JP2537721Y2 - ドア枠端装着具 - Google Patents

ドア枠端装着具

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JP2537721Y2 JP1991081842U JP8184291U JP2537721Y2 JP 2537721 Y2 JP2537721 Y2 JP 2537721Y2 JP 1991081842 U JP1991081842 U JP 1991081842U JP 8184291 U JP8184291 U JP 8184291U JP 2537721 Y2 JP2537721 Y2 JP 2537721Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、コンクリート構造物の
ドア部を構成するドア枠の縦枠上端部に装着するための
ドア枠端装着具に関する。
【0002】
【従来の技術】鉄筋コンクリート建造物のドア部を枠組
みするドア枠は、戸当たり部を突設した金属製縦枠及び
上下枠を溶接して囲い形に形成すると共に、これを筋か
い乃至アンカーボルト等で梁等の鉄骨に結合して所定位
置に固定し、その周囲にモルタルを塗着して施工されて
いる。
【0003】この枠材は、図3に示されているように、
壁側即ち枠外周側に開口部23が位置するようなCチャ
ンネル(リップ溝形)状の枠内側面(開口の反対側面)
の一側寄りに戸当たり部24を突設した形状を有して縦
枠21及び上下枠22としているのが普通であり、この
縦枠21上部の戸当たり部を切欠き25、この切欠き上
に上枠22を載せて両者を溶接結合している。この際、
上枠22は、そのCチャンネル外側折返し片22aのみ
を長手方向に延設し、この延設片22bで縦枠21のC
チャンネル両側コの字部26の上端開口部27を閉塞
し、延設片22b周縁とコの字部26端縁とを溶接して
いる。
【0004】上記延設片22bによる閉塞の意義は目的
に応じて種々であるが、モルタルの落ち込み、道具類の
落ち込みのおそれを防止し、通気間隙を塞ぐ等である。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記延
設片22bを形成するために、上枠両端のCチャンネル
の折返し片22aのみを残して他の部分を切除しなけれ
ばならず、かつこの延設片22bと縦枠のコの字部26
とを溶接しなればならないため、作業負担とコスト負
担が過重されていた。
【0006】本考案は、上記問題点に着眼し、作業負担
とコスト負担をかけることなく、上記コの字部の上端開
口部を簡便かつ効果的に閉塞する思考から生み出したも
のであって、簡便に製造できかつ簡便な取扱いによって
作業性を向上させ、確実な閉塞を可能としたドア枠端装
着具を提供せんとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本考案は、ドア枠の内、縦枠の両側に形成されたコ
の字状部の上端開口部に嵌入する装着具であって、板体
よりなる上面の一側部を下方に折曲して上記コの字状間
隙に嵌入可能な下折れ片を形成すると共に、下折れ片の
左右両側に延設した帯片を90度弱内方に折曲して先端
側を僅かに拡開状にした圧入側片を形成し、この圧入側
片の下側に下方ほど内傾斜した嵌入案内片を形成するこ
とによって、上記開口部に圧入可能な嵌挿部を形成し、
上記上面の少なくとも両側部をその下側に位置した圧入
側片よりも若干外側に張り出した張出縁としてなる構成
を有するドア枠端装着具を構成したものである。
【0008】上記構成において、上面が上枠の両側に形
成されたコの字状部の折返し片と略々同面となるように
形成されることが好ましい。
【0009】
【作用】縦枠の上端コの字状部にドア枠端装着具を任意
時に嵌挿することができる。
【0010】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面によって説明
する。図2は本考案に係るドア枠の上端部を示す斜視図
であり、縦枠11はCチャンネル状の開口部13を形成
する折返し片14の先端部を、図のようにさらに外側に
折返し突出させてあり(この突出部は形成しなくてもよ
い)、折返し片14内をコの字状部15とし、内側面の
一側寄りに戸当たり16を突設した構成を有して形成し
てある。
【0011】上枠12は、縦枠11と略同断面形(符号
は上記と同じ)を有してなっており、この折返し片14
下から戸当たり16の内側面に至る内外方向の長さAに
略等しい長さ分だけ、縦枠11の戸当たり16の上部を
上端から切除17し、この切除17した戸当たり16の
上側に上枠12端部を載せ、縦枠11内側面に上枠12
の端面を当接し、溶接一体化してある。図2において、
縦枠11外側に鎖線で示してあるのは、モルタル壁の一
例を示している。
【0012】而して、上記縦枠11のコの字状部15上
端にドア枠端装着具1を上方から嵌挿する。この嵌挿は
上枠12の組付け前、或いは縦枠11の工場製造後に行
っておくこともできる。ドア枠端装着具1は、図1の如
く、縦枠11のコの字状部15内に人手によって圧入可
能な嵌挿部2を形成し、その上側に、コの字状部15上
面を閉塞可能な大きさで嵌挿部2よりも適度に、例えば
縦枠11の枠材肉厚分程度に側方に張り出した張出縁4
を有する上面3を一体形成してあり、不燃材例えば金属
材にて成形してある。
【0013】金属材の場合は、プレス加工が簡便、安価
であり、図1の例では、所望厚の板体により、上面3の
一側部を下方に折曲し、縦枠11の折返し片14と内側
面間の間隙よりも僅かに狭幅の下折れ片5を形成し、こ
の下折れ片5の左右両側に延設した帯片を互いに90°
弱内方に折曲して、折曲付け根部よりも先端側が僅かに
拡開しかつ上面3の張出縁4よりも適度に内方の下側に
位置した圧入側片6,6を形成し、これら下折れ片5、
圧入側片6,6によって平面視コの字状の嵌挿部2を形
成している。上記圧入側片6,6の中間乃至先端付近の
下側には下方ほど内傾斜した嵌入案内片7,7をそれぞ
れ形成してある。
【0014】上記ドア枠端装着具1を縦枠11のコの字
状部15内に上から押し込めば、嵌入案内片7,7の先
端がすぼまっているので、これに案内されて下折れ片
5、圧入側片6,6が嵌入し、圧入側片6,6がコの字
状部15の相対両側面に圧接し、上面3がコの字状部1
5端面に当接して固着する。上面3は上枠12の折返し
片14と略々同面となる。
【0015】
【考案の効果】このように、本考案によれば、簡便かつ
安価にドア枠端装着具を製造することができ、これによ
ってドア枠における縦枠の上端に生じるコの字状部内の
開口部を何時でも簡便に人手で閉塞することができ、溶
接による閉塞作業を必要とせず上枠を結合する作業も簡
易化することができる。
【0016】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るドア枠端装着具の一例を示す斜視
図である。
【図2】本考案に係るドア枠の上部を示す部分斜視図で
ある。
【図3】従来のドア枠の上部を分解して示した部分斜視
図である。
【符号の説明】
1 ドア枠端装着具 2 嵌挿部 3 上面 4 張出縁 5 下折れ片 6 圧入側片 7 嵌入案内片 11 縦枠 12 上枠 13 開口部 14 折返し片 15 コの字状部 16 戸当たり
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭59−62185(JP,U) 実開 昭61−124592(JP,U) 実公 昭53−29428(JP,Y2)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドア枠の内、縦枠の両側に形成されたコ
    の字状部の上端開口部に嵌入する装着具であって、板体
    よりなる上面の一側部を下方に折曲して上記コの字状間
    隙に嵌入可能な下折れ片を形成すると共に、下折れ片の
    左右両側に延設した帯片を90度弱内方に折曲して先端
    側を僅かに拡開状にした圧入側片を形成し、この圧入側
    片の下側に下方ほど内傾斜した嵌入案内片を形成するこ
    とによって、上記開口部に圧入可能な嵌挿部を形成し、
    上記上面の少なくとも両側部をその下側に位置した圧入
    側片よりも若干外側に張り出した張出縁としてなる構成
    を有するドア枠端装着具。
JP1991081842U 1991-09-12 1991-09-12 ドア枠端装着具 Expired - Fee Related JP2537721Y2 (ja)

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JPS5962185U (ja) * 1982-10-18 1984-04-24 新日軽株式会社 サツシ材の端部キヤツプ
JPS61124592U (ja) * 1985-01-25 1986-08-05

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