JP2536859B2 - 液晶プリンタ - Google Patents
液晶プリンタInfo
- Publication number
- JP2536859B2 JP2536859B2 JP62010867A JP1086787A JP2536859B2 JP 2536859 B2 JP2536859 B2 JP 2536859B2 JP 62010867 A JP62010867 A JP 62010867A JP 1086787 A JP1086787 A JP 1086787A JP 2536859 B2 JP2536859 B2 JP 2536859B2
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- JP
- Japan
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- liquid crystal
- pixel
- photosensitive drum
- shutter
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- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、液晶光シャッタを電子写真プロセスの光書
込部に用いる液晶プリンタに関するもので、とくに中間
調再現方式に関する。
込部に用いる液晶プリンタに関するもので、とくに中間
調再現方式に関する。
電子写真プロセスによる像形成原理をもとに、光書込
み手段を結合して具現化したページプリンタは、低騒
音、高速、高分解能を特徴として有し、コンピュータの
ハードコピー装置として、市場が拡大している。特にデ
ータ量が厖大である画像情報のハードコピー装置として
多用されている。
み手段を結合して具現化したページプリンタは、低騒
音、高速、高分解能を特徴として有し、コンピュータの
ハードコピー装置として、市場が拡大している。特にデ
ータ量が厖大である画像情報のハードコピー装置として
多用されている。
画像情報では中間調を表現する必要がある。光書込み
手段としてレーザを用いる方式で中間調を表現する方法
として、ディザ法、濃度パターン法、多値出力法等が提
案されている。（第１回ノンインパクトプリンティング
技術シンポジウム論文集昭和59年、P88〜P99）多値出力
法は、プリント画像の分解能を低下させないので、他の
方法よりすぐれている。多値出力法を具現化するには、
レーザの光強度変調法とパルス巾変調法の２方法があ
る。電子写真プロセスの経年変化の影響を受けにくいパ
ルス巾変調法がすぐれている。パルス巾変調法はレーザ
を発光させるパルス巾を通常のパルス巾より短かくする
ことで、黒ドット径を変化させ中間調を得る。
手段としてレーザを用いる方式で中間調を表現する方法
として、ディザ法、濃度パターン法、多値出力法等が提
案されている。（第１回ノンインパクトプリンティング
技術シンポジウム論文集昭和59年、P88〜P99）多値出力
法は、プリント画像の分解能を低下させないので、他の
方法よりすぐれている。多値出力法を具現化するには、
レーザの光強度変調法とパルス巾変調法の２方法があ
る。電子写真プロセスの経年変化の影響を受けにくいパ
ルス巾変調法がすぐれている。パルス巾変調法はレーザ
を発光させるパルス巾を通常のパルス巾より短かくする
ことで、黒ドット径を変化させ中間調を得る。
上記パルス巾変調法を有効に機能させるには、レーザ
の感光体表面でのスポット径を、印字１ドットの径より
小さくする必要がある。スポット径を小さくするには、
ポリゴンミラーの反射面を大きくする、ｆ−θレンズの
精度を向上させて、レーザーと感光体の距離を長くする
等の変更が伴なう。この結果、コスト上昇、容積増大、
組立て精度の許容値減少等の欠点が生じる。
の感光体表面でのスポット径を、印字１ドットの径より
小さくする必要がある。スポット径を小さくするには、
ポリゴンミラーの反射面を大きくする、ｆ−θレンズの
精度を向上させて、レーザーと感光体の距離を長くする
等の変更が伴なう。この結果、コスト上昇、容積増大、
組立て精度の許容値減少等の欠点が生じる。
本発明は、上記レーザ方式ページプリンタの中間調表
示の問題点にかんがみてなされたもので、中間調印字が
可能で低価格、小型、組立て精度許容値大の液晶光シャ
ッタヘッドを提供することを目的とする。
示の問題点にかんがみてなされたもので、中間調印字が
可能で低価格、小型、組立て精度許容値大の液晶光シャ
ッタヘッドを提供することを目的とする。
本発明は、液晶光シャッタの液晶材料に強誘電性液晶
を用い、光シャッタの１画素の感光体の回転方向の長さ
を、印字１ドットの長さより短かくして、液晶光シャッ
タの画素を駆動する電圧の時間隔を印字階調に依存して
変化させる。
を用い、光シャッタの１画素の感光体の回転方向の長さ
を、印字１ドットの長さより短かくして、液晶光シャッ
タの画素を駆動する電圧の時間隔を印字階調に依存して
変化させる。
以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第１図に本発明の一実施例である液晶シャッタヘッド
11と感光ドラム10を示す。清掃器106で感光ドラム10の
表面のトナーを清掃し、除電器107で除電し、帯電器102
で感光ドラム10の表面に電荷をのせる。螢光灯（中心波
長543nm）９からの光は偏光板４、５、ガラス基板２、
３、液晶層１、信号電極駆動ic6、７で構成される液晶
シャッタを通過する時にプリント情報に依存した光変調
を受け、セルフォックレンズ８によって感光ドラム10の
表面に結像することで感光ドラムの表面に静電潜像を形
成する。
11と感光ドラム10を示す。清掃器106で感光ドラム10の
表面のトナーを清掃し、除電器107で除電し、帯電器102
で感光ドラム10の表面に電荷をのせる。螢光灯（中心波
長543nm）９からの光は偏光板４、５、ガラス基板２、
３、液晶層１、信号電極駆動ic6、７で構成される液晶
シャッタを通過する時にプリント情報に依存した光変調
を受け、セルフォックレンズ８によって感光ドラム10の
表面に結像することで感光ドラムの表面に静電潜像を形
成する。
101の矢印は感光ドラムの回転方向である。
感光ドラム10上の静電潜像を現像器103で現像してト
ナー像を形成し、転写器104でトナー像を印字用紙Ｐに
転写し、定着器105で定着して印字を行なう。
ナー像を形成し、転写器104でトナー像を印字用紙Ｐに
転写し、定着器105で定着して印字を行なう。
液晶層１は強誘電性液晶の複屈折モードを用いた。強
誘電性液晶は、ほぼ透明な高透過状態とほぼ光を透過し
ない低透過状態の２状態を印加電圧の極性で制御でき
る。第２図の直交する偏光軸（偏光板４の偏光軸）14と
偏光軸（偏光板５の偏光軸）15に対して、（信号電極電
圧−共通電極電圧）が第３図のV1より高い時強誘電性液
晶分子長軸が偏光軸15にほぼ平行17（低透過状態）、
（信号電極電圧−共通電極電圧）が第３図のV2より負の
時、45度の位置16（高透過状態）となるよう配向処理を
行なった。液晶セル厚は4.5μｍ、複屈折0.18の液晶を
用いた。
誘電性液晶は、ほぼ透明な高透過状態とほぼ光を透過し
ない低透過状態の２状態を印加電圧の極性で制御でき
る。第２図の直交する偏光軸（偏光板４の偏光軸）14と
偏光軸（偏光板５の偏光軸）15に対して、（信号電極電
圧−共通電極電圧）が第３図のV1より高い時強誘電性液
晶分子長軸が偏光軸15にほぼ平行17（低透過状態）、
（信号電極電圧−共通電極電圧）が第３図のV2より負の
時、45度の位置16（高透過状態）となるよう配向処理を
行なった。液晶セル厚は4.5μｍ、複屈折0.18の液晶を
用いた。
第３図は液晶シャッタの電気光学特性を示す。横軸が
シャッタ画素印加電圧、縦軸は透過光強度である。電圧
V1以上で透過光強度が小さい低透過状態、電圧V2より負
側で透過光強度が高い高透過状態となる。
シャッタ画素印加電圧、縦軸は透過光強度である。電圧
V1以上で透過光強度が小さい低透過状態、電圧V2より負
側で透過光強度が高い高透過状態となる。
本実施例での共通電極12および信号電極13のパターン
を第４図に示す。感光ドラムの移動方向は101の矢印方
向である。
を第４図に示す。感光ドラムの移動方向は101の矢印方
向である。
印字密度を１インチ当り300ドットとした。
液晶光シャッタの画素の感光ドラムの回転方向の長さ
は、共通電極12の幅lxである。lxは印字ドット幅85μｍ
の1/10の8.5μｍとした。液晶光シャッタ画素の感光ド
ラムの回転方向と直角方向の長さlyは80μｍとした。
は、共通電極12の幅lxである。lxは印字ドット幅85μｍ
の1/10の8.5μｍとした。液晶光シャッタ画素の感光ド
ラムの回転方向と直角方向の長さlyは80μｍとした。
液晶光シャッタ画素Ａを代表させて、シャッタ画素へ
の印加電圧波形（18〜23）と感光ドラム表面での光強度
分布（24〜29）を対応させて第５図に示す。印字スピー
ドを１分当りA4で約６枚としたので、感光ドラムが印字
１ライン相当進む時間Ｔは2.4m秒である。
の印加電圧波形（18〜23）と感光ドラム表面での光強度
分布（24〜29）を対応させて第５図に示す。印字スピー
ドを１分当りA4で約６枚としたので、感光ドラムが印字
１ライン相当進む時間Ｔは2.4m秒である。
共通電極の電圧を零ボルトとした。信号電極の印加電
圧がVOFF（VOFF＞V1）でシャッタ画素は低透過状態、印
加電圧が−VON（−VON＜V2）で高透過状態である。Ｌは
印字１ドットの感光ドラム回転方向の長さに対応するも
ので85μｍである。
圧がVOFF（VOFF＞V1）でシャッタ画素は低透過状態、印
加電圧が−VON（−VON＜V2）で高透過状態である。Ｌは
印字１ドットの感光ドラム回転方向の長さに対応するも
ので85μｍである。
Ｘは感光ドラム表面の座標軸で、感光ドラムの回転方
向と逆方向を正方向とした。18は０ｔＴ間シャッタ
画素Ａに電圧VOFFを印加した場合である。低透過状態で
あるので感光ドラム表面の光強度は非常に小さいので表
面電荷量が多い。
向と逆方向を正方向とした。18は０ｔＴ間シャッタ
画素Ａに電圧VOFFを印加した場合である。低透過状態で
あるので感光ドラム表面の光強度は非常に小さいので表
面電荷量が多い。
本実施例では表面電荷量が多い場所にトナーが付着す
る正規現像を用いた。従って24の点線で示す範囲、すな
わち印字１画素が全部黒となる。
る正規現像を用いた。従って24の点線で示す範囲、すな
わち印字１画素が全部黒となる。
19は０ｔT/10間（期間30）シャッタ画素Ａに電圧
VONを印加して高透過状態にし、T/10ｔＴ（期間3
1）はVOFFを印加して低透過状態にする。
VONを印加して高透過状態にし、T/10ｔＴ（期間3
1）はVOFFを印加して低透過状態にする。
感光ドラム表面の光強度分布は25に示すように、距離
L/10の点に最大値IMをもつ三角形である。IM/2以下の光
強度領域にトナーが付着するようプロセス調整を行なっ
たので、25の点線で示す範囲、すなわち印字１画素の9/
10の領域が黒となり1/10は白である。23は０ｔＴ間
シャッタ画素Ａに電圧VONを印加して高透過状態にす
る。
L/10の点に最大値IMをもつ三角形である。IM/2以下の光
強度領域にトナーが付着するようプロセス調整を行なっ
たので、25の点線で示す範囲、すなわち印字１画素の9/
10の領域が黒となり1/10は白である。23は０ｔＴ間
シャッタ画素Ａに電圧VONを印加して高透過状態にす
る。
29に示すように印字１画素すべての範囲で光強度はIM
/2より大きいので、トナーは付着せず、印字１画素が全
部白となる。VON印加時間がT/10〜Ｔの範囲で長くなる
に従って、20〜22、26〜28に示すように印字１画素中の
白領域の長さが増大する。
/2より大きいので、トナーは付着せず、印字１画素が全
部白となる。VON印加時間がT/10〜Ｔの範囲で長くなる
に従って、20〜22、26〜28に示すように印字１画素中の
白領域の長さが増大する。
以上説明したように、本発明は中間調印字が可能で低
価格、小型、組み立て精度許容値大、信頼性の高い液晶
プリンタを提供する。
価格、小型、組み立て精度許容値大、信頼性の高い液晶
プリンタを提供する。
第１図は本発明の実施例の液晶プリンタの構成を示す説
明図、第２図は強誘電性液晶の配列変化を示す説明図、
第３図は強誘電性液晶セルの電気光学特性図、第４図は
本発明の実施例の共通電極と信号電極およびシャッタ画
素の配置を示すパターン図、第５図はシャッタ画素の印
加電圧波形と感光ドラム表面での光強度分布の対応関係
を示す説明図である。 10……感光体、 11……液晶シャッタ、 101……感光ドラムの回転方向、 30……画素の光透過率が高い期間、 31……画素の光透過率が低い期間、 Ａ……液晶シャッタの画素。
明図、第２図は強誘電性液晶の配列変化を示す説明図、
第３図は強誘電性液晶セルの電気光学特性図、第４図は
本発明の実施例の共通電極と信号電極およびシャッタ画
素の配置を示すパターン図、第５図はシャッタ画素の印
加電圧波形と感光ドラム表面での光強度分布の対応関係
を示す説明図である。 10……感光体、 11……液晶シャッタ、 101……感光ドラムの回転方向、 30……画素の光透過率が高い期間、 31……画素の光透過率が低い期間、 Ａ……液晶シャッタの画素。
Claims (1)
- 【請求項１】帯電された感光体の表面に、液晶光シャッ
タの画素に電圧を印加して、光透過率を制御することで
強度変調された光を照射して、ほぼ一定のピッチの印字
ドットの集合として静電潜像を形成し、静電潜像を現像
して形成したトナー像を印字用紙に転写、定着して印字
を行なう液晶プリンタにおいて、前記画素の感光体の移
動方向の長さを、前記一定のピッチの長さより短かく
し、前記画素の光透過率が高い期間と光透過率が低い期
間の時間比を変化することで印字ドットの感光体の移動
方向の長さを変化させることを特徴とする液晶プリン
タ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62010867A JP2536859B2 (ja) | 1987-01-20 | 1987-01-20 | 液晶プリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62010867A JP2536859B2 (ja) | 1987-01-20 | 1987-01-20 | 液晶プリンタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63179319A JPS63179319A (ja) | 1988-07-23 |
| JP2536859B2 true JP2536859B2 (ja) | 1996-09-25 |
Family
ID=11762296
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62010867A Expired - Fee Related JP2536859B2 (ja) | 1987-01-20 | 1987-01-20 | 液晶プリンタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2536859B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6917462B2 (en) | 2003-02-24 | 2005-07-12 | Eastman Kodak Company | Method and apparatus for translating a spatial light modulator to provide dithering |
-
1987
- 1987-01-20 JP JP62010867A patent/JP2536859B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6917462B2 (en) | 2003-02-24 | 2005-07-12 | Eastman Kodak Company | Method and apparatus for translating a spatial light modulator to provide dithering |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63179319A (ja) | 1988-07-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |