法。
  3. 【請求項3】粘土がアタパルガス粘土(attapulgus cl
    ay)である特許請求の範囲第(1)項に記載する方法。
  4. 【請求項4】粘土がモンモリロナイト粘土である特許請
    求の範囲第(1)項に記載する方法。
  5. 【請求項5】10wt%から70wt%の濃度のフッ化水素酸、
    10wt%から37wt%の濃度の塩酸およびそれらの混合物か
    ら成る群から選ばれる酸と粘土を反応させた後乾燥し、
    焼成することによって調製された触媒と対応するアルキ
    ルTERT−アルキルエーテルを100℃から250℃の温度にお
    いて接触させてC4−C7のターシャリーモノオレフィンを
    製造する特許請求の範囲第(1)項に記載する方法。
  6. 【請求項6】酸がフッ化水素酸である特許請求の範囲第
    (5)項に記載する方法。
  7. 【請求項7】粘土がアタパルガス粘土である特許請求の
    範囲第(5)項に記載する方法。
  8. 【請求項8】粘土がモンモリロナイト粘土である特許請
    求の範囲第(6)項に記載する方法。
  9. 【請求項9】アルキルTERT−アルキルエーテルがC5のタ
    ーシャリーモノオレフィンを製造するエーテルである特
    許請求の範囲(5)項に記載する方法。
  10. 【請求項10】酸がフッ化水素酸である特許請求の範囲
    第(9)項に記載する方法。
  11. 【請求項11】触媒が40m2/gmより大きい表面積を持つ
    特許請求の範囲第(5)項に記載する方法。
  12. 【請求項12】LHSVが0.5から30であり、80%より大き
    いアルキルTERT−アルキルエーテル転換率が得られるよ
    うに諸条件を選定する特許請求の範囲第(11)に記載す
    る方法。
JP62143954A 1986-07-14 1987-06-09 タ−シャリ−オレフィンの製造 Expired - Lifetime JP2538778B2 (ja)

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US06/885,529 US4691073A (en) 1986-07-14 1986-07-14 Production of tertiary olefins
US885529 1986-07-14

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JPS6323825A JPS6323825A (ja) 1988-02-01
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