JP2538725B2 - アコ−ディオンカ−テン並びにその製造方法 - Google Patents

アコ−ディオンカ−テン並びにその製造方法

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JP2538725B2
JP2538725B2 JP3191057A JP19105791A JP2538725B2 JP 2538725 B2 JP2538725 B2 JP 2538725B2 JP 3191057 A JP3191057 A JP 3191057A JP 19105791 A JP19105791 A JP 19105791A JP 2538725 B2 JP2538725 B2 JP 2538725B2
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JP
Japan
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bellows
surface sheets
curtain
shape
accordion curtain
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坪内富夫
中村敏幸
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Nichibei Co Ltd
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Nichibei Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2枚の表面シートを蛇
腹状に組み合わせて構成されるアコーディオンカーテン
並びにその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のアコーディオンカーテン
は、複数のX形リンクを連設して蛇腹の骨組を作り、こ
の骨組にこれを挾むようにして2枚の表面シートを取り
付けて構成されるのを一般としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のものでは、骨組
の製作及び骨組への表面シートの取り付けに手間がかか
り、生産性が悪くなってコストが高くなり、更に骨組を
使用するために重量が増し、カーテンの取り付け、取り
外しの施行が面倒になると共にカーテンの開閉が重くな
るといった不具合がある。
【0004】そこで本発明は、X形リンクから成る複雑
な骨組を不要として軽量化とコストダウンとを図れるよ
うにしたアコーディオンカーテン並びにその製造方法を
提供することをその目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明者は、2枚の表面シートを面対称に並列させて蛇腹
を構成させたアコーディオンカーテンであり、蛇腹の1
ピッチ毎にこの2枚の表面シートの間に、保形性を備え
た一定の幅員寸法からなるシート状の間片を該蛇腹の山
部の一定の幅員寸法を与えるように介設すると共に、こ
の間片の両側縁部には、上記両側の各表面シートの内側
面が該縁部をコ字状に包持するように接着したことを特
徴とする構成のアコーディオンカーテンを提供する。
【0006】上記において、表面シートに或る程度の平
面形状を維持できる素材を用いると共に、これに、蛇腹
状の山谷を付形するための縦方向の折線を予め形成させ
ておくことも好ましい。
【0007】
【作用】上記の構成によって、間片を介設する山部にお
ける両表面シート間の幅が一定に保持されるため、カー
テンを開ける際、各表面シートは蛇腹状に保形された状
態で山谷の蛇腹形状をなして整然と畳まれるという作用
が得られる。
【0008】また本発明カーテンを製造するに際して、
2個のロールから繰り出された2枚の表面シートをその
内側面を対向して所定の貼り合わせ場所に蛇腹の山谷の
1ピッチ分に相当する長さ宛間欠的に送給し、送給休止
時に、間片の両側縁部が貼り合わせ場所に送給された両
表面シートによって包持されるようにセットした後、こ
の縁部を上下から押圧して両表面シートを接着し、次い
で貼り合わせ場所にある両表面シートを次の1ピッチ分
の表面シートの送給に合せて、貼り合わせ場所から下方
に引き抜き、これを繰り返すことで簡単に能率よく製造
できる。
【0009】
【実施例】以下図面に示す実施例に基づいて説明する。
【0010】図1及び図2は本発明カーテンの一例を示
し、該カーテンは、塩化ビニール等の合成樹脂シートや
布地等からなる2枚の表面シート1,1と、これを蛇腹
状に付形するために、該表面シート間に一定ピッチで介
設した複数の間片2とにより構成され、カーテンの前後
の縦枠3の上端及び中間の適宜の間片2の上端にキャリ
ア4を取り付け、これらキャリア4を図示しないカーテ
ンレール上を移動させることでカーテンの開閉が可能と
される。
【0011】各間片2は、蛇腹の各山部において両表面
シート1,1に介設されており、接着層21を介して間
片2の縁部を表面シート1がコ字状に包持するように接
着される。間片2は、図3に示す如く、平面を維持でき
る程度の適度な剛性をもつ保形性を持った不織布や合成
樹脂等のシートで構成されるが、特にその材質に限定さ
れるものではない。接着層21は図3に示す如く間片2
の縁部に予め形成させておくことがよい。
【0012】図4は上記カーテンの製造設備を示し、左
右一対のロール5,5からローラ6,6により2枚の表
面シート1,1を中間の貼り合わせ場所に配置した左右
の受台7,7上に送給し、受台7,7の上面中央部に形
成したスリット70を通してその下部のカーテン受容部
71に両表面シート1,1を引き抜くように構成されて
おり、更に受台7の上方に昇降自在な熱プレス機8,8
が配置されている。
【0013】両表面シート1、1は、その内側面を対向
した状態で、蛇腹の山谷の1ピッチ分即ち隣り合う山部
間のピッチ分に相当する長さで間欠的に受台7,7上に
送給され、1回の送給が済む度に、前記間片2を受台
7,7上の両表面シート1,1の上に重なるように上方
からセットし、次いで熱プレス機8を下降させて間片2
の両側縁部を上下から押圧し、予め間片2に塗布形成さ
せてある接着層21,21を介して両表面シート1,1
と接着させる。そして、受台7上への表面シートの次の
送給に合せて、受台7に存する両表面シート1,1を間
片2を介して対向させた状態でスリット70を通してカ
ーテン受容部71に引き抜き、以上の作業を繰り返して
両表面シート1,1間に一定ピッチで間片2を介設し、
上記アコーディオンカーテンを製造する。尚、上記接着
層21は、間片2の取り扱いを容易にするため常態では
接着性をもたない感圧、感熱性接着剤で形成し、上記の
如く熱プレス機8を用いて折曲げ部20を表面シートに
接着することが好ましい。
【0014】また上記受台7,7は、熱プレス機8,8
と共に間片2の両側縁部を上方から押圧するためにスリ
ット70を若干狭めた位置と、間片接着後にこれを下側
のカーテン受容部71に引き込むためにスリットを広げ
た位置の間で、左右に拡縮できる如くに設けておくこと
がよい。
【0015】上記アコーディオンカーテンによれば、カ
ーテンを開ける際、両表面シート1,1間の幅が、間片
2により山部において一定に保持されたまま、その中間
部の屈曲により谷部が形成されて全体として両表面シー
ト1が蛇腹状に整然と折畳まれる。
【0016】尚、カーテンを閉じたとき、隣りあう山部
の間の部分には保形性を有する平面形状のシート部材を
裏打ちしていないために表面シート1に弛みを生ずる可
能性があるが、これは表面シートにある程度の平面保形
性を有する素材を使用し、かつ山谷の蛇腹形状に屈曲し
易い縦方向の折線11を適宜の位置に刻設しておくこと
で、上記の如き弛みの発生を防止できる。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、2枚の表面シートの間に間片を介設してその
両側縁部に表面シートを包持するように接着するだけの
簡易な構成で所要の折畳機能を持ったアコーディオンカ
ーテンを得られ、従来のX形リンクから成る骨組を使用
するアコーディオンカーテンに比し、その製造が容易に
なってコストダウンを図れると共に、カーテンが軽量化
されて、その取り付け、取り外しの施行が容易になり、
且つカーテンを軽く開閉できて操作性も向上する効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明カーテンの一例を示す斜視図である。
【図2】 図1のカーテンの要部平面図である。
【図3】 間片の斜視図である。
【図4】 同カーテンの製造設備の正面図である。
【符合の説明】
1・・・・表面シート、2・・・・間片、11・・・・折線、21・・
・・接着層、5・・・・ロール、7・・・・受台、8・・・・熱プレス
機。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2枚の表面シートを面対称に並列させて
    蛇腹を構成させたアコーディオンカーテンであり、蛇腹
    の1ピッチ毎にこの2枚の表面シートの間に、保形性を
    備えた一定の幅員寸法からなるシート状の間片を該蛇腹
    の山部の一定の幅員寸法を与えるように介設すると共
    に、この間片の両側縁部には、上記両側の各表面シート
    の内側面が該縁部をコ字状に包持するように接着したこ
    とを特徴とするアコーディオンカーテン。
  2. 【請求項2】 前記両側の表面シート夫々は、平面状態
    を保形できる程度の材質からなると共に、蛇腹の山谷を
    付形するための縦方向の折線が予め形成されていること
    を特徴とする請求項1に記載のアコーディオンカーテ
    ン。
  3. 【請求項3】 2枚の表面シートに蛇腹状に組み合わせ
    て構成されるアコーディオンカーテンの製造方法であっ
    て、2個のロールから繰り出された2枚の表面シートを
    内側面を対向させて、所定の貼り合わせ場所に同期して
    蛇腹の山谷の1ピッチ分に相当する長さづつ間欠的に送
    給する工程と、送給休止時に、蛇腹の山部の幅員寸法を
    与える保形性を持ったシート状の間片を、上記貼り合わ
    せ場所に送給された両表面シートにその両側縁部が重な
    るようにセットする工程と、表面シートを該間片の両側
    縁部をコ字状に包持するように押圧接着させる工程と、
    間片接着後の両表面シートを、貼り合わせ位置から上記
    1ピッチ分づつ上記表面シートの送給に同期して下方に
    引き抜く工程と、からなるアコーディオンカーテンの製
    造方法。
JP3191057A 1991-07-05 1991-07-05 アコ−ディオンカ−テン並びにその製造方法 Expired - Lifetime JP2538725B2 (ja)

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JPH0510074A JPH0510074A (ja) 1993-01-19
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