JP2538447Y2 - アーム式照明器具 - Google Patents

アーム式照明器具

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JP2538447Y2
JP2538447Y2 JP1990129887U JP12988790U JP2538447Y2 JP 2538447 Y2 JP2538447 Y2 JP 2538447Y2 JP 1990129887 U JP1990129887 U JP 1990129887U JP 12988790 U JP12988790 U JP 12988790U JP 2538447 Y2 JP2538447 Y2 JP 2538447Y2
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arm
arms
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伸雄 金井
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東芝機器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は、平行に配置する一対のアームの先端部で
灯具を支持するアーム式照明器具に関する。
(従来の技術) この種の照明器具は例えば電気スタンドとして構成さ
れ、その具体的構造を第3図ないし第6図に示す。図中
1は支柱で、この支柱1の上端部に支持体2が設けられ
ている。この支持体2は左右に分割された一対の分割ピ
ース2a,2aで構成され、これら分割ピース2a,2aの一端側
端部の相互間に支柱1の上端部が介在し、一方の分割ピ
ース2aの側面から支柱1の上端部を貫通して他方の分割
ピース2aにねじ3が挿入され、このねじ3の先端部に飾
りナット4が螺着され、この飾りナット4の締め付けに
より支柱1に支持体2が取り付けられている。そして前
記飾りナット4を緩めることにより支持体2を上下に回
動することができるようになっている。
支持体2は前面に開口部5を有し、この開口部5内に
左右に平行に配置した一対のアーム6,6の基端部が挿入
されている。これらアーム6,6は円形のパイプで形成さ
れ、基端部の周面にねじ孔7,7が穿設されている。また
支持体2の側面に挿入孔8,8が穿設され、これら挿入孔
8,8から前記ねじ孔7,7に止めねじ9,9が螺挿され、これ
ら止めねじ9,9の締め付けにより支持体2にアーム6,6が
固定されている。なお、第3図に示す10は支持体2の前
面の開口部5を覆うように装着されたアームカバーであ
る。
アーム6,6の先端部には保持体12が設けられ、この保
持体12は後面に開口部13を有し、この開口部13内にアー
ム6,6の先端部が挿入されている。そしてこれらアーム
6,6の先端部の周面にねじ孔14,14が穿設され、また保持
体12の側面に挿入孔15,15が穿設され、これら挿入孔15,
15から前記ねじ孔14,14に止めねじ16,16が挿入され、こ
れら止めねじ16,16の締め付けによりアーム6,6が保持体
12に固定されている。そしてこの保持体12に灯具17が取
り付けられ、この灯具17は反射笠18の下面側にランプ19
を設けてなり、前記ランプ19の点灯によりその下方を照
明するようになっている。なお、支柱1の下端部には固
定具20が設けられ、この固定具20を介して支柱1を机な
どの被取付部に取り付けることができるものである。
(考案が解決しようとする課題) このようなアーム式照明器具を組み立てる際には、ま
ずアーム6,6を支持体2に止めねじ9,9を介して取り付
け、こののちアーム6,6の先端部に保持体12を取り付け
るわけであるが、ここでアーム6,6の基端部に穿設され
たねじ孔7,7と先端部に穿設されたねじ孔14,14とがアー
ム6,6の軸方向に沿う一直線上に適正に配置していれば
問題がないが、加工上の誤差などで第6図に示すよう
に、一方のねじ孔7,7が他方のねじ孔14,14に対してアー
ム6,6の周方向にずれて配置するような場合があり、こ
のような場合にはアーム6,6を支持体2に固定したのち
に、アーム6,6の先端部に保持体12を固定しようとする
際に、止めねじ16,16を挿入する挿入孔15,15とねじ孔1
4,14との位置がずれて止めねじ16,16の挿入が困難とな
ってしまう。アーム6,6を無理やりに回動してその位置
を合わせようとすれば、アーム6,6が捩じれては破損し
てしまう恐れがある。
この考案はこのような点に着目してなされたもので、
その目的とするところは、アームのねじ孔に配置上のず
れがあっても、アームを捩じることなく適正に組み立て
ることができるアーム式照明器具を提供することにあ
る。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) この考案はこのような目的を達成するために、開口部
を有する支持体の前記開口部内に、平行に配置する一対
の断面が円形のアームの基端部を挿入し、前記開口部の
側面から前記各アームの周面に止めねじを螺挿し、これ
ら止めねじの締め付けにより支持体にアームを固定し、
これらアームの先端部にその両者に跨がる保持体をねじ
止めし、この保持体を介して灯具を支持してなるもにお
いて、前記開口部の側面をアームの周面に対応する円弧
状に形成するとともに、この側面にその円弧方向に沿う
長孔を穿設し、前記止めねじをこれら長孔を通してアー
ムの周面に螺挿するようにしたものである。
(作用) このような構成においては、アームの基端側のねじ孔
と先端側のねじ孔とがその周方向にずれて配置している
場合であっても、長孔を通してアームの周面に螺挿した
止めねじを僅かに緩めておけば、その止めねじが長孔に
沿って移動することが可能となり、したがって、アーム
を適宜その軸回り方向に回動してそのずれを吸収するこ
とができる。
(実施例) 以下、この考案の一実施例について第1図および第2
図を参照して説明する。なお、従来の構成と対応する部
分には同一符号を付してその説明を省略する。
支持体2の前面の開口部5における両側面は、アーム
6,6の周面の曲率に対応する円弧状状に形成され、この
両側面にその円弧方向に沿って長い長孔22,22が形成さ
れている。そしてこれら長孔22,22を通してアーム6,6の
ねじ孔7,7に止めねじ9,9が螺挿され、これら止めねじ9,
9の締め付けによりアーム6,6が支持体2に固定されてい
る。そしてこれらアーム6,6の先端部に従来と同様に保
持体12が取り付けられ、この保持体12を介して灯具17が
支持されるものである。
このような構成においては、アーム6,6の基端側のね
じ孔7,7と先端側のねじ孔14,14とがその周方向にずれて
配置している場合であっても、長孔22,22を通してアー
ム6,6のねじ孔7,7に止めねじ9,9を螺挿した際に、これ
ら止めねじ9,9を締め付けないで僅かに緩めておけば、
止めねじ9,9が長孔22,22に沿って移動することが可能で
あるから、アーム6,6を適宜その軸回り方向に回動で
き、このような調整によりねじ孔14,14と挿入孔15,15と
が対向するように配置させることができ、したがってこ
のような状態で挿入孔15,15からねじ孔14,14に止めねじ
16,16を螺挿して締め付け、こののち前記長孔22,22から
ねじ孔7,7に螺挿した止めねじ9,9を締め付けることによ
り、ねじ孔7,7と14,14との位置ずれに影響されることな
く容易に組み立てることができる。
なお、前記実施例おいては、支柱の上端部に支持体を
設け、この支持体にアームを取り付けたスタンド構造の
ものを例に挙げて説明したが、卓上などの上に設置する
ベースに支持体を設け、この支持体にアームを取り付け
るような構造のものであってよい。また支持体も二分割
構造のものに限らず、一体的な成形品などであっても何
ら差し支えない。
[考案の効果] 以上説明したようにこの考案によれば、アームの基端
側のねじ孔と先端側のねじ孔とに位置的なずれが生じて
いても、アームを捩ることなく適正に組み立てることが
できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例によるアーム式照明器具の
分解状態の斜視図、第2図はその要部の断面図、第3図
は従来のアーム式照明器具の外観を示す斜視図、第4図
はその一部の分解状態の斜視図、第5図はさらにその一
部の断面図、第6図はアームの側面図である。 2……支持体、5……開口部、6……アーム、9……止
めねじ、17……灯具、22……長孔。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】開口部を有する支持体の前記開口部内に、
    平行に配置する一対の断面が円形のアームの基端部を挿
    入し、前記開口部の側面から前記各アームの周面に止め
    ねじを螺挿し、これら止めねじの締め付けにより支持体
    にアームを固定し、これらアームの先端部にその両者に
    跨がる保持体をねじ止めし、この保持体を介して灯具を
    支持してなるもにおいて、前記開口部の側面をアームの
    周面に対応する円弧状に形成するとともに、この側面に
    その円弧方向に沿う長孔を穿設し、前記止めねじをこれ
    ら長孔を通してアームの周面に螺挿したことを特徴とす
    るアーム式照明器具。
JP1990129887U 1990-11-30 1990-11-30 アーム式照明器具 Expired - Lifetime JP2538447Y2 (ja)

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